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早稲田大学対策

【25年入試】早稲田で受かりやすい穴場学部|早稲田専門塾が解説

早稲田大学で受かりやすい学部学科は?

こんにちは。早慶専門塾HIRO ACADEMIAの小野です。

本ブログ記事では、早稲田専門塾として、

どの学部が入りやすいのか、受かりやすいのか?

学部、学科、科目ごとにみていきます。

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早稲田大学で受かりやすい学部学科一覧

下記4点にて早稲田大学における受かりやすい大学を決めていきました。

  1. 合格最低点
  2. 倍率
  3. 問題の取り組みやすさ
  4. 同じ日の日程の大学のレベル
人間科学部、社会科学部については25年度より方式変更のため別途分析します。
※本記事では、早稲田理工学部、併願可能性が少ないため一覧の表から外しました。
4位 人科 ★★ 慶(環)、東理(経営) 10位 社学 86 66% 9.8 9.8 ★★
順位 名称 合格最低点 倍率 問題難度 競合
24 23 22 平均 24 23 22 平均
🥇
1位
スポ科 2.8 2.5 2.7 2.67
🥈
2位
政経 150 2.7 2.3 2.2 2.3 ★★
🥉
3位
国教 150.7 142.8 151.1 150 3.2 2.7 3.3 3.2 ★★ 慶(経)
4位 教育 ★★ 青(経済)
5位 89.5 90.25 89.9 89.5 4.6 5.3 4.8 4.3 ★★★ 中(経済)、青(経営)
6位 商(数学) 109 109 109 109 5.8 5.2 6.2 6.0 ★★★
7位 130.4 129.8 131.9 130.4 7.1 7.0 7.7 6.8 ★★★ 明治(国経)
8位 文化構想 *134 131 131 132 8.5 8.8 8.4 8.5 ★★ なし
9位 商(歴・公) 130 130 130 130 9.3 9.7 11.0 9.5 ★★★
順位 名称 合格最低点 倍率 問題難度 競合
24 平均 24 平均
1位 スポ科 2.8 2.67
2位 政経 150 2.7 2.3 ★★
3位 国教 150.7 150 3.2 3.2 ★★ 慶(経)
4位 教育 ★★ 青(経済)
5位 89.5 89.5 4.6 4.3 ★★★ 中(経済)、青(経営)
6位 商(数学) 109 109 5.8 6.0 ★★★
7位 130.4 130.4 7.1 6.8 ★★★ 明治(国経)
8位 文化構想 *134 132 8.5 8.5 ★★ なし
9位 商(歴・公) 130 130 9.3 9.5 ★★★

早稲田への受かりやすさで見るべき点:合格最低点

合格最低点をみることで、どのくらいの点数を取ったら良いのかの目安を見ることができます。

もちろん、あくまで目安であって、、
その点数を取れば受かると言うわけではないので注意です。

ここがポイント!

過去問をしている際にただその点数が取れた!と満足してはいけません。
あくまで合格最低点は最低点です。
確実に合格を目指すのであれば+5~10点取れるように普段から勉強しておきましょう。早稲田大学はどの科目も大きな特徴があるため、
対策が命です。
対策せずに合格は難しいので、
闇雲に過去問を行なっておしまいにせずに、、
できるまでどのようにしたらできるのかを徹底的に考え抜きましょう。
注意点

早稲田大学で合格する力をつけるためには、
どの学部学科でも国語力が根幹にあることを前提で、英語、古文が重要になってきます。

早稲田大学においては、

現代文における基礎読解力、思考力が非常に重要になってきます。

もちろん、このような力は他大学においても重要ですが、、

早稲田大学においては、国語(特に現代文)の難しさが他大学の比ではなく、

ここが読み解けるかどうかが、

早稲田大学合格の鍵を握ります。

もし読解力がないな・・ということであれば、

数年単位で対策を考えて、実力をつける必要が出てきます。

対策対策と述べてきましたが、
最も重要なのは基礎学力です。
英語の基礎学力を鍛えることなくして、対策をおこなってしまっても意味がありません。

どの模試であっても、
偏差値65を超えるまでは基礎学力が足りません。

英語の基礎学力とはどのようなことを指すのか、
具体的に英語の勉強法はこちらの記事で記載しています。

早稲田への受かりやすさで見るべき点:倍率

倍率も受かりやすさを決める大きなポイントになります。

受験者層に変化はないため例年、そこまで上下はありません。

早稲田への受かりやすさで見るべき点:問題への取り組みやすさ

問題への取り組みやすさも、受かりやすさを考える上では、重要です。

今回の星の設定としては、

学部特殊性の高い問題ほど星を多く設定しました。

星が高いほど難しいと言うよりは、どれだけ対策が必要か!
と捉えてください。

星が低いほど一般的な問題が多く対策を

そこまでしなくても合格する可能性が高いです。

早稲田への受かりやすさで見るべき点:競合=同じ日程の大学

早稲田は他の大学とかぶっても早稲田を受ける場合が多いですが、、

滑り止めなどのことを考えて、

同じ日程でどこの学部、学科があるのかを踏まえるとうけない場合があります。

また、慶應と被った場合、受験生が慶應の方に流れる場合もあります。

そのため念のため、考慮に入れておきます。

続いて、上記の表に記載した情報を学部をみていきます。

早慶に合格するのにどれくらいの時間がかかるのかについては、下記記事をご覧ください。

bannaer

早稲田大学で受かりやすい学部学科1位 スポーツ科学部

スポ科のメリット
  • 共通試験主体で対策しやすいこと
スポ科のデメリット
  • 小論文対策が必要!

早稲田の中で1番入りやすい学部学科は、スポーツ科学部となります。

入試で使用する科目が、ほとんどが共通試験だけとなっているため、

試験対策という意味では、

共通試験の対策をしておけば、問題ありません。

そういう意味合いにおいては、

基礎的な学力を身につけるのが最優先になるでしょう。

ここに注意!

スポーツ科学部に合格したいのであれば、

小論文の対策が必須となります。

スポーツ科学部の小論文は、絞った対策が必要になりますし、

スポーツ科学部の受験生の多くが小論文を書いたことがない・・ということがほとんどです。

文章を書くのが苦手・・・という人は、

早めの対策を考えるようにしてください。

早稲田大学で受かりやすい学部学科2位 政治経済

政治経済のメリット
  • 共通試験主体のため対策しやすい
政治経済のデメリット
  • 記述力が必要で、過去問があまりないこと
  • 求められているレベルは高いです

以前は早稲田の看板学部でしたが、

受験形式を変更したことにより倍率が3倍ほどになり、

どちらかといえば入りやすい学部になっています。

この傾向はまだまだ入試傾向が安定しないであろう今後5年は続くと考えられます。

数学を受ける受験生があまりいないのと、

過去問がないのにわざわざ対策を考えてまで・・・と受ける生徒が、

減っているのが現状です。

政治経済学部はAOの方にも力を入れているので、

そちらに舵を切っていくのかもしれません。

ここに注意!

簡単になったとはいえ、共通試験で8.5割~9割程度は取れる学力と、

英語・国語力での記述力が必要になってくるでしょう。

早稲田政治経済の対策についてはこちらの記事をご覧ください。

早稲田大学で受かりやすい学部学科3位 国際教養学部

国際教養のメリット
  • 倍率が低めで狙い目
  • 共通試験主体
国際教養のデメリット
  • 英語ライティングが難関で対策に時間がかかる

3位に入ったのが早稲田国際教養学部です。

英語が難しい・・と有名な国際教養学部ですが、、

倍率は3倍程度で早稲田の中では、非常に低いです。

ただ、受けるための前提条件はやや高めです。

共通テストで9割近い点数が取れるようになるのは必要

追加で、英検(準一級以上)または外部試験(IELTS TOEFLなど)が必要になります。

入試問題自体は、読解問題は早稲田国教の受験者層を考えると、

英語が得意な生徒であれば、

十分満点近くの点数が取れるレベルです。

ライティングが他大学よりも明らかにレベルが高いので、

苦労する生徒が多いでしょう。

英語が難しい・・・と避ける生徒が多いのですが、
ある程度の基礎学力があるのであれば、
狙い目の学部と言えるでしょう。

ここに注意!

合否の決め手はなんと言っても、英語ライティングの出来にかかっています。

英検など外部試験を受験するのに目がいきがちなのですが、、

ライティングセクションは対策をしてないと、

差がつく部分なので添削を受けるなどして時間内に記述ができるようにしておきましょう。

早稲田国教の対策ついてはこちらの記事をご覧ください。

早稲田大学で受かりやすい学部学科4位 教育学部

教育学部のデメリット
  • 英語のレベルがかなり高いが、まだ過去問が少ない

教育学部というと、入るのが簡単!というイメージを持たれる方も多いかもしれません。

ですが、実際入学するとなると、早稲田の中でも難しい部類に入るでしょう。

ここがポイント!

2022年より英語の問題に大きな変更がありました。

次年度以降はまだどうなるか不明ですが、

取り組みやすかったそれまでと比べると超長文になりましたので、

避ける受験生が増える可能性が大きくあるでしょう。

 

早稲田大学で受かりやすい学部学科5位 法学部

法のメリット
  • 倍率がそれほど高くない
  • 問題形式は安定
法のデメリット
  • 要約する力、記述力が必要

早稲田の中でも最難関学部の一つである法学部です。

ですが、早稲田の中でも倍率は低めです。

合格ができるかどうかは、

150字程度の要約に国語に時間を回せるかどうかがポイントになるでしょう。

そもそもの読解力があるかどうか、

また、その対策に時間が回せるかどうかが大きな鍵を握ってきます。

受験を考えている人は、早い段階で読解力を根本から鍛え直していく必要があるでしょう。

ここがポイント!

どの科目も記述問題があるので、記述力がポイントになります。

記述がある・・と考えると、難しいということで逃げがちですが、

きちんと対策を行うと実は安定してくる部分なので、

早めの対策をしていくことが、考えられます。

早稲田大学で受かりやすい学部学科6位 商学部(数学方式)

近年新しく創設された早稲田商学部の数学形式で受験ができる形式です。

早稲田商学部の数学はものすごく難しいです。

60点中で平均点が一桁のこともあるというなかなかの部類の学部です。

数学が得意ならぜひ望んでみると良いでしょう。

早稲田大学で受かりやすい学部学科7、8位 文学部、文化構想学部

文学部と文化構想学部は問題形式が似ているのでセットでお伝えしていきます。

英語は、同じ出題形式ですが、、

国語の出題のされ方が大きく異なっています。

文学部を受ける場合は、古文、現代文が合皮の鍵を握っていると、

言っても鍵ではありません。

そもそもこの学部を受ける人は国語が得意な生徒が受けるので、

国語が苦手・・・という人は標準化の影響も受けて

点数が大きく下がってしまうので、別の学部を目指した方が良いでしょう。。。

もしそれでもどうしても受けたい!という場合は、

早めの対策をした方が良いです。

早稲田大学で受かりやすい学部学科最下位 商学部(歴史公民)

問題の難易度としては、早稲田の中ではそこまで高い方ではないのですが、、

商学部という社会で役立ちそうな実学的なイメージと

日程の関係から、現在唯一早稲田で10倍を超える倍率となっています。

倍率10倍を超えてくると、、1点,2点で合格が分かれてしまいます。

とはいえ、問題自体は基礎的な問題も多いので、

基礎の徹底をしていただくことで現役生であっても合格することは可能です。

社学、人間科学はどうなる?

2025年度より共通テストが導入されて、予想が難しくなるこの2学部ですが、

共通テストが大きく変わる年なので、

出来によっては意外と入りやすくなる可能性はあります。

とはいえ、どんな入試問題でも共通テストで8割5分は取れるようにしていけるようにしてください。

結局、、早稲田を受けるにはどの学部が良いの?

順位としては、

スポ科→政経→国教→法→教育→商(数学)→文・文化構想→商(地歴公民)

という順番になるでしょう。

問題のレベル等を考慮して、
入りやすさはこのようになるでしょう。

もちろん、
入りやすい=簡単に入れるという意味ではありません

最初の段階でも述べていますが、
絶対的な基礎学力は必要不可欠です。
基礎学力がまだまだないな・・・という人で、どうしても早稲田大学に入りたい!という人は、
とにかくまずは基礎学力をつけることを意識してください。

早稲田に受かるには結局どうしたら良いのか?

早稲田に受かるためには、
文系、理系に関わらず英語をできるようにするのが最優先事項です。

下記各学部ごとの、一般入試における配点と英語の配点割合を見てください。

学部 全体の配点 英語の配点 英語の割合
政治経済学部 200 85 42.5%
法学部 150 60 40%
教育学部* 150 50 33.3%
商学部 200 80 40%
国際教養学部 200 100 50%
文化構想学部 200 75 37.5%
文学部 200 75 37.5%
理工学部 360 120 33.3%
注意点

*教育学部は学科によって配点が異なるので詳しくは自身の志望学科を見てください。

どこの学部も英語の配点が高く、早稲田大学全体だと約38%となります。
早稲田大学の英語はどの学部も非常に難しく、そう簡単には対策は終わりません。

学力にもよりますが、1年単位での対策が必要になってくる場合も多々あります。

チェック

当塾では、英語が全然できない基礎レベルから早稲田レベルまで、何をどのように勉強したら良いのか指導をしていきます。もちろん、他の科目についても対策をしています。お気軽にご相談ください。

絶対に早稲田に合格したいなら英語を強化しよう!

絶対に早稲田大学に合格したい!という強い意志を持っているのであれば、下記をペースメーカー、目標にすると良いでしょう。

  • 高校1年→英検2級
  • 高校2年→英検準1級
  • 高校3年→英検1級単語

英語をどのように勉強したら良いのかわからない、参考書はどのような教材を使えば良いのか???という人は下記をご覧ください。

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詳細はこちらの記事で紹介しています。

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小野 和久

高校時代の成績は、偏差値30いかない程度。その状態から、皆に合わせて予備校に行くもうまくいかず、浪人。浪人生活の中で独学で勉強法を編み出して早慶ダブル合格を果たし、慶應義塾大学経済学部に進学。その後、留学せずに英検1級、TOEIC990点、国連英検特A級を習得。 また、在学中に慶應早稲田専門の本塾を起業し、数々の偏差値30からの生徒を合格に導きました。当塾での合格の秘訣は、「考えて勉強をすること」です。 このような自身の経験から考えて勉強することの重要性を認識し、考えて勉強することで勉強を効率化してどんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供しています。早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA塾長。