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慶應義塾理工数学対策,勉強法, 過去問,入試頻出分野,合格する考え方とは?

2019.08.30

慶應義塾大学理工学部|数学対策,勉強法を伝授 このブログでは、慶應大学理工学部の数学に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説! 慶應理工の数学の全体概観 理工学部の数学は基本事項の使い方が大

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  • 慶應義塾大学理工学部|数学対策,勉強法を伝授

    このブログでは、慶應大学理工学部の数学に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    [toc]

    慶應理工の数学の全体概観

    理工学部の数学は基本事項の使い方が大切になってきます。教科書に載っている基本事項を十分に活用できるようになる必要があります。
    それに合わせて、いろいろな問題演習を通じて、柔軟な思考力を養う必要もあります。

    数学は才能が要るという人がいますが、才能やセンスの有無が問題になるのは大学や数学オリンピックのメダルくらいで、受験数学において才能は関係なく、しっかりと基礎を固め、演習量を積めば、誰でも解けるようになります。

    基礎を固め、標準問題が解けるようになったからといって、数学の学びを止めず、様々な大学の過去問を解いてみたりと、意欲的に学習するようにしてください。

    出題される大問は5題です。回答の大部分はマークシートで、一部記述式です。記述式の設問では、証明問題が毎年出題されます。全て解き切るのは時間的に厳しいので、問題を解くのに必要な処理量や計算力、難易度を見極める力も重要です。

    慶應理工の数学の出題範囲・頻出分野

    理工学部の数学は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bからの出題で、数学Aからは「場合の数と確率」・「整数の性質」・「図形の性質」、数学Bからは「数列・「ベクトル」が出題範囲となっています。

    頻出分野は微積分で、例年2題以上出題されており、計算量が多いのが特徴です。

    また、微積分以外では、数列・確率・ベクトル・三角関数など数Ⅰ・数A・数Bなどからもまんべんなく出題され、いくつかの単元にわたる融合問題の出題も見られます。

    全体的に数学Ⅲの分野が頻出であり、また空間図形・確率漸化式など試験範囲が出せれているので、全分野の学習について念入りな学習が必要です。

    慶應理工の数学の頻出分野の対策方法について

    ▶微積

    微積は占める比重も大きいので、真っ先に固めたい分野です。
    小問集合ないでも大問でも出題され、難易度はバラバラですが、手がつけられないような難問は出題されないので確実に解きたい分野です。

    最初の敷居は高いですが、パターンが決まっているので一度得意にしてしまえば得点源にしやすいです。

    また2014年度の大問5のように知っていれば、すぐに解くことができる問題も出題されます。

    「x軸、y軸で切り取られる線分の長さが常に1」といわれたら…「アステロイドじゃないか?!」とひらめけるようになれるとよいでしょう。

    このように微積には色々と背景があったり、有名な問題が多いので一通り当たって知識を蓄えておくと有利に働くことが多いです。普段問題を解きっぱなしにするのではなく、深く考察したり、背景を調べてみたりすると数学の勉強が楽しくなると思います。

    ▶場合の数・確率
    慶應では理工、薬、医において、場合の数・確率の出題が盛んです。
    特にn絡み、漸化式の出題が毎年のようになされています。
    高校ではしっかりと扱わないからか苦手意識を持っている人も多いのですが、一度コツを掴んでしまえばスラスラできるようになります。

    具体的にどう考えればいいのかはここでは扱いませんが、理工の場合は医の問題の難易度に慣れておくと本番完答できるでしょう。 また東大の過去問を解くのもおすすめです。

    ▶空間
    2014〜2017と4年連続で空間、立体の問題が大問で出ています。
    ほとんどが四面体絡みで難易度はそこまで高くないものの計算が大変な年もあり、試験場で思ったとおり進まない人も少なくありません。
    立体は「適切な断面で切って、平面で考える」というのが定石なのですが、本学は誘導が丁寧に与えられているため、そこの思考過程は問題ではありません。
    なので基本的に誘導に乗るだけですが、ベクトルと空間座標の基礎は理解しておく必要があります。
    そして計算が大変でも焦らず、地道に計算するクセを普段からつけておくと本番自身を持って解けます。
    空間と書いてあるだけで飛ばす空間アレルギーの方がたまにいますが、本学のレベルなら落とせないので、まずは図を書き、丁寧に考えてみましょう。

    慶應理工の数学を攻略するための日頃の勉強法

    慶應の理工学部に圧勝で合格するためにどのように日頃勉強をしていったら良いのかを勉強をする際のポイントを記載していきます。

    基礎力の強化

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。
    1つ1つの分野、特に頻出範囲である微分・積分は重点的に学習しましょう。
    また、理工学部の数学の問題は計算量が多く、早く正確に解くことが求められます。
    マークシート方式では考え方が正しくても、計算ミスなどで正しい結果が出ない場合は得点ができないので、要領よくミスがないように正解を出せるように日ごろから計算するときも意識する必要があります。

    自身の計算ミスの癖を理解する

    慶應義塾大学理工学部の数学は、計算量が多いため、計算ミスをする可能性があります。
    上記したとおり、日頃から計算ミスをしない工夫をすることは当然ですが、自身がどういう部分で計算ミスが起こるのかを確認しておく必要があるでしょう。

    実際の問題に慣れる

    問題演習に慣れてきたら、実際に過去問に取り組みましょう。この際、本番通りの時間で解くことが大切です。
    数学ではどの分野が何問目に出るかが分からないので、時間を測って問題演習をし、自分が解きやすいと思った問題から解き始めることが重要です。
    大問前半の比較的易しい問題を確実に解答することで、得点を伸ばしていきましょう。
    ただし、時間内に解けなかった問題もその後に問題演習として解くことも大事です。
    時間内に解けなかった問題は必然的に苦手な問題であるため、苦手をつぶす意味でも解けなかった問題の復習をしましょう。
    また理工学部の問題は空所補充の問題が多いので過去問や模擬試験を通じて形式になれることも大切です。

    慶應理工学部の数学過去問解説(随時更新)

    年度 難易度
    2019年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2018年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2017年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2016年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2015年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5

    慶應理工学部の数学で圧勝する人はこう考える!

    実際に問題を見て、問題を解くことができる人はどのように考えているのかを確認してください。
    できない人は上記の法則を利用することができていません。
    実際に過去問を用意して考えてみましょう。

    まず、初級編の2014年度の大問4に取り掛かってみましょう。

    空間で大事な知識をまずチェックして起きましょう!

    ■直線のパラメーター(媒介変数)表示

    \overrightarrow{a} ,\overrightarrow{b} は一次独立のベクトルとする。

    ※一次独立:簡単に言うと\overrightarrow{a} ,\overrightarrow{b} が全く違う方向に向いているということです。

    平面上の点(x)は任意の実数s,tを持ってくると

    \overrightarrow{OX}=s\overrightarrow{a}+t\overrightarrow{b}・・・(*)

    と表せます。

    図1

    (*)をs=1としたときにXは

    \overrightarrow{OX}=\overrightarrow{a}+t\overrightarrow{b}

    =s\overrightarrow{OA}+t\overrightarrow{b}・・・(☆)

    でこれは図2のようにAを通りベクトル\overrightarrow{b} に平行な直線となります。

    図2

    逆にtがすべての実数を取るときに=s \overrightarrow{OX}の集合は直線l全体になります。

    (☆)には図2のAを原点として、OBの長さ( \mid \overrightarrow{b} \mid)を1とする数直線を設定したときの目盛りを表すというイメージがわきます。

    さて、

    としても当てはまりますから(☆)を空間に拡張すると


    図3

    と表せます。(図3)すごく当たり前なのですが、(a,b,c),(p,q,r)が分かっていてどれかの座標成分に決定的な情報があればtを求めることで、直線上の点が分かります。
    平面から空間へ次元が上がると難しく思うかもしれませんが、おこなうことはほとんど変わりません。
    本問はこれさえしっかりおさえておけば解けます。
    空間では図を書くことが肝心なので図をかきながら解いていくことにします。

    (解)

    ◯0 < t ≦ 1のとき

    なので、線分OA上にz=tを満たす点A’が存在する。\overrightarrow{OB} 上の点Xは実数pを用いてでz=3p=tより、\overrightarrow{OB} 上でz座標がtの点B’はと表せる。
    以上を踏まえると、f(t)は図5のようにかけるので、f(t)=\frac{1}{3}t^{2}・・・(ソ)

    図4

    図5

    ◯1<t<3のとき

    で線分OA上にz=tを満たす点が存在しなく、線分AB、AC、OCを共通にもつ。

    直線AB、AC上に点Y、Zは実数q,rを用いて

    ・・・(タ)

    1+2q=t、1+2r=tを満たすときq=r=\frac{t-1}{2}なのでこれを代入して

    ①、②を踏まえるとf(t)は図3のようにかけるので

    f(t)=(t-1+\frac{2}{3}t)\frac{3-t}{2}\frac{1}{2}=\frac{1}{12}(5t-3)(3-t)・・・(チ)

     図6

    以上から

    g(t)=\int_t^1 \frac{1}{3}z^{2} dz +\int_1^t+2 \frac{1}{12}(5z-3)(3-z)dz・・・③

    ■ここで各々積分を実行したくなりますが、それは得策ではありません。
    問題は、あとはg’(x)についてしかきいてませんから、③をそのまま微分すればよいです。

    g(t)=\int_t^1 \frac{1}{3}z^{2} dz +\int_1^t+2 \frac{1}{12}(5z-3)(3-z)dz・・・③

    g^{'}(t)=\frac{1}{3}t^{2}+\frac{1}{12}(5t+7)(1-t)

    =g^{'}(t)=-\frac{1}{12}(9t^{2}+2t-7)・・・(ツ)

    =g^{'}(t)=-\frac{1}{12}(t+1)(9t-7)

    なのでg(t)はt=\frac{7}{9}で最大値をとります。(図7)

    図7


    次は翌年2015年の大問4を取り上げてみます。

    20分を目安に取り組んでみてください。

    問題

    (解)

    (i)六面体OPPP-PPPPは立方体(図8)

    (ii)Pのz座標が正

    (iii)

    (iv)Pがzx平面にある(⇆P3のy座標は0)

    (iv)より とおける。(i)より|\overrightarrow{OP_{3}} |=|\overrightarrow{OP_{1}} |かつ\overrightarrow{OP_{1}}\bullet\overrightarrow{OP_{2}}=0

    a^{2}+b^{2}=45かつ2a+4b=0・・・①

    でaを消去するとb2=9で(ii)よりb=3

    ①に代入してaを求めると・・・(ソ)

    図8

    ◯Pについて

    とおくと、

     \overrightarrow{OP_{4}}\cdot \overrightarrow{OP_{1}}=0かつ \overrightarrow{OP_{4}}\cdot \overrightarrow{OP_{3}}=0かつ \overrightarrow{OP_{4}}=45

    ⇔2p + 5q + 4r = 0かつ-6p + 3r = 0かつp+ q+ r= 45

    ⇔q = -2pかつr = 2pかつp+ q+ r= 45

    q,rを消去してpについて解くとp= \pm \sqrt{5} だがr= \pm \sqrt{5} pなのでp= \sqrt{5}

    である。よって

    ・・・(タ)

    ◯Pについて

    ・・・(チ)

    ◯四角形OQQQと六角形Q1Q2Q3Q7Q4Q5について図示すると図9のようになります。

    (正方形をある面に投射すると平行四辺形になる。正方形は平行四辺形の中の1つ)

    図9

    平行四辺形OQ1Q2Q3=5・6=30・・・(ツ)

    平行四辺形OQ3Q7Q4=2\sqrt{5}\cdot6=12\sqrt{5}

    平行四辺形OQ1Q5Q4=5\sqrt{5}+2\cdot2\sqrt{5}=9\sqrt{5}より

    六角形Q1Q2Q3Q7Q4Q5=30+21\sqrt{5}・・・(テ)

    ◯立方体とz軸の交わりの線分の長さについて

    いまz軸は原点を通るxy平面に垂直な直線であり図9から平行四辺形Q6Q5Q4Q7が原点Oを含むから平面PPPPがz軸と交点を持つ。

    平面PPPP上の点Xは

    \overrightarrow{OX}=\overrightarrow{OP_{4}}+t\overrightarrow{P_{4}P_{7}}+s\overrightarrow{P_{4}P_{5}}(t,sは任意の実数)

    =\overrightarrow{OP_{4}}+t\overrightarrow{OP_{3}}+s\overrightarrow{0P_{1}}

    z軸はx=0,y=0なのでs=\frac{2\sqrt{5}}{5},t=\frac{3\sqrt{5}}{5}で交点の座標はで線分の長さは\frac{9\sqrt{5}}{2}・・・(ト)

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2018年慶應大学経済学部英語|過去問徹底研究 大問1

2019.05.20

<記事内容を2019年5月20日に更新しました> 全体概観:配点200点 時間100分 総評:大問数、設問形式、難易度等、全体的な傾向は昨年と同様でした。 読解問題(Ⅰ~Ⅲ) のテーマは「飲酒年齢」「死刑制度」で、受験でよく出るテーマのため読みきやすかったでしょう。 ただⅢについては、単

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  • <記事内容を2019年5月20日に更新しました>

    全体概観:配点200点 時間100分

    総評:大問数、設問形式、難易度等、全体的な傾向は昨年と同様でした。

    読解問題(Ⅰ~Ⅲ) のテーマは「飲酒年齢」「死刑制度」で、受験でよく出るテーマのため読みきやすかったでしょう。
    ただⅢについては、単語や言い回しが難しいと感じた人もいるのではないでしょうか。
    文章を読んでいて、状況がイメージできるかどうかというのも大事な点になります。
    海外の法律や生活上の仕組みなどをまとめておくのも良いでしょう。

    Ⅳも例年通りの和文英訳になります。この大問が一番取り組みやすいので、いかに時間を使わずに自然な英語を作ることができるかがポイントになります。
    使われている単語のレベル自体は高くないですが、日本語独特の表現を英語にする時に英語らしさを失わないようにするのが肝心です。

    Ⅴは例年通りの自由英作文です。この学部の自由英作文は、読解から引用するという特殊なパターンです。まずは、読解ができているかどうかがポイントになります。
    二項対立をうまく捉えて、英作文に踏まえられるように練習を積んでおきましょう。

    それでは、個別に問題を見ていきましょう。

    大問1

    目標読解時間:20分,英文数:約820Word

    読解の解説

    慶應経済学部の長文問題は基本的に題名が存在しています。この題名からある程度テーマと筆者の主張を把握することが、短時間で問題を解く上で重要になります。

    今回の場合は、“飲酒を開始できる年齢を下げる”という題名になっています。

    ここで気づくべきは、テーマが飲酒の年齢で、それに対しての筆者の意見が開始の年齢を下げるという点です。

    慶應経済の場合は、二項対立の英文が多いです。
    そう考えると、もう一つの英語長文は飲酒を開始できる年齢をそのままにせよという意見になっているのではないか!という推測がここで立てることができるでしょう。
    こうした推測をすることが速く内容を理解する上で重要になってきます。

    つづいて、パラグラフごとの解説に入っていきます。どのような点に注意して読んでいけばよいのかをそれぞれのパラグラフで簡潔に解説していきます。

    1パラグラフ

    今日のアメリカに18歳であれば、法的に車を運転したり、投票したり、結婚できたり、銃を持つことができるが、お酒を飲むことが法的には認められていないと言っています。

    最終文において題名にもあった飲酒を開始できる年齢をさげろ!、社会にある価値観をという筆者の主張が来ています。

    *文法的に注意する点

    1文目の等位接続詞(and)が何と何を結んでいるのかには注意しましょう。andが複数出てきますので、等位接続詞の原則(後ろを見て、前を見る)に沿って、結んでいるものが何かという点は注意して見てください。

    2パラグラフ

    18歳の段階で、大人として許されていることが多くある中、飲酒だけ禁止されているのは一貫性に欠いているというのがこのパラグラフでの言いたいことです。

    *文法的に注意する点

    1文目のDeciding whether or not to 〜の表現のとり方が難しいかもしれませんが、それ以外は特段このパラグラフは文法的に難しい点はありません。

    3パラグラフ

    前パラグラフまでの内容で、いかにして統計的データによって騙されているかの例を出している。2つの例の1つ目の例示です。
    文章を読んでいる際には、序数(First,Secondなど)には注意してください。1番目が来たら、2番目が来ます。また、そうした順番がどういった意味によってまとめられているのかを見る必要もあるでしょう。

    *文法的に注意する点

    1文目の,which非制限用法の関係代名詞,その後に続く過去分詞の分詞構文は複雑な文法になっているので、注意が必要です。ただこうした複雑な場合であっても、対処は難しくありません。
    修飾と非修飾の関係を見抜くこと分詞構文の語が何かという点を一つ一つ考えてみてください。

    4パラグラフ

    3パラグラフで出てきた2つ目の統計データの2つ目です。この2つ目のデータでは、いかに人々が法律から逃れているのかを述べています。
    1920年代と言っているのでわかりやすいですが時制の変化には注意してください。ここでは、過去→現在形という形で時制による対比を作り出しています。

    *文法的に注意する点

    2文目ですが、名詞構文を知らないと解釈するのは難しいでしょう。
    英語には、文章を名詞化する用法があります。ここでも、The existing laws failed to prevent 〜という形に変換することが可能です。
    こうした、名詞構文を解釈する上で大事なのは、単語を覚える際に単語の語形変化まで目を配って覚えることです。fail = failure ということが頭の中にないと、今回の文章もfail toという変換することは難しいでしょう。

    5パラグラフ

    文頭のFurthermoreを見てください。
    この接続詞は、3,4パラグラフの統計データに加えて、また別の例で現行の法律がineffectiveだということを表しますよ!ということです。ここまでの話を更に強める例を出しています。
    すなわち、このパラグラフでは、例示が行われるだけで主張はないという判定を出すことができます。
    その後は、法律で禁止されているのに、飲み過ぎが横行していて、21歳になったときだと飲み慣れていないため、大学生の飲み過ぎの例は多くの場合ひどいことになると伝えています。

    *文法的に注意する点

    be used to 名詞で〜に慣れている。この表現はused to(かつては〜だった) という表現と勘違いしやすいので、注意しましょう。
    attribute A to B で,Aの原因をBと考えるという意味になります。
    因果関係を生む動詞は文章を読む上で非常に大事です。なぜなら、これだけで理由を説明するBecauseや、結果を表すthereforeと同じ意味になるのです。こうした語彙であれば、多くの人が注意している場合が多いですが、動詞の因果関係は見逃しがちです。パラフレーズを見抜くのであれば、確実に覚えておきたい表現でしょう。

    6パラグラフ

    3,4,5パラグラフでは実際の事例を踏まえて、データという側面からみておかしいと述べていますが、6パラグラフでは、人の感情(恐れ)部分から自身の主張にサポートを加えています。

    世の中にある多くの危険なものに対して、危険だと感じる一方で多くの人は責任を持っている。アルコールに対しても人々は責任を持っているため、同様に扱うべきだと言う形で進めています。

    *文法的に注意する点

    時制が途中で途中で現在進行形になっているのは注意すべきでしょう。今まさしく話しているのは、責任能力の話だよ!と注目を集めています。

    7パラグラフ

    これまでのUSAの話から世界で起こっている話をしています。一つの国の話から、他の国の場合ではどうか、という論の流れはよくある展開です。
    このように話の展開を予想するのは、速読にも役立ちます。

    多くの長文を読む際には単語や、熟語といった目に見える部分だけではなく、論理の展開をメモをして、まとめておくと役に立つでしょう。

    *文法的に注意する点

    andの等位接続詞の部分が取りづらいくらいでしょうか。等位接続詞がでたらすぐにルールに則って何と何が等しいのかというのは確認する癖をつけましょう。

    8パラグラフ

    これまでのサポートを踏まえて、もし法律が変わった場合にも問題は起こらないだろうという筆者の考えを示しています。文頭に疑問文がある場合はその疑問に答える形で、話が進んでいきます。

    *文法的に注意する点

    関係代名詞やthatが入り組んでいるので、主語がどこまでなのか、という基本的なことを確実にできるようにしていく必要でしょう。

    設問の考え方

    まず設問を長文問題を考える際に必要なのは、
    (1)文法的に解けるのか、(2)本文から探すのか、(3)本文からの推察が必要なのかという点を分けて考えてみましょう。

    1については、考えてもできないためすぐわからなければ後回しにする癖をつけましょう。
    最悪なのは、考えればできるはず・・と考えて、必要以上に時間をかけてしまうことです。これは英語だけに言えませんが、すべての問題で満点取る必要はありません。

    2については、時間を掛けさえすればできるので、効率的に発見するためにどうしたら良いのかという部分を考える必要があります。当塾では実践の際にどのようにしたらよいのかというテクニックについてもお伝えします。

    3については、一番むずかしい設問のタイプになるでしょう。現状できないのであれば、パラグラフごとに筆者の意見をまとめてみて、添削を受けるというのが良いです。
    推察の問題が必ずしも筆者の意見を見るタイプの問題ではありませんが、多くの場合はこのタイプになりますので、まずはこうした勉強をしていくのがよいです。

    さて、それぞれの設問について話をすすめていきます。

    設問1

    これは、助動詞の問題です。
    空欄の前文、一文目において18歳の子供は法的に様々なことができているということを述べています。その後にButで、USAのどこでもできない一つのことがありますよ!と記載されて、この部分の助動詞を選ぶ問題です。

    ここでまず確認するのは、前文のcan legally という部分です。この部分では、法的に多くのことができますよ!と述べています。続いて、後の文を確認してみてください。私達の法律に変化が必要だ!と述べており、私達の法律に問題があることがわかります。
    上記から、法的にできないと言う意味合いになる選択肢を選ぶ必要がありますが、それが1,canになります。

    その他の選択肢についても考慮してみましょう。まず違うのは、4shouldです。shouldは他人へのおすすめという形です。そのため、法的にという客観的なことを表すのに主観的なshouldを置くのは、この文脈ではやや不自然です。2couldは、過去の文脈や仮定法において使用されますので、この文脈では上記どちらも当てはまらないので不適切でしょう。
    3,mustですが、mustだと度合いが強すぎます。強力な義務の意味が入ってしまいます。

    設問2

    文法の問題。副詞のenoughの使い方がわかるかどうかが鍵となります。副詞のenoughは形容詞を後ろから説明して、enoughの値がどれくらい十分なのかを説明しています。ここではyoung peopleがどれだけold(=mature)なのかということをto不定詞以降で表しています。
    young people old enough to

    設問3

    下線部問題の場合ですが、基本的に解き方は空欄補充と変わりません。パラグラフの文章の主題と照らし合わせて文脈から解いてください。
    早慶の問題は下線部だけで解こうとしても基本的には解けません。今回の問題も同様で、先程説明した主題から解きましょう。
    このパラグラフは、実際に現在施行されている法律が機能していないこと、統計データの解釈によって騙されているということを言っていました。

    下線部のstatistical illusionというのは、trueからの文章をさしています。このことから答えは3になります。
    1が違う理由は、関係ないように見えて関係しているとは言っていません。むしろここでの論理は逆ですね。関係しているように見せて実際は関係ない事柄ということです。
    2が違う理由はat a glanceだと関係しているように見えるので逆ですね。
    4については、similar trendsというのが間違っています。simlar trendだとどっちかが上がった時に、どっちかも上がるという傾向でないとおかしいです。

    設問4

    これは文法問題です。 ought to have + vppという形がわからないと答えを導き出せません。すべきだったのにしなかったという意味になります。否定形と同じ扱いですね。それ以外の選択肢は実際に教訓を得たことになり現在法律が変わってないのと矛盾するのでバツになります。

    設問5

    これは知識問題ですので、日頃単語を覚える時に覚えてください。

    設問6

    this phenomenon(お酒を一つの場で過剰に摂取すること(以後A)) と the current laws(20歳から飲酒可,(以後B))の関係が [clear(誰がみても100%) のrelation なのか,以後①], [at least(最低限)のconnectedなのか,以後②]と言うのが問題になりますね。
    まず空欄の前の方は、attribute (A) directly to (B) ではないといっていますので、at leastの方の選択肢が入ります。

    Indeed というのは、(6)の内容を更に具体化して使っています。ですので、この具体化の例が、下記のどちらになっているのかを考えると答えが出るかと思います
    [clear(誰がみても100%) のrelation なのか①] [at least(最低限)のconnectedなのか②]

    具体化の例は、「多くの21歳は酒に慣れていないから(B’)、大学内での酒飲みは一層問題が悪化する(A’)」といっています。

    過剰に飲みすぎるすべての事例が、法律によるものではないが、
    ここでの大学生の事例(B’)が、21歳はまだお酒になれてない(A’)ということが少なくとも原因の一つではないかというのが筆者の考えです。
    すべての事例であれば、21歳以外の例についても当てはまりますが、ここでは21歳だけを切り取っているためat lesat connected ということになります。

    設問7,

    これも文法の問題です。仮定法の形がわかるかどうかという基本的なことを問われています。

    設問8,

    空欄の前では、
    世界中の多くの国で法的に18歳は大人であることと、お酒を飲むことが認められている年代であり、それが正しいことだと言っています。

    空欄の後では、
    まず空欄が文章の一部になっている点に注目してください。こういう場合はまずは文法的にどの選択肢も入るのかをチェックしてください。今回の場合はto不定詞 or 助動詞の後ろなので、どの選択肢も入るので問題ありません。

    また、文章内容についても、第1パラグフでのことがすべてできると、アルコールを飲むのにも十分に大人であるというつながりになっています。これは第1パラグラフの論理をそのまま適用できます。

    上記の点から考えるとまず、1,3が消えます。3については、文法的に主節は仮定法でないといけませんので、その時点で3はだめです。ここでは、否定か肯定文かどうかでもわけることができます。1については、否定文になっていて第1パラグラフの論理と逆になっています。
    2,4については1パラグラフの論理を使うのであれば、legallyというのがキーポイントになります。このWordが入っているのが4となりますので、答えは4になります。

    設問9,

    筆者の言葉の使い方、強調表現を使った理由について聞かれる問題です。
    この問題は、内容一致とは違い、文章に直接記述されている問題ではないので、解き方になれていないと難しい問題になるでしょう。1

    設問10,

    これはA,B,Cとある意見の中で、どれが筆者の意見と一致するのかを判断する問題です。この問題は本文を読めていれば難しい問題ではありません。

    A,については、国際慣習に従うべきというのは1パラグラフからずっと言っていることですので、あっていることはわかって問題ないでしょう。Bについては筆者の意見と逆ですね。筆者はずっと18歳の段階で許されている大人としての行為があるのであれば、十分に成熟した大人であるのではないかと主張しています。Cについては、これは少し難しいかもしれませんが、4パラグラフで言っていることに一致します。

    上記から答えは5になります。

    他の大問はこちらから(随時更新)

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

    まとめ

    慶應経済学部の入試でご不明点、ご不安な点があればお気軽に当塾のカウンセリングを受けてください。カウンセリングはこちらから受けることが可能です。

慶應義塾経済学部【英語】傾向と対策、効率的な勉強法、過去問解説

2019.05.20

慶應義塾大学経済学部|英語対策、勉強法 慶應の学部の中では問題のバランスが良く、早慶で圧勝するためにはこの学部の英語をできることを目標にするとよいでしょう。 難問が少ないので純粋にどれくらい自分ができているかの良いベンチマークとなってくれます。 本ブログ記事は慶應経済学部の英語についての対策、勉強法

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  • 慶應義塾大学経済学部|英語対策、勉強法

    慶應の学部の中では問題のバランスが良く、早慶で圧勝するためにはこの学部の英語をできることを目標にするとよいでしょう。
    難問が少ないので純粋にどれくらい自分ができているかの良いベンチマークとなってくれます。

    本ブログ記事は慶應経済学部の英語についての対策、勉強法についての記事になります。慶應経済学部の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。


    全体概観:配点200点 時間100分

    年度によって問題のブレがありますが、超長文が2題、会話表現、自由英作文が例年出題されています。
    長文の文章自体は比較的日常的なことをとりあげてくれ、また語彙のレベルも早慶では標準レベルなので、早慶を目指している学生で全く文章を読めないという学生はいないかと思います。
    問題も標準的なので基礎を徹底的に詰め込んでください。

    経済学部は前半部分で点数を取れないと後半部分は採点されずに即不合格となる恐怖の制度があるのでくれぐれも前半部分は気をつけてください。
    足切りラインは比較的高く、最初の部分で8,9割の正解は欲しいところです。

    足切りについては過去にこのような記事を書いておりますので、参考にしてみてください。

    長文問題

    ▶2つの場合  1題約1200語(目標解答速度2つで60分〜65分)

    ▶3つの場合(近年だと2018年出題)  1題約900語(目標解答速度3つで70分)

    慶應経済の超長文は、設問の最後にパラグラフの指定があるため多くの問題はどこから答えを探せばよいのかが明確です。
    また一度筆者の主張が何かをつかむことができたら、読みながら解いていくこともできます。
    これは超長文として出題されていますが、パラグラフ単位で読解ができるので超長文と感じることなく解くことができるのです。
    センター形式の長文がさらに長くなったものと考えてもらえるとよいでしょう。
    よく出る形式の問題について触れていきます。

    空欄補充問題

    空欄補充問題を解くポイントは、空欄部分が文章内の他の部分でどのようにいいかえがなされているかを発見できるかどうかです。
    文章は1パラグラフ内で1つだけしか言いたいことはありません。ということは、空欄部分もパラグラフ内の他の部分で違う言葉で言い換えられていることがわかります。

    この言い換えに気づくことができるかどうかがポイントです。
    文章を構文や単語レベルで読むのではなくて、論理的に読む練習をどれだけ積んできたかが空欄補充のポイントになります。

    下記がよくある空欄所中のよくでるパターンになります。

    1,副詞を入れるパターン
    2,1単語を入れるパターン
    3,文章を入れるパターン

    ACADEMIAでは論理的に文章を読む練習をしていくので、こうした空欄補充が苦手になるということがありません。

    タイトル問題

    まずこのタイトルではどのようなことを見抜く必要があるでしょうか?タイトルということは文章全体に関係することです。
    ただ、もちろん文章自体に書いてある=タイトルになるというわけではありません。

    パラグラフ毎の筆者の主張を見抜いて、それがすなわちどういうことをいっているかを見抜く訓練が必要です。
    部分の内容ではなくて、文章全体に貫かれる筆者の主張がどのようなものなのかを理解できる能力が求められています。
    ちなみにこのタイプの設問は一番配点が高いので、確実に得点できるようにしてください。

    過去の経済学部のテーマについて

    [su_spoiler title="クリックしたら見れます" icon="plus-square-2"]
    2018年 「飲酒年齢引下げ への賛成論」「飲酒年齢引下げ への反対論」「死刑制度存続 の是非」
    2017年 「最低賃金制 度導入への反対 論」「最低賃金制 度導入への賛成論」「「相続税への 賛否」
    2016年 「伝統的結婚 形態の擁護論」「同性間結婚 の賛成論」「投票義務化 について」
    2015年 「女性の大学進学率と社会進出」「移民受け入れ賛 成論」「移民受け入れ反対論」
    2014年 「平等と成長」「若者の失業とその影響」
    2013年「動物園廃止賛成論」「動物園廃止反対論」「自然の私有化賛成論」 「自然の私有化反対論」
    2012年)「秘密と人間性」「科学技術の進歩と学校の取り組み」
    2011年「コモドオオトカゲの生態」「アップル社創業者の言葉」「不平等な国際的食料分配」
    2010年「デジタル・デバイドは解消されるか?」
    2009年「職務マニュアルのプラスとマイナス」「アメリカにおける移民労働者の歴史」

    [/su_spoiler]

    年度によっては長文が3,4つになっている場合もあります。ただしその場合は問題自体がかなり平易になっているので注意です。
    科学技術や経済、労働に関係した文章がでてきます。それぞれに主要な概念はまとめておくとよいでしょう。

    会話英訳問題

    4~5年前は超長文の会話問題でかなりの難易度が高かったのですが、近年は日本語の会話でのやりとりを英語で訳すというものになっています。
    癖の強い問題であることは間違いないのですが、遥かに難易度が下がっていることは間違いないです。
    対策としては過去問の日本語を英語に訳して、英語のできる人に添削をしてもらうのが一番の近道です。

    自由英作文

    かつては独立した問題形式だったが、近年は読解問題の論点そのものが設問に問われてあなたならばどちらの立場につきますか?という問題になっている。
    そのため、この自由英作文を解くために、まずは読解問題で筆者の主張+論理構造が読み取れていることが必要不可欠になってきます。

    自由英作文ができるようになるためには・・

    自由英作文というと、勉強の初歩段階だとかなり難しい印象を受けますが実際は争点は中学英文法を正しく使うことができているかです。
    採点は減点方式なので、多くの受験生が中学英文法で間違えて、間違いをして大幅な減点を食らっています。
    ですからACADEMIAでは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を利用して確実に中学英文法を使いこなすことができるようになってから『ドラゴン・イングリッシュ』といった表現集を使うようにしています。

    自由英作文の具体的な勉強法としては、こちらで紹介しているのでご確認下さい。

    動画解説! 慶應経済学部の長文を論理的に読む

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    過去問解説(随時更新)

    年度 難易度
    2019年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2018年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2017年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2016年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5
    2015年 大問1
    大問2
    大問3
    大問4
    大問5

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2019年最新版|慶應総合政策学部入試の振り返り

2019.03.10

慶應総合政策学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての慶應総合政策学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年 募集

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  • 慶應総合政策学部

    <2019年3月9日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應総合政策学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    2019年 募集275人 最終志願者数3600
    2018年 募集275人 最終志願者数3757 受験者数3423 合格者数351 補欠入学者0
        実質倍率9.8倍

    2015年くらいまでは倍率が6倍前後であったが、2016年に7倍なり、2017年には9倍を突破、昨年は10倍近くまで倍率が伸びている。志願者数の増加に反比例して大学側が合格者を絞っていることが原因だろう。2015年と昨年の受験者数はほとんど同じだが倍率が6.3倍から9.8倍に増えた。2015年時には89人居た補欠合格者も2016年以降0人となっている。最終合格者数も2015年時の536人から年々減少が続き、昨年は351人であった。私大定員厳格化の影響をもろに受けている学部の一つであると言えるだろう。志願者数自体は多少減少したものの、相変わらず厳しい入試になることは間違いないだろう。来年度の受験生は覚悟して勉強に臨んでほしい。

    各科目の講評

    英語

    英文のテーマはインテリ層が好む雑誌によく出てくるような内容のものが多い。
    日頃から本や新聞を読んで教養を身につけておく必要があるだろう。英語の問題ではあるが、一定程度の教養がないと必要以上に苦戦を強いられることになる。

    今回のテーマはいずれも欧米の各メディアでよく見かけるものばかりであった。特に大問2の貧困の定義などは近年定期的に話題に上がるテーマなので、しっかり準備してきた者とそうでない者とで差が生まれる部分であったかもしれない。
    なお大問3のような脳関連の話題はそもそも大学入試で頻出のテーマの一つである。
    科目が絞られているだけに全体の難易度は高いので、背景知識があることに越したことはない。
    ネイティブ向けのメディアは難しいものが多いが、VOA Learning Englishなどの英語学習者向けのメディアもある。そういったものを上手く活用して出来る限り様々な英文に触れていってほしい。

    数学

    前年と同程度の分量で、学部によってはやや難化した。他大学・他学部とは明確に異なった出題形式であることが特徴である。特に総合政策学部・環境情報学部では、現実にあり得る事象や数学的パズルに基づいた設定の問題の出題が多い。
    しかし、日頃の問題演習で基礎を確立して、過去問演習を積むことが対策として有効なことに変わりない。また、過去問演習では、自分が受験しない他のSFC学部の問題に取り組むことも有効であろう。

    小論文

    編集中

2019年最新版|慶應環境情報学部入試の振り返り

2019.03.10

慶應環境情報学部 <2019年3月9日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学環境情報学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年

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  • 慶應環境情報学部

    <2019年3月9日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学環境情報学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    2019年 募集275人 最終志願者数3326
    2018年 募集275人 最終志願者数3123 受験者数2866 合格者数333 補欠入学者0
        実質倍率8.6倍

    2015年くらいまでは倍率が6倍に満たなかったが、2016年に6.5倍なり、2017年には8.4倍、昨年は8.6倍であった。総合政策学部と同様、本学部も合格者は年々減少している。志願者数自体には近年大きな変化は見られない。
    補欠入学に関しては2016年から3年連続で0人である。
    やはり総合政策学部と同様私大定員厳格化の影響を大きく受けている。今年度は志願者数が多少増加していることもあり昨年よりも厳しい入試になったと思われる。おそらく来年度も厳しい試験になるだろう。
    来年度の受験生はすぐに準備を始めてほしい。試験自体が難しいので多少得意なくらいでは歯が立たないし、周りのレベルも高いので相当念入りな準備が必要となる。

    各科目の講評

    英語

    基本的には総合政策学部とほとんど変わりはない。近年の欧米メディアが出典であり、やはりある程度の背景知識は備えておいてほしいところ。

    VOA Learning Englishあたりから始めて徐々に英文記事に慣れていくといいだろう。
    英検準1級くらいまでの単語を覚えたらThe New York TimesやBBC Newsなどにも挑戦してほしい。
    そのあたりまでいけば馴染みのある分野なら大体読めるくらいになってるはずだ。もちろん一番の対策は過去問演習であることには間違いないのだが、それと並行して上記のような多読を行うと盤石な実力がつく。
    ぜひ時間のあるうちに始めて見てほしい。

    数学

    前年と同程度の分量で、学部によってはやや難化した。他大学・他学部とは明確に異なった出題形式であることが特徴である。特に総合政策学部・環境情報学部では、現実にあり得る事象や数学的パズルに基づいた設定の問題の出題が多い。
    しかし、日頃の問題演習で基礎を確立して、過去問演習を積むことが対策として有効なことに変わりない。また、過去問演習では、自分が受験しない他のSFC学部の問題に取り組むことも有効であろう。

    小論文

2019年最新版|慶應文学部入試の振り返り

2019.03.09

慶應文学部 <2019年3月4日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学文学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 2019年 募集定員580人

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  • 慶應文学部

    <2019年3月4日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学文学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    2019年 募集定員580人 最終志願者数4720人 (2/4日時点)
    2018年 募集定員580人 最終志願者数4820人 受験者数4500人
    合格者数1023人 補欠合格者43人 実質倍率4.4倍
    昨年より志願者が100人程度減少しているが、最終的な倍率は昨年とほとんど変わらないだろう。

    各科目の講評

    英語

    全体の難易度としては昨年とそれほど変わらない。形式に多少の変化はあるもののしっかりと準備してきた受験生であれば十分対応可能であっただろう。とはいえ難関国立と比べても遜色ない問題であり、国語力も同時に問われるので付け焼き刃で挑んだ受験生では全く歯が立たなかったに違いない。いつの年であれ本学部の英語では解釈を中心に総合的な力を問われるので、記述問題を中心に日頃からの丹念な学習が必要となる。

    日本史

    全体で見れば昨年と同程度の難易度になるが、大問5の資料がかなり読みにくいものであったので、そこでしっかりと得点できたかどうかが合否の分かれ目になるだろう。定免法自体は難しいテーマではないので資料の読解さえできれば解ける問題ではある。

    大問4の論述問題のテーマである荘園制は重要テーマのひとつであり、書きやすい論点なのでここはしっかり書いておいてほしいところ。おそらく東大受験者など上位層は完答してくるものと思われる。必ずしも上位層と競う必要はないが、あまりに突き放されるようでは合格点確保は難しい。

    世界史

    一部難易度の高い問題はあるものの全体としては基本的な問題が多かった。テキストと用語集を中心に丹念な学習をしていれば問題なく合格点をもぎ取れるはず。難問に関してもほとんどは用語集を読んでいれば答えられる範囲である。基本から標準レベルの問題を確実に取れるようにしてほしい。

    小論文

    現在確認中

2019年最新版|慶應商学部入試の振り返り

2019.03.08

慶應商学部 <2019年3月8日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学商学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 一般入試 A方式 2019年

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  • 慶應商学部

    <2019年3月8日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学商学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    一般入試
    A方式
    2019年 募集人員480人 最終志願者数4105人
    2018年 募集人員480人 最終志願者数4072人 受験者数3801人
        合格者数1257人 補欠合格者71人 実質倍率3.0倍
    B方式
    2019年 募集人員120人 最終志願者数2611人
    2018年 募集人員120人 最終志願者数2943人 受験者数2746人
        合格者数301人 補欠合格者12人 実質倍率9.1倍

    A方式とB方式の違いは小論文を選ぶか数学を選ぶかの違いである。東大や一橋の滑り止めとして受けるのであれば小論文が必要なくなるA方式を受けるだろうし、私文で数学をやっていない場合は数学のないB方式を選ぶことになるだろう。数学を必要としないB方式は特に人気があり、慶應大学内でも特に倍率が高い試験となっている。学部の内容的に数学を扱えるA方式受験者を優先して取るのは仕方のないことなので、必然的にB方式は少ないパイの奪い合いとなる。今年は去年より300人程度志願者が減少しているが、それでも8倍程度の倍率になるだろう。

    各科目の講評

    英語

    問題の難易度自体はいずれも標準的ではあるが、いかんせん量が多めなのでサクサク解いていく必要がある。英文の出典はThe New York TimesやThe Guardianなど有名どころのメディア紙が多い。早稲田の社学とも出典の傾向は似通っているので、過去問が尽きたらそのあたりもついでに解いておくといいだろう。ちなみに上で挙げた2紙は去年も出典元になっている。

    世界史

    概ね平年並みで難問らしい難問はあまり見られない。
    論述問題も非常に平易なものであり、合格を目指すにあたっては絶対に落とせない。

    大問3はラテンアメリカ史ということで苦手な受験生も多かったかもしれないが、取れる部分を確実にとればそれほど痛手にはならないだろう。
    来年度の受験生は東南アジア史やアフリカ史など抜けがちな部分までしっかり勉強してほしい。滑り止めも含めて一通り受験すればマイナーな部分でも出会う可能性は高くなる。

    まがりなりにも私大最高峰の大学を狙うのだから半端な学習でどうにかなるとは思わないことだ。
    取り組みやすい問題が多いのは確かだが、それは周りも同じであることを忘れてはならない。

    日本史

    例年通り平易な問題がほとんどである。選択科目が取り組みやすいこともB方式が高倍率になる一つの原因かもしれない。撰銭についての論述問題が出題されたが、それも用語解説レベルで全く難しくはない。おそらく合格者でこの問題を落とす人はほとんどいないであろう。早稲田や他学部も受験する予定であればしっかりと高得点をとってほしい。このレベルの問題で失点が多く重なってしまうようでは早慶全体において合格が難しくなってくる。

    数学

    大問の数こそ3題から4題に増加したものの、全体の分量は減少した。しかし、依然として計算量の多い問題の出題が続いている。また、全問穴埋め式の問いではあるが、単純な式変形だけで解けるような問題は少ない。
    日頃から長い計算をすることに慣れておくことと、難しめの問題に取り組んでおくことが必要である。

    小論文

    確認中

2019年最新版|慶應経済学部入試の振り返り

2019.03.08

慶應経済学部 <2019年3月8日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学経済学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 一般入試 A方式 2019

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  • 慶應経済学部

    <2019年3月8日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学経済学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    一般入試
    A方式
    2019年 募集人員420人 最終志願者数4743人
    2018年 募集人員420人 最終志願者数4714人 受験者数4314人
        合格者数1039人 補欠合格者183人 実質倍率4.2倍
    B方式
    2019年 募集人員210人 最終志願者数2231人
    2018年 募集人員210人 最終志願者数2417人 受験者数2217人
        合格者数431人 補欠合格者69人 実質倍率5.1倍

    倍率等にそれほど大きな変化は見られないが、受験者層のレベルが高いことにも変わりはなく簡単な試験ではなかっただろう。本学部の問題には本格的な記述式の問題も含まれているので他の私学に比べて入念な準備が必要になる。過去問研究等の期間を十分に確保することを考えると夏までにセンター試験レベルの問題は仕上げておきたい。逆算すれば基礎を固めるのに取れる時間は3月から勉強を開始しても半年に満たないくらいである。本当に本学部を志望するということであれば今すぐ勉強を始めるべきである。自分でできないというのであれば塾などに通い勉強に専念できる環境を確保した方がいい。
    勉強など本来一人でもできることではあるが、専門の人間に道を示してもらうことで大幅な時短が可能となる。

    各科目の講評

    英語

    形式や難易度は去年とさほど変わらない。過去問等での訓練をしっかり積んでいれば事故る要素はほとんどなかったであろう。
    自由英作文もわりとテンプレートな論点であり、当塾で授業で扱ったものと全く同じものだった。 また点数が110点もあるため、対策せずに合格することは、不可能であろう。
    ただし和文英訳は見た目よりは難しく表現力が必要な問題となっている。
    全体的に簡単過ぎず難し過ぎずバランスの取れた良問と言って良いだろう。
    変に尖った問題は無く実力がもろに出る構成だ。勉強した分は点数に反映されるし、逆に土壇場での逆転合格はまず不可能であろう。過去問をしっかりやる以外に必要な対策はあまりないので、基礎を固めたのちに他学部の問題等も含めて演習を重ね総合的な実力を養っていこう。

    なお過去問演習に関しては2012年以前のものもやっておくことをおすすめする。
    特に英作文はテンプレートを用いるだけでは書けない問題が多いので実力をつけるうえで良い訓練になる。

    世界史

    易化した昨年に比べるとやや難化しているが、出題テーマ自体はほとんど標準的なものであった。
    論述問題も特に細かい知識を要求されているわけではないので確実に得点してほしい。
    問題を解いてみて難しいと感じたならまずはしっかりと教科書レベルの知識はおさえよう。難問があるとそこに目が行きがちであるが、標準的な問題に対応できるようにするだけで合格点自体は取れるので、さしあたってはあまり気にしなくてもよい。

    日本史

    全体の難易度はそれほど上昇しているわけではないが、論述問題が増加したことで差はつきやすくなっている。特に大問3の基地機能移転問題の論述は明確に差がつくところだろう。
    また民本主義に関する論述も過去問研究を行った者とそうでない者で差がつく問題である。
    この論点は既に2014年にほぼ同じものが出題されているので、過去問対策を済ませていれば基本的に満点を取れる問題であった
    。いずれにせよ本学部の問題は近世以降に出題が限定されているので現代史までしっかりと学習を進める必要がある。
    論述問題の成否が合否に直結してくるので過去問のみならず、他大学の問題や論述問題集などで論点を一通り学んでおくこと。

    数学

    前年度に比べると易しい問題が増えたが、分量は多い。試験時間の80分で全て解き終わることは難しい。
    また、数学ⅠA・ⅡBからまんべんなく出題されるので、対策は決して容易ではない。
    日頃から計算力を鍛えておくことと、難しめの問題にも対応できるようにしておくことが重要である。

    小論文

    確認中

2019年最新版|慶應法学部入試の振り返り

2019.03.08

慶應法学部 <2019年3月8日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 一般入試 法律学科 2019

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  • 慶應法学部

    <2019年3月8日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    一般入試
    法律学科 2019年 募集人員230人 最終志願者数2016人
         2018年 募集人員230人 最終志願者数2089人 受験者数1864人
            合格者数351 補欠合格者0人 実質倍率5.3倍

    政治学科 2019年 募集人員230人 最終志願者数1472
         2018年 募集人員230人 最終志願者数1657 受験者数1506
            合格者数315 補欠合格者0人 実質倍率4.8倍

    定員の変化は特にないので実質倍率はほとんど去年と同じ程度になるだろう。
    見かけの倍率はそれほどでもないが、受験者層が東大受験生を含むトップ層であることに加えて、試験問題の難易度も日本トップクラスであり一筋縄ではいかない試験となっている。

    ここを志望するということであれば年度始めの段階で基礎基本が固まっていることが望ましい。
    夏前くらいにセンターレベルを仕上げるくらいでないとトップ層との差を埋めることは難しくなる。

    11月の各社早慶模試において少なくとも他学部に関してはA判定がいくつか出るくらいにしておきたい。
    行き当たりばったりではなく、本番を見据えて計画的に学習してほしい。

    各科目の講評

    英語

    会話文問題や誤文訂正問題の形式が変わるなどしたが難易度自体の変化はそれほどない。相変わらずトップ層でも手を焼く問題がかなりの割合で含まれており、生半可な実力では全く歯が立たないだろう。紛らわしい選択肢も多く、大学受験レベルを超えた単語も注なしで普通に出てくる。これに立ち向かうためには確かな語彙力と十分な文法知識、精読に裏付けられた速読力の全てが必要になる。どれかに偏ることなくバランス良く学習を進めていこう。

    世界史

    昨年度に比べると多少楽にはなったが依然として問題の難易度は高い。細かい知識を用いる正誤問題も多々あるので用語集等を用いた丁寧な学習が求められる。
    またアフリカ史など盲点になりやすい部分にまで気を配ることも必要で、例えば今年はダホメ王国についての正誤問題が出題されている。とはいえいきなり広く深くやるというのは無理なので、まずは標準レベルの問題を徹底的に訓練して取りこぼしをなくそう。そのうえでだんだんと知識を積み上げていけば細かい問題も取れるようになり差をつけることができる。

    日本史

    地図問題が出題されたことが見かけ上わかりやすい変化ではあるが、問題自体は基本的なもので難しくはなかった。
    大問3の神判の歴史は法学部らしい出題であり、がっつり資料を読ませる問題である。

    過去問や問題集での初見資料の読解訓練は必須。またテーマ史、特に法制史は一通り押さえておこう。
    今後も出題される可能性は高い。

    小論文

    確認中

2019年最新版|慶應理工学部入試の振り返り

2019.03.05

慶應理工学部 <2019年3月5日更新> 今年,2019年の受験においての慶應大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。 悔しい思いをした学生も、 これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。 一般入試の倍率 慶應義塾大学理工学部一般入

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  • 慶應理工学部

    <2019年3月5日更新>
    今年,2019年の受験においての慶應大学理工学部の入試振り返りを行なっていきます。
    悔しい思いをした学生も、
    これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。

    一般入試の倍率

    慶應義塾大学理工学部一般入試では、5つの学門別に募集を行っている。学門2・3での志願者数に大きな変化はなかったが、学門4(募集人員160人)と学門5(募集人員125人)への志願者数が大幅に減少したことにより、全体として倍率は減少した。しかし、学門1の志願者数は昨年に比べ上昇した。各学門ともに倍率は12〜15倍程度である。

    各科目の講評

    英語

    分量・難易度ともに大きな変化は無かった。また、大問の構成は昨年と同様に4問だった。全体的に難しい単語や表現は少ないが、内容を正確に把握して解かなければ得点が見込めない。
    加えて、多義語や派生語の知識を問う問題も出題されているので、その辺りの対策も万全に行う必要がある。

    数学

    例年に比べ計算量が減り、易化した。しかしながら、空所補充の問題の計算量が多い傾向にあることや、易しい問題から難しい問題まで配置されている点は例年通りだった。
    微分積分は毎年出題されるが、その他の分野も例年偏りなく出題されるので、特定の分野に偏ることなく学習されたい。また、微分積分は頻出である。よく学習されたい。

    物理

    難易度や分量に大きな変化は見られなかった。基本問題から難易度の高い問題までバランスよく出題されている。問題設定は受験生にとって見慣れない内容が多いが、学習した法則・公式を使いこなせるかがポイントである。また、力学と電磁気学は学部でも学習する重要な分野なので、頻出である。特に重点を置いて学習されたい。

    化学

    難易度、分量に変化はなかった。教科書や資料集の知識はもちろんのこと、それらを深く理解し使いこなせる必要がある。速く正確な計算力はもちろんのこと、学んだ知識をしっかりと使いこなせる力が要求される。また、理論・無機・有機が満遍なく出題されるので、特定の分野に偏った学習は危険である。加えて、過去問を解いて間違えた問題は特にできるようにし、知識を確実なものにしよう。

    来年度の受験生がやるべきこと

    来年度の受験に向けて、各学力に合わせてどのような勉強をしたら良いのかを記載いたします。
    ただ勉強しているだけでは、成績を上げることはできません。
    できる限り、効率的に勉強する術を学んでください。

    偏差値30の学生

    各科目ともに、基本事項の学習を優先して行う必要がある。以下、各科目で必要な学習事項を挙げる。

    【英語】まずは文法と単語の学習をすることから始めるべきである。使うのは平易な参考書で良いが、高校で学習する内容が中学レベルの内容を発展させたものであることに注意しよう。

    【数学】このレベルでは、最低限必要な公式でさえも頭に入っていないことが考えられる(例えば、三角比の定義)。まずは、各分野で必要に応じて導入される言葉の意味(定義)を復習しよう(例えば、三角比とは何か、ベクトルとは何か)。そのうえで出てくる公式は教科書や参考書を参考にして、自分の手で導出すると良い。

    【物理】高校以降で学習する物理という科目は、現象を数式で表すことを目標にしている。したがって、現象を数式で表すことにまずは慣れよう。具体的には、まず運動方程式を書けるように練習することである。力学は特に、記述した運動方程式を解析することが目標であるから、運動方程式を正確に記述できればあっという間に成績は上がる。

    【化学】まずは化学基礎をよく復習すること。具体的には、mol計算と質量濃度の計算ができるようになると良い。また、よく出てくる物質の化学式は書けるようにしておこう。

    偏差値50の学生

    偏差値50に到達したら、入試問題に必要な知識のインプットを行う必要がある。各科目で必要な学習事項を挙げる。

    【英語】長文を読んで、要旨を把握し問題を解く練習をしよう。最初は語数が200〜300語と少なめでも正確に問いが答えられるようにして、徐々に短時間で読める語数を増やそう。

    【数学】網羅系の参考書(青チャート、Focus Goldなど)の例題についている練習問題を解いて、理解を深めると良い。また、苦手な分野があれば早めに克服しよう。

    【物理】教科書に載っている公式は一通り使いこなせるようになろう。リードαやセミナー物理・物理基礎といった、公式を使うだけで解ける問題が網羅された問題集を使うと良い。

    【化学】教科書や資料集を用いて基本知識の理解を深めよう。また、理論化学の計算はこの段階でよく練習しておくとよい。

    偏差値60の学生

    早慶理工合格の目安である偏差値65まで、あと少しである。この段階での各科目の学習事項を挙げる。
    【英語】長い文章の要旨を速く、正確に把握し、問いに答えられることを大学側は期待している。したがって、早慶に限らず、様々な大学の過去問を解き、力をつけよう。
    加えて、派生語や多義語を含めた語彙力を完成させよう。

    【数学】まだ学習していない内容があれば、それらを完成させることが最優先課題である。特に現役の受験生については、数学Ⅲの学習を進めたいところである。数学Ⅲで学習する内容は大学での学習への橋渡しの役割を担っているので入試では必ず出題される。逆に、数学Ⅲを早期に完成させることができれば、飛躍的に得点力が向上するだろう。また、浪人生は既に全ての内容を学習し終えているはずなので、過去の様々な大学の入試問題を解くことで得点力を伸ばしたいところである。

    【物理】重要問題集(数研出版)などの、各分野における近年の入試問題が網羅された問題集で演習を重ね、力をつけよう。特に解けなかった問題は繰り返し解くことで実力がついてくる。加えて、過去に受験した模試の復習も確実に行おう。

    【化学】特に現役生で、かつ無機・有機の学習を終えていない場合は優先的に無機・有機の学習をして、理解を深めよう。また、化学の新演習や重要問題集(数研出版)を利用して、入試問題を解けるレベルになろう。


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