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慶應義塾大学文学部の小論文の対策
このブログでは、慶應義塾大学文学部の小論文に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
本ブログ記事は慶應文学部の小論文についての対策についての記事になります。
慶應小論文の配点や合格最低点他の科目についてはこちらのページをご覧ください。
慶應文学部の小論文の全体像
当塾の専任講師である鈴木が慶應文学部の全体像を0からお伝えして、合格までに何をしたら良いのかを動画にてお伝えします。
慶應文学部小論文の配点
外国語:150/350点
小論文:100/350点
世界史or日本史:100/350点

慶應文学部小論文の形式
5000文字程度の日本語を読んで、
400字程度の要約と自身で論じる400文字で記載する形式。試験時間は90分。
過去の慶應文学部の課題文とテーマ一覧
慶應の文学部では、テーマが多種に富んでいます。またテーマ自体も抽象的なため読みにくい文章が多くなっています。
慶應文学部小論文の特徴を理解する
慶應文学部の小論文で合格点を取るためにはまずは慶應文学部小論文の独特な形式になれる必要があります。
ただ過去問を行う前に、まずは慶應文学部で問われてる特徴を理解しよう。
要約が出題される
慶應文学部の小論文の最大の特徴が要約が大問一つ出題されるということです。
これはどういうことなのか?というと、
書く力の前にまずは読解力を鍛えよう!ということなのです。
闇雲に過去問を解いていいってもできるようにはならず、
まずは文章自体を読む力をつけて、
つまり、どのようなことをいっていたのか?を文章で表せるようにしましょう。
読解する文章のテーマが難しい
先ほど過去問のテーマを見てきた通り、テーマが多岐に渡っていて生半可無知識では難しいです。
慶應だから国語の対策もいらない・・という気持ちだと痛い目を食らいます。たとえば、慶應だから・・古文は必要ない!と思っていたら「徒然草」についての評論が2021年出題されています。
現代文のテーマ集を読むことはもちろんのこと、別科目にての知識を使っていき読み解いていく必要があります。
半分取らないと合格ができない!=合格に大きく関係
慶應経済学部や法学部は小論文は合否に大きく影響はしていません。英語と歴史、数学科目で足切りがあり多くがそこで合格が決まってしまっているからです。
ですが、慶應文学部は足切りもなく点数が100点と大きいため合格に大きく影響しています。
逆にいうと、小論文の出来次第で逆転も可能ということもできます。
慶應文学部で合格するためには小論文は何点必要か?
上述したように最低でも他の受験生と並ぶ55点は必要です。
ですが、要約ができて論旨をまとめることができれば、
80点程度の点数を取ることも可能であり大きく他の受験生にアドバンテージを取ることができます。
慶應文学部の小論文に必要な3つの力とは?
慶應文学部では、ただ単に文章を書き連ねていくだけでは合格できません。
下記三点の力を持っていることが必要です。
課題文をしっかりと理解してるのか?(理解力)
いかに文章を要約し情報を取捨選択するチカラがあるのか?(文章構成力・論理性)
如何に問題点を指摘し有効策を打ち出せるか?(問題発見・解決能力)
具体的にどのような力なのか見ていきましょう。
資料を読む(読解力・要約力)
まずは、課題文の読解です。
課題文に関しては文章自体の難易度はあまり高くはないです。
ですが、内容をしっかりと理解するためには物事を深く掘り下げて考えることが求められる上に素早く読解し要約することが求められます。
要約をするということ=文章の内容を自身で再構成するという意味。
読解力に不安のある方はまずは、言葉レベルでの確認を行ってください。
そのため、新聞をチェックすることは勿論、その上でわからなかった記事をファイリングして要約したり、興味のある記事について知識を深めるために関連した本を読んでみるのが良いでしょう。
文学部では、多岐にわたる範囲からの出題が想定されますので、話題の新書を読むことや人文科学や民俗学に関わる本を読むことが、試験対策に大きく影響するでしょう。加えて、課題文のテーマに関しての歴史的背景なども重視される場合があります。
意見論述(論理的思考力)
自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」が必要となります。
小論文における論理的な思考力とは、
自身の考えを簡潔に、相手に伝わるように筋道を立てる力です。
少ない文字数の中で、
自分の主張したいことを中心に述べていけるようになるには練習を積む必要があります。
論旨をうまく組み立てられるようになるためには、ある程度の論文の型を身につけるのと練習が不可欠です。
意見論述(独創力)
意見論述においては独創力・発想力も重要で求められている要素です。
当たり前ですが、本文内で語られているような意見を自身の言葉で言い換えるというような文章を書いても点数はもらえません。
かといって、あまりに突飛な意見を述べたところで、
その根拠付けが曖昧であれば採点者側に「筋の通らない文章である」、という烙印を押されてしまいます。
しかしながら、先ほどから述べている通り、
文学部の小論文は文字数の制限があるために、意見論述に組み込める情報量は必然的に狭くなってしまいます。
そのため、自分の述べたいと考える意見を主軸にして、
読書などで得た自らの持つ知識や経験を付け加えて自分の意見を肉付けすることで、短いながらも説得力のある小論文に仕上げることができます。
慶應文学部小論文の対策
ここまでで慶應の小論文の特徴がわかっていただけたと思います。
ここからは具体的に慶應小論文の対策としてどのようなことをおこなっていくのかをお伝えしていきます。
読解力を鍛える
先ほどから伝えている通り、慶應大学文学部の小論文は要約が半分を占めており、
また設問の二つ目も読解を前提に話を進めないと合格にはつながりません。
以上から、慶應大学文学部に合格するためには、読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。
慶應文学部に合格するためにおすすめの教材は、現代文読解力の開発講座です。
現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。
背景知識の理解
先ほども過去問のテーマ一覧で見てきた通り、慶應文学部の小論文は 難解なテーマで出題がされることが多いです。
何も準備なしで対策をするのでは合格は難しいです。最低限の知識として、現代文のテーマ教材である「ことばはちからだ」を実施するようにしてください。
また余裕のある人は下記を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。※当塾では必須資料となっています。
小論のプロに添削を受ける
正直な話をすると、論文は訓練を受けてない大人が多く、
論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。
論文指導は大学院以上でないとうけてなく、かつそれを教えるとなると至難の業です。
費用がかかるので、そばにいる大人である学校の先生に見てもらう・・というのは、
もちろんしょうがない部分はあります。
ですが、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、慶應文学部合格にももちろん一役かいますし、
一生涯役に立つスキルです。
できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。
慶應文学部対策のための小論文の基礎動画
そもそもの慶應の小論文の基礎ができてない人は、こちらで小論文の基礎を動画でお伝えしています。Part1からPart3まであるので、クリックしてご覧ください。
音が出ますので注意してください。
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