慶應義塾大学商学部の日本史対策
このブログでは、慶應義塾大学商学部の日本史に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
本ブログ記事は慶應商学部の日本史についての対策、勉強法についての記事になります。慶應商学部の配点や合格最低点他の科目についてはこちらのページをご覧ください。
ページ目次
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
慶應商学部日本史の全体概観|傾向
設問のほとんどが1問1答形式なので、早慶標準の学力を有していれば問題を終わらないということはないです。一問一答形式だからといって一問一答ばかりを勉強していては知識に繋がりがないので、答えることはできません。
記述問題も出題されるということから、30字程度の論述問題もやっておくべきでしょう。
また、資料集などを活用して資料・史料問題の対策を行いましょう。
慶應商学部の日本史の配点
A方式
外国語:200/400点 時間90分
数学:100/400点
地歴:100/400点
B方式
外国語:200/400点 時間90分
論文テスト:100/400点
地歴:100/400点
以前書いたブログにも記載したのですが、B方式の場合は非常に得点率が高くなってくるので要注意してくださいね。
慶應商学部の日本史の出題概要
原始~近現代まで、全時代から出題大問3題です。
形式は、選択法と記述法の併用。
慶應商対策1:テーマ史をどうするか?
慶應義塾大学商学部では通常の大学ではでないようなあるテーマに絞った(労働史、銀行史など)特殊なテーマの歴史が出題されます。
普通に勉強をしていては、通史ばかりでなかなか一つの分野に絞って勉強することが少ないと思います。
学校や予備校でもあまりテーマ史は扱われるケースが少ないです。
その場合は通史を終われせた後に自身で分野ごとにノートでまとめたり、サブノートを作成してまとめていきましょう。
図表や資料集を見るのもありだと思います。
早慶では慶應の商学部に限らずこのテーマ史が合否の分かれ目になるので、
早慶に頻出のテーマは網羅しておきましょう。
テーマ史の対策としておすすめの教材は「ヒストリア」や「日本史の実況中継」がおすすめです。
【使い方】HISTORIA日本史精選問題集|圧倒的に成績を伸ばす方法
使い方|石川の日本史B実況中継|早慶過去問でどこまで使えるのか検証
慶應商対策2:記述問題はどうすれば良いのか?
慶應商学部には記述問題が出題されます。
記述問題とはいっても慶應経済学部のような長文の記述ではありません。
1問1答レベルの問題ではありますが、この記述問題が合否に大きく影響をしてきます。
多くの学生は選択肢で選ぶことはできても実際に自分で書くということができていないからです。
この点から考えても、一問一答形式ばかりが出るからと言って、
一問一答形式の問題だけを練習していても慶應商学部の問題を解くことができないことがわかります。
自身で参考書で論点をまとめたり、
30字程度の論述を解いていきながら問題を解いていきましょう。
1つ例を見てみましょう。
※下線部(ア)は公武合体
受験生の皆さんがよく使っている『石川昌康の日本史Bの実況中継』を見てみましょう。
3巻196〜197ページに次のように書いてあります。「強硬政治は行き詰った。
将軍と天皇を兄弟にしちゃおう。
つまり、天皇の妹を将軍家茂の嫁さんにしようという政治工作を進めます。
これが孝明天皇のー娘じゃないよ、妹、皇女和宮の降嫁です。・・・
そうすると尊攘派はますます怒りました。天皇に条約の許可を願い出て「ノー」といわれたら無視して勝手に条約を結び、今度は政略結婚で天皇の権威を利用して将軍の権威を保とうとする。・・・」
これを見れば、公武合体とは「天皇の妹と将軍が結婚」することで「天皇の権威を利用して将軍の権威を保とうとした」ことだとわかります。
解答例を挙げてみたいと思います。
皇女和宮降嫁により、将軍家権威の維持を図ったこと。
具体的な日本史の勉強についてはこちらの記事をどうぞ
過去の慶應商学部の問題一覧
慶應商学部に合格するための参考書
当塾で使用している慶應商学部に合格へ必要な参考書を紹介します。
もちろん、当塾の場合は一人一人個別にカリキュラムを作成するため下記のようなカリキュラムは一例となります。
参考書は何をやるかよりも、どのような目的で使用するかというが大事です。闇雲に行って情報量に圧倒されてしまうのではなく、1つ1つ目的意識を持って勉強していきましょう。
参考書だけでの独学での合格はかなり難しく、初学者の場合は指導なしでやってしまうと下手な癖が付く可能性が高いです。下手な癖がつくと、その癖を治すのに手一杯で結局志望校に受からないというケースが多くなっています。浪人しても成功しない人はこの辺りに理由があります。
ご心配な方は一度カウンセリングを受けて見ると良いでしょう。カウンセリングはこちらからどうぞ。
慶應義塾大学商学部日本史を圧倒的な実力で合格できる専門対策をします
まずは資料請求・お問い合わせ・学習相談から!
早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應義塾大学専門として商学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。
慶應大学商学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。
学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。
⇒ 慶應義塾大学商学部に合格したい方は、まずは当塾のカウンセリングにてお問合せください!
Published by