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早稲田大学法学部【日本史】完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

早稲田大学法学部日本史の対策・勉強法

法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
本記事では、早稲田大学法学部日本史の具体的な出題傾向と特徴を解説し、合格に向けた対策のポイントをお伝えします。法学部日本史の試験は、過去問から傾向をつかむことが合否を分けるカギとなります。そこで本記事では、過去問を例に出題範囲や問題の特徴を詳しく分析しています。

また、法学部日本史の対策として、教材の選び方から勉強の進め方まで、具体的なアドバイスを提供しています。

早稲田大学法学部を目指す受験生にとって、日本史の対策は大きな関門です。ぜひ本記事を参考に、戦略的な学習を進めてください。きっと法学部合格を勝ち取る実力が身につくはずです。

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早稲田大学法学部の日本史の傾向

全体概観:配点70点 時間60分
大問4題。解答形式はマークシートと記述形式。

解答数は40個ほどなので、問題数の割には制限時間が短いです。どれも基本的な問題なので確実に正答を選択していきましょう。
ただし、2つ選択する問題や漢字◯文字で答えるなど、答えづらい問題も存在します。気をつけてください。
中には非常に細かい知識も問われているがそのような問題は全体の正答率も低いので、テスト中は解けなくても気にせずに先に進むことも必要。

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早稲田大学法学部日本史の特徴

早稲田大学法学部の日本史は、日本トップクラスの難関大学ならではの高い難易度が特徴です。
法学部ならではの法制史的な視点からの出題も多く、細かな知識だけでなく、重要な事項についての深い理解が求められます。
出題範囲は原始時代から現代までと幅広く、以下のような特徴があります。

  • 原始・古代 – 成立過程や内容の理解が求められる律令制度が重要
  • 中世 – 武家社会の法制度に関する事項が重点的に出題される
  • 近世 – 幕藩体制下の法制度、統治機構に関する知識が必要
  • 近現代 – 憲法・法律と政治・社会状況との関係が問われる

法学部の日本史では、各時代から均等に出題されるため、原始時代から現代までの通史をしっかり押さえる必要があります。
特に法制・政治に関する事項は重点的に学習する必要があります。
また、未見の史料を用いた難解な資料問題がよく出題されるのも法学部の特徴です。資料から時代背景を推測し、設問に正確に答えられる練習が欠かせません。

早稲田大学法学部日本史への取り組み

  1. 教科書レベルのマスター
  2. 一問一答
  3. 過去問などのアウトプット用教材で演習

法学部日本史で合格点を取るためには、まず教科書などのインプット教材を完全にマスターするところから始めましょう。
教科書の通読は2~3回は必要で、注釈までしっかり読みこんで知識を整理することが大切です。
原始時代から順に、各時代の基本的事項を手帳やノートにまとめておくと理解が深まります。

苦手な人は教科書は難しいから、石川先生の実況中継などを使うと良いですよ。

次に、一問一答形式の参考書で、基本的な用語や法制・政治に関する事項をしっかり暗記していきます。
単語だけでなく、簡単な内容も合わせて記憶することがポイントです。

一問一答の効果的な使い方はこちらの記事で説明しています。

その上で、過去問題集や未知の史料を用いた参考書の演習で、さらに詳細な知識を蓄えていきます。

日本史全体の勉強法についてはこちらをどうぞ

難解な史料問題には、同じ形式の過去問題を繰り返し演習するのが効果的です。
入試直前は、過去10年程度の過去問題を時間内に解き切れるよう臨戦態勢を整えましょう。

問題の傾向を掴み、合格ラインまで実力を高めることが大切です。

早大法学部日本史対策1:資料問題

法学部日本史の特徴の一つが資料問題の多さです。未知の史料から時代背景を推測し、的確に回答する力が必要となります。
対策としては、まず過去の入試問題の資料問題を繰り返し解くことが重要です。同じ人物の日記を用いた問題が定番なので、そうした傾向に慣れておきましょう。
次に、普段の学習でも史料を読む機会を意識的に設けるのがおすすめ。史料から論理的に内容を読み取る訓練を積むことがポイントです。
具体的には、教科書や参考書に掲載されている史料を丁寧に読み、内容と時代背景を関連付けて考えるトレーニングを心がけましょう。

早稲田大学法学部では資料問題が例年必ず出題されています。そのため、資料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。
ただ、ここで注意しておきたいのが、資料問題のタイプです。資料問題には”有名資料”と”未見資料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。

有名史料問題とは?

“有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。
ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。

未見史料問題とは?

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“未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。ですから、史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。近年は個人の日記や自伝からの引用が続いており、知識があることは当然として、知識同士のつながり・歴史の理解が必要な出題となっている。

過去問から理解する

1つ例を見てみましょう。早稲田大学 法学部 2016年 日本史 大問Ⅲ 問6です。
史料は吉野作造の日記でした。
赤松・松岡・Aの三君連れ立って来訪、社会民衆党の事で相談に来る。大阪の会へは出張固辞す。西尾くんには事情を書いてやる。来るべき総選挙の立候補は・・・
問6 空欄Aの人物は第二次世界大戦後、首相となった。その人名を漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
これだけだと漠然としているように感じますが、

「社会民衆党」でわかるでしょうか?これは、名称からして無産政党のことだなとわかれば、戦後首相をやった中で社会党の人物を選べばいいことになります。正解は片山哲ですね。ちなみに、史料中の「来るべき総選挙」とは初めての普通選挙でおこなわれた1928年の総選挙のことです。社会民衆党も8名の当選者を出しています。

早稲田法日本史対策に向けた資料問題トレーニング方法

  1. 過去問の資料問題を繰り返し解く
  2. 普段から史料を読む訓練を意識する
  3. 史料からの推論力を高める

1,過去問の資料問題を繰り返し解く

同一人物の日記を用いた問題が定番なので傾向を掴む
出題範囲は主に江戸時代から明治維新前後が中心
時代背景から人物を推測し、設問に解答する力を鍛える例)2022年度の日記史料出題 大津事件関連

2,普段から史料を読む訓練を意識する

教科書や参考書の史料も丁寧に読み、内容を論理的に読み取る
時代背景との関係性や、そこから読み取れる事項に注意する
例)教科書掲載の幕末の藩論を活用

3,史料からの推論力を高める

史料からは直接書かれていない事柄を論理的に推論する技術が必要
社会状況との関連から、史料が意味するところを深く考える訓練が大切
例)史料から推測できる人物像や出来事の意味など

このように過去問と実際の史料を用いたトレーニングを積み重ねることで、資料力が確実に向上します。

早大法学部日本史対策2:現代史対策

法学部の日本史では、他の時代に比べて現代史の出題が多いのが特徴です。大正デモクラシーから戦後日本に至る内容は、社会状況と法制度の関連も重要視されます。

●大正デモクラシー
政党内閣制度の確立、普通選挙法の制定など民主化が進む
国民の政治参加が活発化し、労働運動も高まる
この時期の社会情勢と治安維持法の関係が問われることが多い

●昭和戦前期の政党政治
軍部の台頭で政党政治が制約され、国家主義・軍国主義が強まる
治安維持法による言論統制、翼賛体制への移行が重要ポイント

●敗戦と日本国憲法の制定
GHQによる民主化政策で日本国憲法が制定される
象徴天皇制、基本的人権の尊重、議院内閣制などその内容を理解する

●高度経済成長と安定成長
高度経済成長で所得水準が向上する一方、公害問題も深刻化する
オイルショックで成長は減速、その後の安定成長期の特徴を押さえる

●バブル崩壊と長期不況
1985年のプラザ合意を機にバブルが発生、1990年代に崩壊へ
バブル崩壊後はデフレーションと長期にわたる経済の低迷期に
など現代史では、法と社会の関係性を意識し、各時代の社会情勢を理解することが重要です。過去問を通じて傾向を掴み、知識を整理していきましょう。

早稲田大学 法学部日本史で使える参考書

早稲田法学部日本史対策におすすめの参考書は以下の通りです。

  • 石川の実況中継
  • 【アウトプット用】日本史一問一答
  • 【アウトプット用】日本史史料一問一答
  • 【アウトプット用】実力をつける日本史100題/ヒストリア日本史

【石川日本史の実況中継】
通史の基礎固めに最適な教材です。
詳細な解説で歴史の流れを系統的に押さえられます。
通読を2~3回繰り返し、ノートに要点をまとめて理解を深めましょう。

石川の実況中継の具体的な使い方はこちらに記載しています

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