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早慶とMARCHの差はどれくらい?偏差値・併願・就職で比較

2026.09.08

こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。 MARCHの過去問なら7割取れる。それなのに、早慶の過去問を開くと手が止まる。「早慶とMARCHの差はどれくらいなのか」と悩んでいませんか。 先に結論をお伝えします。早慶とMARCHの偏差値差は、学部・学科・入試方式によって変わります。河合塾の2027年度

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  • こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。

    MARCHの過去問なら7割取れる。それなのに、早慶の過去問を開くと手が止まる。「早慶とMARCHの差はどれくらいなのか」と悩んでいませんか。

    先に結論をお伝えします。早慶とMARCHの偏差値差は、学部・学科・入試方式によって変わります。河合塾の2027年度予想「学部学科ランク」では、慶應商学部商学科と立教経営学部経営学科が同じ65.0です。ただし、この数字だけで実際の試験の相性や、あなたの合格可能性までは判断できません。

    この記事の結論
    1. ①偏差値は学部・学科まで指定して比較。出願を考えるときは、実際の科目・配点を反映する「方式別ランク」も確認する
    2. ②差は過去問の答案から確かめる。英語なら語彙・構文、時間配分、選択肢の根拠を分けて見直す
    3. ③志望学部に合わせて学習を組み直す。2027年度の慶應経済には小論文がなく、「慶應なら小論文」とは限らない

    本記事では、偏差値・入試問題・受験者層・併願・就職の5つの視点で比較し、MARCHレベルから早慶を目指す学習手順を説明します。数値には出典を添え、指導上の提案とは区別しています。なお、MARCHは明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学を指します。

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    早慶とMARCHの差の早見表【偏差値・問題・受験者層・併願・就職】

    大学群の名前だけで難易度や受験科目を決めつけず、自分が受ける学部・方式で何が必要かを見比べてください。

    早慶とMARCHを比べる5つの視点(2026年9月時点)

    比較の視点 MARCH 早慶
    偏差値 立教経営(経営)65.0など、早慶と重なる例がある 慶應商(商)65.0、早稲田政経(経済)70.0など
    入試問題 学部・方式により語彙、記述量、時間制約が異なる 同じ教科でも分量や設問形式への追加対策が必要になる場合がある
    受験者層 第一志望者に加え、早慶などとの併願者も受験する 他大学との併願がある。大学群だけでは第一志望者の割合は判断できない
    併願 早慶を目指していても、学部ごとの対策が必要 2026年度は早慶上理受験者のMARCH併願割合が前年より増加
    就職(400社) 2025年実就職率:21.7〜32.0% 2025年実就職率:39.3〜46.7%

    偏差値は河合塾「2027年度・学部学科ランク」の例で、各大学群全体の範囲ではありません。併願は河合塾「2026年度入試結果総括」、就職は大学通信「2025年 著名400社実就職率」によります。出典と比較上の注意は各節に記載しています。

    早慶とMARCHの偏差値差は「学部・学科・方式」で変わる

    ①偏差値を比べるときの3つのルール

    • 同じ予備校・年度・更新時点のデータで比べる
    • 同じ学問系統で、学部・学科まで指定する
    • 表の種類と入試方式を確認する。共通テストの得点率と偏差値を混同しない

    河合塾のボーダーラインは、合格可能性が50%になると予想される水準です。個人の合否を確約する値ではなく、志望校を考える際の目安として使います。

    また、「学部学科ランク」と「方式別ランク」は別の指標です。学部学科ランクは学問系統ごとに共通の教科で比較し、実際の入試科目・配点は考慮しません。方式別ランクは実際の科目・配点を踏まえるため、出願先を選ぶ際はこちらも確認してください。

    出典:河合塾Kei-Net「入試難易予想ランキング表」の見方(2026年9月8日確認)。

    ②学問系統別の比較例【2027年度・学部学科ランク】

    以下は、同じ学問系統の具体的な学部・学科を抜き出した例です。一般選抜の各方式のボーダーや、学部内すべての学科の値を示す表ではありません。

    学部・学科を指定した偏差値の比較例

    学問系統 早慶の例 MARCHの例
    法・政治 早稲田政経(政治)70.0
    慶應法(法律)67.5
    中央法(法律)60.0
    青山学院法(法)57.5
    経済・経営・商 早稲田政経(経済)70.0
    慶應経済(経済)67.5
    慶應商(商)65.0
    立教経営(経営)65.0
    明治経営(経営)62.5
    法政経済(経済)57.5
    文・人文 早稲田文(文)67.5
    慶應文(人文社会)65.0
    明治文(史学地理・日本史学)62.5
    青山学院文(日本文)60.0
    工学 早稲田基幹理工(学系3)67.5
    慶應理工(学門A〜E)65.0
    中央基幹理工(応用化学)60.0
    青山学院理工(情報テクノロジー)57.5

    出典:河合塾Kei-Net「2027年度入試難易予想ランキング表・学部学科ランク」法・政治学系/経済・経営・商学系/文・人文学系/工学系(2026年9月8日確認)。

    たとえば、慶應商(商)と立教経営(経営)は同じ65.0ですが、早稲田政経(政治)70.0と青山学院法(法)57.5では12.5の差があります。「早慶とMARCHの差は一律○ポイント」とは言えません。

    偏差値だけでは合格の難しさを判断できない4つの理由

    学部学科ランクが同じでも、実際に受ける科目・配点・問題形式が違えば、得意不得意によって得点のしやすさは変わります。次の4点を確認しましょう。

    偏差値とあわせて見る4項目
    1. ①受験者層と併願:第一志望の大学名だけで、併願先の合格を見込まない
    2. ②問題との相性:語彙・分量・記述・時間配分を実際の過去問で確かめる
    3. ③科目と配点:必要な科目と、得意科目が占める配点を確認する
    4. ④得点の扱い:素点と得点調整後の合格最低点を区別する

    理由①MARCHにも早慶との併願者がいる

    河合塾の2026年度入試結果総括では、早慶上理の受験者がMARCHを併願する割合は前年より増えています。合格を目指すには、併願者の存在も踏まえ、受ける学部の形式に合わせて準備する必要があります。早慶を目指していること自体は、MARCHに合格できる根拠にはならないと捉えてください。

    理由②模試と志望学部の問題形式が違う

    模試で高い偏差値を取れても、入試の長文量や記述形式に慣れていなければ力を出し切れません。早慶・MARCHのどちらでも、問題を読む力に加えて、制限時間内に答案を完成させる練習が必要です。知識不足なのか、読む時間なのか、設問で迷う時間なのかを分けて確認します。

    理由③科目と配点は学部・方式ごとに異なる

    特に慶應は、「国語の代わりに小論文」と一括りにすると対策を誤ります。2027年度一般選抜の代表例は次のとおりです。

    学部・方式 科目・配点 対策上の注意
    慶應経済A 英語200点・数学200点 小論文は課されない。数学を含めた対策が必要
    慶應経済B 英語200点・地理歴史200点 小論文は課されない。選択できる地理歴史科目を要項で確認
    慶應商A 英語200点・地理歴史100点・数学100点 数学を使用する方式
    慶應商B 英語200点・地理歴史100点・論文テスト100点 大学の科目名は「論文テスト」。過去問で形式を確認

    慶應の文・法・総合政策・環境情報では小論文が課されます。一方、早稲田政経の2027年度一般選抜は、共通テスト100点と総合問題100点を合算する方式です。大学群の比較に加えて、自分の受験年度・学部・方式の要項を確認することが必要です。

    出典:慶應義塾大学「2027年度一般選抜 試験科目・配点一覧」、早稲田大学政治経済学部・2027年度入学試験情報(2026年9月8日確認)。出願前には各大学の最新の入試要項・変更通知を確認してください。

    理由④合格最低点は「何の点数か」を確認する必要がある

    合格最低点は学部・方式・年度で異なり、大学によって得点調整や共通テストの換算があります。自己採点の素点を、調整後の合格最低点とそのまま比較してはいけません。「早慶は一律7割」といった基準も適切ではありません。

    過去問では各年度の配点・採点条件をそろえ、大学が公表する得点の扱いを確認してください。得点調整を再現できない場合は、自己採点だけで合否を断定せず、複数年度の結果と模試判定も併用します。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sokeitettei/"]

    科目別に見る早慶とMARCHの差【英語・国語・社会・数学】

    以下は過去問を分析するときの着眼点です。大学群のすべての問題が同じ傾向という意味ではありません。英語から順に、自分の答案で確認してみてください。

    科目①英語:語彙・分量・設問の根拠を確認する

    英語は、語彙力があっても時間配分や設問の捉え方によって得点が変わります。次の3点を、志望学部の問題で調べます。

    着眼点 答案で確認すること 見直し方
    語彙・構文 未知語や複雑な一文で読む手が止まっていないか 基本語の多義・派生語と文構造を復習し、文脈から推測できる語も分ける
    分量・時間 本文を読む時間と、設問で迷う時間のどちらが長いか 大問ごとの所要時間を記録し、読み直しや解く順番を見直す
    設問の根拠 語句の一致だけで選び、主張や因果関係を取り違えていないか 正解の根拠と、他の選択肢が合わない理由を本文に戻って説明する

    MARCHでも早慶でも、言い換えの理解や段落全体の要旨は大切です。一文の意味を正確に読み、その文が段落の中で果たす役割まで捉える練習を重ねましょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/gmarch-english/" title="【GMARCH】英語の難易度ランキング・傾向と対策"]

    科目②国語・小論文:必要科目を先に確定する

    国語が必要か、古文・漢文まで出題されるか、記述があるかは学部・方式で異なります。MARCHを一律に「国語必須」とは扱えません。早稲田を志望する場合も、受ける学部の過去問で大問構成を確認してください。

    慶應で小論文を課す学部を志望するなら、文章や資料を読み、問いに応じて根拠のある答案を書く練習が必要です。2027年度の慶應経済には小論文がなく、慶應商Bは論文テストです。国語対策と一括りにせず、必要な科目に学習時間を配分しましょう。

    科目③日本史・世界史:正誤の理由まで説明する

    用語を知っていても、年代・地域・因果関係が曖昧だと正誤問題で失点します。これはMARCHにも早慶にも共通します。選択肢を一つずつ判断し、誤りならどこを直せば正しくなるかを説明してください。

    記述・論述を課す方式では、用語を書けるだけでなく、設問が求める範囲を整理して答案にする練習も必要です。細かい知識を増やす前に、教科書の流れと既習事項の精度を確かめましょう。

    科目④数学・理科:方針を立てる力と時間配分

    誘導の有無や計算量は学部・年度によって変わります。過去問で、典型問題の取りこぼし、立式の遅れ、計算ミス、方針が立たない問題を分けて確認します。難問に時間を使いすぎず、解ける問題を確実に取り切る練習も必要です。

    文系でも、慶應経済A・商Aなど数学を使用する方式があります。数学が得意なら選択肢になりますが、数学の偏差値だけで「狙いやすい」と判断せず、英語を含む総合点と必要な対策量で比較してください。

    MARCHでは取れるのに早慶で点が落ちる原因【過去の相談事例】

    当塾に寄せられた、2010年度の過去問を解いた現役生の相談を紹介します。センター試験時代の事例であり、現在の入試難易度や一般的な得点差を示すデータではありません。

    Aさんの相談:模試の英語は得意でも、過去問では時間不足

    6月の東進センター試験本番レベル模試で、英語188点/200点、偏差値69.2。本人が報告した2010年度過去問の英語得点率は、明治政経74%、早稲田法50%、早稲田政経44%でした。

    本人は、読むのに時間がかかり、急ぐと読み方が雑になることや、英作文に時間を残せないことを相談していました。

    2010年度の過去問を解いた一人の相談者の英語得点率:明治政経74%、早稲田法50%、早稲田政経44%

    相談者の自己申告による、およその得点率です。2010年度の問題を使用しており、特に早稲田政経は現在の総合問題方式と異なります。

    元の相談への回答では、同じ内容が違う表現で述べられていることを捉え、情報を整理して読む練習を提案しています。ただし、得点率だけから「原因は抽象度」と断定することはできません。現在の学習に生かすなら、次のように答案を見直します。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/jukencaunseling/kakomon-3/" title="【現役生】早慶の過去問の英語を読むのが遅くて問題を解くことができません。"]
    確認したい原因 見直す箇所 次の練習
    語彙・構文 意味を取り違えた単語・一文 該当する語義・文法・構文を復習する
    時間配分 読み直し、迷った設問、時間切れの位置 大問ごとの時間を記録し、解く順番を調整する
    内容・設問理解 段落の要旨、設問の指示、選択肢を選んだ根拠 本文と選択肢の対応を自分の言葉で説明する

    大問ごとの得点率は、詳しく見直す場所を探す手掛かりです。原因を絞るには、途中のメモや選択理由、時間の使い方まで確認しましょう。複数の原因が重なることもあります。

    MARCHレベルから早慶レベルへ上げる学習手順【4段階】

    以下は、英語を中心に対策を組み直す手順です。期間や学習量は、現在の理解度と残り時間に合わせます。志望校で必要な形式は早めに確認し、弱点補強と過去問演習を並行して進めてください。

    答案を見ながら進める4段階
    1. ①語彙・構文の穴を埋める:今の教材と過去問で不足を確認する
    2. ②正確さと時間配分を整える:標準的な問題で読み直しや迷いを減らす
    3. ③志望校の過去問を分析する:本文・設問・選択肢の根拠を言葉にする
    4. ④必要な形式を仕上げる:記述、小論文、論文テスト、総合問題などを学部に応じて練習する

    段階①語彙・構文の穴を埋める

    新しい単語帳を追加する前に、今の教材で「見覚えはあるが、文中では意味が取れない語」を洗い出すことから始めます。基本語の多義・派生語、熟語、構文も確認します。

    • 今の単語帳で意味がすぐに出ない語に印を付ける
    • 例文の中でも意味を取れるか確認し、翌日・数日後に再確認する
    • 過去問で繰り返し不足する語彙があれば、残り期間に合わせて補助教材を選ぶ
    • 一日の新規量は、復習を続けられる量に調整する
    単語帳と付箋を使った復習のイメージ

    段階②標準的な問題で「正確さと時間配分」を固める

    MARCHの併願学部などの過去問を、まずは本来の制限時間で解きます。初見問題での結果を記録し、次の3点を練習します。

    • 段落の役割をつかむ:復習時に、主張・具体例・反論などの関係を短くメモする。同じ内容の言い換えは一つにまとめる
    • 設問の要求を確認する:局所的な説明か、段落全体の要旨かを確かめ、必要な範囲を読み直す
    • 時間を記録する:読む時間と設問で迷う時間を分け、次回の大問ごとの目安を決める

    メモは読み方を身につけるための練習です。本番で全段落に長い要約を書く必要はありません。正確さが安定したら、短縮できる作業を一つずつ探してください。

    段階③早慶の過去問で失点の原因を分析する

    志望学部の過去問では、点数とともにどこで、なぜ失点したかを残します。復習が終わらないまま次の年度へ進むより、説明できない設問を減らすことを優先しましょう。

    • 1回目:制限時間で解き、迷った問題と時間切れの位置に印を付ける
    • 解答を見る前の解き直し:時間制限を外して考える。答えが変わった場合は、何を読み直して判断が変わったかを記録する
    • 根拠の確認:本文のどこが根拠か、正解がどう言い換えているか、不正解のどこが違うかを書く
    • 失点の分類:語彙・構文、時間配分、内容・設問理解などを確認し、翌週の復習を決める

    解き直しても間違えた問題が、すべて知識不足とは限りません。設問の読み違いや、根拠の取り違えが残ることもあります。説明できない問題は、講師などに途中の考え方ごと確認してもらうと、修正点を絞りやすくなります。

    自習室で学習する生徒たちのイメージ

    段階④志望学部の形式に特化する

    小論文を課す慶應の学部、論文テストを課す慶應商B、総合問題を課す早稲田政経など、受験する方式に必要な練習を組み込みます。2027年度の慶應経済は英語と数学または地理歴史の対策が中心です。

    過去問は現在の形式に近い年度を優先してください。形式変更前の問題は、使える大問を選んで演習に回します。年数をこなすことだけを目標にせず、採点・復習までできる計画を立てましょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-schedule/" title="早慶への英語おすすめ参考書ルート!早慶専門塾のプロ監修"]

    「MARCHでは取れるのに早慶で伸び悩む」「何を復習すればよいかわからない」という方は、模試の結果や過去問の答案をもとに、今の学習状況を相談できます。志望学部と残り期間に合わせて、優先する対策を一緒に整理しましょう。

    早慶専門塾ヒロアカ志望学部に向けて、今の学習の優先順位を相談する

    オンラインでの相談も可能です。希望日時をお申し込みいただき、スタッフの確認後に日程が確定します。

    早慶志望者のMARCH併願戦略【安全性をどう判断するか】

    早慶を第一志望にしていても、MARCHを自動的に「滑り止め」と考えるのは避けましょう。河合塾の2026年度入試結果総括では、私立大一般選抜の志願者数は前年比110%、合格者数は95%でした。

    同資料では、早慶上理受験者のMARCH併願割合や、成成明國武への併願割合が前年より増えています。併願先を検討する際は、このような受験動向を参考にしながら、自分の得点と日程に合う受験校を選ぶことが必要です。

    出典:河合塾Kei-Net「2026年度入試結果総括」(2026年6月15日、2026年9月8日確認)。早慶上理=早稲田・慶應・上智・東京理科。成成明國武=成蹊・成城・明治学院・國學院・武蔵。

    併願先の安全性は、次の3点を合わせて判断してください。

    • 複数年度の初見の過去問で得点が安定しているか。配点と得点調整を確認し、合格最低点ぎりぎりの一度の結果だけで判断しない
    • 試験日・移動・入学手続の締切に無理がないか。連日の受験や、第一志望の発表前に必要な手続も含めて考える
    • 科目・配点・形式が自分に合うか。得意科目が生きるかに加え、併願対策に使える時間を確認する

    不安が残る場合は、大学群を広げて併願先を検討しましょう。成成明國武なども、名前だけで安全校と決めず、学びたい内容と過去問の結果を確かめます。これらの条件を満たしても、合格が保証されるわけではありません。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/gmarch/ukariyasui-gmarch/"]

    就職で確認できる差と確認できない差

    大学通信の2025年著名400社実就職率では、早慶とMARCHの7大学に次の違いがあります。

    2025年著名400社実就職率:慶應46.7%、早稲田39.3%、明治32.0%、立教30.0%、青山学院26.8%、中央26.4%、法政21.7%

    出典:大学通信オンライン「2025年 著名400社実就職率ランキング」(2025年11月26日更新、2026年9月8日確認)。実就職率=著名400社就職者数÷〔卒業(修了)者数−大学院進学者数〕×100。慶應・早稲田・明治・中央・法政は大学院修了者を含み、立教・青山学院とは集計対象が異なります。

    慶應46.7%、早稲田39.3%に対し、MARCHは明治の32.0%から法政の21.7%です。たとえば早稲田と明治は7.3ポイント、慶應と法政は25.0ポイントの差です。比較する大学によって差の大きさは変わります。

    この指標は大学選びの参考になりますが、学部卒だけを同じ条件で比較した値ではありません。学部構成や進路の選択も異なります。また、次の点はこのデータだけでは判断できません。

    • 400社以外への就職、公務員、自営なども含めた進路全体の良し悪し
    • 個人の年収・昇進・仕事への満足度
    • 企業ごとの採用基準や、大学名が選考に与える具体的な影響

    就職の数字だけで進学先を決めず、学びたい分野、通学・費用、卒業後に目指す進路も合わせて比較してください。

    早慶とMARCHのどちらを目指すべきか【3つの判断基準】

    志望校の判断には、現在の学力と、これから実行できる対策の両方が必要です。次の3点を具体的に整理しましょう。

    志望校を判断する3つの観点
    1. ①現在地:科目別の模試結果と初見の過去問で、取れる問題・不足する力を確認する
    2. ②残り期間と学習時間:必要な対策を、学校生活や併願準備も含めて実行できるか考える
    3. ③学びたい内容と入試との相性:志望理由、必要科目、配点、形式を確かめる

    高3の秋以降でも、科目ごとの到達度や志望方式によって判断は変わります。第一志望への対策を続けながら併願を組む場合も、受験校を絞る場合もあります。時期や偏差値一つで決めず、次に取り組むべき課題まで落とし込むことが大切です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gyakuten-goukaku/"]

    早慶とMARCHの差に関するよくある質問

    MARCHに落ちたら、早慶も無理ですか?

    その結果だけでは決まりません。科目・配点・形式や当日の得点によって結果は変わります。ただし、相性に期待するだけでは対策になりません。受ける早慶の学部の答案を確認し、残る試験で修正できる点を絞りましょう。

    上智は早慶とMARCHのどちらに近いですか?

    大学全体を一方に分類するより、学科ごとに比べる方が適切です。河合塾の2027年度学部学科ランクでは、上智経済(経済・経営)は65.0です。ただし、実際の出願では方式別の難易度や必要科目も確認してください。

    日東駒専からMARCH、MARCHから早慶の差はどちらが大きいですか?

    比較する学部・方式と本人の得意不得意によって変わります。志望学部の問題で、知識・読解・記述・時間配分の何を補う必要があるかを確認しましょう。

    MARCHから早慶に上げるには、何時間増やせばよいですか?

    一律の追加時間では決まりません。まず不足する単元と必要な演習を洗い出し、一週間で復習まで完了できる量を決めます。時間の記録に加え、以前説明できなかった問題を説明できるようになったかで進み具合を確認してください。

    結局、早慶とMARCHはどっちが上ですか?

    掲載した偏差値の例や著名400社実就職率では、早慶の数値が高い比較が見られます。一方、学科によって偏差値が重なる例もあります。大学の価値全体を順位づける指標ではないため、学びたい内容と受験する方式を具体的に比べてください。

    勉強時間を考える際の参考記事はこちらです。時間の目安を、そのまま個人の合格条件として使わないようにしてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/sokei-studytime/" title="早慶合格に必要な勉強時間【学部別、学年別】"]

    まとめ:志望学部の答案から、差を埋める勉強を決める

    この記事のまとめ
    1. ①偏差値は学部・学科・表の種類をそろえて比べる。出願時は方式別ランクも確認する
    2. ②最新の科目・配点を確認する。2027年度の慶應経済に小論文はない
    3. ③失点は語彙・構文、時間配分、内容・設問理解などに分け、答案の根拠から確かめる
    4. ④4段階の学習を残り期間に合わせて進め、過去問は復習まで計画する
    5. ⑤併願は複数年度の得点・入試日程・科目との相性を合わせて判断する

    MARCHの過去問で取れている問題は、あなたの現在の強みです。早慶で取れない問題は、次に確認する課題になります。「自分には才能がない」で終わらせず、どの一文・どの設問・どの時間の使い方を直すかまで具体化しましょう。

    ヒロアカは早慶に特化した個別指導塾です。志望学部と今の学習状況を確認し、優先する対策を一緒に整理します。「教材を増やすべきか」「過去問の復習方法を変えるべきか」と迷っている方は、無料カウンセリングをご利用ください。

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    オンラインでの相談も可能です。希望日時をお申し込みいただき、スタッフの確認後に日程が確定します。

英文法・語法SHORTCUTS|254問をどう使う?レベルと違い

2026.09.08

英文法・語法SHORTCUTSとは?254問を使って解き方を身につける問題集 「英文法の問題集を何周もしているのに、初めて見る問題になると解けない」「正解は選べるけれど、なぜその答えになるのか説明できない」 こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。 そんな受験生が検討したいのが、宮下卓也先生の『大

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  • 英文法・語法SHORTCUTSとは?254問を使って解き方を身につける問題集

    「英文法の問題集を何周もしているのに、初めて見る問題になると解けない」「正解は選べるけれど、なぜその答えになるのか説明できない」

    こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。

    そんな受験生が検討したいのが、宮下卓也先生の『大学受験 英文法・語法SHORTCUTS』です。

    本書は、英文法・語法の254問に取り組みながら、問題のどこに注目し、どう判断するかを確認していく問題集です。答え合わせの際に英文の構造まで振り返れる点にも特徴があります。

    網羅系と呼ばれる文法問題集は、出版社が問題数を公表しているものでも1,289問から約1,700問あります。ページ数も470〜660ページです。これに対して本書は254問・256ページ。出版社も「1000問解くより、この254問。」と打ち出しています。

    SHORTCUTS254問に対しUPGRADEは1,289問、スクランブルは約1,700問であることを示す横棒グラフ
    問題数・ページ数は各出版社の公式ページより。Vintage・Next Stage・POWER STAGEは総問題数を公表していません。

    つまりSHORTCUTS(近道)とは、問題数を絞り、正解率の高い問題から先に押さえるという意味です。著者も「厳選された重要問題を優先順位が高いものから解いていくのが近道(ショートカット)」と書いています。勉強量を減らす近道ではなく、解く順番の近道だと考えてください。

    この記事の結論

    • おすすめしたいのは、文法を一通り習ったが、問題になると判断が揺れる人
    • 難易度は5段階。1周目は易〜ふつうの221問だけでよい
    • Vintageを使いこなせているなら、買い替える必要はない
    • 254問の答えを覚えても、早慶の英語対策は終わらない

    この記事では、本書の本文と出版社情報をもとに、使いどころと補うべき学習を整理します。

    [toc]

    英文法・語法SHORTCUTSの基本情報と5つの特徴

    書名 大学受験 英文法・語法SHORTCUTS
    著者/出版社 宮下卓也/Gakken
    発売日 2026年8月6日
    紙の書籍の価格・仕様 1,760円(税込)/A5判・256ページ
    構成 全19章・254問
    主な内容 文型・時制・準動詞・関係詞・比較などの文法と、動詞の語法・イディオム

    書誌情報:Gakken公式書籍ページ。章数・問題数は本書目次・巻末でも確認。価格は確認日時点の紙版です。購入時の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

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    全19章の目次と、章ごとの問題数

    本書は19章構成です。章ごとの問題数には偏りがあり、関係詞の30問がもっとも多く、動詞の語法・イディオムの28問、強調・倒置・省略・代用の20問と続きます。苦手な分野がどれだけ収録されているかを、買う前に確認してください。

    全19章の問題数を示す横棒グラフ。関係詞30問、動詞の語法・イディオム28問、強調・倒置・省略・代用20問が多い
    問題数が多い上位3章を臙脂色にしています。

    全19章の問題数と、やや難・難の問題数

    章 分野 問題数 うち やや難・難
    1 動詞・文型 14問 3問
    2 時制 14問 1問
    3 態 10問 0問
    4 助動詞 10問 0問
    5 不定詞 8問 1問
    6 動名詞 10問 2問
    7 分詞 10問 0問
    8 仮定法 12問 1問
    9 名詞・冠詞 6問 1問
    10 代名詞 16問 4問
    11 関係詞 30問 6問
    12 形容詞・副詞 8問 0問
    13 比較 18問 2問
    14 接続詞 16問 1問
    15 前置詞 12問 2問
    16 疑問 6問 1問
    17 否定 6問 0問
    18 強調・倒置・省略・代用 20問 4問
    19 動詞の語法・イディオム 28問 4問
    ― 合計 254問 33問

    章立ては本書の目次による。問題数は各章の掲載問題を本記事が数えた数字です。「やや難・難」は本書の難易度表示(正解率55%以下)にあたる問題の数です。

    問題数が少ない章は、その分野が軽いという意味ではありません。入試で問われ方が限られている分野だと考えてください。名詞・冠詞や疑問、否定はそれぞれ6問ですが、出題されないわけではありません。

    ① 254問に絞って、文法の判断方法を学べる

    本書は章ごとに問題を解き、解説を確認する構成です。大量の設問を一気にこなすことに負担を感じている人でも、どこまで進めたかを把握しやすい分量です。

    一方で、問題数が少ないからこそ、一問から何を学ぶかが大切です。正解の番号を確認して終わると、次に似た問題が出たときに、同じところで迷ってしまいます。

    ② Shortcut!で、最初に見るべきポイントを確認できる

    解説の「Shortcut!」では、正解を選ぶための着眼点や考え方を確認できます。例えば、動詞の問題であれば、単語の日本語訳だけで判断せず、後ろに目的語があるか、前置詞があるかに目を向けることが重要になります。

    この「Shortcut!」が書名の由来です。ただし著者は同時に「急がば回れ」とも書いています。構文解析や、分からない項目を調べ直す作業は一見遠回りですが、それこそが本番での得点力につながる確実な近道だという考え方です。

    学び方のイメージ次の英文は本記事のオリジナル例です。

    We discussed the proposal yesterday.

    discussは目的語を直接取る動詞です。「~について話し合う」という日本語の「について」につられて、aboutを足す必要はありません。意味と、動詞が取る形をセットで確認するのがポイントです。

    ③ Check!で、誤った選択肢を選んだ理由を振り返れる

    「Check!」は、誤答の選択肢について確認するコーナーです。正解した場合も、自分が他の選択肢を外した理由と照らし合わせてみましょう。

    ただし、全問が同じ解説構成ではありません。第19章の語法・イディオムでは、確認した紙面にCheck!がなく、Shortcut!を中心に解説されています。

    ④ 構文解析を使って、文法問題の英文を読み直せる

    解答ページには、SVOCや句・節を示す構文解析があります。選択肢を選んだ後に、主語・動詞・修飾関係まで確認することで、文法の知識を英文を読む練習につなげられます。

    ここは本書の大切な使いどころです。空欄の周囲だけを見て解いた後に、完成した英文全体を自分で説明できるかまで確認してください。

    機能の説明は本書「本書の特長と使い方」(紙面4〜5ページ)を参照。構造分析の範囲について、出版社説明には語法など一部の問題を除く旨の記載があります。

    ⑤ 調べ直しと復習を支える付属コンテンツがある

    書籍では、英文法ハンドブック、掲載問題を並べ替えたランダム演習PDF、問題英文の音声、LINEを利用するクイズアプリが案内されています。

    特に、単元順では解けても、どの文法が問われているか分からないと迷う人には、問題順を変えた復習が役立ちます。ハンドブックも、分からなかった文法をその都度調べ直す用途に向いています。

    本書「学習サポートコンテンツについて」(紙面6〜7ページ)より。クイズアプリは書籍上「2026年秋ごろ公開予定」で、今回、提供開始は確認できていません。各サービスの最新の利用条件は書籍の案内先で確認してください。音声の案内先:Gakken my-oto-mo。

    SHORTCUTSのレベルは?どの段階で始めるべき?

    本書の内容から考えると、高校英文法の基本事項を学んだ後、入試問題でその知識を使えるようにする段階で取り組みやすい教材です。以下は、書籍の構成を踏まえた本記事の学習提案です。

    今の状態 取り組み方の目安
    主語・動詞・目的語や品詞の意味から曖昧 入門教材やハンドブックで基本用語を確認してから、易しい問題に取り組む
    文法を習ったが、初見の問題で迷う 正解だけでなく、判断の根拠を説明する練習に使う
    手持ちの問題集は解けるが、答えを覚えている気がする 初見で解き、根拠まで言えるかを確かめる。苦手項目を優先する
    文法問題の根拠も文構造も説明できる 新しい一冊を増やす必要性を確認し、読解・語彙・過去問の弱点対策を優先する

    「偏差値がいくつなら始めてよい」と一律に決めるより、数問解いて解説が理解できるかを見るほうが具体的です。解説中の文法用語で毎回止まるなら、問題を先へ進める前に、関連する基本事項を復習しましょう。

    難易度は5段階。どこから解くかが決められる

    本書は全問に正解率と、それにもとづく5段階の難易度を表示しています。区分は正解率で機械的に決まります。この表示があるおかげで、どの問題を先に解くかを自分で決められます。

    254問の難易度の内訳。易14問、やや易96問、ふつう111問、やや難27問、難6問を示す帯グラフ
    1周目に解く221問と、後回しでよい33問の内訳。

    難易度の5段階と、254問の内訳

    難易度 正解率 問題数 割合
    易 91%以上 14問 5.5%
    やや易 76〜90% 96問 37.8%
    ふつう 56〜75% 111問 43.7%
    やや難 41〜55% 27問 10.6%
    難 40%以下 6問 2.4%

    区分は本書「本書の特長と使い方」による。問題数は254問すべてを本記事が数えた数字です。

    易・やや易・ふつうを合わせると221問で、全体の87%を占めます。やや難と難は合わせて33問しかありません。本書は難問を集めた問題集ではなく、取りこぼしを防ぐための問題集だと分かります。

    難易度別の取り組み方

    1周目は、易・やや易・ふつうの221問だけを解く。

    著者も「まずは『易』〜『ふつう』の問題を中心に押さえていくことで、効率よく学習を進められます」と書いています。やや難・難の33問は飛ばして構いません。221問を根拠つきで説明できるようになってから戻ってください。

    「易」を間違えたら、そこが最優先。

    10人に9人が正解する問題を落としているので、知識の抜けがはっきりしています。解説を読んで終わりにせず、英文法ハンドブックまで戻って、その項目ごと復習しましょう。

    「やや難・難」で落としても、気にしすぎない。

    半数以上が間違える問題です。ここでの失点は合否を分けません。易〜ふつうを固めるほうが、得点への効果がはるかに大きくなります。

    ただし、正解率の母集団には注意

    この正解率は、著者のX(旧Twitter)のアンケート機能で集計したものです。全国模試の受験者集団や、志望校の合格者を対象とした数値ではありません。問題どうしの相対的な難しさを比べる目安としては使えますが、その数値から自分の偏差値や合格可能性を判断する使い方は避けましょう。

    集計方法:本書「はじめに」「本書の特長と使い方」(紙面3〜4ページ)。数値の解釈は本記事の評価です。

    SHORTCUTSの効果的な使い方・勉強法

    おすすめする進め方は、解く・根拠を確認する・順番を変えて解き直す、の3段階です。以下は本記事で提案する学習手順です。

    1. 自力で判断:答えと根拠を記録する
    2. 解説と照合:誤答理由と文構造を確認する
    3. 解き直す:章のヒントなしで判断する

    ステップ1:問題を解き、答えと根拠をセットで残す

    最初は解説を隠して取り組みます。問題ごとに「根拠まで分かって正解」「正解したが自信がない」「不正解」の3つに分けて印をつけてください。

    根拠は長く書かなくて構いません。「空欄の後ろが目的語」「ここは名詞を修飾する」「この動詞はこの形を取る」といった短いメモで十分です。何となく当たった問題も復習対象にします。

    ステップ2:Shortcut!・Check!・構文解析を順に確認する

    まずShortcut!と、自分の判断を比べます。次にCheck!がある問題では、他の選択肢が不適切な理由も確認します。最後に、完成した英文を読み直し、主語と動詞、句や節のまとまりを自分で捉えてください。

    解説に納得できないときは、ハンドブックや手持ちの文法書に戻ります。「関係詞が苦手」で済ませず、「先行詞は見つかるが、後ろの文に何が足りないか判断できない」というところまで、つまずきを具体的にしましょう。

    ステップ3:日を空け、単元名のヒントを外して解き直す

    翌日や数日後に、根拠が曖昧だった問題を解き直します。章別の学習が進んだら、付属のランダム演習も活用しましょう。

    ただし、ランダム演習は本書の問題を並べ替えたものです。初見問題への対応力は、志望校の過去問などでも確かめる必要があります。正解率だけでなく、解く根拠を思い出せるかまで確認してください。

    何週間で終える?学習期間の立て方

    例えば1日8問の新規学習なら、254問を一通り解くのに約32日です。ここに解き直しや調べ学習の日を加え、6〜8週間程度の計画を置く方法があります。これは効果を保証する期間ではなく、問題数から組んだ計画例です。

    基礎の復習に時間がかかる場合は、一日の問題数を減らしてください。逆に、既習事項の点検なら苦手分野に絞ることもできます。予定どおりページを進めることより、同じ根拠で次も判断できることを優先しましょう。

    SHORTCUTSを使うメリット

    • 一冊の学習計画を組みやすい:254問なので、日々の進度と復習範囲を管理しやすい。
    • 答えの暗記に偏っているか点検できる:解法の着眼点と自分の考え方を比べられる。
    • 英文を読み直す材料になる:構文解析を使い、選択肢の判断と英文理解をつなげられる。
    • 疑問が出たときに調べ直せる:付属ハンドブックを含め、問題演習と基本事項の復習を往復できる。

    これらは、本書の構成を学習に生かした場合のメリットです。「薄い問題集だからすぐに実力がつく」と受け取らず、解説をどう使うかまで決めて取り組んでください。

    SHORTCUTSのデメリット・注意点

    本書を使う前に、学べる範囲と、別に補う必要がある学習を確認しておきましょう。語法・イディオムの収録範囲、解説を読むための基礎知識、長文演習との組み合わせなど、使う際の注意点を4つに整理します。

    ① 語法・イディオムを幅広く網羅する一冊ではない

    本書の「おわりに」でも、動詞の語法・イディオムを絞って掲載していることが説明されています。頻出の型を学ぶ用途には向いていますが、未知の語法や熟語が頻繁に出てくる人は、別途知識を増やす必要があります。

    例えば、過去問で間違えた表現を手持ちの問題集や辞書で調べ、本書で覚えた表現と結びつけて整理するとよいでしょう。

    ② 解説を読むための基本知識は必要

    補助教材が充実していても、「目的語」「補語」「節」などが分からない状態では、構文解析を十分に使えません。入門段階の人は、基礎の説明と問題演習をセットで進める必要があります。

    ③ 長文の内容理解や時間配分は、別の練習が必要

    一文の構造が分かることと、長い文章の要点をつかみ、設問を時間内に処理することは、それぞれ練習が必要です。本書の英文を丁寧に読んだうえで、長文問題でもその知識を使ってみましょう。

    ④ 同じ問題で高得点でも、完成とは限らない

    254問を何度も解けば、選択肢を覚えることがあります。復習では答えを言うだけで終わらず、判断に使った語句や文の形を説明してください。初めて見る問題でも同じ考え方を使えるかが、次の確認事項です。

    範囲に関する根拠:本書「おわりに」(紙面250ページ)。学習上のメリット・注意点は本記事の評価です。

    Vintage・スクランブルとの違い

    参考書を選ぶ際は、厚さや新しさだけで比べず、「今、何ができなくて困っているのか」に合わせて役割を見てください。

    教材 構成・特徴 選ぶ際の着眼点
    SHORTCUTS 256ページ・254問。文法・語法問題の着眼点と構文を確認する 問題の解き方を整理し、基礎知識を使えるようにしたい
    Vintage 4th Edition 608ページ(問題数は非公表)。文法・語法に加え、イディオム・会話表現・ボキャブラリー・文構造の把握などを扱う 広い範囲を継続して学習・参照したい
    スクランブル 5th Edition 528ページ・約1,700問。文法・語法を含む6分野と、読解・作文のための文法問題 語彙・会話などを含めて演習範囲を広げたい

    vs Vintage:手持ちの一冊を置き換える必要があるか

    学校などでVintageを使っていて、解説も理解できているなら、SHORTCUTSに買い替えることを前提にしなくて大丈夫です。まずは、手持ちの問題で根拠を説明する復習ができているかを確認しましょう。

    一方、学習量が多くて基本事項の整理が進まない場合は、SHORTCUTSで判断の軸を確認し、Vintageを知識の補充や参照に使う方法があります。

    なお、Vintage 4th Editionにも読解・作文につながる内容があります。「Vintageは暗記だけ、SHORTCUTSだけが読解につながる」という比較は適切ではありません。

    vs スクランブル:問題数の差は、そのまま優劣ではない

    スクランブル 5th Editionは、宮下先生が共著者の一人である教材です。語彙・会話表現・発音なども含むため、SHORTCUTSとは学ぶ範囲が違います。

    254問と約1,700問という数字だけで、どちらが効率的かは決まりません。文法の判断方法を集中的に整理したいのか、入試に向けて扱う知識の範囲を広げたいのかで選びましょう。スクランブルにも読解・作文向けの文法問題が追加されています。

    SHORTCUTSは早慶志望者に必要?学部名より、失点の原因で判断しよう

    早慶志望だから必ずこの一冊が必要、とは言えません。志望学部の過去問を解き、間違いの原因を分けてみてください。

    過去問で困っていること 本書の使い方・補う学習
    文法の空所補充で判断の根拠が曖昧 該当分野を解き、選択肢を判断する手順を確認する
    長文中で文型や節の区切りを取り違える 構文解析を使って一文を読み直し、英文解釈にも取り組む
    動詞の使い方・熟語を知らずに失点する 第19章を押さえ、過去問で出会う表現を追加して覚える
    文章は読めるが、要旨や選択肢の比較で迷う 長文の内容整理と設問の検討を重点的に練習する

    上の表は、特定年度・学部の出題形式を断定するものではなく、失点原因別の学習提案です。過去問で不足が見えたら本書に戻り、確認したことをもう一度過去問で使う。この往復を大切にしてください。

    英文法・語法SHORTCUTSのよくある質問

    購入や学習を始める前に気になる、早慶対策としての使いどころ、取り組むための基礎知識、手持ちの教材との併用についてお答えします。付属のランダム演習の内容も、ここで確認しておきましょう。

    Q. 254問だけで早慶に対応できますか?

    英語全体の対策を254問で終えることはできません。本書で文法の理解を整理したうえで、語彙、英文解釈、長文、志望学部の過去問など、必要な学習を組み合わせます。語法・イディオムも、分からない表現に出会ったら補いましょう。

    Q. 英文法が苦手でも使えますか?

    基本事項を調べながら進めることはできます。ただし、解説の用語そのものが分からない場合は、入門教材や付属ハンドブックで基本を確認する時間を確保してください。

    Q. 文法問題集をすでに持っている場合も必要ですか?

    必須ではありません。手持ちの教材で正解の根拠と英文構造を確認できているなら、その復習を続ける選択も有効です。追加するなら「基本事項を絞って整理する」など、役割を決めてからにしましょう。

    Q. ランダム演習は、新しい追加問題ですか?

    書籍の案内では、本書に掲載した問題をシャッフルしたものです。章順によるヒントを外した確認に使い、初見問題の演習は別に行ってください。

    SHORTCUTSを選ぶなら、「根拠を説明する」使い方まで決めよう

    『英文法・語法SHORTCUTS』は、文法を習ったものの、問題になると判断が揺れる人が、考え方を整理するために検討したい一冊です。

    使うときは、正解を選ぶ、誤答の理由を確かめる、英文の構造を読む、というところまで取り組んでください。語法の知識や長文演習など、足りない部分を補うことで、本書で学んだ内容を入試の学習につなげやすくなります。

    この記事のまとめ

    • SHORTCUTSの「近道」とは、問題数を絞り、正解率の高い問題から解くという意味
    • 全254問のうち、易〜ふつうが221問。1周目はここだけでよい
    • 章ごとの偏りが大きく、関係詞が30問と最多
    • 使うときは、正解の根拠と英文の構造まで説明できるところまでやりきる

    今の自分に、この参考書が必要か迷っている方へ

    早慶専門塾ヒロアカでは、現状の学習状況や志望学部を踏まえた受験相談を受け付けています。使っている参考書と、過去問で困っていることを整理して、以下の無料カウンセリングよりお申し込みください。

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    本記事は、出版社の公開情報と『英文法・語法SHORTCUTS』の本文資料を参照し、構成・主要記述を原画像と照合して作成しました。レベルの見立て、学習期間、併用方法は本記事の提案です。書籍の問題文や購入者向け特典データは転載していません。

大学受験の勉強時間は平日何時間?目安と時間割例

2026.09.08

こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。 大学受験の勉強時間を平日にどれくらい取ればよいか、迷っていませんか。当塾が計画を立てるときに提案する目安は、高1は2時間、高2は3時間、高3は時期に応じて4〜6時間です。学校の授業を除き、宿題や塾での学習を含めた時間で考えます。 ただ、帰宅が遅い日に4時間

  • …続きを読む
  • こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。

    大学受験の勉強時間を平日にどれくらい取ればよいか、迷っていませんか。当塾が計画を立てるときに提案する目安は、高1は2時間、高2は3時間、高3は時期に応じて4〜6時間です。学校の授業を除き、宿題や塾での学習を含めた時間で考えます。

    ただ、帰宅が遅い日に4時間を取ろうとしても、食事や入浴、睡眠まで収まらないことがあります。平日に取れる時間を先に確かめ、その時間で終わらせる課題を決めましょう。この記事では、学年別の目安、2時間・3時間・4時間の時間割例、休日と合わせた1週間の計画を紹介します。

    [toc]

    1. 大学受験の平日の勉強時間【学年別の目安】

    まず学校がある日の目安をまとめます。表の時間は当塾が提案する計画の目安です。今の学力・受験科目・残り期間に合わせて調整してください。

    現役高校生の平日・休日の勉強時間の目安

    学年・時期 平日 休日 主に取り組むこと
    高1 2時間 4時間 学校の復習、英単語・英文法、数学の基本問題
    高2 3時間 5時間 受験科目の基礎を固め、苦手分野を復習する
    高3・春 4〜5時間 8〜9時間 基礎の確認と標準問題の演習
    高3・秋〜直前期 5〜6時間 8〜10時間 過去問、苦手分野の復習、試験の時間配分の練習

    学校の授業は除き、宿題・塾や予備校の授業・自習を含めます。移動そのものや休憩は数えず、実際に学習した時間を記録してください。

    高3でも毎日同じ時間を取れるとは限りません。通学や部活、塾の日程を踏まえて、平日に取れる時間と休日に取れる時間を分けて計画しましょう。今は長時間の学習が続かない場合も、まず実行できる時間割を作り、課題の進み方を見て調整してください。

    2. 平日2時間・3時間・4時間の時間割例

    睡眠、学校、部活、通学、食事、入浴の時間を先に予定へ入れます。そのうえで、朝・昼・帰宅後のどこに勉強を入れられるかを確かめましょう。以下は時間の分け方の例です。

    ① 2時間の日は、朝20分・昼20分・夜80分

    帰宅が遅く、夜に長い時間を取れない日の例です。朝20分で英単語、昼20分で前日の復習、夜80分で学校の課題と問題演習を進めると、合計2時間になります。

    夜の80分は、例えば学校の課題40分、問題演習と解き直し40分に分けます。学校の課題に60分かかる日なら、演習に使えるのは20分です。最初から両方を40分で終えられると決めず、実際にかかった時間をもとに配分してください。

    ② 3時間の日は、朝30分・昼30分・夜2時間

    朝と昼に30分ずつ取れる日の、合計3時間の時間割です。朝と昼は単語や短い復習、夜は長文・数学など、まとまった時間が必要な課題に使います。短時間で進める課題と、じっくり解く課題を分けると、帰宅後だけに予定が集中しません。

    平日3時間を朝・昼・夜に分ける例

    平日3時間を朝30分・昼30分・夜2時間に分けるスケジュール例

    ヒロアカの時間割例。22時30分就寝・6時30分起床を想定しています。学校・部活・通学や自分に必要な睡眠時間に合わせて変更してください。休憩は学習時間に含めません。

    昼30分は、学校の休み時間や、座って学習できる通学時間を使う想定です。昼に勉強できない日は、その30分を別の時間へ移すか、その日の課題を減らします。朝昼の時間が取れるかも確認してから使ってください。

    ③ 4時間の日は、朝30分・昼30分・夜3時間

    放課後に余裕があり、夜の学習時間を3時間取れる日の例です。朝30分・昼30分と合わせると、合計4時間になります。夜は問題を解く時間に加え、答え合わせと解き直しの時間も確保してください。

    夜に1時間ずつ3回勉強するなら、途中の休憩や食事は別に必要です。帰宅から就寝まで3時間しかない日に、この時間割は入りません。夜の学習を2時間にするなど、生活の予定に収まる形へ直しましょう。

    3. 平日の勉強時間が足りないときの調整

    「毎日あと2時間増やす」と決める前に、空いている時間と、課題にかかる時間を確かめてください。予定が収まらないときは、次の3点を見直します。

    • 学校・部活・通学・塾・食事・入浴・睡眠の予定を入れる。
    • 短い時間でできる復習と、まとまった時間が必要な演習を分ける。
    • 今週終える課題を選び、残りをどの日に進めるか決める。

    ① 使える時間を、帰宅時刻から確かめる

    例えば19時30分に帰宅し、22時30分に寝るなら、帰宅後は3時間です。そのうち食事・入浴・休憩に1時間かかると、学習に使えるのは2時間になります。これは計算例なので、自分の予定に置き換えてください。

    塾で1時間学習した日は、その時間も含めて考えます。塾で取り組んだ課題を、帰宅後の予定へもう一度入れてしまわないようにしましょう。

    ② 短い時間には復習、長い時間には演習を入れる

    朝や休み時間には、単語の確認や前日に間違えた問題の復習を入れます。長文を解いて答え合わせまで行うなら、帰宅後などのまとまった時間を確保しましょう。

    短い時間を増やすだけでは終えられない課題もあります。過去問など長い時間が必要なものは、放課後に余裕のある日や休日へ移してください。

    ③ 学校の課題と受験勉強の重なる部分を確認する

    学校の数学の課題が、受験で復習したい分野と同じなら、その課題を解く時間も計画に含めます。同じ問題を解く予定を二重に組まないようにしてください。提出課題の量や期限も確認してから、自習の予定を加えます。

    部活がある日の詳しい科目配分を考えたい早慶志望の高2生は、以下の記事も確認してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/highschool2/h2-studyhour/" title="高2早慶の勉強時間と部活・科目配分"]

    4. 平日と休日を合わせて1週間の計画を作る

    平日の不足をすべて土日に積むと、休日にも終わらなくなります。休日に取れる時間も確かめてから、1週間分の課題を入れましょう。

    平日3時間・休日8時間を取れる週の計算例

    区分 時間の計算
    平日5日 3時間×5日=15時間
    休日2日 8時間×2日=16時間
    週の合計 31時間
    予備の時間 5時間
    予定する課題の量 26時間分

    休日は午前・午後に学習を分け、間に食事や休憩を入れます。「8時間の予定を置いた」ことと「8時間学習できた」ことは分けて記録してください。

    週末には、終わった範囲と、自力で解けた問題を確認します。予定より遅れた場合は、復習に時間がかかったのか、教材が難しかったのかを見直し、翌週の課題量を調整しましょう。

    長期休みや浪人生の計画は、学校がある日の時間割とは条件が異なります。詳しい内容は以下の記事で紹介しています。

    5. 平日の目標時間を自分に合わせる3ステップ

    学年別の目安を見ても、自分に足りるかどうかは気になるはずです。必要な課題から時間を見積もるために、現在の得点、残りの課題、所要時間を順に確認しましょう。

    ① 志望学部の試験内容と、現在の得点を確認する

    募集要項で受験科目を確認し、模試や過去問の結果を科目別に並べてください。模試の偏差値だけで必要時間を決めず、どの分野で失点したかを確認してください。未習範囲と、習ったのに解けなかった範囲も分けます。

    例えば英語で長文を読み終えられないなら、単語が分からないのか、文の構造を追えないのか、読む速さに問題があるのかを確かめます。原因によって、次に進める課題は変わります。

    ② 解き直しまで含めて、課題の時間を測る

    「英語を頑張る」を、単語の復習、文法の基本問題、長文演習と解き直しに分けます。一度進めて時間を測り、解説の確認と後日の復習も予定に入れてください。

    例えば長文1題に、解答30分・確認30分・後日の復習20分かかった場合、合計80分です。10題なら800分、つまり13時間20分になります。

    ③ 平日に終える課題を選び、予定に入れる

    測った時間をもとに、今週の課題を平日と休日へ割り振ります。解くだけで予定が埋まる場合は、課題を減らして解き直しの時間を残すことも必要です。間違いの理由が分からないまま、次の問題へ進まないようにしましょう。

    長く勉強しても進まないときは、参考書を増やす前に、今の教材を自力で解けるか確認してください。時間の記録と一緒に、教材名・終えた範囲・正答率を残すと、翌週に何を直すか考えやすくなります。

    平日の課題が終わらない方へ早慶を目指す学習計画の相談

    ヒロアカの無料カウンセリングでは、志望学部・現在の学力・学習の進め方を整理するところから相談できます。相談内容と申込方法は案内ページで確認してください。

    6. 志望校別に考える平日の勉強時間【日東駒専・MARCH・早慶・国公立】

    大学群ごとの平日の勉強時間を決めるなら、復習・演習・解き直しに使う時間を、まず予定に入れましょう。下の表は、基礎を一通り学び、過去問や問題演習を進める高3の秋以降・学校がある日を想定した、ヒロアカの計画案です。

    一般選抜に向けた全科目の合計時間を示しています。学校の授業を除き、宿題・塾や予備校の授業・自習は含めます。理由の欄には、目安の時間をどのような勉強に使うか、内訳の例も載せました。

    大学群別の平日の勉強時間と理由【高3・秋以降の計画例】

    大学群 平日の目安 理由・時間の内訳
    日東駒専 3〜4時間 復習1時間+演習1時間+解き直し1〜2時間。基本・標準問題の取りこぼしを減らし、受験科目の問題を自力で解けるようにする計画。
    MARCH 4〜5時間 復習1時間+演習2時間+解き直し1〜2時間。制限時間つきの演習にまとまった枠を取り、間違えた問題の復習まで進める計画。
    早慶 5〜6時間 復習1時間+志望学部の演習2時間+解き直し・追加対策2〜3時間。学部に応じた長文・記述・小論文などの練習も組み込む計画。
    国公立 5〜6時間 科目ごとの復習2時間+個別試験の演習2時間+解き直し1〜2時間。共通テストだけで使う科目も復習し、個別試験の演習と両立する計画。

    早慶と国公立は同じ5〜6時間でも、時間の使い方が変わります。この例では、早慶は志望学部の問題と解答の練習に、国公立は共通テストで使う科目の復習と個別試験の演習に枠を取っています。国公立でも科目が少ない方式なら、その科目へ時間を集中できます。

    表は高3の秋以降の例です。早慶を目指す高3の春からの計画は、次の月別表で示します。平日に2〜3時間しか取れない場合は、睡眠を削って表に合わせず、休日も含む週の計画へ課題を配分してください。

    週末には、予定した問題を解き直せたか、過去問の失点が減ったかを確認します。課題が残ったら、翌週の時間配分と優先順位を調整しましょう。時間の長さと、終えた課題・解けるようになった内容を一緒に記録すると、必要な見直しを判断しやすくなります。

    早慶を目指す場合の学部別・学年別の勉強時間は、以下の記事で詳しく解説しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/sokei-studytime/" title="早慶の学部別・学年別の勉強時間"]

    7. 早慶を目指す高3の勉強時間|4月〜1月の計画例

    高3の春から直前期まで、同じ課題を同じ配分で進めるとは限りません。学校がある日の時間と、学校がない日の時間を分け、基礎・演習・過去問の進み方に合わせて配分を見直しましょう。

    次の表は、第1章の目安を月別に当てはめた学習計画の例です。今の学力と残りの課題に合わせて使ってください。

    早慶を目指す高3の月別学習計画例

    月 学校がある日の目安 課題の選び方
    4月 4〜5時間 受験科目を確認し、未習範囲と苦手分野を分ける
    5月 4〜5時間 基本問題の復習を進め、解き直しで定着を確かめる
    6月 4〜5時間 標準問題の演習を入れ、夏までに復習する範囲を決める
    7月 4〜5時間 学校がある期間と夏休みを分け、休み中の課題を組む
    8月 登校日などは4〜5時間 学校がない日は使える時間を別に確かめ、演習と復習を進める
    9月 5〜6時間 学校再開後の予定を組み直し、過去問で失点した分野を復習する
    10月 5〜6時間 過去問の演習と解き直しを組み合わせる
    11月 5〜6時間 科目別の得点を見て、復習に使う時間を調整する
    12月 5〜6時間 試験日程を確認し、制限時間を設けた演習を入れる
    1月 登校日などは5〜6時間 受験する試験に合わせて演習し、間違えた問題を解き直す

    時間は当塾が提案する計画の出発点です。部活・通学・塾・体調に合わせて調整し、睡眠を削って合わせることは避けてください。夏休み・冬休みなど学校がない日は、第1章の休日の目安8〜10時間を参考に、食事や休憩も含めて予定を組みます。

    例えば9月に学校や行事で時間が減ったら、8月と同じ課題量をそのまま置かず、平日と休日へ配分し直します。表の月に合わせて先へ進むより、自力で解けるかを確かめて課題を選ぶことが大切です。秋になっても基礎が不足していれば、その復習を続けてください。

    8. 平日の勉強時間でよくある質問

    2〜3時間で足りるか、授業を時間に含めるか、平均とどう比べるかという疑問に答えます。

    高3は平日2〜3時間では足りませんか?

    時間だけで一律に不足とは言えません。休日を含む1週間で、残りの課題を進められるか確認しましょう。課題が収まらない場合は、使える時間を増やす方法と、課題の優先順位の両方を見直してください。

    学校の授業や宿題、塾は含めますか?

    この記事の目安では学校の授業を除き、宿題・塾や予備校の授業・自習は含めます。同じ課題を二重に数えず、休憩や移動そのものの時間も分けて記録してください。調査と比べる場合は、その調査の数え方も確認しましょう。

    平日は毎日同じ時間にそろえるべきですか?

    部活や塾、学校行事に合わせて変えて構いません。月曜と水曜は2時間、ほかの日は3時間など、実際の予定から組みましょう。曜日ごとに何を進めるかも決めておくと、短い日に課題を詰め込みすぎずに済みます。

    偏差値60の大学なら何時間必要ですか?

    大学の偏差値だけでは必要時間は出せません。現在の科目別学力と志望学部の試験内容を確認し、未習範囲・復習・過去問の課題を見積もってください。今の偏差値が60なのか、目標大学の偏差値が60なのかも分けて考えましょう。

    平均4.8時間や6時間32分は、平日の目標ですか?

    4.8時間は一般入試入学者の高3・12月、6時間32分は難関大現役合格者の高3の学校外学習時間です。以下でそれぞれの調査を紹介します。

    ① 平均4.8時間は、一般入試入学者の高3・12月

    ベネッセ教育総合研究所の「大学生が振り返る大学受験調査」は、2012年8月に大学生・専門学校生5,155人へ行った回顧調査です。一般入試入学者2,869人の学校外学習時間は、高1が0.9時間、高2が1.1時間、高3・4月が2.1時間、9月が3.8時間、12月が4.8時間でした。

    学校の授業は除き、塾・予備校・家庭教師での学習は含んでいます。学習日数と学習日の時間から1日あたりを算出した値です。

    一般入試入学者の学年・時期別の学習時間

    一般入試入学者の学校外学習時間。高1は0.9時間、高2は1.1時間、高3の4月は2.1時間、9月は3.8時間、12月は4.8時間

    出典:ベネッセ教育総合研究所「大学生が振り返る大学受験調査」(2012年)。数値・算出方法はデータ集の図1-1〜1-5で確認できます。学校の授業を除きます。

    入試方式でも学習時間は変わります。自分の入試方式と受験科目に合うデータかどうかを確認しましょう。

    ② 難関大現役合格者は、高3で1日平均6時間32分

    東進タイムズの2023年調査では、難関国立大・早慶・医学部医学科の現役合格者の学校外学習時間は、高3で1日平均6時間32分でした。アンケート全体の回答数は884件です。

    合格者群は不合格者群より、高校3年間で258時間多く学習していました。その内訳は高1が104時間、高2が57時間、高3が97時間です。

    東進調査で見られた学年別の学習時間の差

    合格者群と不合格者群の学校外学習時間の差。高1が104時間、高2が57時間、高3が97時間

    出典:東進タイムズ、2023年4月26日公開。アンケート全体の回答数884件。難関国立・早慶・医学部医学科の現役合格者群と不合格者群を比較したものです。

    早い学年からの積み重ねが見られる調査結果です。高3から学習を進める場合も、過去問の得点や基礎の定着を確認して、残り期間に合わせて課題を選びましょう。

    9. まとめ:明日の時間割と今週の課題を決める

    平日の勉強時間は、学年別の目安を参考にしながら、自分の生活と残りの課題に合わせて決めましょう。まず明日の予定で、次の3つを確認してください。

    1. 学校・部活・通学・食事・睡眠の予定を入れ、勉強に使える時間を確かめる。
    2. 朝・昼・帰宅後へ、復習と問題演習を割り振る。
    3. 休日も含めて今週の課題を決め、週末に進み方を見直す。

    2時間しか取れない日には、その2時間で何を進めるかを決めます。4時間取れる日には、解き直しまで予定に入れましょう。時間と終えた内容を一緒に記録すれば、次の週に必要な調整を考えられます。

    平日の学習計画を相談する早慶を目指す方の無料カウンセリング

    平日の時間割や課題の優先順位に迷う方は、ヒロアカのカウンセリングで相談できる内容を確認してください。相談前に塾の方針を知りたい方には、資料請求の案内も用意しています。

大学受験の逆転合格した早慶の実例「偏差値30台から70以上に!」

2026.09.03

こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。 「模試の判定はDかE。でも志望校は下げたくない」。この記事にたどり着いたあなたは、そう思っているはずです。 結論から言うと、大学受験の逆転合格は可能です。ただし、気合いや勉強時間で決まるのではありません。当塾で偏差値30台や高3の秋から偏差値70以上を達成

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  • こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。

    「模試の判定はDかE。でも志望校は下げたくない」。この記事にたどり着いたあなたは、そう思っているはずです。

    結論から言うと、大学受験の逆転合格は可能です。ただし、気合いや勉強時間で決まるのではありません。当塾で偏差値30台や高3の秋から偏差値70以上を達成し、早慶に合格した先輩たちに共通していたのは、次の3つの「順番」でした。

    逆転合格した先輩に共通する3つの条件
    1. ①中学レベルまで戻って基礎の穴を埋めた
    2. ②復習を「やる気」ではなく「仕組み」にした
    3. ③自分の立ち位置を測り続けた

    本記事では、早慶専門塾ヒロアカの塾長である私が、どの科目も偏差値30程度だった高1生や中学レベルからやり直した浪人生など実際の合格体験記をもとに、偏差値別・学年別に「どこまで逆転できるのか」を解説します。最後までご覧ください。

    満開の桜に覆われた大学キャンパスの並木道。朝の光が差し込み、遠くに数人の後ろ姿が小さく写っている
    偏差値30台から、高3の秋から、現役全落ちから。ここに挙げる先輩は全員、一度は「もう間に合わない」と思っていた側にいました。
    [toc]

    逆転合格した先輩の実例一覧【偏差値30台〜50台】

    まずは、当塾ヒロアカから実際に逆転合格した先輩の一覧をご覧ください。出発点が偏差値30台でも、高3の秋からでも、早慶に届いた実例があります。

    ヒロアカから逆転合格した先輩の実例一覧(合格体験記より一部)

    入塾時期 入塾時の偏差値 進学先 詳しく
    Aさん高1・12月 どの科目も30程度 早稲田大学 創造理工学部 偏差値30台へ
    Bさん浪人・2月 英語35(理系) 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 偏差値30台へ
    Cさん浪人・3月 30台(中学レベル) 慶應義塾大学 文学部 偏差値30台へ
    Dさん高2・8月 英語40・現代文55 慶應義塾大学 文学部 偏差値40台へ
    Eさん高2・3月 英語45・現代文52 慶應義塾大学 法学部 偏差値40台へ
    Fさん高3・4月 英語40・現代文52 早稲田大学 社会科学部 偏差値40台へ
    Gさん高3・9月 英語55・日本史50 慶應義塾大学 経済学部 偏差値50台へ
    Hさん高2・5月 英語55 早稲田大学 国際教養学部 偏差値50台へ
    Iさん高2・3月 英語60 早稲田大学 教育学部 偏差値50台へ
    Jさん高3・11月 世界史30(自己推薦に不合格) 慶應義塾大学 文学部 高3秋以降へ
    Kさん浪人・2月 英語38 早稲田大学 文学部 浪人へ
    Lさん現役全落ち後 共通テスト英語R 100点満点中50点台 早慶6学部に全勝 特集へ

    ※偏差値は本人申告の模試の値です。上の表はあくまで一部で、全体は資料請求をしていただくことでご覧いただけます(無料・合格体験記つき)。

    上の表を見ると、逆転合格した先輩は「出発点が低い」か「残り時間が短い」かのどちらかです。一般に逆転合格と呼ばれるのは、この2つのケースを指します。では、彼らは何が違ったのでしょうか。次から順に解説します。

    逆転合格した先輩に共通する3つの条件

    合格体験記を横断して読むと、合格者が語っていることは驚くほど似ています。以下の3つです。

    逆転合格の3つの条件

    条件①基礎
    中学レベルまで戻って「基礎の穴」を埋めた
    「一般動詞とbe動詞から教えていただきました」(早稲田建築・浪人)
    条件②復習
    復習を「やる気」ではなく「仕組み」にした
    「歴史は入試までに20回くらいはできました」(慶應法)
    条件③計測
    自分の立ち位置を客観的に測り続けた
    「日々どれくらい成長しているかが明確にわかった」(慶應法)

    それでは、一つずつ解説します。

    条件①:中学レベルまで戻って「基礎の穴」を埋めた

    be動詞から、一般動詞から、5文型から。逆転合格者の多くが、高校生・浪人生でありながら中学英語に戻っています。基礎固めはどのサイトも言うことですが、実際の合格者が語る「基礎」は、想像よりずっと下のレベルです。

    開かれたワークブックの上に、鉛筆で書き終えたルーズリーフが重ねて置かれている
    「中学レベルのbe動詞から始めました」(早稲田文・浪人)。合格者が語る「基礎」は、高校の教材ではなく中学の教材から始まっている。

    30台からの逆転で最大の敵はプライドです。高校生や浪人生が中学英語のテキストに戻るのは抵抗があります。しかし、ここを飛ばした人は例外なく途中で止まります。

    条件②:復習を「やる気」ではなく「仕組み」にした

    歴史を入試までに20周した。毎日の振り返りを書いた。毎週やるべき課題が予め決まっていたので迷わなかった。合格者は復習を自分の意志に任せていません。何を、いつ、何回やるかが最初から決まっている状態を作っています。

    チェック印が書き込まれた学習記録シートと、貼られた付箋、卓上カレンダー
    「毎週やるべき課題が予め決まっているため、自分で何をすればいいのか迷うことがなかった」(慶應経済・浪人)。復習の回数と時期を、意志ではなく紙の上で決めている。

    逆に、失敗の典型として本人たちが挙げるのは「映像授業を受けっぱなし」「参考書を買っただけ」です。

    条件③:自分の立ち位置を客観的に測り続けた

    添削とフィードバックの話は、ほぼ全員の体験談に出てきます。必要なのは模試の偏差値そのものではなく、日々の学習が合格に近づいているかを測る物差しです。慶應法学部に進んだ先輩は「自分の勉強ができているのか、日々どれくらい成長しているのかが明確にわかるのが良かった」と語っています。

    偏差値30台・40台・50台からの逆転合格ライン

    次に、いまの偏差値ごとに「何から手を付けるべきか」を整理します。まず以下の処方箋をご覧ください。

    いまの偏差値別・最初にやること

    30台教科書レベル未満
    高校の内容を一度捨てて中学レベルへ
    最大の敵はプライド。ここを飛ばすと止まる
    40台やり方が間違っている
    量を増やさず、復習の仕組みと穴の特定へ
    逆転の余地が最も大きいゾーン
    50台伸び悩み
    早慶レベルの読み方と過去問からの逆算へ
    足りないのは基礎ではなく読み方

    実際に、入塾時と最終時の英語偏差値を並べたグラフが以下です。

    入塾時から最終時までの英語偏差値の推移(合格体験記の先輩24名)

    入塾時・最終時ともに英語の偏差値が記録されている先輩を、入塾時の偏差値が低い順に並べています。
    入塾時最終時
    35→72 早稲田 創造理工 建築浪人 2月入塾
    38→68 早稲田 文浪人 2月入塾
    40→65 慶應 文高2 8月入塾
    40→70 慶應 文高3 5月入塾
    40→70 早稲田 社会科高3 4月入塾
    43→73 慶應 経済高1 3月入塾
    45→58 慶應 理工高1 12月入塾
    45→60 慶應 薬高1 12月入塾
    45→65 早稲田 文化構想高2 3月入塾
    45→65 早稲田 教育浪人 3月入塾
    45→70 早稲田 創造理工高2 8月入塾
    45→72 早稲田 創造理工浪人 3月入塾
    45→76 慶應 環境情報浪人 3月入塾
    45→78 慶應 法高2 3月入塾
    50→72 慶應 商高2 3月入塾
    52→67 慶應 経済浪人 3月入塾
    52→75 慶應 経済浪人 3月入塾
    55→60 慶應 看護医療高2 8月入塾
    55→70 慶應 経済高3 9月入塾
    55→79 早稲田 国際教養高2 5月入塾
    60→65 早稲田 教育高2 3月入塾
    60→75 慶應 環境情報高2 7月入塾
    60→75 早稲田 政治経済高1 6月入塾
    62→85 早稲田 文化構想高2 12月入塾
    306090
    入塾時と最終時の英語偏差値30405060708090浪人 2月35→72早稲田 創造理工学部建築学科浪人 2月38→68早稲田 文学部高3 5月40→70慶應 文学部高3 4月40→70早稲田 社会科学部高2 8月40→65慶應 文学部高1 3月43→73慶應 経済学部高2 3月45→78慶應 法学部浪人 3月45→76慶應 環境情報学部浪人 3月45→72早稲田 創造理工学部高2 8月45→70早稲田 創造理工学部高2 3月45→65早稲田 文化構想学部浪人 3月45→65早稲田 教育学部高1 12月45→60慶應 薬学部高1 12月45→58慶應 理工学部高2 3月50→72慶應 商学部浪人 3月52→75慶應 経済学部浪人 3月52→67慶應 経済学部高2 5月55→79早稲田 国際教養学部高3 9月55→70慶應 経済学部高2 8月55→60慶應 看護医療学部高2 7月60→75慶應 環境情報学部高1 6月60→75早稲田 政治経済学部高2 3月60→65早稲田 教育学部高2 12月62→85早稲田 文化構想学部
    出発点が40台前半でも最終的に70台に届いている先輩が複数います。一方で、55や60から始めた先輩の伸び幅は小さめです。伸びしろが大きいのは、いま低い人のほうです。

    それでは、偏差値帯ごとに実例を見ていきます。

    偏差値30台からのスタート

    偏差値30台は、教科書レベルの内容がまだ入っていない状態です。ここから逆転した先輩に共通するのは、高校の内容を一度捨てて中学レベルから始めたことです。

    制服の生徒が、薄い入門ドリルに一行ずつ書き写している手元。隣には手つかずの分厚い参考書が積まれている
    偏差値30台の出発点。分厚い参考書を一度脇に置き、薄い入門レベルの教材から書き写すところから始まります。

    偏差値30台から逆転合格した先輩

    Aさん早稲田大学 創造理工学部
    高1・12月入塾/ダンス部
    どの科目も30程度→英語75・数学72・物理75
    306090
    中高一貫校で授業についていけなくなり入塾。「復習をしっかりして、基礎から続ければ成績は上がるとわかった」

    Bさん早稲田大学 創造理工学部 建築学科
    浪人・2月入塾/ダンス部
    英語35→英語72
    306090
    理系で英語だけが穴。一般動詞とbe動詞から教わり直し、1年で英語偏差値35→72

    Cさん慶應義塾大学 文学部
    浪人・3月入塾/野球部マネージャー
    30台(中学レベル)→60後半
    306090
    「0からのスタートで中学生レベルの学力だったので、そのレベルから始めることができた」。きっかけは「偏差値30 早稲田」と検索したこと

    理系も例外ではありません。どの科目も偏差値30程度で高1の12月に入塾した先輩は、数学と物理を教科書レベルからやり直し、数学72・物理75まで上げて早稲田創造理工学部に合格しました。浪人の3月に数学45・化学44・物理45から始めた先輩も、数学72・物理72で同学部に届いています。慶應理工に進んだ先輩は「理系科目についても常に的確な指導をしてくれた」と語っており、英語と同じく理系科目も0から積み上げています。

    早慶専門塾ヒロアカ 塾長 小野和久

    指導する側も、逆転合格から始まりました
    小野 和久早慶専門塾ヒロアカ 塾長/慶應義塾大学経済学部卒
    高校時代 偏差値30・評定2.2→早稲田・慶應に合格

    私自身、高校の成績は偏差値30、評定2.2/5でした。定員割れに近い状況で高校に入り、勉強は才能だと思い込んでいたので、現役の受験は失敗しています。予備校に通ってはいましたが、どうすれば成績が上がるのかが分かっていませんでした。

    変わったきっかけは、暗記をやめて論理で理解する勉強に切り替えたことと、気づいたことを毎日書き出して振り返ったことです。これで早稲田と慶應のダブル合格まで届き、慶應経済に進学しました。いま当塾の核になっている「言語化」と「振り返り」は、このときの経験がそのまま元になっています。

    リスニングはセンター試験で50点満点中10点、留学経験もありませんでしたが、その後英検1級・TOEIC990点・国連英検特A級を取得しました。現在までにのべ1,000人以上の早慶志望者を指導しています。

    この記事で紹介している勉強法は、私自身が偏差値30台から試して効果があったものを、生徒に合わせて組み直したものです。詳しい経歴は塾長プロフィールをご覧ください。

    偏差値40台からのスタート

    40台は「なんとなく勉強してきたが、やり方が間違っていた」層です。逆転の余地が最も大きいゾーンでもあります。

    背表紙が割れ、付箋と書き込みで膨らんだ一問一答の問題集。横に周回数を数えた紙と赤シート
    偏差値40台に必要なのは新しい教材ではありません。同じ一冊を、周回数を数えながら20周する。慶應法学部に進んだ先輩の歴史がこの状態でした。

    偏差値40台から逆転合格した先輩

    Dさん慶應義塾大学 文学部
    高2・8月入塾/茶道部
    英語40→英語65
    306090
    現代文55→国語65・日本史68

    Eさん慶應義塾大学 法学部
    高2・3月入塾/サッカー部
    英語45→英語78
    306090
    現代文52→国語72・世界史71。「このままでは早慶どころかMARCHも無理だと思った」

    Fさん早稲田大学 社会科学部
    高3・4月入塾/サッカー部
    英語40→英語70
    306090
    現代文52→国語68・世界史75。高3春スタートで10か月

    慶應法に進んだ先輩は、教材は自分でやっていた時とほぼ同じだったのに「やり込み方がまったく違った」と言い、歴史は入試までに20周しました。40台の人がやりがちな失敗は、量を増やすことです。

    偏差値50台で伸び悩んでいる場合

    50台からの逆転は、伸び悩みの原因が特定できれば速く進みます。足りないのは基礎ではなく、早慶レベルの読み方と過去問からの逆算です。

    過去問集の英語長文のページに、段落ごとの線引きと余白への矢印メモ。隣にタイマー
    偏差値50台の課題は基礎ではなく読み方です。過去問から逆算し、段落の役割を見分けながら時間を計って読む。半年で慶應経済に届いた先輩のやり方です。

    偏差値50台から逆転合格した先輩

    Gさん慶應義塾大学 経済学部
    高3・9月入塾/弁論部
    英語55→英語70
    306090
    「長文になると時間が足りない」状態から、抽象と具体の見分け方を学び半年で合格。慶應経済・商・文、早稲田政経・商・社学に合格

    Hさん早稲田大学 国際教養学部
    高2・5月入塾/野球部
    英語55→英語79
    306090
    早稲田国教・政経・社学、慶應法に合格

    Iさん早稲田大学 教育学部
    高2・3月入塾/吹奏楽部
    英語60→英語65
    306090
    大手予備校で「60から上がらず、何をしたら良いかも分からなかった」。国語66・世界史70

    学年・時期別の逆転合格ロードマップ

    次に、いつ始めたかによって戦い方がどう変わるかを見ていきます。時期ごとの戦い方を1枚にまとめると、以下のようになります。

    スタート時期別・逆転合格ロードマップ

    時期①
    高1〜高2前半
    まだ逆転ではなく「先行」
    英語を先に固める。部活との両立は宿題管理で
    時期②
    高2後半
    逆転合格の黄金期
    夏までに基礎完成、秋から過去問の王道ルート
    時期③
    高3・春〜夏
    基礎完成のラストチャンス
    夏の終わりまでに基礎完成が絶対条件
    時期④
    高3・秋以降
    科目と学部を絞る戦術勝負
    全科目は無理。対策の型がある学部に集中
    時期⑤
    浪人
    現役時の失敗を最初に特定
    3月に始めれば10月には過去問に入れる

    それでは、時期ごとに実例を紹介します。

    時期①:高1〜高2前半は「先行」で逆転を不要にする

    この時期の入塾者に共通するのは、部活と両立しながら英語を先に固めていることです。高1の3月に英語偏差値43で入塾した先輩は、ダンス部が忙しい高2の間「先生が宿題をうまく管理してくれた」ことで両立し、英語偏差値43→73で慶應経済学部に合格しました。この時期に始めれば、高3で逆転を必要としません。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    時期②:高2後半は逆転合格の黄金期

    体験談で最も人数が多い時期です。高2の12月に「早稲田文化構想の過去問をやってみて全然できなかった」ことで入塾した先輩は、英語偏差値62→85まで上げ、早稲田文構・文・教育、慶應文に合格しました。夏までに基礎を完成させ、秋から過去問に入る王道ルートに乗れるのがこの時期の強みです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    時期③:高3の春〜夏は基礎完成のラストチャンス

    高3の5月、「進学校で塾にも通っていたので、なんとなく勉強はできる気になっていた」が模試で全然できないと気づいた先輩は、英語偏差値40→70で慶應文学部に合格しました。決め手は夏期・冬期合宿で共通テストレベルを詰め込んだことです。高3の春に偏差値40台なら、夏の終わりまでに基礎を完成させることが絶対条件です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    時期④:高3の秋以降は科目と学部を絞る

    ここからは全科目を上げる時間はありません。合格した先輩は全員、科目と学部を絞っています。高3の11月、自己推薦に落ちて「絶望に暮れた中で」入塾した先輩は、世界史偏差値30という状態から合宿と講習で詰め込み、慶應文学部に合格。12月入塾の先輩も「英語・日本史ともに0から効率的な指導を受けて合格レベルに到達した」と語っています。共通するのは、慶應文学部のように対策の型が決まっている学部を選び、そこに全てを注いだことです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    時期⑤:浪人は「現役時の失敗」を最初に特定する

    浪人生の逆転で目立つのは、現役時の勉強のどこが間違っていたかを最初に特定している点です。映像授業の予備校に通っていた先輩は「わかりやすかったが、復習が組み込まれていなかったので、自分の実力がついているのかわからなかった」と振り返り、be動詞からやり直して10月には早稲田の過去問が解けるようになりました。英語偏差値38→68で早稲田文・文構・教育、慶應文に合格しています。2浪の10月という最後の局面で入塾した先輩は、「毎日の振り返りを書くこと」でミスの原因を抽象化する習慣をつけ、早稲田人間科学部に合格しました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    高3の秋、または浪人で「もう間に合わないかも」と思っている方へ早慶専門塾ヒロアカの無料カウンセリングでは、現状の学力と残り時間から「どの学部なら届くか」を具体的にお伝えします

    【実例】現役時は全落ち。1年後、早慶6学部に全勝した先輩

    最も極端な例が、上の表のLさんです。現役時と1年後の比較を、まず以下の図でご覧ください。

    現役時と1年後の比較

    現役時
    受けた大学は全て不合格
    • 英検準1級に届かず
    • 共通テスト英語リーディング 100点満点中50点台
    →
    1年後
    早慶6学部に全勝
    • 早稲田 教育(英語満点)、文(1ミス)、文化構想・商・社学(各2ミス)
    • 慶應 商(英語200点満点中約140点)、文(英検利用)

    本人がインタビューで挙げた「変えたこと」は3つだけです。

    • 基礎から積み上げる順序に戻した。難問に手を出す前に、単語と文法を徹底的に固めた。
    • 「抽象と具体」で読む読解法を身につけた。主張と具体例のつながりを意識し、形式が変わっても対応できるようになった。
    • 「わかった気」を潰した。解説を自分の言葉で説明できるまで理解し、疑問はその場で解消した。

    1年で早慶全勝というと才能の話に聞こえますが、やったことは驚くほど地味です。詳細は以下の特集インタビューで、本人の言葉のまま読めます。

    同じ成績でも受からなかった人との差

    同じ出発点で結果が分かれる原因を、体験談から○×で整理しました。

    逆転できた人・できなかった人の違い

    場面 逆転できた人 できなかった人
    模試の結果が出ない時期 やってきたことを復習し続ける 判定を見て方針を変えてしまう
    基礎のやり直し 中学レベルまで戻る 高校教材や難問集に固執する
    復習 回数と時期が最初から決まっている 映像授業や参考書を受けっぱなし
    高3秋以降の戦い方 学部と科目を絞る 全科目を上げようとする
    推薦入試 一般入試の準備を並行する 推薦頼みで一般対策が遅れる

    何が起こるのかわからないのが受験です。私と同じような成績でありながら志望校に合格しなかった方もいます。先生の言うことを最後まで聞いて、偏差値や模試ばかりに気を取られずに地に足の着いた勉強を毎日してくださいね。早稲田大学 創造理工学部 建築学科(浪人・2月入塾、英語偏差値35からのスタート)

    慶應商に合格した先輩も「最初の頃は模試で成績が出なくても気にしなくて大丈夫。やってきたことを復習し続けてほしい」と言っています。基礎をやり直している時期、模試の点数はすぐには上がりません。ここで方針を変える人は伸びません。

    スタート時期×偏差値の逆転合格 早見表【早慶】

    ここまでの内容を、早慶を目指す場合の早見表にまとめました。自分のいまの偏差値と時期が交わるマスをご覧ください。

    早慶の逆転合格 早見表(スタート時期×いまの偏差値)

    いまの偏差値 高1〜高2前半 高2冬 高3春 高3秋 浪人
    30台 ◎合格圏 ○射程圏 △学部を絞る △学部を絞る ◎合格圏
    40台 ◎合格圏 ◎合格圏 ◎合格圏 △学部を絞る ◎合格圏
    50台 ◎合格圏 ◎合格圏 ◎合格圏 ◎合格圏 ◎合格圏
    ◎ 合格圏:正しい順番で進めれば十分に狙える○ 射程圏:条件次第で狙える△ 学部を絞る:対策の型がある学部(慶應文、早稲田社学・教育など)に絞れば可能性あり

    早慶については、英語や社会を0からやり直して届いた学部が複数あります。慶應文学部(高2・8月、高3・5月、高3・11月、高3・12月、浪人)、早稲田社会科学部(高3・4月)、早稲田文学部(浪人、英語偏差値38から)などです。理系も、どの科目も偏差値30程度から早稲田創造理工学部に届いた例があります。学部別の対策は以下の記事をご覧ください。

    参考:他大学を目指す場合の目安(当塾の指導経験から)

    志望校 逆転合格の目安
    日東駒専・産近甲龍 偏差値40台からでも高3春スタートで十分に可能
    GMARCH・関関同立 偏差値40台なら高2冬〜高3春スタートで可能。高3秋からは科目を絞る
    旧帝大・医学部 科目数が多いため、逆転は高2以前のスタートが前提

    逆転合格についてよくある質問

    受験生や保護者の方からよく聞かれる質問に、体験談をもとにお答えします。

    偏差値40から早慶までどれくらいかかりますか?

    最短で10か月前後です。高2の8月に英語偏差値40で入塾して慶應文に合格した例、高3の4月に英語偏差値40で入塾して早稲田社学に合格した例があります。ただし、その期間ずっと正しい順番で勉強できた場合の話です。

    部活をしながらでも逆転できますか?

    できます。サッカー、野球、ダンス、吹奏楽、剣道、茶道など、体験談の大半は部活生です。共通するのは、部活の時間を除いた残り時間で何をやるかを先生と決めていたことです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

    浪人で英語が30台ですが間に合いますか?

    3月までに始めれば間に合います。英語偏差値38から早稲田文学部、35から早稲田建築に合格した浪人生がいます。どちらも中学英語からやり直し、10月には過去問に入っています。

    高3の秋からでも逆転できますか?

    学部と科目を絞れば可能です。高3の9月、11月、12月に入塾して慶應に合格した例があります。ただし全員が学部と科目を絞っています。全科目を上げようとする人には向きません。

    独学では無理ですか?

    独学で合格する人もいます。ただし体験談で挙がる独学の失敗理由は「本当に理解できているのかわからず不安になった」「復習をどうしたら良いかわからなかった」の2点です。これを自分で解決できるなら独学でも構いません。

    早慶を目指すなら早慶専門塾「ヒロアカ」へ

    ここまで、逆転合格の実例と3つの条件を解説しました。要点は以下の通りです。

    • 逆転合格は起こる。ただし、勉強の量ではなく中身を入れ替えた人だけが届く
    • 偏差値30台なら中学レベルへ、40台なら復習の仕組みへ、50台なら早慶レベルの読み方へ
    • 高2の冬までは王道ルート、高3の秋以降は学部と科目を絞る戦術勝負
    • 共通点は「基礎の穴を埋める」「復習を仕組みにする」「立ち位置を測り続ける」の3つ

    もし、個別指導や学習塾の利用を考えるなら、早慶専門塾ヒロアカをご検討ください。ヒロアカの強みは以下の4つです。

    使い切って表紙が擦り切れた問題集と参考書の山。一番上に眼鏡と短くなった鉛筆、机の隅に桜の花びら
    逆転合格した先輩の机に最後に残るのは、新しい参考書ではありません。同じ一冊を、擦り切れるまで繰り返した跡です。

    早慶専門塾ヒロアカの4つの強み

    ①
    英語に強いプロの個別指導
    プロ講師による1対1の指導で、be動詞からでも基礎を徹底的に鍛えます
    ②
    1人ひとりを徹底管理
    担当講師が早慶合格までのカリキュラムを作成。毎週の課題と添削で「いまの立ち位置」が毎回わかります
    ③
    成績が一気に伸びる合宿
    年3回の合宿で課題を把握し、早慶合格に必要な基礎を短期間で身につけます
    ④
    早稲田校舎とオンライン
    9時〜22時、全国どこからでも個別指導を受けられます

    自分の場合にどこまで狙えるか知りたい方は、以下の「無料カウンセリング」からお気軽にお申し込みください。現状の学力と志望校から、合格までの道筋を具体的にご案内します。

    早慶専門塾「ヒロアカ」\偏差値30台からの早慶攻略法が聞ける/

「関正生の The Essentials」 シリーズの効果的な使い方をプロ講師解説

2025.11.04

関正生のThe Essentials(ザ・エッセンシャル)シリーズは、読解の核となるポイントを100例文に凝縮した例文集です。The Rulesが「問題集」なのに対し、Essentialsは「教科書」としてインプットに特化しています。 シリーズ構成(全4冊) 英文法 必修英文100(共通テスト5~6

  • …続きを読む
  • 関正生のThe Essentials(ザ・エッセンシャル)シリーズは、読解の核となるポイントを100例文に凝縮した例文集です。The Rulesが「問題集」なのに対し、Essentialsは「教科書」としてインプットに特化しています。

    シリーズ構成(全4冊)

    • 英文法 必修英文100(共通テスト5~6割 → 偏差値55程度)
    • 語法 必修英文100(高校基礎文法修了 → GMARCHレベル)
    • 英語長文 必修英文100(偏差値55程度 → GMARCH合格)
    • 最難関レベル 英語長文(早慶合格点ギリギリ → 早慶圧勝合格)

    あなたは今、こんな疑問を持っていませんか?

    「関正生のThe Essentialsシリーズって、どんな参考書なんだろう?」
    「The Rulesシリーズとは何が違うの?」
    「自分に合ったレベルや使い方が知りたい!」

    この記事では、そんなあなたの疑問をすべて解決します。参考書それぞれの特徴やレベル、効果的な使い方から、他のシリーズとの比較、よくある質問まで、The Essentialsシリーズのすべてを徹底的に解説します。

    この記事を読めば、あなたに最適な一冊と、合格への最短ルートが見つかるはずです。さあ、一緒にThe Essentialsシリーズの世界へ飛び込みましょう!

     

    関正生のThe Essentialsシリーズとは?全体像を把握しよう

    まずは、The Essentialsシリーズがどのような参考書で構成されているのか、全体像を見ていきましょう。シリーズは現在4冊が刊行されており、それぞれが英語学習の異なる側面に焦点を当てています。

    ◆The Essentials シリーズの比較表

    The Essentials英文法

    英文法 必修英文100
    The Essentials語法

    語法必修英文100
    The Essentials英語長文

    英語長文 必修英文100
    The Essentials最難関レベル

    最難関レベル 英語長文
    発売日 2023/07/17 2024/03/22 2025/03/26 2025/09/05
    対象レベル 共通テスト〜
    GMARCH
    高校基礎〜
    GMARCH
    GMARCH〜
    早慶
    早慶〜
    最難関国公立
    初期段階 共通テスト5,6割 共通テスト8割 偏差値55-60程度 早慶
    合格点ギリギリ
    到達段階 偏差値55程度 GMARCH合格 GMARCH合格
    偏差値60程度
    早慶圧勝合格
    偏差値75以上
    理想の開始時期 高校2年冬〜高校3年春 高校3年夏〜高校3年秋 高校3年夏〜秋 高校3年秋〜直前期

    この表からわかるように、The Essentialsシリーズは、「英語長文」「英文法」「語法」という大学受験英語の根幹をなす3つの分野をカバーしています。特に「英語長文」は、標準レベルと最難関レベルの2冊が用意されており、自分のレベルに合わせてステップアップしていくことが可能です。

    次章からは、それぞれの参考書について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。

    『関正生のThe Essentials英語長文 必修英文100』- 読解の土台を築く

    シリーズの記念すべき1冊目、『関正生のThe Essentials英語長文 必修英文100』は、多くの受験生が最初に手に取るであろう参考書です。この1冊がどのような役割を果たすのか、詳しく見ていきましょう。

    どんな参考書?

    この参考書は、一言で言えば「長文読解のための例文集」です。一般的な長文問題集とは異なり、入試で頻出する読解のポイントを100個厳選し、それぞれを3〜4行の短い例文に凝縮して解説しています。これにより、長文を読む上で不可欠な「読み方のルール」を効率的にインプットすることができます。

    英文解釈の参考書に近い性質を持ちながらも、より実践的な長文読解に焦点を当てているのが大きな特徴です。

    レベルと対象者

    項目 内容
    初期段階 偏差値55〜60程度
    到達段階 GMARCH合格(偏差値60程度)
    おすすめの対象者 ・英文法の学習を終え、これから長文読解を本格的に始める人
    ・長文演習をしているが、いまいち成績が伸び悩んでいる人

    著者の関先生は「共通テスト〜国公立最難関」まで対応可能としていますが、実際には偏差値55〜60程度の受験生が、次のステップとして取り組むのに最適な一冊と言えるでしょう。『The Rules 2』や『ポラリス 1』と同程度のレベル感です。

    特徴とメリット

    • 持ち運びやすいコンパクトサイズ: 手のひらサイズで設計されており、通学中の電車やバスの中でも手軽に学習を進められます。
    • 音声ダウンロード対応: 付属の音源を使えば、リスニング力強化や音読学習にも活用できます。移動中に音声を聞き流すだけでも効果的です。
    • ポイントの凝縮: 100個の重要ポイントに絞られているため、短期間で効率的に読解の基礎を固めることができます。

    効果的な使い方

    1. まずは自力で和訳: 例文を読み、SVOCを振りながら自力で和訳してみましょう。
    2. 解説を熟読: 自分の解釈と解説を照らし合わせ、読解のポイントを深く理解します。
    3. 音読とリスニング: 音声を使って何度も音読を繰り返します。シャドーイングやディクテーションも効果的です。
    4. 定期的な復習: 1周して終わりではなく、何度も繰り返し復習することで、知識が定着し、長文を読むスピードと精度が格段に向上します。

    この1冊を完璧にマスターすれば、GMARCHレベルの長文にも対応できる確かな読解力の土台が築けるでしょう。

    『関正生のThe Essentials 英文法 必修英文100』- 使える英文法をマスターする

    シリーズ2冊目は、英文法に焦点を当てた『関正生のThe Essentials 英文法 必修英文100』です。単なる文法問題対策に留まらない、この参考書の真価に迫ります。

    どんな参考書?

    この参考書は、「長文読解やリスニングで実際に役立つ英文法」を学ぶための例文集です。4択の文法問題を解くためだけの知識ではなく、英語を正しく、そして深く理解するための「使える英文法」を100の例文を通して習得することを目的としています。

    『世界一わかりやすい英文法の特別講座』など、関先生の他の文法書と解説の根幹は同じですが、本書はより実践的なアウトプットを意識した構成になっています。

    レベルと対象者

    項目 内容
    初期段階 共通テスト5〜6割
    到達段階 偏差値55程度
    おすすめの対象者 ・一通り英文法を学んだが、長文になると活かせない人
    ・短期間で効率的に英文法の要点を復習したい受験生
    ・文法問題集に苦手意識がある人

    高校1年生から受験直前の3年生まで、幅広い層が使用できる一冊です。ただし、全くの初学者がゼロから英文法を学ぶための本ではありません。『大岩のいちばんはじめの英文法』などで基礎を固めた後に取り組むのが理想的です。

    特徴とメリット

    • 実践的な例文: 入試の長文やリスニングで実際に使われるような、生きた例文が厳選されています。
    • 暗記推奨の構成: 例文を丸ごと暗記することで、英作文やスピーキングにも応用できる文法力が身につきます。
    • 薄くてコンパクト: 重要なポイントが凝縮されているため、短期間で1周することが可能です。受験直前期の総復習にも最適です。

    効果的な使い方

    1. 例文の構造を理解: まずは例文のSVOCを正確に把握し、なぜその文法が使われているのかを理解します。
    2. 解説を読み込む: 関先生のわかりやすい解説を読み、文法の本質的な理解を深めます。
    3. 例文の暗唱: 例文を何も見ずに言えるようになるまで、何度も繰り返し音読・暗唱します。音声も活用しましょう。
    4. 他の学習と連携: 長文読解や過去問演習で出てきた文法事項を、この参考書に戻って確認することで、知識が体系化されます。

    この参考書を使いこなせば、文法はもはや「暗記科目」ではなく、英語を自在に操るための強力な「武器」となるでしょう。

    『関正生のThe Essentials 語法 必修英文100』- 読解の精度を上げる

    シリーズ第3弾は、受験生が見落としがちな「語法」に特化した画期的な一冊、『関正生のThe Essentials 語法 必修英文100』です。この参考書が、あなたの英語力をどのように引き上げるのかを見ていきましょう。

    どんな参考書?

    この参考書は、「語法のための例文集」という新しいコンセプトに基づいています。動詞や形容詞が後ろにどのような形(to不定詞、動名詞、that節など)をとるのか、といった「語法」の知識は、英文を正確に読む上で欠かせません。本書は、入試で狙われやすい重要な語法ポイント100個を、例文を通して効率的にマスターすることを目指します。

    語法は、文法と比べて軽視されがちですが、長文読解の精度や英作文の自然さを左右する重要な要素です。この1冊で、ライバルに差をつけることができます。

    レベルと対象者

    項目 内容
    初期段階 共通テスト8割
    到達段階 GMARCH合格
    おすすめの対象者 ・基本的な英文法・構文の学習を終えた人
    ・長文は読めるが、細部の解釈でミスが多い人
    ・英作文や自由英作文で、より自然な英語を書きたい人

    基本的な文法や構文解釈の力が身についていることが前提となります。ある程度長文演習を積んだ上で、読解の精度をさらに高めたい中〜上級者向けの参考書です。

    特徴とメリット

    • 語法に特化: 類書が少ない「語法」という分野に絞っているため、集中的に学習できます。
    • 動詞の型をマスター: 例文を通して動詞の「型」を意識することで、未知の単語が出てきても文構造から意味を推測する力が養われます。
    • 英作文にも直結: 正しい語法を身につけることは、そのまま英作文の質の向上に繋がります。

    効果的な使い方

    1. 例文と解説の読み込み: まずは例文を読み、どのような語法が使われているのかを解説で確認します。
    2. 例文の音読・暗唱: 『英文法編』と同様に、例文を丸ごと覚える勢いで何度も音読します。これにより、語法が感覚的に身につきます。
    3. 自分で例文を作成: 学んだ語法を使って、自分で簡単な例文を作ってみるのも非常に効果的です。能動的に使うことで、記憶が定着しやすくなります。
    4. 演習との連携: 長文問題集や過去問で出会った語法を、この参考書で確認する癖をつけましょう。

    語法の知識は、あなたの英語力に「深み」を与えてくれます。この1冊で、より精度の高い、盤石な英語力を手に入れましょう。

    『関正生のThe Essentials 最難関レベル 英語長文 必修英文100』- 頂点を目指す

    そして、シリーズ最新刊にして最高峰に位置するのが、『関正生のThe Essentials 最難関レベル 英語長文 必修英文100』です。早慶や最難関国公立を目指すすべての受験生必見の一冊です。

    どんな参考書?

    この参考書は、その名の通り「最難関レベルの英語長文」を攻略するための読解ポイントを凝縮した例文集です。
    近年の入試で難化が進む「語彙・表現」に焦点を当て、抽象度の高い英文や、複雑な論理構造を持つ英文を読み解くための思考法を学びます。

    標準レベルの『英語長文 必修英文100』(青色)が「構文」に重点を置いていたのに対し、本書はより高度な「論理読解力」の養成を目的としています。

    レベルと対象者

    項目 内容
    初期段階 早慶合格点ギリギリ
    到達段階 早慶圧勝合格(偏差値75以上)
    おすすめの対象者 ・GMARCHレベルの長文は安定して読めるが、早慶レベルになると歯が立たない人
    ・抽象的なテーマの英文に苦手意識がある人
    ・合格点プラスアルファの得点力を身につけたい人

    『The Essentials 英語長文 必修英文100』(青色)や『The Rules 3』などを終え、GMARCHレベルの長文は問題なく読める受験生が、最後の壁を突破するために使用する参考書です。生半可な実力で手を出すと挫折する可能性もあるため、取り組む時期やレベルは慎重に見極める必要があります。

    特徴とメリット

    • 最難関大に特化: 早慶や旧帝大などで頻出の、抽象的で難解なテーマの英文を扱います。
    • 論理読解力の養成: 対比、因果関係、具体化といった、英文の論理構造を捉える訓練に最適です。
    • 「トドメの英文パターン100」: 合否を分けるハイレベルな読解パターンを100個厳選。これをマスターすれば、他の受験生に圧倒的な差をつけることができます。
    注意:ほとんどの人には必要ない!!

    正直言って、かなりレベルの高い教材になります。

    この教材をおすすめできる人:

    • 英語がものすごく好きで、英語で勝負したい人
    • 現在、早慶で合格点は取れているが、さらに点数を伸ばしたい人
    • 早慶で英語を得点源にして圧勝合格を狙う人

    ほとんどの受験生には不要な理由

    • ❌ 多くの受験生はこのレベルに到達しなくても合格可能
    • ❌ 現役生は英語だけに時間をかけられる余裕がない
    • ❌ 他教科とのバランスを考えると、英語はGMARCHレベルで十分なケースが多い

    このような状況を踏まえた上で、本当に必要だと判断した人のみ取り組んでください。

    効果的な使い方

    1. 予習に時間をかける: このレベルの英文は、すぐに解説を読んでも力になりません。まずは時間をかけて、自分なりに文の構造と論理展開を徹底的に分析しましょう。
    2. 解説と自分の思考を比較: 解説を読み、自分の思考プロセスとどこが違ったのかを明確にします。特に、論理マーカーの捉え方や、抽象→具体の流れを意識することが重要です。
    3. 要約トレーニング: 読んだ英文の内容を、自分の言葉で短く要約するトレーニングを取り入れると、内容理解の精度がさらに高まります。
    4. 過去問との往復: この参考書で学んだ読解法を、志望校の過去問で実践し、また本書に戻って確認するというサイクルを繰り返すことで、本番で使える力が身につきます。

    この一冊をやり遂げたとき、あなたは最難関大学の英語長文を、自信を持って読み解くことができるようになっているはずです。

    The Rulesシリーズの比較と効果的な使い方

    ここまで各書籍を詳しく見てきましたが、ここではシリーズ全体を俯瞰し、どのように組み合わせて使えば効果的なのか、そして他の人気シリーズとはどう違うのかを解説します。

    シリーズ内でのレベルと順番

    The Essentialsシリーズは、以下の順番で進めていくのが最も効果的です。

    基礎固め期(高2冬〜高3春)

    1. 『The Essentials 英文法』(高校2年冬〜高校3年春): 共通テスト5〜6割レベルから偏差値55程度を目指す。英文法の土台を固める。

    実力養成期(高3夏〜秋)

    1. 『The Essentials 英語長文』(高校3年夏〜秋): 偏差値55〜60程度からGMARCH合格レベルへ。読解の基本ルールを学ぶ。
    2. 『The Essentials 語法』(高校3年夏〜高校3年秋): 共通テスト8割レベルからGMARCH合格を確実に。読解の精度を高め、表現の幅を広げる。

    応用・発展期(高3秋〜直前期)

    1. 『The Essentials 最難関レベル 英語長文』(高校3年秋〜直前期): 早慶合格点ギリギリから早慶圧勝合格(偏差値75以上)へ。論理読解力を完成させる。

    もちろん、自分の現在のレベルや志望校に応じて、必要な一冊だけを取り入れるという使い方も有効です。例えば、英文法に自信があるなら『英文法編』を飛ばしたり、GMARCHが第一志望であれば『最難関レベル』は不要かもしれません。

    The Rulesシリーズとの違いは?

    関先生のもう一つの人気シリーズ『The Rules』との違いに悩む受験生も多いでしょう。以下にその違いをまとめました。

    シリーズ The Essentials The Rules
    コンセプト 読解の「核」となるポイントを学ぶ例文集 実践的な長文問題を解く問題集
    役割 インプット(読み方のルールを学ぶ) アウトプット(学んだルールを使って問題を解く)
    おすすめの併用方法 『The Essentials』で学んだ読解法を、『The Rules』で実践する。同じレベル帯のものを並行して進めるのが理想的。(例:『Essentials 英語長文』と『The Rules 2』)

    簡単に言えば、『The Essentials』が教科書で、『The Rules』が問題集の関係にあります。両者をうまく組み合わせることで、インプットとアウトプットのバランスが取れた、非常に効果的な学習サイクルを確立することができます。

    Rulesシリーズの詳細な解説と使い方はこちらの記事をチェック

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/therules-leves/"]

    よくある質問(Q&A)

    Q1. 全くの英語初心者でも使えますか?

    A1. いいえ、おすすめしません。The Essentialsシリーズは、ある程度(中学〜高校基礎レベル)の単語・文法の知識があることが前提となっています。初学者の方は、まず『大岩のいちばんはじめの英文法』や、中学レベルの復習から始めることをお勧めします。

    Q2. 1冊を終えるのに、どれくらいの期間がかかりますか?

    A2. 1日2〜3テーマ進めるペースで、約1ヶ月〜1ヶ月半が目安です。ただし、重要なのは期間ではなく、1つ1つのポイントを確実に自分のものにすることです。焦らず、じっくり取り組みましょう。

    Q3. 音声は絶対に使うべきですか?

    A3. はい、ぜひ活用してください。近年の大学入試ではリスニングの比重が高まっています。読解の学習と並行して耳を鍛えることで、英語力全体が底上げされます。通学時間などのスキマ時間を有効活用しましょう。

    まとめ:The Essentialsで、英語力を次のステージへ

    この記事では、関正生のThe Essentialsシリーズについて、その全体像から各書籍の詳細、効果的な使い方までを徹底的に解説しました。

    The Essentialsシリーズはこんな人におすすめ!

    • 英文法の知識を、実際の長文読解に活かしたい人
    • 長文は読めるが、なんとなくでしか読めていない人
    • 短期間で効率的に、英語の「核」となる部分を学びたい人
    • 志望校合格のために、ライバルと差をつけたい人

    The Essentialsシリーズは、あなたの英語学習を根底から変え、合格への道を切り拓く力を持っています。この記事を参考に、あなたに最適な一冊を見つけ、今日から早速取り組んでみてください。あなたの努力が、最高の結果に結びつくことを心から応援しています。

【2026年版】立教で受かりやすい穴場学部学科は?英検得点予想

2025.09.29

こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。早慶を目指す受験生が多数の当塾ですが、 毎年立教大学にも多数の合格者を輩出しています。 立教大学に効率的に入る方法を今回はお伝えしていきます。 立教大学の受験を考えるときに多くの受験生が気になるのが、 「どの学部が比較的入りやすいのか?」という点です。 結論

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  • こんにちは。早慶専門塾ヒロアカの小野です。早慶を目指す受験生が多数の当塾ですが、
    毎年立教大学にも多数の合格者を輩出しています。

    立教大学に効率的に入る方法を今回はお伝えしていきます。

    立教大学の受験を考えるときに多くの受験生が気になるのが、
    「どの学部が比較的入りやすいのか?」という点です。

    結論から言うと、立教大学の穴場学部ランキングベスト3は、以下のようになります。

    合格しやすい学部Top3

    • 1位:スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科
    • 2位:コミュニティ福祉学部・コミュニティ政策学科
    • 3位:コミュニティ福祉学部・福祉学科

    本ブログ記事では、過去5年分のデータに基づき、どの学部が入りやすいのか、受かりやすいのか?学部、学科、英検スコア要求ごとに詳しく分析していきます。

    立教大学で受かりやすい学部学科一覧

    下記4点にて立教大学における受かりやすい学部を決めていきました。

    1. 過去5年分の平均倍率
    2. 英検CSEスコア要求予想
    3. GMARCH同日入試による分散効果
    4. 倍率の安定性(予測可能性)
    ひと理学部については文系志望者の併願可能性が少ないため、本分析から除外しました。
    ※本記事では、立教大学文系学部全27学科を対象として分析しています。
    ◆立教大学で受かりやすい学部学科ランキング(文系全27学科)
    表を左右にスワイプして全ての項目をご覧ください
    順位 学部・学科 総合指数 過去5年平均倍率 英検要求 英語レベル
    平均 標準偏差 安定性
    🥇1位 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科 9.92 3.12倍 0.19 ★★★ 2220点 2級レベル
    🥈2位 コミュニティ福祉学部・コミュニティ政策学科 9.27 3.26倍 0.24 ★★★ 2200点 2級レベル
    🥉3位 コミュニティ福祉学部・福祉学科 8.85 3.36倍 0.24 ★★★ 2180点 2級レベル
    4位 経済学部・経済政策学科 8.04 3.48倍 0.23 ★★★ 2320点 準1級レベル
    5位 経済学部・会計ファイナンス学科 7.70 3.56倍 0.24 ★★★ 2300点 2級上位レベル
    6位 文学部・ドイツ文学専修 7.68 3.54倍 0.48 ★★ 2250点 2級上位レベル
    7位 経済学部・経済学科 7.22 3.66倍 0.24 ★★★ 2310点 準1級レベル
    8位 観光学部・交流文化学科 6.55 3.82倍 0.28 ★★ 2260点 2級上位レベル
    9位 文学部・フランス文学専修 6.41 3.80倍 0.52 ★★ 2270点 2級上位レベル
    10位 法学部・国際ビジネス法学科 6.31 3.68倍 0.23 ★★★ 2340点 準1級レベル
    11位 文学部・教育学科 6.30 3.86倍 0.30 ★★ 2280点 2級上位レベル
    12位 法学部・法学科 6.21 3.88倍 0.23 ★★★ 2310点 準1級レベル
    13位 法学部・政治学科 5.71 3.98倍 0.23 ★★★ 2330点 準1級レベル
    14位 観光学部・観光学科 5.62 4.02倍 0.33 ★★ 2240点 2級レベル
    15位 文学部・文芸・思想専修 5.53 4.00倍 0.42 ★★ 2290点 2級上位レベル
    16位 社会学部・メディア社会学科 5.42 4.04倍 0.27 ★★ 2320点 準1級レベル
    17位 社会学部・現代文化学科 4.92 4.14倍 0.27 ★★ 2340点 準1級レベル
    18位 文学部・日本文学専修 4.70 4.18倍 0.49 ★ 2260点 2級上位レベル
    19位 文学部・英米文学専修 4.67 3.96倍 0.69 ★ 2320点 準1級レベル
    20位 経営学部・国際経営学科 4.60 3.86倍 0.24 ★★★ 2380点 準1級上位レベル
    21位 文学部・キリスト教学科 4.47 4.06倍 1.35 ★ 2280点 2級上位レベル
    22位 現代心理学部・映像身体学科 4.06 4.34倍 0.27 ★★ 2310点 準1級レベル
    23位 社会学部・社会学科 3.98 4.34倍 0.31 ★★ 2330点 準1級レベル
    24位 経営学部・経営学科 3.86 4.36倍 0.30 ★★ 2350点 準1級レベル
    25位 文学部・史学科 3.05 4.52倍 0.50 ★ 2300点 2級上位レベル
    26位 現代心理学部・心理学科 2.62 4.64倍 0.27 ★★ 2340点 準1級レベル
    27位 異文化コミュニケーション学部・異文化コミュニケーション学科 0.96 4.62倍 0.35 ★ 2400点 準1級上位レベル

    受かりやすい学部学科1位 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科

    立教大学で最も受かりやすい学部は、スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科です。

    過去5年間の平均倍率が3.12倍と全学科中最低であり、倍率の標準偏差も0.19と非常に安定しています。

    英検要求も2220点(2級レベル)と比較的穏やかで、確実性を重視する受験生にとって極めて魅力的な選択肢です。

    ここがポイント!

    スポーツウエルネス学部は比較的新しい学部でありながら、将来性のある分野を学ぶことができる「隠れた優良学部」です。

    健康科学、スポーツ科学、ウェルネス産業など、現代社会で注目される分野を総合的に学べるため、

    就職面でも幅広い選択肢が期待できます。

    受かりやすい学部学科2、3位 コミュニティ福祉学部

    2位・3位は共にコミュニティ福祉学部の2学科が占めています。

    コミュニティ政策学科(2位)と福祉学科(3位)は、どちらも平均倍率が3.26倍・3.36倍と低く、英検要求も2200点・2180点と2級レベルです。

    社会福祉やコミュニティ政策といった社会的意義の高い分野を学べる一方で、競争が比較的穏やかな学部として位置づけることができます。

    受かりやすい学部学科4、5、7位 経済学部

    経済学部は3学科すべてが上位にランクインし、安定した穴場性を示しています。

    • 経済政策学科(4位):平均倍率3.48倍、英検要求2320点
    • 会計ファイナンス学科(5位):平均倍率3.56倍、英検要求2300点
    • 経済学科(7位):平均倍率3.66倍、英検要求2310点

    将来性と確実性のバランスが取れた選択肢として評価できます。

    最難関学部 異文化コミュニケーション学部

    立教大学で最も入学が困難なのは異文化コミュニケーション学部・異文化コミュニケーション学科です。

    平均倍率4.62倍、英検要求2400点(準1級上位レベル)という高い要求水準が、その競争の激しさを物語っています。

    この学部を志望する場合は、英検準1級上位レベルの英語力と、高い倍率に対応できる総合的な学力が必要不可欠です。

    注意点

    異文化コミュニケーション学部は立教大学の看板学部の一つですが、その分競争も激しくなっています。

    英語の配点も80%と非常に高く、英語力が合否を大きく左右します。

    この学部を目指す場合は、早い段階から英検準1級レベルの対策を始めることが重要です。

    立教大学の英検スコア要求水準

    立教大学文系学部の英検CSEスコア要求分布は以下のようになっています。

    ◆英検CSEスコア要求水準別学科数

    英語レベル CSEスコア範囲 学科数 割合
    2級レベル 2180-2249点 4学科 14.8%
    2級上位レベル 2250-2309点 9学科 33.3%
    準1級レベル 2310-2379点 12学科 44.4%
    準1級上位レベル 2380点以上 2学科 7.4%

    この分布から、立教大学文系学部の約48%の学科では2級〜2級上位レベル(2309点以下)の英語力で十分に合格を狙えることが分かります。

    一方で、44%の学科では準1級レベル(2310点以上)の英語力が求められ、立教大学の英語要求水準の高さが確認できます。

    結局、立教大学を受けるにはどの学部が良いの?

    順位としては、

    スポーツウエルネス学部 → コミュニティ福祉学部 → 経済学部 → 法学部・観光学部 → 文学部 → 社会学部 → 経営学部 → 現代心理学部 → 異文化コミュニケーション学部

    という順番になるでしょう。

    倍率、英検要求水準、安定性等を考慮して、入りやすさはこのようになります。

    もちろん、入りやすい=簡単に入れるという意味ではありません。

    最初の段階でも述べていますが、絶対的な基礎学力は必要不可欠です。基礎学力がまだまだないな・・・という人で、どうしても立教大学に入りたい!という人は、とにかくまずは基礎学力をつけることを意識してください。

    立教大学に受かるには結局どうしたら良いのか?

    立教大学に受かるためには、文系学部に関わらず英語をできるようにするのが最優先事項です。

    下記各学部ごとの、一般入試における配点と英語の配点割合を見てください。

    ◆一般入試における配点と英語の配点割合

    学部 全体の配点 英語の配点 英語の割合
    文学部 200 75 37.5%
    異文化コミュニケーション学部 200 100 50%
    経済学部 350 150 42.9%
    経営学部 350 150 42.9%
    社会学部 350 150 42.9%
    法学部 350 150 42.9%
    観光学部 350 150 42.9%
    コミュニティ福祉学部 350 150 42.9%
    現代心理学部 350 150 42.9%
    スポーツウエルネス学部 350 150 42.9%

    どこの学部も英語の配点が高く、立教大学全体だと約43%となります。

    立教大学の英語はどの学部も非常に難しく、そう簡単には対策は終わりません。

    学力にもよりますが、1年単位での対策が必要になってくる場合も多々あります。

    チェック

    立教大学の英語対策では、英検準1級レベルの語彙力と読解力が必要不可欠です。特に長文読解では、論理的思考力と速読力の両方が求められます。早い段階から体系的な対策を始めることが合格への近道です。

    絶対に立教大学に合格したいなら英語を強化しよう!

    絶対に立教大学に合格したい!という強い意志を持っているのであれば、下記をペースメーカー、目標にすると良いでしょう。

    • 高校1年→英検2級
    • 高校2年→英検準1級
    • 高校3年→英検準1級上位〜1級単語

    英語をどのように勉強したら良いのかわからない、参考書はどのような教材を使えば良いのか?という人は、まず英検2級から確実に取得していくことをお勧めします。

    2025年以降は立教大学入試も変化します

    2025年以降で立教大学の入試も変化する可能性があります。特に共通テスト利用入試の変更や、英語外部検定試験の活用拡大などが予想されるため、最新の入試情報を常にチェックすることが重要です。

    GMARCHでも狙い目の学部はありますか?

    GMARCHの方が学部が豊富で狙い目となる学部があります。

    ただし、年によって狙い目、穴場の学部は異なりますので注意してください。

    受験は情報戦です。

    立教大学以外のGMARCH各大学についても、同様の分析を行い、自分に最適な受験戦略を立てることが重要です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/gmarch/ukariyasui-gmarch/"]

    受験日程から考える入試戦略

    受験を考える上で入試日程を熟知した上で、自身の受験校を決めることは必要不可欠です。

    GMARCH同日入試による分散効果を最大限活用し、戦略的な併願校選択を行うことで、合格可能性を大幅に向上させることができます。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/2jukenschedule/"]

    絶対に立教大学に合格したい!

    立教大学への合格を目指すなら、まずは自分の現在の学力を正確に把握し、志望学部に必要な英検スコアと学力レベルを明確にすることから始めましょう。

    特に英語力の向上は最優先事項です。

    英検2級から準1級レベルまで段階的にレベルアップを図り、
    立教大学の高い英語要求水準に対応できる実力を身につけることが合格への確実な道筋となります。

    立教大学に確実に合格したいのであれば、早稲田慶應を目指して学習を進めるのが良いでしょう。

    どのように学習をしたら良いのかわからない方は、
    お気軽に当塾のカウンセリングまでご相談ください。

    0から早慶、立教大学に合格する方法をお伝えしていきます。

早慶志望は必見!早慶レベル模試一覧「河合代ゼミ東進」難易度を解説

2025.09.28

早稲田大学・慶應義塾大学を第一志望にする受験生向けに、 以下の3つのおすすめの模試を比較しました。 ①河合塾「早慶レベル模試」 ②東進「早大・慶大レベル模試」、 ③代ゼミ・駿台共催「早大入試プレ/慶大入試プレ」 これらの模試の実施時期・判定の特徴・フィードバックの速さまで、志望 校合格に向けた活用法

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  • 早稲田大学・慶應義塾大学を第一志望にする受験生向けに、
    以下の3つのおすすめの模試を比較しました。

    • ①河合塾「早慶レベル模試」
    • ②東進「早大・慶大レベル模試」、
    • ③代ゼミ・駿台共催「早大入試プレ/慶大入試プレ」

    これらの模試の実施時期・判定の特徴・フィードバックの速さまで、志望
    校合格に向けた活用法と早慶専門個別指導塾「ヒロアカ」で毎年数多くの
    受験生を早慶を合格に導いている
    塾長の筆者が併せて解説します。

    [toc]

    おすすめの早慶模試レベルの模試一覧

    まずは、以下のおススメの早慶模試の表をご覧ください。

    早慶模試レベルの模試一覧

    ← 横にスクロールできます →
    項目 河合塾 東進 代ゼミ・駿台
    模試名
    早慶レベル模試
    河合塾主催
    早大・慶大レベル模試
    東進主催
    早大プレ/慶大プレ
    代ゼミ・駿台主催
    入試一致度 ★★★☆

    過去問分析ベース
    標準レベル
    ★★★★

    本番レベル良問
    論理力・思考力重視
    ★★★★

    本番そっくり
    的中例あり
    判定信頼性 ★★★★

    受験者数最多
    偏差値信頼性抜群
    ★★★☆

    高レベル受験者層
    絶対評価併用
    ★★★★

    精鋭が集結
    学部別判定的確
    フィード
    バック
    ★★★☆

    学部別判定
    数週間で返却
    小論文添削
    ★★★★

    中9日返却
    Web解説充実
    弱点分析ツール
    ★★★☆

    解説授業あり
    約1ヶ月後返却
    実施時期
    年1回
    (9–10月)
    年4回
    (5・7・9・11月)
    通年測定可能
    年1回ずつ
    早大10月・慶大11月
    総仕上げ
    料金
    9,500円
    (一般生)
    6,500円
    (税込)
    7,200円
    (一般生)

    筆者はこれらの模試を以下のように使分けるべきだと考えます。

    ◆河合塾「早慶レベル模試」
    受験者数が最も多く、信頼性の高い模試です。問題は標準からやや難レベルで、総合的な学力を把握するのに適しています。
    判定は第4 志望まで学部学科ごとに出るため、早慶内での併願戦略にも便利です。

    ◆東進「早大・慶大レベル模試」
    年4 回実施されるため、時系列で実力の推移を把握することができます。
    最短9日で返却され、復習ツールも豊富なので、弱点補強から次回検証までのPDCA を回しやすい模試です。

    ◆代ゼミ・駿台「早大プレ/慶大プレ」
    本番に近い学部別形式で実施され、的中例もある模試です。
    直前期の実力チェックに最適で、試験後の解説特講を活用することで仕上げに役立てることができます。

    それでは、模試の概要や特徴を一つずつ解説していきます。

    河合塾「早慶レベル模試」

    河合塾の早慶レベル模試について、詳細を記載していきます。

    河合塾の「早慶レベル模試」の概要

    大手予備校・河合塾が主催する、早稲田大学・慶應義塾大学志望者向けの
    記述・論述中心の模試。高3生・既卒生が対象で、例年は秋に全国で実施されます。
    文理を問わず英語・国語・数学・地歴公民・理科に対応し、小論文は系統別で最大2系統まで受験可。
    志望登録は最大第4志望まで合格可能性評価が行われます。

    河合塾の「早慶レベル模試」の特徴

    • 早大・慶大の過去問を詳細分析した出題で、傾向・難易度・形式の再現性が高い。
    • 受験者規模が大きいため、偏差値と志望者内順位で現在地を把握しやすい。
    • 第1〜第4志望まで学部学科単位で判定。複数学部の併願戦略にも有用。
    • 受験料(一般生)は9,500円。

    こう活用する

    本番直前期の“総合仕上げ”として活用。結果の判定や得点内訳から弱点領域を抽出し、
    直後2〜3週間で重点補強→過去問で検証のサイクルを回すと効果的です。

    さらに詳しくはこちらの記事で記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/jukuyobiko/kawaijuku-sokeimoshi/"]

    東進「早大・慶大レベル模試」

    東進の早慶レベル模試について、詳細を記載していきます。

    東進「早大・慶大レベル模試」の概要

    東進が開催する早慶対策の大学別レベル模試。年4回(2025年度は5/18・7/13・9/21・11/23)実施で、
    主な対象は受験生(高3・既卒)ですが高2・高1も受験可。英語・国語(現/古/漢の選択)・数学・
    地歴公民・理科・小論文(慶大系学部対象)に対応し、記述中心で本番に必要な論理力・思考力を測ります。

    東進「早大・慶大レベル模試」の特徴

    • 試験実施から中9日で成績表をスピード返却。記憶が新しいうちに復習可能。
    • 年間4回の連続模試として、回ごとの成績推移で学習PDCAを回しやすい。
    • Webで解答・解説や詳細な採点基準を公開する復習ツールが充実。

    こう活用する

    5月→7月→9月→11月の4サイクルで受験し、弱点が残った分野を各回の返却直後に“即補強”。
    9月・11月は本番想定の時間配分リハーサルに最適です。

    代ゼミ・駿台共催「早大入試プレ」「慶大入試プレ」

    代ゼミ・駿台共催の早慶レベル模試について、詳細を記載していきます。

    代ゼミ・駿台共催「早大入試プレ」「慶大入試プレ」の概要

    代々木ゼミナールと駿台予備学校が合同開催する大学別・学部別特化模試。
    例年、早大プレは10月・慶大プレは11月に実施され、志望学部に合わせて英語・国語・数学・地歴公民・理科、
    さらに早大の総合問題/空間表現や、慶大の学部別小論文にも対応します。

    代ゼミ・駿台共催「早大入試プレ」「慶大入試プレ」の特徴

    • 本番そっくりの学部別問題で再現度が高く、的中例も公表。
    • 合格判定は第1志望学部を対象に精密に実施。
    • 試験後に解説講義(解説特講)が用意され、直前期の復習に有効。

    こう活用する

    秋〜冬の仕上げ段階で受験。志望学部の形式・難度で最後の当たり前を固める目的に最適です。
    直後の解説講義まで含めて“本番設計”を完成させましょう。

    さらに詳しくはこちらの記事で記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/jukuyobiko/yozemi-sokeipure/"]

    総合おすすめポイント(使い分け方)

    河合塾「早慶レベル模試」:受験者数が最も多く、信頼性の高い偏差値が得られる模試。
    問題の癖が少なく標準〜やや難レベルで、総合学力の到達度測定に最適。
    判定は第4志望まで学部学科で出るため、早慶内の併願校検討にも便利。

    東進「早大・慶大レベル模試」:年4回の継続受験で実力推移を時系列で把握。
    中9日返却+豊富な復習ツールで、回ごとにすばやく弱点補強→次回で検証というPDCAが回しやすい。

    代ゼミ・駿台「早大プレ/慶大プレ」:学部別に本番そっくり形式で的中例も公表。
    直前期の最終チェックとして合格可能性の見極めに有効。試験後の解説特講も活用して仕上げよう。

    受験計画の例

    夏以降は東進で推移を定点観測(5→7→9→11月)しつつ、
    秋に河合塾で総合位置を把握、10〜11月に代ゼミ・駿台で志望学部の本番形式を最終確認。
    この順で受けると、弱点補強・時間配分練習・判定の3点でバランス良く仕上がります。

    早慶にどうしても合格したいなら・・・

    早稲田大学、慶應大学の入試は近年はかなりレベルが上がってきており、
    単に一般的な勉強をしているだけでは合格がかなり難しくなってきています。

    合格するためには、プロの考えた戦略が必要不可欠です。

    早稲田慶應にどうしても合格したいのであれば、お気軽にLINEよりご相談ください。

難関大に合格する英文解釈 Code70(ポレポレ・透視図との違い)

2025.06.05

難関大に合格する英文解釈 Code 70とは?早慶・東大攻略の新定番 「早慶や東大の英語が難しくて全然読めない…」「英文解釈の参考書がたくさんあって、どれを選べばいいかわからない」 そんな悩みを持つあなたへ。2024年7月に発売された「難関大に合格する英文解釈 Code 70」は、早慶・

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  • 難関大に合格する英文解釈 Code 70とは?早慶・東大攻略の新定番

    「早慶や東大の英語が難しくて全然読めない…」「英文解釈の参考書がたくさんあって、どれを選べばいいかわからない」

    そんな悩みを持つあなたへ。2024年7月に発売された「難関大に合格する英文解釈 Code 70」は、早慶・東大・京大合格を目指す受験生にとって、まさに革命的な参考書となりえます。

    しかし、その一方で、「本当に難関大レベルで必要?」「従来の参考書と何が違うの?」といった疑問も聞かれます。

    この記事では、「難関大に合格する英文解釈 Code 70」の特徴やレベル感を徹底解説し、早慶・東大受験において、この参考書が本当に必要なのか、どのように活用すれば効果的なのかを具体的に解説していきます。

    著者の杉村年彦先生は「伊藤先生&薬袋先生の魂を受け継ぐ」と評される実力派講師です。

    [toc]

    難関大に合格する英文解釈 Code 70の基本情報と5つの特徴

    まず、「難関大に合格する英文解釈 Code 70」の基本情報を確認しましょう。

    【基本情報】
    – 著者:杉村年彦
    – 出版社:かんき出版
    – 発行日:2024年7月10日
    – 定価:1,760円(税込)
    – 判型:A5判
    – 頁数:256頁

    本書は、他の英文解釈参考書とは一線を画す、以下の5つの特徴があります。

    • クイズ形式で英文解釈のポイントが学べる
    • 出題データの徹底分析に基づいた内容構成(過去20年間の難関大学問題を分析)
    • 例文を含めほぼすべて、難関大学で出題された英文を引用
    • 「間違えた読み方」にあえて言及した解説
    • 速読につながる「よく使われる形」への言及

    英文読解の上級レベルに不可欠なテーマを網羅的に扱っているので、基礎学力があればこれ一冊で難関レベルに対応可能です。

    これらのテーマは、早慶・東大・京大の英語においても頻出であり、
    本書をマスターすることで、複雑な構文を正確に読み解く力が身につきます。

    従来の英文解釈参考書との違い

    「Code 70」が従来の参考書と大きく異なるのは、「クイズ形式」を採用している点です。

    従来の参考書では「英文を読んで訳しなさい」という形式が一般的でしたが、本書では以下のようなクイズが設けられています。

    例:「この英文のSVはどこですか?」「この文の主語は何ですか?」「なぜこの読み方ではダメなのですか?」

    このアプローチにより、単純な暗記ではなく、英文解釈の「思考プロセス」を身につけることができます。

    これまでの「訳をチェックするだけの勉強」から脱却できるのが大きなメリットですね!

    早慶・東大の過去問でこんな英文に苦戦していませんか?

    早稲田・慶應・東大・京大といった最難関大学では、以下のような特徴を持つ英文が出題される傾向があります。

    読む時にここでつまづいていませんか?
    • 一文が非常に長い(100語を超える文も珍しくない)
    • 複雑な構文が用いられている(倒置、省略、挿入など)
    • 抽象的な表現や高度な語彙が使われている
    • 文脈に依存する表現が多い

    「難関大に合格する英文解釈 Code 70」は、まさにそうした高度な読解力を養うための最適な教材と言えるでしょう。

    Code 70のレベルは?早慶・東大受験での位置付け

    「難関大に合格する英文解釈 Code 70」は、標準レベル以上の文法を理解している人を対象としています。
    具体的には、以下のようなレベル感が目安となります。

    • 共通テストレベルの問題を8割以上安定して解ける
    • 河合の模試で英語の偏差値が65程度取れている
    • 早慶の英語過去問に少し挑戦してみて、歯が立たないわけではないレベル
    • 基本的な英文法(Forest、Vintage等)を一通り学習済み

    本書は、基礎的な文法力を前提に、受験生が間違えやすい点や、難解な文章の解説が中心となっています。

    基本的な文法事項に不安がある場合は、「Code 70」に取り組む前に、基礎を固めることをおすすめします。

    皆がやっている難しい教材をやっているから受かるというわけでは決してないので要注意!

    早慶・東大合格に向けたレベルアップ

    早慶・東大・京大、特に英語難関学部を目指すなら、標準レベルの英文法・解釈問題集をマスターした後に取り組むのが効果的です。

    具体的に、基礎から入試レベルまでの精読力をつけるためには「英文熟考上・下」がおすすめです。英文熟考を完璧にマスターした後に、Code 70に取り組むのが最も効果的な学習順序です。

    英文熟考上・下の後にCode 70をやるべき理由

    「英文熟考上・下」は標準レベルから難関大レベルまでの英文解釈を体系的に学べる優秀な参考書です。Code 70に取り組む前に英文熟考を完璧にしておくことで、以下のメリットがあります。

    • 基本的な構文解釈のパターンが身についている
    • SVOC の振り方が正確にできるようになっている
    • 標準レベルの英文なら確実に読めるようになっている
    • Code 70の高度な内容により集中できる

    英文熟考上・下 → Code 70 → 過去問演習という流れが、難関大合格への最短ルートです。

    志望学部によってはCode 70を行わなくても、英文熟考だけで十分な場合もありますよ

    余裕のある人やさらに一段階上の読解力を身につけたい人は、「Code 70」を使うことで合格に大きく近づきます。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/eibunjukuko/"]

    他の最難関レベル参考書との比較

    同レベルの参考書として、以下のようなものがあります。

    参考書名 難易度 特徴
    英文読解の透視図 ★★★★★ 伝統的な解釈本、解説が詳細
    ポレポレ英文読解プロセス50 ★★★★☆ コンパクト、西きょうじ先生の名著
    Code 70 ★★★★☆ クイズ形式、最新の出題傾向反映
    英文解釈の技術100 ★★★★☆ 体系的、例題が豊富

    Code 70の効果的な使い方・勉強法

    「難関大に合格する英文解釈 Code 70」を最大限に活用するため、以下の3ステップで学習を進めていきましょう。

    ステップ1:基礎確認と理解

    1. 各講の英文を丁寧に読み込み、構文や文法事項を理解する
    2. クイズに答える前に、自分なりに英文を分析してみる
    3. クイズに答えて、自分の理解度を確認する
    4. 解説をよく読み、著者の解釈の仕方をつかむ

    ステップ2:実践と定着

    1. 間違えた箇所は解説をよく読んで理解する
    2. 「間違えた読み方」の解説を特に重視する
    3. 定型表現や「よく使われる形」を積極的に覚える
    4. 構造図を参考に、SVOC を正確に把握する練習をする

    各章は、文法的に難しいことから和訳に至るまで網羅的な難しい題材を取り扱っているので、英文解釈の力がついていきます。

    ステップ3:復習と応用

    1. 間違えた問題を繰り返し解き、理解を定着させる
    2. 学んだルールを本書最後の「code一覧」で確認する
    3. 定期的に復習し、記憶の定着を図る
    4. 実際の過去問で学んだ技術を応用する

    おすすめ使用期間は2か月〜3ヶ月程度です。
    早慶・東大の過去問演習と並行して進めるのも効果的です。

    問題を解く過程で間違えた場合、その理由を突き止めて同じ間違いを繰り返さないようにするのは重要です。

    Code 70を使うメリット

    早慶・東大受験において「難関大に合格する英文解釈 Code 70」を使うメリットは以下の通りです。

    「Code 70」のメリット
    • クイズ形式で思考プロセスが身につく
    • 最新の出題傾向が反映されている(過去20年分の分析)
    • 「間違えた読み方」の解説で、よくある誤読を防げる
    • 定型表現の習得で速読力も向上する
    • 解説が詳細で、独学でも効率的に学習できる
    • 話し口調の解説で読みやすい

    Code 70を使うデメリット

    一方で、以下の様な点がデメリットとして挙げられます。

    Code 70のデメリット
    • 初学者には難易度が高すぎて、基礎力がないと使いこなせない
    • 音声がないため、リスニング対策にはならない
    • 感覚的に英語を読んできた人には理論的すぎる可能性
    • 受ける学部によっては、本書で扱う内容が難しすぎる場合もある
    • 訳が少し見にくいレイアウト

    基礎をしっかり固めた上で、志望学部に本当に必要かどうかを見極めてから使用しましょう。

    Code 70は新しすぎて大丈夫?

    2024年7月発売の新しい参考書ということで、「実績が不安」という声もあります。

    しかし、著者の杉村年彦先生は、薬袋善郎先生や伊藤和夫先生の流れを汲む実力派講師として知られており、YouTube動画でも「神参考書誕生」と評価されています。

    むしろ、最新の出題傾向を反映している点で、従来の参考書よりも有利と言えるでしょう。

    Code 70と他の英文解釈参考書との詳細比較

    vs 英文読解の透視図

    「英文読解の透視図」は1993年発売の伝統的な英文解釈参考書として長年愛用されてきました。Code 70との違いを詳しく見てみましょう。

    項目 Code 70 透視図
    発行年 2024年 1993年
    難易度 ★★★★☆ ★★★★★
    解説スタイル クイズ形式、話し口調 詳細な文法解説、硬い文体
    ページ数 256ページ 約300ページ
    取り組みやすさ 現代的でわかりやすい 古典的で重厚
    出題傾向 過去20年分を分析 発売当時の傾向

    透視図は非常に優秀な参考書ですが、30年前の参考書のため、現代の受験生には取り組みにくい面があります。Code 70は最新の出題傾向を反映しつつ、現代的な解説スタイルを採用しているため、より効率的に学習できます。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/toushizu/"]

    vs ポレポレ英文読解プロセス50

    「ポレポレ英文読解プロセス50」は西きょうじ先生の名著として知られています。Code 70との違いを詳しく比較してみましょう。

    項目 Code 70 ポレポレ
    問題数 70テーマ 50例題
    解説の詳しさ 非常に詳しい(数ページ) 簡潔(1ページ程度)
    学習期間 2-3ヶ月 1-2ヶ月
    初学者向け ○(クイズ形式で段階的) △(ある程度の実力が必要)
    独学のしやすさ ◎(解説が詳細) △(解説が簡潔すぎる場合も)
    コンパクトさ △(256ページ) ◎(129ページ)

    ポレポレは非常にコンパクトで効率的な参考書ですが、解説が簡潔すぎて独学では理解が困難な場合があります。Code 70は解説が詳しく、クイズ形式で段階的に理解を深められるため、独学者により適しています。

    *ポレポレは西先生が動画教材を出しているので、そちらをみるのもOKです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/porepore/"]

    どちらを選ぶべき?参考書選択の指針

    Code 70がおすすめな人
    • 独学で英文解釈を学びたい
    • 詳しい解説で理解を深めたい
    • 最新の出題傾向に対応したい
    • 段階的に実力を上げたい
    • 思考プロセスを重視したい
    ポレポレ・透視図がおすすめな人
    • 短期間で仕上げたい(ポレポレ)
    • 伝統的な解釈法を学びたい(透視図)
    • 予備校で指導を受けている
    • すでにある程度の実力がある

    個人的には、現代の受験生にはCode 70が最も取り組みやすく、効果的だと感じます。

    Code 70は早慶のどの学部で必要?

    早慶・東大を受けたい…から難しい問題を解くという必要はありません。下記にCode 70が必要な学部を列挙しておきました。

    早稲田大学

    早稲田大学 Code 70が必要かどうか
    政治経済学部 △
    法学部 ○
    文化構想学部 ○
    文学部 ○
    教育学部 △
    商学部 ◎
    基幹理工学部 ◎
    創造理工学部 ◎
    先進理工学部 ◎
    社会科学部 ◎
    人間科学部 ×
    スポーツ科学部 ×
    国際教養学部 ◎

    慶應義塾大学

    慶應義塾大学 Code 70が必要かどうか
    文学部 ◎
    経済学部 ○
    法学部 ○
    商学部 △
    医学部 ○
    理工学部 △
    総合政策学部 ◎
    環境情報学部 ◎
    看護医療学部 ×
    薬学部 △

    理系は他の科目との兼ね合いを考えて余裕があればやってください。早稲田商学部、社学は文章が難解ですが、単語量と時間の兼ね合いになるでしょう。

    Code 70の評判・口コミ

    実際に「難関大に合格する英文解釈 Code 70」を使用した人たちの評価を見てみましょう。

    Amazon レビューでの評価

    「MARCH以上を狙っていて且つ英語が得意な人はやるべきだと個人的には感じた。難易度は英文塾講下の少し上くらい。解説もかなり詳しく書かれている。」(★★★★★)

    「入試の構文としてはポレポレや透視図などと最高レベルです。アウトプット系参考書です。1つの例文に付いて解説が数ページあり詳しいです。」(★★★★☆)

    予備校講師の評価

    薬袋善郎先生(英語リーディング教本の著者)も以下のようにコメントしています。

    1つは「『教えたいこと』ではなく、『繰り返し出題されていること』に徹底的にこだわりました」という点です。問題集ではなく、このような英文解釈の参考書では、これはなかなかできないことです。難関大の過去20年間の問題の分析から抽出された「繰り返し出題されていること」は、受験生にとっては非常に価値のある情報です。これを1冊で集中して学べるのは、多くの科目を効率的に勉強しなければならない受験生にはとてもありがたいことです。もう1つは、課題の英文中に含まれている重要個所を説明するだけでなく、その重要個所を「拡大したパースペクティブ」から捉えていることです。たとえば、the skills and manpower necessary to make …という個所、本文でnecessaryの修飾関係を説明すると、すぐにそこに「形容詞の後置修飾 頻出5パターン」というコラムを置いて、本文の「名詞 形容詞 to do ~」を含めて5つのパターンを丁寧に解説している。このように類似の形を一覧的にまとめて勉強すると、異同がよくわかって、実戦力がつく。

    このような「重要個所を拡大してまとめるコラム」は、全編にわたって、いろいろ出てきます。一部をタイトルだけ紹介すると「5文型の変化形」「複合関係詞節における省略」「強調構文のよく使われる形」「no more ~ than …系の完全理解」のような具合です。このコラムは、著者が読者のために作ってくれたサブノートのようなものです。これを受験勉強の最初から手中にできるのは、読者の大きなメリットです。全体をやり終えたら、「課題と本文」だけを通して読む、「コラム」だけを通して読む、といった読み方も考えられます。

    『黄リー教』を終えた受験生が次にやるのに適した本として、推薦します。

    Code 70以外のおすすめ参考書

    上級レベルの英文解釈教材として名高い本書ですが、このレベルの教材については以下の選択肢もあります。

    • 英文読解の透視図(より難解な分野に絞っている)
    • ポレポレ英文読解プロセス50(コンパクトで実践的)
    • 英文解釈の技術100(体系的で例題豊富)
    • 解釈ポラリス2(関正生先生の最新作)

    時間に余裕がある人は「英文解体新書」、「英文解釈教室」をやるのもおすすめします。

    ヒロアカでは英文解体新書まで行って、早慶レベルの英語で無双してもらっています。

    個人的には、現代の受験生にはCode 70が最も取り組みやすいと感じます。

    まとめ:Code 70で難関大合格を目指そう

    「難関大に合格する英文解釈 Code 70」は、2024年発売の最新参考書として、従来の英文解釈参考書の良いところを取り入れつつ、現代の受験生により適した形にアップデートされた優秀な教材です。

    Code 70がおすすめな人
    • 早慶・東大・京大を目指している
    • 基礎的な英文法は理解している(偏差値60程度)
    • 英文解釈の思考プロセスを身につけたい
    • 最新の出題傾向に対応したい
    • 詳しい解説で独学したい
    Code 70が向いていない人
    • 基礎的な英文法に不安がある
    • 感覚的に英語を読みたい
    • 短期間で仕上げたい
    • 音声付きの教材を求めている

    特に、早稲田国際教養学部、慶應文学部・SFC、東大・京大文系を目指す受験生には強くおすすめします。

    英文解釈は一朝一夕には身につきませんが、「Code 70」で正しい思考プロセスを学べば、必ず難関大の英語を攻略できるようになります。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!Code 70で第一志望合格を勝ち取りましょう!

    英語で成績が出なくてお悩みのそこのあなた!

    当塾では、偏差値30からの早慶専門塾として、勉強してどうして成績が出ないのか?を完全に理解しています。英語には勉強のコツがあります。どのようにして英語の成果を上げるのか?対策の一部をこちらのページでご紹介しています。

    また、最速で英語の成績を上げたい方は、当塾までご連絡ください。こちらから資料請求をお願いします。

青山学院にたった1年で合格するためのスケジュール|プロ指導者監修

2025.03.02

青山学院大学はMARCHの中でも「英語の青山」と呼ばれるほど英語が難しく、各学部とも偏差値60~65が求められる難関大として知られています。特に文系・理系問わず「英語力」が合否を左右しやすく、受験生にとっては大きなハードル。 とはいえ、正しい勉強法と綿密な計画さえあれば、現役生でも1年間で逆転合格は

  • …続きを読む
  • 青山学院大学はMARCHの中でも「英語の青山」と呼ばれるほど英語が難しく、各学部とも偏差値60~65が求められる難関大として知られています。特に文系・理系問わず「英語力」が合否を左右しやすく、受験生にとっては大きなハードル。
    とはいえ、正しい勉強法と綿密な計画さえあれば、現役生でも1年間で逆転合格は十分可能です。

    本記事では、現在の偏差値帯ごと(「50未満」「50前後」「55前後」など)に学習戦略を示しつつ、1年間の合格ロードマップを月ごとに具体的に解説します。さらに、

    • 英語が得意な場合 / 苦手な場合の勉強法の違い
    • 予備校利用 / 学習管理型塾利用でのスケジュールの立て方
    • 文系・理系それぞれの注意点

    など、さまざまな角度から最適解を提示。

    記事の後半では青山学院大学で入りやすい学部・入りにくい学部や、
    全学部日程・個別日程(A・B・C方式)・共通テスト利用など入試方式の特徴についても詳しく紹介しています。

    [toc]

    青山学院大学の合格難易度と入りやすい学部・入りにくい学部

    まずは青学で入りやすい学部、入りにくい学部をみていきましょう。

    偏差値帯と合格ラインの目安

    青山学院大学は文系・理系を問わず、概ね偏差値62~65前後が合格ラインとされています。
    実際の配点や出題形式は学部ごとに異なりますが、全学部で要求される英語力が比較的高く、英語の難易度もMARCHトップクラス。
    また一般選抜の倍率が高く、学部によっては10倍以上(全学部日程だと20倍超)になることもしばしばです。

    • Benesse(進研)のデータでは、青山学院大学全体の偏差値は57~72程度と幅広く、学部ごとの難易度差が大きい
    • 英語の配点が重い入試方式が多く、「英語の青山」と呼ばれるほど英文読解に力を入れる学部が多い
    • 偏差値が高め(~65以上)になる学部は青山キャンパス所在の国際政治経済学部・総合文化政策学部・経済学部・文学部など

    「1年で合格」は決して楽ではありませんが、学習計画をしっかり立てて実行できれば十分射程圏内に入ります。合格最低点は8割前後の場合が多いので、英語を軸に他科目で上乗せ点を狙うイメージで対策していきましょう。

    合格しやすい穴場は「相模原キャンパス」その理由とは?

    青学には大きく2つのキャンパスがあり、一般的に「青山キャンパスにある学部ほど倍率・偏差値が高い」と言われます。

    • 青山キャンパス:文学部・教育人間科学部・国際政治経済学部・経済学部・経営学部・法学部・総合文化政策学部などが集中
    • 相模原キャンパス:理工学部・社会情報学部・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部など

    13

    相模原キャンパスは都心からやや離れていることもあり、受験生の人気は青山キャンパスよりも低め。理工学部や社会情報学部、コミュニティ人間科学部、地球社会共生学部などは
    偏差値57.5~60程度で合格可能性があり、実は穴場と言われています。

    • コミュニティ人間科学部や地球社会共生学部は「4年間相模原キャンパス」で過ごすため、敬遠されがち→その分志願者が少なくなる
    • 偏差値が57.5前後のため、MARCH最難関のイメージが薄く、狙い目として人気上昇中

    「どうしても青山キャンパスに通いたい!」という方でなければ、相模原キャンパスの学部は入りやすさを考える上で検討の価値大です。

    こちらの記事で学部ごとに詳しく検討しているので確認してみてくださいね。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/gmarch/ukariyasui-gmarch/"]

    12

    難易度が高い学部・学科ランキング

    一方、国際政治経済学部・総合文化政策学部・経済学部・文学部などは青学内でも偏差値63~65以上となり難易度が高めです。

    • 国際政治経済学部は早慶上智レベルと並ぶ難関と言われ、高い英語力と記述式の回答力が求められる
    • 総合文化政策学部も偏差値65前後で上位層が集まりやすく、全学部日程では倍率20倍超になる年もあり
    • 経済学部・文学部・教育人間科学部なども軒並み偏差値60~63程度

    とくに国際政治経済学部の全学部入試は、近年倍率が高くかなりの難関です。
    英語が得意でなければ厳しい戦いになりますが、「英語の青山」で力を発揮できるなら高い配点を生かして逆転可能。
    入試方式も全学部日程だけでなく個別日程A・B・C方式や共通テスト併用方式などを複数検討し、自分に合った出願形式を選びましょう。

    全学部日程・個別日程・共テ利用の難易度の違い

    • 全学部日程:青学全学部を同じ日に受けられる一方、高倍率になりがち。合格最低点が上がりやすい。
    • 個別日程(A・B・C方式など):学部ごとに実施される一般入試。全学部日程ほどの高倍率にはならないものの、学部ごとに出題形式が若干異なる
    • 共通テスト利用(併用・単独):共テ得点のみ、または共テ+個別試験で合否判定。共テのみ方式は得点率8割前後の高スコアが要求され、難易度高め。

    「共テだけで青学を目指す」のは難度が高い(8割5分以上必須)ため、共テ+個別試験(併用方式)をうまく活用するのが合格への近道になるケースがあります。
    科目選択も学部ごとに違うため、出願前に必ず募集要項で確認しましょう。

    青山学院に行きたいのであれば、共通テスト対策が必須です。

    偏差値別学習戦略:50未満・50前後・55~合格圏

    CleanShot 2025-03-02 at 14.02.57@2x.

    ここでは、模試での偏差値を目安にした学習戦略を解説します。
    現時点の成績から「あと何を伸ばせば合格レベルに届くのか」を把握し、基礎→標準→応用の手順で力をつけていくことがポイントです。

    偏差値50未満:基礎力不足からの逆転合格

    「偏差値50未満」ということは、中学~高校基礎が抜けている可能性が大きい段階です。このレベルで重要なのは以下の3点:

    1. 生活リズムと学習習慣を整える
    2. 中学レベル~高校初級レベルの徹底復習
    3. 難易度の高い問題は避け、基礎固めに専念

    英語が極端に苦手なら、中学英文法と基本単語(be動詞レベル~高校基礎単語)まで戻って再学習してください。長文に手を出すより先に単語力・文法力の定着が最優先。国語(現代文・古文)も教科書レベルの読解、古典文法の初歩からやり直しましょう。数学や理科(理系の場合)も公式の導出や教科書の例題を「完璧に解ける」状態にすることが大切です。

    重要ポイント
    • この時期に難問集や過去問には手を出さず、「基礎参考書&基本問題」だけを完璧にする
    • 管理型塾のように進捗を管理してもらうのも有効。自分で計画を立てにくいなら塾を活用

    「偏差値35レベルからでも、基礎を固めて秋冬に一気に伸びた」という逆転合格例は少なくありません。
    まずは7月末までに基礎レベル参考書を仕上げることを目標に頑張りましょう。

    偏差値50前後:標準問題に移行する土台づくり

    偏差値50前後(~55程度)になると、基礎はある程度固まりつつある段階です。ただし標準問題を解く演習量がまだ不足しがち。

    1. 基礎固め+標準レベル問題へのステップアップ
    2. 弱点単元を洗い出し、早めに補強
    3. 英語:長文読解に本格的に取り組み始める

    文系なら英文解釈や長文読解の初級問題(MARCHレベル一歩手前)に慣れる、日本史・世界史なら全範囲の通史完了後、標準問題集・一問一答を反復していきます。理系なら数学の全単元(ⅠA・ⅡB、理工学部志望ならⅢ含む)を一通り学習し、共通テスト問題などを使って応用力を伸ばす段階へ。

    英語では、7月末までに単語帳&文法書を1冊完璧にし、夏休みに毎日長文演習を取り入れて読解力を大幅アップさせる方針が◎。偏差値50台前半から60に近づく時期は、勉強量が成績に直結しやすいので、モチベーションを保って学習時間を増やしましょう。

    偏差値55程度:応用力強化と過去問演習

    偏差値55~58あたりは、あと一歩で青学合格圏に手が届く層です。この段階では過去問・難関大レベルの応用問題に取り組み、本番形式での得点力を磨くことが必須。

    1. 過去問演習をスタートし、出題傾向を把握
    2. 弱点科目・分野を重点補強し、総合力を底上げ
    3. 共通テストレベルは8割以上の得点を安定させる

    英語が苦手なら、なおさらこの時期から本格的に長文を解いて時間配分を身につけ、単語・熟語の仕上げを同時に行います。英語が得意な人はさらに得点源化し、8~9割を狙えるよう高難度演習を追加しましょう。国語や社会など選択科目で苦手が残っていれば、秋までに穴を埋めておきます。10月ごろには偏差値60に乗るイメージで勉強を加速させてください。

    文系・理系別:1年間の合格スケジュール詳細

    ここからは、文系と理系に分けて、それぞれの科目配分・月ごとの目標を詳しく見ていきます。
    目安として、現役生が「平日3~4時間、休日6~8時間」の学習時間を確保できる想定で解説します。

    文系:1年間の学習スケジュール

    CleanShot 2025-03-02 at 14.04.42@2x.

    〈4月~6月〉:基礎固め(偏差値50~55を目指す)

    • 英語:単語・熟語・文法を徹底。長文はまだ基礎的な短めのものを正確に読む訓練。
    • 国語(現代文・古文):漢字や語彙、古典文法の初歩暗記に注力。現代文は論理的読解の解法を学び、短めの文章で演習。
    • 社会(日本史・世界史など):教科書通読+一問一答で基本用語を覚え、時代の流れを頭に入れる。

    目標:6月・7月の模試で偏差値50~55に到達し、教科書レベル問題はほぼミスなしの状態に。

    〈7月~9月〉:標準問題演習+応用基礎(偏差値55~60へ)

    夏休みは1日6~8時間以上を確保し、各科目の演習量を増やす。


    1. 英語:毎日長文1題、単語復習、文法問題集の反復。速読力と読解の精度を高める
    2. 国語:現代文・古文の標準問題集を解き込み、古文単語や漢文句法の暗記も仕上げる
    3. 社会:分野別に標準レベル問題集を解き、苦手時代やテーマ史を重点補強

    8月末~9月模試で偏差値58~60を目指し、基礎→標準レベルを夏で一気に完成させる意識。

    〈10月~12月〉:過去問演習&実戦力強化

    過去問で全学部・個別どちらも傾向をチェック


    1. 英語:長文読解の出題形式に慣れ、設問パターン・時間配分を身につける
    2. 国語:青学特有の設問形式や古文の難易度を過去問で把握。平易でもケアレスミスをしない演習
    3. 社会:資料問題や融合問題を意識。日本史なら文化史、世界史ならテーマ史などを深堀り

    弱点科目や分野を重点的に潰し、合格点+αを取れるよう仕上げる。

    この時期までに共通テストレベル8割以上を目標に、模試偏差値は60~65程度を狙う。

    〈1月~試験直前〉:仕上げと総復習

    • 共通テスト受験→高得点(7~8割以上)を目指す。
    • その後は一般入試まで過去問演習の総仕上げ:青学の過去問を時間通り解き、解き直し・分析を徹底
    • 体調管理、生活リズム調整、暗記科目の最終確認も忘れずに

    本番で合格最低点を確実に上回る得点力を完成させましょう。

    理系:数学III・理科対策と英語の強化ポイント

    CleanShot 2025-03-02 at 14.07.11@2x.

    理系の場合も大枠は同じですが、数学・理科の範囲が広いこと、そして「英語も侮れない配点」を踏まえて計画を立てます。

    〈4月~6月〉:基礎固め(数ⅠA・ⅡB&理科基礎)

    • 数学:教科書レベルを完璧にし、チャート式(黄色など)の基本例題を繰り返す。理工学部志望は早めに数Ⅲの基礎にも着手
    • 理科(物理・化学など):公式や原理を理解し、教科書章末問題や基礎問題集で演習
    • 英語:文系同様、単語・文法を徹底。理系だからといって英語配点が小さいわけではないので注意

    6月模試で偏差値55前後を狙い、基礎問題を落とさない力を身につける。

    〈7月~9月〉:標準~応用問題で実戦力アップ

    • 数学:数ⅠA・ⅡBに加え、数Ⅲも本格的に演習を開始。黄チャートの発展例題やMARCHレベル問題集で応用力を鍛える
    • 理科:物理・化学ともに全範囲を一通り学習し、計算問題や実験考察問題を夏休みに重点トレーニング
    • 英語:毎日長文読解と単語復習を継続。理系分野の英文にも慣れておく

    9月までに偏差値60前後に到達し、苦手分野がないよう総合的に底上げする。

    〈10月~12月〉:過去問演習+難易度対策

    青学理工学部など志望学部の入試問題を過去問で研究。数学は大問数や出題分野の傾向を把握し、理科は力学・電磁気・有機化学など頻出分野を集中的に対策

    英語:長文読解中心の演習を続け、語彙・速読力・設問処理を洗練

    共通テスト対策も並行し、理系科目で8割以上を目指す。秋~冬で偏差値65前後まで仕上げたい。

    〈1月~試験直前〉:総仕上げ

    • 共通テスト本番:数学・理科で高得点を狙いつつ英語も最低7割
    • その後は青学過去問の解き直しと、苦手分野の総点検。計算ミスや公式の取り違えがないよう最終確認
    • 体調管理とメンタルケアも徹底し、本番に万全の状態で臨む

    英語が得意な場合 / 苦手な場合:対策の違い

    青山学院大学合格では「英語力」の比重が非常に大きく、英語が得意か苦手かで戦略が変わります。

    英語を得点源にする場合(英語の青山を攻略)

    • 英語配点が高い学部・方式を選ぶ:英語で高得点を狙いやすい。国際政治経済や経済学部などでは英語が大きな得点源に
    • 英検・TEAP利用入試も検討:英検準1級などを持っていると加点や出願資格優遇が得られるケースも
    • 難易度の高い長文で9割近くを目指す:語彙力・速読力・記述力を鍛え、他の受験生が苦戦する英文でも余裕を持って読み切る

    英語が得意なら、秋以降は文法問題や英作文も含めて高得点を取る練習に特化し、苦手科目(国語や数学など)への配分を手厚くして総合点を底上げすることが可能です。
    特に青学英語は長文読解の比重が高いので、読解スピードと正確さを極限まで鍛え、他の受験生が時間切れになるような問題でも完答できるようにします​。

    一方で、浮いた時間は苦手科目の克服に充てましょう。
    例えば文系なら国語・社会、理系なら数学・理科に追加時間を割き、英語で稼げる分を他で失点しないよう底上げします。英語が得意な受験生は過信に注意です。

    模試で高得点を取れていても気を緩めず、単語や熟語の復習を継続し、出題傾向の変化にも対応できるよう最新の過去問までチェックしておきます。英語力が武器になる青学生は、入試本番で英語8割~9割以上を狙い​、他科目で多少失点があっても合計点で合格ラインを超える盤石の状態を目指しましょう。

    英語が苦手な場合のカバー戦略

    • 「英語で全く点が取れない」は致命的なので、5割~6割得点を目標に基礎から徹底復習
    • 単語・文法・英文解釈を夏までに固め、秋以降は標準長文を読む訓練をする
    • 他科目で満点を狙う:文系なら国語・社会、理系なら数学・理科でなるべく高得点を取るよう準備する
    • 英語苦手でも捨てない:最低限5~6割は取れる状態にしないと合格は厳しい
    • 配点・科目選択で工夫:学部や方式によっては英語の配点が他科目と同程度の場合もあるので、有利な出願を検討

    青学の英語を完全に捨てるのは不可能なので、「苦手でも基礎を積み上げれば偏差値は後から伸びる」と信じて着実に学習を進めてください。

    予備校 vs. 管理型塾:学習スタイルの違いとメリット・デメリット

    勉強を進めるにあたって、「大手予備校(授業型)」と「管理型塾(コーチング塾)」のどちらが自分に合うか悩む方も多いでしょう。簡単に両者の特徴をまとめます。

    予備校を利用する場合:授業中心でレベルアップ

    それでは、予備校を利用する場合のメリットとデメリットについて解説します。

    メリット
    • 1. 質の高い授業:プロ講師が短時間で要点を体系的に教えてくれる
    • 2. 情報量が豊富:最新の入試傾向や模試データ、教材が充実
    • 3. 大人数クラスで刺激:周りと切磋琢磨しやすい
    • 4. ペース配分(カリキュラムが組まれている)で学習リズムを作りやすい
    デメリット
    • 1. 受け身になりがち:授業を聞いて満足してしまうと成績につながらない
    • 2. 個別の学習管理は自分任せ:弱点克服・復習計画なども自己責任
    • 3. 質問対応が限定的:人気講師に個別で聞きに行くハードルが高い
    • 4. 時間的拘束:講習などで出費がかさむ

    予備校が向いている人:授業を受けて理解を深めるのが好き/自分で復習管理をきちんとできる/ライバルが多い環境でモチベーションを上げたい人。

    学習管理型塾を利用する場合:逆転合格を狙う効率重視

    では次に、学習管理型塾を利用する場合のメリットとデメリットについて解説します。

    メリット
    • 1. 最短ルートの学習計画を作成してもらえる:何をいつまでに、を迷わず済む
    • 2. 毎週の進捗管理&コーチングでサボれない:計画倒れしにくく逆転合格が起きやすい
    • 3. 自習が中心:問題を自力で調べる習慣が身につき、本番でも応用が利く
    • 4. 個別最適化:苦手科目に多く時間を割くなど柔軟に計画修正できる
    デメリット
    • 1. 質問対応の弱さ:授業型ほど講師にすぐ聞けるわけではない
    • 2. 授業中心になれている人には不安:自分で調べて学習する自立力が必須
    • 3. 費用がかかることも:マンツーマンや少人数コースは高め
    • 4. コーチの指示に従う必要:自主性がないと厳しい一方、自由度を求める人には窮屈

    管理型塾が向いている人:学習計画を自分で立てるのが苦手だが指示通りなら頑張れる/短期間で一気に偏差値を上げたい/自習メインで効率的に逆転合格を狙いたい人。

    塾によっては管理型コーチング系の塾の欠点がある場合があるので要注意!
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    ヒロアカなら授業形式でかつ進度管理もばっちり!

    当塾ヒロアカでは、早慶専門塾ではありますが、
    その一方で毎年青山学院の合格者を数多く輩出してきています。

    どのように合格したら良いのか?青山学院に絶対に行きたい!という方は、以下の「無料カウンセリング」より、お気軽にお申込みください。

    カウンセリングでは、あなたの成績が伸び悩む原因を特定し、具体的な改善案をご提案いたします。
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    【まとめ】合格までの1年間を走り抜くために

    青山学院大学は「英語の青山」と称されるほど英語が難しく、全学部で偏差値60~67.5が求められ、さらには倍率の高さも相まって苦戦を強いられやすい大学です。しかし、だからこそ適切な学習計画+継続的な努力により、1年間で逆転合格を果たす生徒も多く存在します。

    • 偏差値50以下からのスタートなら、まずは基礎固め最優先。英語も中学レベルから総復習し、7月末までに基礎を仕上げる
    • 偏差値50前後なら標準問題演習を増やしていき、夏で偏差値55~60を目指す。英語長文演習がカギ
    • 偏差値55前後に達したら秋以降の過去問演習で実戦力を磨き、合格最低点+αを取れる状態へ

    さらに、英語が得意な場合は青学の入試で圧倒的リードを狙える一方、英語が苦手でも諦めず基礎を徹底すれば8割は十分狙えます。
    そのうえで、国語や社会(理系なら数学・理科)を得点源として総合点を伸ばすことが肝心です。

    「青山学院にどうしても合格したい!」という方は、受験指導のプロがどのようにしたら良いのかをお伝えいたします。
    お気軽にご相談ください。

【最新版】GMARCH(明治/青山/立教/学習院/法政/中央)補欠合格の可能性

2025.02.24

こんにちは、早慶専門塾ヒロアカの小野です。 「GMARCHに確実に合格したい」 「補欠合格の可能性はどのくらい?」 「早慶を目指しながらGMARCHも押さえたい」 このような疑問や希望をお持ちの受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。 私たち早慶専門塾だからこそ知っている重要な事実があります。

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  • こんにちは、早慶専門塾ヒロアカの小野です。

    「GMARCHに確実に合格したい」
    「補欠合格の可能性はどのくらい?」
    「早慶を目指しながらGMARCHも押さえたい」

    このような疑問や希望をお持ちの受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。

    私たち早慶専門塾だからこそ知っている重要な事実があります。

    早慶を本気で目指す勉強をすることで、
    GMARCHは “難なく合格ライン” に到達できるということです。
    実際に当塾の浪人生ではGMARCH合格率85%を達成しています。
    なぜ早慶専門塾がGMARCHのデータを分析するのか?
    それは早慶への「確実な合格」のための戦略的ステップとして、GMARCHを正しく位置づけることが重要だからです。

    このページでは、GMARCH各大学の補欠合格データを詳細に分析しながら、早慶合格への戦略的な併願のポイントもお伝えします。

    GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の一般入試における「補欠合格(繰上げ合格)」の学部ごとの出やすさを、過去のデータや傾向をもとにまとめています。
    大学ごとに入試制度は異なりますが、定員厳格化の影響や、辞退率の高低などにより、補欠合格の発生数やタイミングは大きく変動します。

    下記をクリックしてもらうことで各大学に飛ぶことができます。

    [toc]

    明治大学

    Meiji

    補欠合格の概要

    明治大学には、9学部+総合数理学部が存在しますが、補欠合格をほぼ出さない学部から、毎年比較的多めに出す学部までばらつきがあります。特に、農学部では正式に「補欠候補者」を公表して複数回繰り上げ発表を行う一方で、商学部・経営学部などはほぼ出さない年が続くなど、学部間差が顕著です。

    学部別 補欠合格の出やすさ(A~C評価)

    以下の表は近年の傾向を中心としたまとめです。

    学部 補欠合格の出やすさ 主な特徴・ポイント
    農学部 A 「補欠候補者」を大量に公表。繰上げ合格を複数回にわたり発表する。明治の中で最も補欠合格者が多い
    法学部 B ほぼ毎年追加合格あり(1〜2次発表)。繰上げ人数は少なめ。年度によって1~2回程度発表
    政治経済学部 B 年度によって追加合格あり。規模は大きくない。1回だけで終わる年もあれば2回行う年も
    文学部 B 年度により少数出る場合あり。ごく小規模。専攻ごとに数名が繰り上がることも
    情報コミュニケーション学部 B 多くの年で追加合格あり(1〜2次発表)。数十名規模の繰り上げがある年も。併願者が多く辞退率がやや高め
    理工学部 B 毎年ある程度発生(1〜2次発表)。国公立大との併願で辞退が一定数出やすい。学科差あり
    総合数理学部 B ほぼ毎年追加合格あり(1〜2次発表)。比較的新しい学部。国公立理系・他私大理系との併願が多く、繰上げが出やすい
    商学部 C 補欠合格はほぼ0。ここ数年は「追加合格なし」が続く
    経営学部 C ほぼ補欠合格なし。商学部同様、初回合格者で定員をほぼ充足
    国際日本学部 C ごく僅かまたはゼロ。第一志望率が高い?辞退者少なめで繰上げが出にくい

    ポイント解説

    Aランク(農学部)
    農学部だけは補欠候補者を最初から発表し、辞退が出るたびに複数回の繰り上げを行う。
    国公立農学系との併願も多く、辞退が出やすいことが要因の一つ。

    Bランク(法学部・政治経済学部・文学部・情報コミュニケーション学部・理工学部・総合数理学部など)
    年度や学科によっては数十名~100名以上の繰り上げがある。
    ゼロで終わる年もあるが、ある程度補欠合格の可能性はある。

    Cランク(商学部・経営学部・国際日本学部)
    基本的に「追加合格はほぼ出さない」方針。
    初回合格者数が多めなことや辞退率が低いことなどが理由として挙げられる。

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    明治大学は早慶志望者の重要な併願先となりますが、勉強の仕方で合格率が全く異なります。早慶の受験対策をしながら明治大学も確実に押さえるための戦略的アドバイスが欲しい方は、ぜひ無料相談にお越しください。

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    青山学院大学

    Aoyama

    補欠合格の概要

    青山学院大学では、一般入試において合格発表後の入学辞退者が出た場合、補欠合格(繰上げ合格)を出すことがあります。大まかに以下の2パターンが存在します。

    法学部・国際政治経済学部

    補欠候補者にあらかじめランクを付けて通知する方式。Aランク・Bランクなどと段階があり、ランクによって繰り上がる可能性が変動する。

    その他の学部

    定員未充足の場合に随時追加合格を出す方式。公表される人数は基本的にありませんが、合否結果通知サイトなどで告知されることがあります。

    過去の受験情報からは、学部ごとの「補欠合格が出やすい度合い」に差が見られ、年度によって繰り上げ合格の有無や人数が大きく変わる場合があります。

    学部別 補欠合格の出やすさ(A~C評価)

    学部 補欠合格の出やすさ 補欠繰上げ合格の傾向
    法学部 A 毎年補欠合格あり。Aランク補欠はほぼ合格、Bランクも繰上げの可能性が高い
    国際政治経済学部 A ランク制の補欠合格あり。年によっては複数回の繰上げが発生する
    経営学部 B 毎年補欠合格が発生するが、規模は年度によって異なる
    理工学部 B ほぼ毎年補欠合格あり。学科によって繰上げ確率の差あり
    経済学部 B 年によって補欠合格が出るが、繰上げ人数は少なめ
    文学部 C 一部学科で補欠合格あり。全体的には少なめ
    教育人間科学部 C 年によって少数の補欠合格が出る
    社会情報学部 C 新設当初は補欠合格が出たが、近年は減少傾向
    総合文化政策学部 C 近年は補欠合格の発生が減少
    地球社会共生学部 C 志願者数の安定に伴い、補欠合格は減少
    コミュニティ人間科学部 C 補欠合格が出ることはあるが、繰上げ合格者はごく少数

    評価基準

    • A:毎年補欠合格が出やすく、繰上げの可能性が高い
    • B:補欠合格が出る可能性が高いが、年度によって変動あり
    • C:補欠合格の頻度が低く、繰上げ合格枠も少ない

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    立教大学

    6

    補欠合格の概要

    近年、立教大学をはじめとする首都圏の難関私大では、入学定員厳格化の影響により初回合格者数を抑え、その後の欠員を補う形で補欠合格(繰り上げ合格)を出す事例が増えています。
    年度によっては合格者全体の3~4割が補欠合格という年もあり、非常に大きな規模で繰り上げが行われることもあります。

    以下、各学部の詳細データや補欠合格の出やすさを紹介します。

    学部別 補欠合格の出やすさ(A~C)

    学部 補欠合格の出やすさ 主な特徴・ポイント
    文学部 A 過去に300~400人超が出た年度もあるが、2023年度はやや減少
    それでも比較的補欠が出やすい学部
    経済学部 A ピーク時には500~600名を超える大規模な繰り上げ合格が発生
    立教の中でもトップクラス
    経営学部 A 100~200名規模の補欠合格が毎年コンスタントに出る
    補欠合格率が高い学部
    社会学部 A 100~400名規模での繰り上げ実績
    近年も大人数の補欠合格が出ている
    法学部 A 毎年300~400名クラスの繰り上げ合格者数が多い
    立教全体でも補欠合格が非常に多い部類
    理学部 B 2020~2022年に大きく増加したが、2023年はやや減少
    学科ごとに繰り上げ人数が異なる
    観光学部 B 数十~数百名が補欠合格となることが多い
    2023年度は前年度(168名)より大幅増の270名
    コミュニティ福祉学部 B 安定して数十~150名前後の繰り上げ合格が出る
    学科構成の変更などにより年度差が出やすい
    現代心理学部 B 年度ごとの差が大きいが、2桁~100名超の繰り上げが出る年も
    心理学科と映像身体学科で差異あり
    スポーツウエルネス学部 B 新設ながら初年度から100名超の補欠合格
    今後の志願者動向により変動の可能性大
    異文化コミュニケーション学部 C 0名の年と大きく出る年の波が激しい
    他学部と比べると安定せず、年度次第で大幅に変動

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    立教大学は英語外部試験導入があり、英語対策が必要不可欠です。早慶の受験対策をしながら立教大学も確実に押さえるための戦略的アドバイスが欲しい方は、ぜひ無料相談にお越しください。指導歴10年以上のプロがどのように立教大学に合格したら良いのか?をお伝えしていきます。

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    中央大学

    8

    補欠合格の概要

    中央大学では、補欠合格者の人数や順位は公表されません。欠員が生じた場合のみ、UCARO(オンライン合否照会サイト)上で追加合格を通知する方式です。
    したがって、いつどの学部で補欠が回るかは年度ごとに大きく異なり、公的なデータは少ないのが実情です。

    学部別 補欠合格の出やすさ

    下表は2024年度一般入試の合格者数・倍率の目安と、過去の傾向を参考にした補欠合格が出やすさの評価です。
    公表データが限られているため、あくまで推定情報を含みます。

    学部 補欠合格の出やすさ 備考
    法学部 C 合格者を多めに出す傾向があり、補欠は少なめ
    経済学部 B 学部規模が大きく、欠員が出る可能性がある
    商学部 B 経済学部同様、年度によっては一定の追加合格発生
    理工学部 C ある程度多めに合格を出しており、繰上げは少数
    文学部 B 文系学部の中では若干補欠が出やすい可能性
    総合政策学部 C 定員管理厳格で繰上げがほとんど発生しないことが多い
    国際経営学部 B 新設学部に近く、年度によって変動
    国際情報学部 C 規模が小さく補欠合格はあまり出ない

    補欠合格が出やすい学部の傾向

    中央大学全体としては、最初から定員より多めに合格者を出す傾向が強く、結果的に欠員があまり生じないため、補欠合格が少ないケースが多いと言われています。しかし、経済学部・商学部・文学部・国際経営学部では、他大学との併願状況などから一定数の辞退者が出る可能性があり、相対的に補欠合格者が出ることがあります。

    【早慶志望者向け】中央大学を併願校として検討している方へ

    中央大学に余裕で受かるようになるためには、中央大学独自の戦略が必要です。早慶の受験対策をしながら中央大学も確実に押さえるための戦略的アドバイスが欲しい方は、ぜひ無料相談にお越しください。指導歴10年以上のプロがどのように中央大学に合格したら良いのか?をお伝えしていきます。

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    学習院大学

    9

    補欠合格の概要

    学習院大学では、過去10年を振り返ると、学部によって補欠合格(繰り上げ合格)が大きく出る年度と全く出ない年度が混在しています。各学部・学科単位で合格者数や定員充足率を調整するため、年度ごとに「A評価(出やすい)」「B評価(変動大)」「C評価(ほぼ出ない)」といった差が顕著に現れます。
    – A評価(法学部・経済学部・文学部):年度によっては大量の補欠合格が発生
    – B評価(理学部・国際社会科学部):繰上げ合格が出る年と出ない年の差が激しい
    – C評価:ほぼ出ないか、出てもごく少数

    学部別 補欠合格者数の例と評価

    以下の表は法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部の過去データ(代表的な年度)をまとめたものです。

    学部 補欠合格の出やすさ 主な特徴・ポイント
    法学部 B 繰上げ合格者数は0~333名と幅広い変動あり。過去には300名超の繰上げが発生した時期もある。
    経済学部 B 過去に165名の繰上げがあった一方で、繰上げなしの時期もあるなど変動が大きい。近年は数十名程度の規模。
    文学部 B 学科による差が大きく、10~80名程度の範囲で変動。過去には史学科や英米文学科で70名以上の繰上げも。
    理学部 C 繰上げなしの時期もあれば、20名程度の繰上げがある時期もあり。比較的安定した傾向。
    国際社会科学部 C 繰上げなしの時期から15名程度の小規模な繰上げまで。年度による変動はあるが、全体的に少数傾向。

    【早慶志望者向け】学習院を併願校として検討している方へ

    学習院大学に余裕で受かるようになるためには、学習院大学独自の戦略が必要です。早慶の受験対策をしながら学習院大学も確実に押さえるための戦略的アドバイスが欲しい方は、ぜひ無料相談にお越しください。指導歴10年以上のプロがどのように青山学院に合格したら良いのか?をお伝えしていきます。

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    法政大学

    7

    補欠合格の概要

    法政大学では、一般入試(主にA方式)の合格発表後、入学手続者数が定員を下回る場合に、追加合格(いわゆる繰上げ合格)を出すことがあります。
    ただし、大学から「補欠合格」と明示されるわけではなく、「追加合格候補者」や「繰上げ候補者」として通知されたうえで、最終的に繰上げ合格が行われるケースが多いです。
    年度によっては一切追加合格が出ない学部・学科もあれば、100名以上の大規模な繰上げを行う学部もあります。また、同じ学部でも学科ごとに繰上げ人数に大きな差が出ることもある点にご注意ください。

    学部別 補欠合格の出やすさ(A~C評価)

    学部 補欠合格の出やすさ 補欠繰上げ合格の傾向
    法学部 A 年度によって変動はあるが、毎年比較的大きな繰上げ合格を出す傾向。100名以上の補欠繰上げが出る年も少なくない。
    経済学部 A こちらも大規模な繰上げが行われることが多く、年間200名以上の補欠合格が出る年度もあり。初回合格数とのバランス次第で変動する。
    社会学部 A 年度によっては学科単位でまとめて繰上げ合格が出る例あり。多い年は100名超、少ない年は数十名ほどと振れ幅が大きい。
    経営学部 A 多い年は数百名の補欠合格が出ることもある一方で、出ない年(または極端に少ない年)もある。年によるアップダウンが激しいが、全体的には繰上げが多い部類。
    理工学部 A 機械工学科や電気電子系など人気学科でも補欠合格を積極的に活用する傾向。年間100~300名規模で繰上げが出る年も。
    デザイン工学部 A 建築・都市環境系で大きく追加合格を出す年があり、200名以上の繰上げとなる場合も。理工学部同様、年次変動は大きい。
    生命科学部 A 学科によって補欠合格者数にばらつきはあるが、多いときは合計100~200名規模の繰上げが発生する。
    文学部 B 毎年一定数の補欠合格を出すが、学科ごとに大きな差あり。英米文や史学などで比較的多めに繰上げが出る年も。
    国際文化学部 B 年度によっては100名近く補欠合格を出す年もあるが、出ない(またはごく少数)年もあるため安定しない。
    現代福祉学部 B 大規模な繰上げ合格が発生する年(100名超)と、ほぼ出ない年の両極端がある。全体的には中間的な傾向。
    人間環境学部 B 年によっては100名超の繰上げ合格が出るが、翌年はゼロになるなど変動幅が大きい。
    キャリアデザイン学部 B 多い年は数十~100名以上を繰上げ合格にするが、翌年度は0名ということもある。年度差がかなり大きい。
    情報科学部 B 毎年ある程度の補欠合格を出すが、学科によって繰上げ数に大きな差あり。全体的には50~100名台が多い。
    スポーツ健康学部 B 安定して数十名の繰上げ合格が出るが、他学部ほどの大規模繰上げは少なめ。年々の変動幅もやや限定的。
    グローバル教養学部(GIS) C 定員が小さく、繰上げ合格が出る場合もあるが10~40名程度にとどまることが多い。出やすさは比較的低い部類。

    評価基準

    • A:毎年補欠合格が出やすく、繰上げの規模が大きい傾向
    • B:補欠合格の可能性はあるが、年度によって大きく増減
    • C:補欠合格の頻度や枠が少なめ、あるいは出ない年が多い

    【早慶志望者向け】法政大学を併願校として検討している方へ

    法政大学は英語が非常に難しく年によっては早慶よりも難しい年もあり、。早慶の受験対策をしながら法政大学も確実に押さえるための戦略的アドバイスが欲しい方は、ぜひ無料相談にお越しください。指導歴10年以上のプロがどのように法政学院に合格したら良いのか?をお伝えしていきます。

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    まとめ

    ここではGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の一般入試における「補欠合格(繰上げ合格)」の実態と学部ごとの出やすさについて、過去のデータや近年の傾向を中心にご紹介しました。

    各大学で入試制度や補欠合格の運用ルールは異なるものの、定員厳格化や受験生の動向(国公立大学との併願、他私大との重複合格など)によって、補欠合格の発生数や時期が大きく変動するという点は共通しています。

    GMARCHで正規合格をするには?

    GMARCHを目指すとGMARCHに合格するのは非常に難しいです。
    当塾では、早慶を目指すことで多くの生徒がGMARCHは難なく合格ラインまで引き上げて合格できています。

    ヒロアカでは、浪人生のGMARCH合格率が85%となっています。
    *年度によって若干異なりますが、勉強量をとにかく重視するのでGMARCHは担保できています。

    ヒロアカの1年間でどのように計画していくのか?についてはこちらのブログ記事で紹介しています。

    GMARCHレベルに受かりたいのであれば、早慶レベルの問題までできるようにして根本的に理解をしていく必要があります。

    GMARCHに絶対に合格したい!という方は当塾(ヒロアカ)までお気軽にご相談ください。


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