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早慶に受かる受験生とそうでない受験生の違いとは?

2021.02.15

先週より早慶の入試が始まりました。 今年は入試改革、新型コロナウィルスの影響もあり、 どうなることやら・・と不安に思っていましたが、 今のところ問題もないようで何よりです。 もちろん、余談の許さない状況であることは変わりませんので、引き続き気をつけて受験をしていただきたいです。 さて、今日のブログ記

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  • 先週より早慶の入試が始まりました。
    今年は入試改革、新型コロナウィルスの影響もあり、
    どうなることやら・・と不安に思っていましたが、
    今のところ問題もないようで何よりです。
    もちろん、余談の許さない状況であることは変わりませんので、引き続き気をつけて受験をしていただきたいです。

    さて、今日のブログ記事では早稲田慶應に受かる受験生とそうでない受験生の違いについてお伝えしていきます。

    結論から言うと、その違いは「考える力」の違いあります。

    と言うと、それまでに勉強してきた結局頭の良い人が合格するのか・・・

    と思ってしまいがちです。

    もちろん、勉強ができないで合格することはできません。

    その違いは勉強をする上で意識的に考えることを行なってきたのか?否か
    と言うことになります。

    考える力というのは、ただ闇雲に勉強していても身につけることはできません。
    それでは考えるというよりも単にがむしゃらに覚えた・・ということになるだけでしょう。

    そのような感じの勉強だと申し訳ないですが、
    早稲田慶應に合格するためのレベルまでに到達することはできません。。。

    ではどうしたら良いのか。もちろん、考える力をつけながら勉強をしていきましょう。ということになります。

    考える力をつけるとは?

    では考える力とはなんでしょう。
    大学受験で必要な考える力とは、
    抽象的なことを具体化できること具体的なことを抽象化できるでしょう。

    英語を例に取ると大学受験では、
    芸術の話など抽象的で難しい英語長文が出てきます。
    慶應の文学部や早稲田の文学部、文化構想学部を頭に置いてもらうと良いでしょう。

    こうした話を書いてある文字をそのまま、
    抽象的なままで理解していては「理解する」ということはできません。

    抽象的な話をしているときには、
    自分で具体化をして噛み砕いていかない限りは理解することはできないでしょう。

    一方で経済、商学部系統の学部だと移民政策など具体的な話題が出てくることが多く大学受験をしている人であればお馴染みの話題が出てきます。

    このような話題をしているときに、
    つまりどういうことを言っているのか?という抽象化ができてないと話の内容を掴むことができないのです。

    早稲田慶應に合格する受験生は、この具体抽象的に考える力が優れています。
    こうした考える力を意識的につけることができるかどうかが合格の鍵になります。

    もし、これを読んでいるのが高校1、2年生であればこのような点に意識して勉強していってみてくださいね。

勉強するってどういうこと??|【第1回】学校では教えてくれない不変の勉強技術

2016.12.14

皆さん、こんにちは! 今回から、学校では教えてくれないけれど、慶應義塾大学や早稲田大学に合格している受験生が無意識のうちに実践している勉強法をご紹介していきます。 私(小野)がこれまでのE判定から合格を出した経験や数百人の受験生との話から生まれました。 ですからしっかり実践すればその効果は保障されて

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  • 皆さん、こんにちは!

    今回から、学校では教えてくれないけれど、慶應義塾大学や早稲田大学に合格している受験生が無意識のうちに実践している勉強法をご紹介していきます。
    私(小野)がこれまでのE判定から合格を出した経験や数百人の受験生との話から生まれました。
    ですからしっかり実践すればその効果は保障されています。
    だけどほとんどの受験生が実践をしないんですね。
    多くの受験生は方法だけ集めて何も行動をしない。

    情報を集めるだけではいつまで経っても合格しません。

    偏差値を圧倒的に上げたいのなら、これまでの自分とおさらばして圧倒的に生まれ変わらなければいけません。

    読んだらすぐに実行する覚悟を持ってこれからの文章を読んでください。

    今回よりHIRO ACADEMIAの特別プログラムとして今偏差値が低くてしかも進学校に通っていない学生がどうやって早稲田大学や慶応義塾大学に入れるのかを全15回に渡って考え方を説明していきます。

    それでははじめましょう!

    [toc]

    第1回:勉強するとは何か?ということ

    皆さんは『勉強をする』ことをどのように捉えていますか?

    [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="小山くん"]良い参考書を選ぶことかな・・・?[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitow4.gif" name="山田さん"]良い授業を聞くことかな・・・?[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitow6.gif" name="小日向さん"]たくさん勉強時間をとることかな・・・?[/speech_bubble]

    残念ながらどれも”結果のでる“勉強ではありません!

    上記の事を勉強と考えて時間数だけ増やしてもいつまでたっても成績は上がらないのです。

    『勉強』とは何でしょうか?

    参考書をただ読むだけでなく、授業をただ漠然と聞くだけでもありません。

    [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitow6.gif" name="山田さん"]良い参考書・教材っていっぱいあるけどそれを使っても勉強ではないのですか?[/speech_bubble]

    もちろん、自分にあった教材を使っていくのは重要です。

    ですが、良い参考書を行うこと自体は勉強とは言えません。

    まずそもそも考えてもらいたいことは、
    この情報化社会において自分ひとりだけ良い参考書を使っているということはありません。

    多くの受験生が同じような教材をつかっています。

    その点で言えば、受かる受験生も受からまい受験生も同じ教材を持っていると考えてください。

    では、、受かる受験生の行っている『勉強』とはどのようなものでしょうか?

    それは自身の勉強から、

    「気づき」を得ることです。

    [speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="小林くん"]気づきってなんだろ???[/speech_bubble]

    多くの受験生がこのように思ってしまうかと思います。

    気づきとは・・・

    頭を働かせて新しく手に入れた情報と元から自分で持っている情報を照らし合わせて新しいことを得ること

    以下の図を見てください。

    kizuki

    気づいている人は自身の既存の情報と新しい情報をかけ合わせて、あたらしい情報(気づき)として加工することができています。

    ですが、一方で気づいていない人は、情報をそのままの状態で何も加工ができていません。

    この状態がいわゆる“丸暗記”と呼ばれる状況です。

    丸暗記というのは最初はすぐに成果がでているので、「できた!」という実感を得やすいため

    そのため、勉強の初学段階では ”オススメ”と言えるかもしれません。

    ですが、このような方法で頑張っても成績の上昇としては偏差値55~60程度までです。

    これでは難関大学に合格することはできませんね。

    “覚えた”or”覚えてない”かが判断の材料となるため、自身で勉強していても勉強がしやすいため、独学だとこの状態に陥ることが多いでしょう。

    気づきというのがどういう状態なのか?

    さらにイメージしやすくしてもらうため、

    みんながわかるであろうiPhoneをイメージして考えてみましょう。

    iPhoneは世界中の様々な部品を使って開発されています。

    頭のいい人が部品を”加工”することで、iphoneという最終生産物が生まれています。

    上記の説明で言う丸暗記レベルの人はiphoneでいうパーツのみを見ている状態です。それぞれのパーツを見ても、何なのか?の意味がわからないでしょう。
    丸暗記をしている人はそれぞれの部品のつながりがわかっていないから、何をつかうのかわからない状態なのです。

    ですが、気づきを得た人が加工をすることで、iphoneという形にすることができるのです。

    価値ある気づきを得ると何ができるようになるのか?

    [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="seitow6.gif" name="山田さん"]早くから勉強をしたり、教えてもらって気づきを得ることがすごい大事そうなのはわかったけど・・・気づきをえるともっと具体的にいうとどのようなじょうたいになるのでしょうか?[/speech_bubble]

    それではここでは、気づきをえるとどのような状態になるのかをお伝えしていきます。

    気づきを得ることで・・・

    ”一見して違うものを同じパターンとして理解することができます。”

    パターン化はその場限りの丸暗記だけでできるものではありません。教えてもらうことで、気づきをえることでパターンを掴むことができます。受験勉強の問題は自分でパターンを編み出して、そこに当てはめて問題を解いていくものです。新たに自分でパターンを考えて理解をしていくことで、同じパターンの違う問題にも対応ができます。パターン2ここで気をつけてもらいたいのが、過度なパターン化でしょう。数学ができない子が陥りがちなのですが、公式を表面的に覚えていると、表面的な数字の部分のみでパターン化を行ってしまいます。このような場合ではいつまで経っても成績ができるようになりません。表面的な理解だけではなく、自身の言葉で納得感を持って理解を進めていくようにしましょう。

    人から与えられたパターンでは自分で理解している訳ではないので使いこなせません。
    何度も何度も同じことをして自分の視点を加えていくことで自分のものとして使えるようにしてください。

    ただ参考書を何回繰り返したら良いのか?、何の参考書を使えば良いのか?

    ということに振り回されていて、勉強って何なのか?という一番大事なことをすることができていませんでした。
    これを理解していないと、日々何のために勉強をしているのかわかりませんよね。。。

    明日から意識して勉強してみてください。これができるとできないとでは圧倒的に成績の伸びに大きく影響します。

    効率的に気づきを得るためにはどうしたら良いのか?

    一番早いのは、すでに気づいている人に教わる”ことです。塾・予備校の役割としてはこの気づきを得られるかどうか?という点が大きいでしょう。
    勉強の初期段階では、丸暗記になることはしょうがないです。特に初期段階では、”覚えたか”、”覚えてないか”の判断で自分で勉強していくのが成果が出てる感じがするので良いでしょう。

    ですが、それで身につくのは、偏差値55~60程度です。

    このレベルから抜け出すのに大事なのは既に気づいている人から教わることです。

    独学で勉強を始めている際に、気づきをえるためのポイント

    すべての人が教えてもらえる状況下にないと思います。

    教えてもらう=できる人を拘束するということですから、金銭的に対価がかかってしまうのは当然です。

    ここでは、独学で学ぶ際に気づきをえる際のポイントをお教えします。

    一つ目のポイントは共通点を発見することです。
    人は自分の知っていることと知らないことを照らし合わせて、知っていることに近づけることで知らないことをより深く理解することができることが多くなります。

    例えば
    「この企業はこの国で次々と他国との競争に打ち勝ち、この国の国際的な地位を圧倒的に高めた」と説明されるよりも、「この企業はこの国のナポレオンのような存在です」と言われる方がわかりやすく感じられると思います。

    このように共通点を発見することによって気づきを得ることができるのです。

    適切な例をかんがえることができるようになるのも勉強ができるようになった!という状態ですね。

    [su_note note_color="#fffb66"]2つ目以降についてはカウンセリング時にお渡ししています「学校では教えてくれない!勉強法徹底マニュアル」に記載しております。
    カウンセリングのお申込みはコチラから[/su_note]

    また大事なのは早期から学習をはじめることです。

    なぜ早い段階から勉強を始めることが大事なのか?

    知識には階層があります。
    何層にも何層にも重なっていて、その積み重ねを何十にも積み重ねることが大事になってきます。
    この階層は前の段階を理解してクリアしていないと、積み重ねることはできません。
    早期から始めることで時間的に余裕を持って知識の層を積み重ねて、気づきを得ることができるのです。

    まとめ

    ▷勉強をする=気づきを得ること!
    ▷一見違うものでもパターン化をすることが可能!
    ▷勉強には階層があり早期から始めた方が圧倒的に有利!

時間と暗記の関係性について|【第3回】学校では教えてくれない不変の勉強技術

2016.12.09

みなさん、こんにちは! 勉強には勉強を始める前に考えることがある。 私(小野)の数百人の受験生への指導経験と私自身の受験時代の経験から 勉強で成果を出すための公式を編み出しました。 それが下記の公式です。 <(時間×質)×計画×モチベーション>×考える力 この5つの公式を理解して勉強を行

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  • みなさん、こんにちは!

    勉強には勉強を始める前に考えることがある。

    私(小野)の数百人の受験生への指導経験と私自身の受験時代の経験から

    勉強で成果を出すための公式を編み出しました。

    それが下記の公式です。

    <(時間×質)×計画×モチベーション>×考える力

    この5つの公式を理解して勉強を行うのと、何も理解せず勉強を始めるのは“効率”が違います。

    時間で言えば1年(365日)ほどの違いはあるかと思います。

    特に受験という不確定性の高い分野であれば絶対に失敗はしたくはありませんよね?

    前回私が提唱している勉強公式の一つの時間についてお話しましたが、、

    今回は時間と暗記の関係性についてお話していきます。

    第3回:『時間』と暗記の関係とは?

    正直言って、私は暗記が大嫌いです。中学生くらいのときは赤シートなどで頑張って機械的な暗記を行って乗り切っていました。
    ですが、高校生になってから途端にその方法では通用しない!ということが判明しました。
    というか、判明した頃には手遅れでで、、もうどうにもなりませんでした。。
    私(小野) が失敗したこうした勉強を皆さんにはしてもらいたくありません!

    暗記がどういうものなのか?このプロセスを今回は知ってもらい、今後の皆様の効率的な学習に役立ててください。

    [toc]

    物事を記憶するプロセスとは?

    ①インプット→②忘却→③アウトプット

    記憶のプロセスは上記の形で進んでいきます。
    記憶のこのプロセスを理解せずに物事を覚えようとしても、時間がかかるばかりでしょう。
    現に私(小野) 自身もそうでした(苦笑)
    覚えが悪くなぜできないか?というのをその当時は自身が頭が悪いから・・ということで片付けていましたが。実際はそうではありません!

    記憶の仕組みを理解して効率的に学習していきましょう。

    ①インプットとは?

    インプットとは情報を自分の中に取り入れることです。このインプットにも成果の出る方法なのか?そうでないのか?をわける大事なポイントがあるので、よく理解してください。

    私の経験から言わせてもらうと・・・

    失敗する生徒と成功する生徒の違いはこのインプットの方法の違いと言っても過言ではないでしょう。

    知識の取り入れ方には大きく分けて、2種類あります。
    1つめが中学レベルから順番に行っていくボトムアップ方式。
    2つめが、自身のわからないところを辞書を引く感覚で学んでいくスポット方式です。自分が知りたい知識に対して、あなた自身が現在どれくらいに理解できているかにもよりますが、、勉強が全く0の場合は1つめのボトムアップ方式で行うのが良いでしょう。
    全くわからないのだから0からやっていくのが当たり前じゃん!と思ったあなた!

    正解です。

    ですが、ボトムアップ方式を行う際にも気をつけるポイントがあります。

    それは、どれくらいのレベルを最初から理解していけば良いのか?という点です。
    よく勉強初学者でおちいってしまいがちなのが、いきなり完璧に理解しすぎて先に進まないというケースです。
    もちろん、ページをめくるだけで何も理解していないのは問題ですが、最初の段階ですべてを完璧に理解しすぎるのも問題です。
    前段階の知識を知っているだけでなく、説明できるレベルで身についていないと理解・覚えることが難しいという知識は多くあります。

    最初の段階ではそのようにわからないこともある・・・ということを理解することは大事でしょう。
    完璧主義になりすぎてはいけません。
    まずはとにかく「全体像を掴んでいく」のが肝心です。
    「全体像を掴んだ後に理解できることもある」ということを意識してください。
    このことがわからない状態で勉強していて、私はこれまでに何人もの学生が成果が出ていない・・ということがあったことを実感しています。

    ②忘却とは?

    長期記憶にするためには、インプットをしてアウトプットをする前に「一度忘れる必要がある」ということをご存知でしたでしょうか?
    上記で最初から完璧にしすぎないということを述べたのもこの理由からです。最初の段階に難しいこと、自身のこれまでの知識との結びつきが弱いことを覚えようとしても覚えることができません。
    ごくごく簡単なことをインプット→忘却→インプットを繰り返していくのが大事なのです。

    インプットのプロセスをもう少し厳密に考えてみると人はインプットした瞬間に、情報を短期的な記憶として記録します。短期的とはその名のとおりごくごく短い時間で消えてしまうインプットです。これはどういった基準で消えていくのかというと、脳が「必要ではない」と考えた情報が消えてしまうのです。

    一方で脳が必要だと感じた情報は、一度忘れてもアウトプットをした時に戻ってきます。

    ここで大事なのはいかにしてインプットした情報を大事だ!と思わせることができるかです。
    そのために必要なのは単純に勉強時間が多ければいいわけではありません。
    いかにして強いインパクトがある情報に接することができるか?、1日のうちに何回同じ情報に触れることができるかどうか?が大事なのです。

    情報からのインパクトの大きさとは

    これは同じ情報であっても情報源が変わることによって、脳に与える影響が全く変わってくるのです。

    例えば、単純に参考書から日本史の文化史を学ぶのと実際に文化史に載っている仏像を見に行ったりする場合を比べて考えてみると脳に与えるインパクトは異なってくるのです。

    インパクトが大きいことは脳に大事だ!と思い込ませることができ、その結果アウトプットする段階まで記憶に残すことができます。

    このことから本当に覚えられないような出来事は実際に目の前に行って見に行くのが良いです。百聞は一見にしかずとはこのことですね。みなさんもわからないことは実際に見に行ってくださいね。

    試行回数とは

    これは1日の中で暗記をする時間の間隔を空けて脳が忘れてきた頃に再度インプットをすると効果が大きいということです。

    例えば単語を覚えるのに1回目を8時半にして、次に13時半に2回目、16時半に3回目、21時半に4回目といった具合に1日の中で何回も何回も回数を繰り返すことで記憶の定着度が変わってきます。
    全ての出来事に、インパクトが得られやすいようなことではないので、インパクトが得られない時は試してみてくださいね!

    ③アウトプットとは?

    アウトプットとは試験に直結する部分です。
    多くの人が行いがちなのが、どのようにアウトプットするのかを全く意識せずにインプットにかかる時間ばかり多くするということです。
    勉強の時間が増えていても、入試でどのように使用するのかの意識がないと成績には直結しません。

    アウトプットの仕方ではないのですが、非常に重要なアウトプット部分について「何をどのレベルまでアウトプットするのかを確認する」作業を行いましょう。

    まずは過去問から

    「過去問は大事なので最後までとっておく」

    私(小野)も高校生のときはこのような考えをもっていました。
    他の友だちもそうでした。
    ですが、これはいま考えるとおかしな話です。
    受験学年の12月くらいまで一生懸命勉強をして、過去問を解いてみました。
    そこではじめて、「こんな形式の問題が出るのか!」と気づいてしまう・・・
    また過去問を行ってみて、3割くらいしか解くことができなかった。
    こんな展開になってしまったらもう志望校に合格することはできないでしょう。

    そのため、ある程度のインプットを繰り返したら、志望校がどのくらいのレベルなのか?、どのレベルまで自身でアウトプットの質を高める必要があるのか?ということを理解しておく必要があるでしょう。

    この際に特に大事なのは、自分で解くということです。

    情報化社会のため、インターネットで調べると早稲田大学の過去問はこうだ!慶應大学の対策はこうだ!と書いてある記事が見つかるでしょう。
    (当塾でも対策記事はございます)
    こうした記事を見ているとあたかも自分で解いたかのような感覚に陥ってしまいます。
    ですが、実際自分で解かないと自分がどれだけできているのか自分の現在地点と志望校がどれだけ離れているのかがわかりません。

    本気で志望校に行きたいのであれば、こうしたことを肌感覚でつかまないといけません。

    自身の言葉を使って説明できるレベル感で

    「ブログで紹介している◯◯の参考書を何度もやりました!けど成績が上がりません。詐欺だ!」

    というようなことをカウンセリングの時に言われることがあります・・

    ですが、このような成果が出ない勉強をしているこの話をよくよく聞くと内容をよくわからず丸暗記をしているということがあるのです。
    *丸暗記というのはよくないというのは第一回でお話しました。(詳細はこちら)

    丸暗記というのは本文の内容をそのまま覚えてしまっているという状況です。これでは成績が上がらないでしょう。

    成績を上げるためには自分の言葉で表現して、他人が納得できるレベル感でおこなうというものです。

    概念を新しい自分の言葉で表現することができる=自分のものになったというレベルになります。
    自分の言葉で表現する際のポイントとして、比喩・アナロジーを使ってみるのがあげられるでしょう。
    なにか新しいことを学ぶ際には、自分に身近な具体例を使って説明されるのが納得感があります。
    例えを言えるようになるというのが一つのゴール地点になるでしょう。

    このレベルに到達できるまでは参考書・教材を何周行っても意味がありません。
    それまではがんばってください。

    特に独学で勉強をしている人に対して

    書いてある内容を人に説明できるレベルで言葉に表せず、丸暗記しかできないというのは教材のレベルが高すぎる可能性があります。
    レベルを落とした教材を使って何度も何度も様々な視点から読んでみましょう。
    特に偏差値60位まで上がるには、中途半端にレベルの高い教材をいろいろ行うよりも読んでいてわかるレベル程度のものを自分で使えるレベルにしたほうが効果的です。
    成果が出るまでは大変ですが、、、頑張ってください!

    まとめ

    ▷インプットはゼロから必ずしもすべてを覚えていく必要はない。何度も繰り返しが必要なことを理解する。
    ▷忘却とは、インプットをした後に忘れてしまうことです。忘却は発生するものだが、工夫をすることで、忘却の速度を少なくすることが可能
    ▷アウトプットをする前に、最終的な試験到達地点を意識して行うこと。
    ▷アウトプットは自分のコトバで説明できるくらいのレベル感で行うこと。

時間の意識の仕方 |【第2回】学校では教えてくれない不変の勉強技術

2016.12.06

みなさん、こんにちは! 勉強には勉強を始める前に考えることがある。 私(小野)の数百人の受験生への指導経験と私自身の受験時代の経験から 勉強で成果を出すための公式を編み出しました。 それが下記の公式です。 <(時間×質)×計画×モチベーション>×考える力 この5つの公式を理解して勉強を行

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  • みなさん、こんにちは!

    勉強には勉強を始める前に考えることがある。

    私(小野)の数百人の受験生への指導経験と私自身の受験時代の経験から

    勉強で成果を出すための公式を編み出しました。

    それが下記の公式です。

    <(時間×質)×計画×モチベーション>×考える力

    この5つの公式を理解して勉強を行うのと、何も理解せず勉強を始めるのは“効率”が違います。

    時間で言えば1年(365日)ほどの違いはあるかと思います。

    特に受験という不確定性の高い分野であれば絶対に失敗はしたくはありませんよね?

    今回からはこの勉強法則の5つの要素についてお話していきます。

    [toc]

    第2回:絶対に成果を出す時間の使い方、時間の意識の仕方とは?

    正しく勉強を行わなければいつまで経っても成績は上がらない・・・

    当塾ではこの理念の元、勉強公式を編み出しました。

    効率的に勉強を行うために何をしたら良いのか?、何がなければ行けないのか?ご確認いただければと思います。

    今回、第2回目では時間の意識の仕方お伝えしていきます。

    かかすことのできない要素 時間とは?

    まず第一に時間について考えていきましょう。

    勉強において、、

    時間には「蓄積時間」と「瞬間時間」の2つの概念があることを理解すべきです。

    蓄積時間について

    「蓄積時間」とは、それまでにどれだけの勉強蓄積時間があるかどうか?ということです。

    高校レベルになると難しい概念がたくさんでてきます。

    その概念を学ぶためには、小学校、中学校レベルの前提知識が必要になってくるでしょう。

    大学受験レベルの知識となると

    “わかった→わかった→わかった→わかった→わかった→わかった→わかった→わかった”

    という繰り返しが必要になってきます。

    もちろん、ただわかるだけでなく、知識の定着が必要不可欠です。

    定着するというのは、「ある一つのものの見方を身につける習慣を身につけること」です。

    この定着には1つの知識につき2週間くらいはかかります。ただ知るだけでなく、他の新しく学ぶ知識の前提条件となる程度に理解できるようになるためにはその程度の時間がかかってしまいます。

    そのため、どれだけ効率的な勉強法で行っていたとしても、最低限必要な時間があるのです。まずはこれを意識しましょう。高校生くらいだと今の自分にどれだけの時間が残されているのか?高校卒業までに後何日だろうか?、というのは意識していないことがほとんどです。

    定着をするためにどれだけの時間がかかるのか?、今の自分に残された時間はどれくらいなのか?、合格するためにはどれくらい必要なのか?このあたりのことを正確に算出して普段から勉強をしていく必要があります。

    上に記したように大学受験レベルの知識を最終的に早稲田慶應合格レベルに持っていくためには、とにかく早めに勉強を開始することが不可欠です。

    私(小野) 自身もこの点は非常に悔やむべきところです。

    「英文法だけでも・・・」
    「英単語だけでも・・・」
    「英熟語だけでも・・・」

    あとになって悔やんでも時間は戻ってきません。
    後悔するよりも前にまずは基本的な勉強を開始していきましょう。何事も知識というのは階層的になっています。
    因数分解ができなければ、微分積分が理解ができないのは当然です。

    相当な進学校にでもいない限り、
    早稲田慶應に圧倒的な学力で合格するための学力をつけるためにはかなりの時間が必要です。
    自分の立ち位置はどこなのか?客観的に知って適切な勉強を行っていきましょう。

    →客観的な位置を知るために、当塾のカウンセリングを行ってもらっても構いません。お申込みはこちらからできます1。

    瞬間的勉強時間とは?

    瞬間的勉強時間とは、そのときそのときの一瞬の勉強時間です。
    蓄積ではなく、今自分がどれだけの勉強時間を当てているのか?という点が異なります。

    多くの学生は、勉強=テスト前に強制的に学ばされることという程度にしか認識していないでしょう。
    テスト勉強の勉強というのはテスト前に数時間だけ行って、後は行わないという蓄積を伴わない勉強です。
    こうした蓄積なしの勉強では内容が身についていきません。それではいつまで経っても成績は上がらないのです。

    ここで考えるべきなのは、
    自分の投資した時間がどれだけ価値のある時間なのか?を意識することです。
    多くの人はお金の増減には考えているでしょう。

    「アルバイトをしないと・・」
    「おこづかい何に使おうかな?」

    お金についてはよく考えるのに、時間についてはあまり考えない。。

    これではよくありません。
    むしろ、お金は頑張れば増えますが時間は頑張っても残り時間は増えません。この点は強く意識してください。
    私は高校生の時に何か新しいことを始める時にこうした意識がまったくありませんでした。。
    自分の行動の意味、この時間何のためだろう?とということは日々考えてください。

    時間を意識できてない悪い例とは?

    多くの受験生が陥りがちなのが、時間をたくさん取り過ぎてしまうことです。予備校や学校に行くと

    『今日は12時間勉強した〜』

    『徹夜で勉強してるよ〜』などなど勉強時間自慢大会がおこなわれています。

    もちろん勉強はしないよりかはたくさんした方が良いに決まっています。ですが、勉強した!と思ってた時間が本当に慶應早稲田に合格するための勉強になっていましたか?

    12時間の勉強時間に対して12時間分の学びを得ることができましたか?

    学びがでてこない場合は、今見ている問題に対して、知識レベル(自分で辞書や参考書を使えば調べる)でわからない部分がないかを確認してください。
    (学びについてよくわからない人は第一回の勉強するってどういうこと?を参照してください)

    学びがない勉強は自己満足以外のなにものでもありません。

    趣味で勉強している場合は問題ないですが、受験勉強は受験日という制限時間までに自身のレベルを上げていく必要があります。
    時間は無限ではありません。お金と同じく有限です。

    試験のときだけ時間を意識するのではなく、普段勉強している時にも意識して下さい。
    常に自分の時間は何に使っているのか?何を習得するために使っているのかを意識してください。
    それが合格への第一歩です。


    うまく使えば、時間はいつも十分にある。 

    - ゲーテ -


    まとめ

    ▷蓄積時間
    勉強にはどれだけ蓄積したかどうか?という蓄積時間の概念があり、早期から始めたほうが圧倒的に有利
    ▷瞬間的勉強時間
    時間をムダにしないためにも、「今何のために使っている勉強時間なのか」を常に強く意識する。


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