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商学部

慶應義塾大学商学部【英語】|2019年入試の傾向と対策と効率的な勉強法について

2019.01.15

<この記事は2019年1月15日(火)に更新されました>

慶應義塾大学商学部

このブログでは、慶應義塾大学商学部の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!


全体概観

商学部では、英語重視で独特な問題の多い慶應義塾大学の中では珍しく標準的な問題が出題されます。一問一問の文章が短いので勉強がある程度進んできた段階で問題に着手することができます。

一問一問の慶應義塾大学のその他の学部と比べると高くはありません。
ただし、問題の量が例年大問7,8まであるので処理速度を上げていかなければ対応ができません。

配点

A方式
外国語:200/400点 時間90分
数学:100/400点
地歴:100/400点

B方式
外国語:200/400点 時間90分
論文テスト:100/400点
地歴:100/400点

問題の読解の仕方、それぞれの問題の対策について

ここからは、長文問題の読解、それぞれの問題に対しての対策をお伝えいたします。

大問1,2,3|長文問題

時間配分は、1題約500語(目標解答速度3つで54分)

慶應商学部の問題はとにかく時間との戦いになってきます。
もちろん、速読=闇雲に抽出して読んでいくというわけではありません。
筆者の主張に合わせて緩急をつけて読んでいくことが必要です。

読解時に具体⇔抽象の関係を常に頭にいれて
「今この部分は筆者の論理の中ではどこに当てはまるのか?」を確認しておきましょう。

この理解が素早く早くできる=具体的な部分を飛ばして読んでも文章の論理を追うことができるので、速読が可能となっていきます。

空欄補充問題

空欄補充問題を解くポイントは、

空欄部分が文章内の他の部分で
どのようにいいかえがなされているかを発見できるかどうかにかかっています。

文章は1パラグラフ内で1つだけしか言いたいことはありません。
ということは、空欄部分もパラグラフ内の他の部分で違う言葉で言い換えられていることがわかります。
この言い換えに気づくことができるかどうかがポイントです。

文章を構文や単語レベルで読むのではなくて、論理的に読む練習をどれだけ積んできたかが空欄補充のポイントになります。

当塾では論理的に文章を読む練習をしていくので、
こうした空欄補充が苦手になるということがありません。

タイトル問題

まずこのタイトルではどのようなことを見抜く必要があるでしょうか?
それは、パラグラフ毎の筆者の主張を見抜いて、それがすなわちどういうことをいっているかを見抜く訓練が必要です。
部分の内容ではなくて、文章全体に貫かれる筆者の主張がどのようなものなのかを理解できる能力が求められています。

内容一致問題

長文問題の出題形式では最もシンプルな形式です。
選択肢を見て本文で言及されていたかそうでないかを確認するというだけです。

この問題の解答のポイントは、選択肢と長文内でのそのいいかえにきづくことができるかということです。

多くの正誤問題は長文の内容をそのままの形で選択肢にでてきません。
名詞構文に変えてみたり、動詞、因果関係、主語を変えてみたり、さまざまな表現でパラフレーズ(いいかえ)を行なっています。
このパラフレーズに気づくための語彙力をつけているかどうかが早慶合格には必須。

過去の商学部のテーマ一覧

2018年「技術革新と豊かさ」「「労働形態の変化と 職場の人間関係」「循環型経済と持続 可能社会」
2017年「中国の Alibaba」「SNS とコミニュケ ーション」「綿産業の歴史」
2016年「休暇の過ごし方」「脳にまつわる誤解」「社会的持続可能性」
2015年「労働時間短縮と 創出される余暇」「環境問題と消費行動」「トリクルダウンと VS トリクルアップ」
2014年「ソーシャルネットワーク今昔」「ネットショッピングと幸福感」「経済指標だけでは見えないもの」
2013年「企業の問題解決プロセス」 「「米国とインドの社会変化」「「米国における社会的地位と収入」 」
2012年「オーストラリアの二酸化炭素対策」 「欧米の自動車規制」「道徳的価値観」
2011年「テレビ・ゲームの効用」「タイの風習」「環境問題と企業努力」
2010年「ビジネス界のcreativity」「「アジアの社会保障制度」「多様性の有益生」「新聞への投書記事」
2009年「人間の危機意識の起源」「ベンチャービジネス」「インドの意外な携帯電話事情」「中国旅紀行」

長文のテーマはビジネス、経済関連の話題が多いですね。
SNSなどベンチャービジネスなど最新のワードがでてきているので、こうした話題に疎い人は過去問で演習を積むのと同時に過去問にでてきた重要な概念をまとめておく必要があります。
普段からTech系の記事を読んだり、海外の新聞を読んでいるとこうした文章を読むのが速くなるでしょう。

▶IT系海外メディア

せっかくスマートフォンを使っているのであれば、海外の記事を読んでみましょう。早慶の文章は新聞記事から出題されることも多いので、読んでおくことで同じような記事に出くわすことは高いです。特に慶應商学部は問題自体は難しくないですが、問題文が多いのでいかに普段から長文に読み慣れているかどうかというのが合否を決めています。ぜひ読んでみてください。

Techcrunch

全世界でトップ500に入る巨大メディアです。多岐に渡るジャンルを扱っているにも関わらず、非常に見やすいデザインで、自分が読みたい記事を探しやすいのも好印象です。日本語版もあるので読み比べても面白いかと思います。 https://techcrunch.com/

Mashable

Mashableはスタートしたソーシャルメディアや、ガジェット、アプリ、さらにエンターテイメントなどのニュースを配信するメディアで2005年に創設されました。social medhia 、Techというカテゴリがあるのでコツコツと読んでおくと良いでしょう。http://mashable.com/

空欄補充問題

目標解答時間 7分

100語程度の長文を読んで、その空欄にあてはまる単語を選択肢から選ぶ問題です。問題数は7問ほどです。
上記の空欄補充の解き方にもある通り、1パラグラフ1メッセージ原則がわかっていれば容易に解ける問題です。
自分の知っている表現にすることを目的にするのではなくて、文章上の論理から何を言っているのか?、本文内で空欄部といいかえられている部分はどこか?を厳密に考えて解いてください。

文法問題

時間配分は目標解答時間 10分

標準的な文法問題です。
基本的な語彙と文構造が見破れるかどうかを見ています。早慶に合格するのであれば全問正解することが望まれます。

語形変化問題

名詞への語形変化

目標解答時間 6分

150字程度の文章を読んで動詞を名詞化し、空欄に適切な語彙を入れる問題です。普段から多義語を意識して覚えておく必要があります。
動詞を名詞化した物を覚える際には、接頭辞の知識が役に立つので興味のある人は調べてみてください。

接頭辞とは?

generation の -ation, beautiful, wonderful の -ful のように,単語の末尾の,単語の一部分。

名詞化されるということ以外は普通の空欄補充と解き方は変わりません。
ただし、記述形式となるので気をつけてください。

動詞の語形変化問題

目標解答時間 6分

150字程度の文章を読んで動詞を変化させて、空欄に適切な形で入れる問題です。大問7と問題形式は同じですが大問7では名詞に変更することが目的であったのに対して、大問8ではなんでも良いので形を変えるという問題になっています。
文章構造を素早く見ぬき、どんな品詞が入るのかを考えて選択肢の形を変えていく必要があります。

短文要旨選択問題

12年から16年まで出題されていた問題です。
ここ2年は出題されていませんが、対策をしておく必要があるでしょう。

目標解答時間 10分  1題3分ほど

この問題は筆者の主張が読めているかどうかを確認するための問題です。

対策としては、
普段から文章を読みながら要約を書き文章内で筆者の主張は何なのか?ということに重きをおいて読解を進めていくことが肝心です。

要旨=本文内で言及されていることと同じではないことに注意してください。
本文内の枝葉、すなわち具体例部分や例外事項の部分で説明されていることは要旨には含まれません。
どの文章が、筆者の主張になるのか?というのは一日二日で身につくものではありません。
早期から要約で要旨を把握する訓練をつけておくことをおすすめします。

動画解説! 慶應義塾大学商学部の長文を論理的に読む

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自身の勉強時の体験や社会人になってからの経験を元にいかにして、"考える"ことができる人材を作ることができるのかを日々考えています。また一方で、どんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供し、勉強が圧倒的にできるようになっていくという塾を経営しています。