「1年間で早稲田慶應に受かるのは無理!!」
多くの人はそのように考えるでしょう。
もちろん、生はなんかな努力で合格することはできませんが、
適切な努力、勉強法を積むことで合格することは可能です。
本ブログ記事では、どのようにして1年間で早稲田慶應に合格していくのかの
スケジュール例と参考書をお伝えしていきます。
ページ目次
早稲田慶應の配点を考える
まず一番大事なのは、配点です。
テストというと得意な科目で点を取ると、
考えてしまいがちですが、
これは最後の手段です。
どの科目に力をいれて、勉強をしていくのかは志望大学の配点から考える必要があります。
早慶の配点をみると・・
まずは下記を見てください。
■早稲田理工学部
英語 120点
数学 120点
理科2科目 120点
総得点 360点
※志望の学科によって若干点数が異なるので注意してください。
■慶應理工学部
英語 150点
数学 150点
理科2科目 200点
総得点 500点
どちらも英語と数学でそれぞれ30%以上で二つ合わせて、
60%以上を占めていることがわかります。
理系の人は多くは数学ができますので、
数学ではなかなか差がつきづらいです。
ではどこで差がつくのか?
理系は実は、英語で差がつきます。
理系も英語ができないと合格は難しい
文系のところでも述べた通り、
理系であっても英語ができないと合格は難しい。
なぜ理系で英語は重要なのか
科学技術で最先端を進んでいるのは、言わずもがなアメリカです。
ある分野で最先端または、ある程度深い議論の文献を読みたい!となった時に、
英語を使うことは必要不可欠になります。
また、学会での発表も英語で行うことも多いので、
実は文系以上に理系では英語を使う必要があるのです。
そのため、英語は重要なのです。
理系は英語が苦手な人が多い・・・
これまで理系の受験生も数多く見てきていますが、
理系の受験生の多くが英語を苦手としています。
それはなぜでしょうか。
なぜ理系で英語嫌いが多いのか?
色々と理由があると思うのですが、
理系が英語ができない主な理由
1,覚えることが多い
2,数学や理科ほど勉強の仕方が明確でない
3,文章が文系の文章ばかりで興味がない
このようなところが理由になると思います。
覚えることが多くて英語の勉強に気が進まないというタイプの受験生は、
動機づけの部分で失敗してしまっているので、
英語以外の科目もできてない可能性が高いです。
高いレベルまでの勉強の仕方がわからない・・・というタイプの受験生は、
こちらの記事を読んでいただけると、
早稲田慶應までにどのように勉強をしたら良いのかがわかると思います。
【完全版】早稲田に合格するための英語の勉強法
【完全版】慶應に合格するための英語の勉強法
1年で早慶を目指すのに重要なこと
理系受験生が軽視しがちな英語の重要性をわかってもらった上で、
理系において1年間で合格するための勉強法を見ていきましょう。
合格の肝は、
夏までにいかに数学と英語の基礎を固めることができるかどうかということです。
勉強ができるようになるための鉄則として、
やることを絞ってその部分を何度も繰り返すということです。
特に理系の場合は、4科目もあり色々と大変になるのですが、
できない段階において4科目も一気にやっていくのは得策ではありません。
そのため最初の段階では、英語数学と絞ってください。
*もちろん、理科を勉強しないわけではありませんが、
英語数学の基礎学力の低さに応じて、英語と数学への優先度を高めてください。
数3をいかに早く終わらせることができるかが鍵
英語が重要なのは、
先ほど述べた通りですが、
理系ですから数学ももちろん重要です
すなわち、数3までをいかに早く終わらせることができるかも重要になってきます。
理系の数学で数学3が出ない大学はないと言っていいでしょう。
数学3の問題はどちらかと言うと計算が大変なだけで、パターン化のしやすい問題が多いです。
習ってできるようになれば、できるようになるのですが、
ですが、そこに至るまでの道は、
わかっていなくてはいけない前提条件が多くて、大変です。
高校3年生から、数学1から全部やり直す。。となるとかなり大変です。
早めの段階で、先取りをしてできるようにしていきましょう。
理系の数学の勉強法はこちらをどうぞ
理系早慶志望の1年間のスケジュール
ここから、4月時点の成績別にどのようにスケジュールを組んでいったら良いのかをお伝えします。
文系で1年で合格を目指すスケジュール
文系受験生で1年間でスケジュールを組んでいくにあたって下記の成績別で見ていきます。
- 偏差値55-60程度
- 偏差値50程度
- 偏差値30-40程度
当塾では偏差値の換算については、河合塾のデータを使っています。
成績データについては、河合塾のホームページから見ることができるので、興味がある人はこちらから参照してください。
それぞれ偏差値ごとに、
5月→8月→11月と模試がある月までに
どのようなことをすれば良いのかというのと、
直前期にすることをお伝えしていきます。
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