偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

  • 資料請求
  • カウンセリング

【早稲田慶應】世界史、日本史どっちを選択した方が有利?

2022.10.23

文系受験生にとって一番悩ましいのが、 世界史、日本史をどちらにするかの問題です。 双方、受けられる大学、学科に違いはありません。 この記事では一般的にどちらの方が勉強しやすいのか?という点と 早慶を目指すにあたってどちらが勉強をしやすいのかをお伝えしていきます。 まず早慶を受ける上での結論からお伝え

  • …続きを読む
  • 文系受験生にとって一番悩ましいのが、

    世界史、日本史をどちらにするかの問題です。

    双方、受けられる大学、学科に違いはありません。

    この記事では一般的にどちらの方が勉強しやすいのか?という点と

    早慶を目指すにあたってどちらが勉強をしやすいのかをお伝えしていきます。

    [toc]

    まず早慶を受ける上での結論からお伝えします。

    早慶を受ける上で日本史、世界史の勉強のしやすさは存在しており、

    慶應文学部を目指すのであれば、世界史選択が有利になります。

    ここからは、その理由についてお伝えしていきます。

     

    まずは、世界史、日本史を選択する際に

    個人の性格からどちらが良いのか?を性格的な問題から考えていきましょう。

    ▷個人の性格的な問題から考える

     

    世界史→整理ができる、浅く広くそつなくこなす器用なタイプ

    日本史→整理苦手、一つのことを突き詰める没頭型

     

    ざっくり分けると性格別ではこんな感じになるでしょう。

    世界史は横でそれぞれどのようなことが起こっているのかを整理していく必要があり、

    日頃から情報をファイルで整理したり、

    何かが起こった時に別のことを考えられるような並行的な処理が得意な人が、

    得意になりやすい傾向があります。

    一方で日本史が得意になりやすい生徒は、整理をしたりするのは少し苦手だけど、、、

    一つのことを突き詰めるのは得意!という子が得意になる傾向があります。

     

    こんな決め方はNGです。

    漢字がやだから世界史という子が結構いるのですが、

    このような理由で世界史を選択すると中国史で地獄を見てしまいます。

    暗記に必要なのは対象に対しての興味関心です。

    自分がやっていて、興味関心が持てる方にするのが良いでしょう。

     

    それでもどちらでもできる!という場合は、

    自身の志望校に応じて、分けるのもありです。

    どうしても入りたい大学がある場合はそこに合わせて、

    科目を合わせていきましょう。

     

    ▷受験戦略的な問題から

    それでは、受験戦略的な部分から見てみましょう。

    まずは形式の問題から見ていきます。

     

    ■論述かマークか?

    もちろんマークも早慶レベルとなると難しいのですが、、、

    論述よりもハードルは低いです。

     

    論述が出る大学を確認しておきましょう。

    □日本史で論述が出る大学

    論述:早稲田社学、

    慶應文(150~200字程度)、慶應経済(近現代,150~200字程度)、慶應商(簡単な説明)

    □世界史で論述が出る大学

    論述:

    早稲田社学(40~50文字)、早稲田商学部(近現代)、早稲田法(300字程度)

    慶應経済(近現代150~200字程度)、慶應商(40~50文字)

     

    ▷論述の方が対策に時間はかかる

    特に世界史(早稲田、法、商)、日本史(慶應文)、慶應経済(両方) は時間がかかるため、

    論述のための時間を用意する必要があります。

    また、論述には歴史科目の能力だけでなく、国語の作文能力も大きく影響します。

    論述は、要素を並べるだけの箇条書きでは点数になりません。

    もちろん、学習能力を高めるという意味ではやった方が良いのですが、、、

    このようなことを考えるならば、、

    入試まで時間がないのであれば避けた方が良いでしょう。

    論述で0点 ということはすなわち不合格ということになります。

    ■難易度

    各5年の平均点を比較して5点程度差がある学部をまとめておきます。

    ■日本史高

    慶應法学部、早稲田文、

    ■世界史高

    慶應文学部、早稲田法、早稲田人間科学

    ■不明学部

    慶應経済、商学部

    平均点数が高いから有利というわけではないのですが、

    点数がとりやすいというのはあります。

    *論述の有無は受験者層の違い、国公立を兼ねている場合は、違いが出にくい。

    ■結論は・・

    志望校別で考えると・・

    慶應文学部→世界史選択というのは、残り期間が限られているのであれば良いでしょう。

    暗記が得意な人は特におすすめです。

    とはいえ、覚える際に大きな部分を占めるのは、

    科目に対しての興味関心という部分なので、

    興味のある方を選択するのが一番良いでしょう。

早慶複数学部志望者必見! 英語はどの学部から解いたら良いのか?

2022.10.17

早慶複数学部を受験する人は多いと思いますが、 闇雲に過去問をとりあえずやってしまうというのは非常によくあるケースです。 過去問もせっかく行うのだから、 過去問を通じて学力を上げられるようにしていくのが良いでしょう。 本記事では、どのような順番でどのような目的で 早慶の過去問をやっていくのが良いのかを

  • …続きを読む
  • 早慶複数学部を受験する人は多いと思いますが、

    闇雲に過去問をとりあえずやってしまうというのは非常によくあるケースです。

    過去問もせっかく行うのだから、

    過去問を通じて学力を上げられるようにしていくのが良いでしょう。

    本記事では、どのような順番でどのような目的で

    早慶の過去問をやっていくのが良いのかをお伝えしてきます。

    [toc]

    まず初めに確認しておきたいことでですが、

    下記のような学部を受ける場合は、

    特殊な入試形式が多い早慶の中でも特殊な学部となっているので、

    入念な対策が必要になります。

    [su_box title="特殊な対策が必要な学部とは" style="glass"]
    慶應
    文学部、法学部

    早稲田
    国教【作文】、理工、社学、政治経済
    [/su_box]

    基礎学力をつけているのは大前提

    早慶の過去問を行う上で基礎的な学力をつけているのは、大前提になります。

    具体的には、

    どの模試でも構いませんが偏差値でいうなれば、60程度はないと、

    成果は出てきません。

    もしこの記事を見ている人で、

    この程度の学力まで到達してないのであれば、

    まずは基礎学力を上げること、

    特に単語力(熟語力)、精読力、論理理解力を鍛えてください。

    1 処理能力をあげる。

    早慶の大学入試を受けるにあたって一番大事なことは、

    処理するスピードを上げることです。

    処理スピードとは、

    速読力と根拠箇所を探す力です。

    もちろん、早慶の過去問を行う段階で共通テストレベルであれば、

    9割は楽に取れている学力はあるはずです。

    ですが、そのレベルの子達であっても、、

    早慶の過去問となると取れなくなってしまう、、というのが、

    多くの場合であります。

    そういった子たちはまずは、下記のような学部で練習を積むようにしてください。

    早稲田商学部
    慶應商学部

    慶應商学部と早稲田商学部は早慶の中でも比較的取り組みやすく、

    練習をするにはうってつけの学部です。

    簡単な問題を早く正確に処理できないと英語で成績は上がってきません。

    目標とする速読のスピードは?

    目標は一つの長文15分以内で解けるようにする。

    うちの塾で早い人だと13分程度、最速だと10分以内で終わります。

    速読は意識して、訓練を積んでいけば必ずできるようになります。

    慶應商学部はとくにおすすめ

    早慶の中でも、慶應商学部は非常に解きやすく練習にはうってつけです。

    慶應商学部は一見内容一致のように見えても、

    論旨で解ける問題が多いため、

    単に早く読むだけでなく、話をまとめて読むようにすると良いでしょう。

    慶應商学部は、早慶で一番簡単なので、

    このレベルでできてないと先の学部をやっても単にやるだけになってしまう可能性が高いです。

    よくある質問

    早く読解ができないと時はどうしたら良いのか?ということがよく質問が上がるので、

    その中でもよくある質問にお答えします。

    ■早く読むからできないのか?そもそもできないのかの切り分けをする

    多くの場合、早いからできてないのではなくそもそも前から処理するのに慣れてない時が多いです。

    例えば、否定で始まる倒置や関係代名詞、比較が入ったときに遅くなる人は多いです。

    苦手な文法項目を放置してもできるようにはなりません。

    wpm300程度で読んでみて前から処理ができない時は、

    そもそもの問題の可能性があります。放置しない!

    wpm300とはどれくらいなのか?

    Youtubeで300だとどれくらいの速度なのかわかる動画がありましたので、
    確認してみてください。

    https://www.youtube.com/watch?v=Pv299UB_x7g

    Forbesによると、

    一般的なネイティブの大人が300程度なので、それと同じくらいのスピードで読む形になります。

    このくらいのスピードで処理ができるようになると良いですね。

    ■解答根拠はの部分は合っているのだが、答えが違う

    速く読んで、探すというの部分はできているので、

    最終段階の精読でつまづいている可能性があります。

    速読はどちらかというと内容語をベースにして、

    大雑把内容を捉えていくのが中心になるので、

    構造が難しい文章の処理が苦手になっている、

    または日本語と英語の単語のニュアンスといった部分で間違える人が多いため注意が必要です。

    2.根拠取りの練習

    1の処理速度をクリアしていくレベルをクリアできたら、

    少し難しい長文で内容一致の精度を高めていくようにする。

    早稲田人間科学部が短くて、早慶レベルの根拠をとる良い練習になります。

    *早稲田レベルの内容一致のポイントを掴んでおく
    →単に問題が読めたら

    文章自体は300ワード程度の長文もありその中で3.4の設問が出る。
    この短い長文の中でどのように言い換えをされているのかをみていくのが重要。

    人間科学部で点数が安定してきたら、文学部、文化構想を行う。
    この学部は、問題形式が分かれているので、

    慶應理工を受ける人は、この辺りまで実施すると良いでしょう。

    この辺りができたら、早稲田教育学部に移っていく。
    ここまでの速読ができかつ、言い換え、さまざまな文章のテーマに慣れていく。

    早稲田教育は早慶の中でも、文理同じという傾向上、長文のテーマの幅が広い。
    長文自体も難しいが、理系長文の読み方を学ぶことができます。
    ※2022は急に問題傾向がかわったので、しばらく解かなくて良い。

    3.超長文の学部

    早慶の中では超長文が出る学部もありますが、

    パラグラフごとに問われる問題もあったりで、ここまでの基礎ができていれば恐れるに足りません。

    超長文の大学

    早稲田
    法学部、国際教養、政治経済(特殊型)

    慶應
    SFC、経済、法学部

    また、個別で対策が必要な学部を受ける場合は、別途対策を組んでいく必要がありますので、

    早めの段階から対策を積むようにして下さい。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/eibunzasshi/"]

    [ad doc=""]

【早慶英語】合格に必要な英文読解テクニックとは

2022.09.29

早慶に合格するためには、ちゃんと読めて解けるようになる必要があります。 この記事では、どのように読んで、どのように解く必要があるのかを考えていきます。 早慶合格のために必要な読解テクニックとは? ちゃんと読むことができるためには、以下の3つの力が必要になります。 ■筆者の主張を意識した全体像の把握

  • …続きを読む
  • 早慶に合格するためには、ちゃんと読めて解けるようになる必要があります。

    この記事では、どのように読んで、どのように解く必要があるのかを考えていきます。

    [toc]

    早慶合格のために必要な読解テクニックとは?

    ちゃんと読むことができるためには、以下の3つの力が必要になります。

    ■筆者の主張を意識した全体像の把握

    ■精読をしながら、一文を理解する

    ■現代社会を理解する背景知識力

    それぞれ具体的にどのようなことなのかを説明していきます。

    ■筆者の主張を意識した全体像の把握

    英語の文章とは、パラグラフでたくさんあるように見えますが、、、

    実はパラグラフには、

    一つの文章に言いたいことは一つしかありません。

    パラグラフの中でもいいたいことは一つですし、

    さらにいうのであれば、文章全体でも言いたいことは一つだけです。

    この規則がわかっていないと、早慶の文章を読むことはできません。

    具体的なことについては、下記ブログ記事に載せていますので、ご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-logic-structure/"]

    ■精読をしながら、一文を理解する

    精読とは?、どんな長文であってもSVOC、

    さらには、単語と単語がどのように関係しあっているのかがわかる状態のことを指します。

    基本的なSVOCは取ることができる人が多いのですが、、、

    つまづきのポイントをお伝えしておきます。

    基本的なSVOCの考え方については下記記事でもお伝えしているので、ご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-svoc-structure/"]

    SVOCの意味を理解して構造を考える

    SVOCをただの記号、暗号のようなものだと思って、

    その意味を考えることなく、行なってしまう人が非常に多いです。

    では、なぜそもそも文型を学ぶ必要があるのか?

    文型とは、それぞれの文型に共通したイメージがあり、

    その共通したイメージをどのような文章にも持つことで、
    英語の文章を理解することができるのです。

     

    このような理解がないと、、、、

     

    英語の文章を読むのではなく、

     

    単語をただつなぎ合わせて読んでいるだけになってしまいます。

    これでは文章を読むことができません。

    英語と日本語は明確に言語の体系が、明確に異なります。

    英語と日本語の言語体系の違いについては下記で述べていますので、ご覧ください。

     

    そのような人は、どうしたらよいのか。

    まずは英語の基本の文型であるSVOを正確に理解するように努めましょう。

    SVOとは・・・

    SがVという動詞を通して、Oに対して影響を与えるというのが基本イメージです。
    例えば、、
    I play the guitar

    という文章があったとすると、、、

    この文章からわからなくてはいけないのは、

    私という主体が、ギターに対して、playという動詞を通して、
    (演奏する)という動作を与えているというイメージを持つ必要があるのです。

    このようなイメージを持ちましょう。

    英語が苦手な人に多いのは・・・

    上記のようなイメージはクリアした!という上で、

    苦手な子に多いのが、

    形容詞句、形容詞節が取ることができないというパターンです。

    この部分も英語と日本語の言語の関係から考えるとわかるのですが、

    英語の場合は、

    単語を修飾する際に後ろにどんどん文字を付け加えていく傾向にあります。

    そのため、日本語からの変換からだと理解がしづらいのです。

     

    具体的に英語を使って考えていきます。

    例えば、

     

    「私の飼っている犬」というような日本語を、

     

    どのように英語に変換するのかを考えてみましょう。

     

     

     

     

    英語では、the dog I have となります。

    ここで、I have a dog. としてしまった人は、

    形容詞句、名詞句という考え方を理解していない可能性があります。

    *その説明については長くなるので、、割愛します。。

    英語は前から処理しないとダメ

    逆に言うなれば、

    the dog I haveという文章を読んだ時に、

    「犬→私が飼っている」という前から処理ができるようになる必要があるのです。

     

    どのように処理するのか?については、下記動画でも説明をしているのでご覧ください。

    https://www.youtube.com/watch?v=A7nINW1YjFc

    ■現代社会を理解する背景知識力

    英語を理解するためには、もちろん背景知識が必要です。

    どれだけ単語を覚えて、英語構文を覚えて、英語の文章を読む準備ができても、

    そこに何が書いてあるのかが、

    そもそも日本語でもわからないようなことであると、問題を理解することはできません。

    早慶の文章は、直近の英語の文章を出す傾向が非常に強いです。

    そのため、最近の話題にキャッチアップできるような知識が必要でしょう。

    上記を150wpmで行える速読力

    wpmとは?

    words per minuteの略で1分間にどれくらいのWord数を処理することができるかの略です。

    早慶の文章は年々量が増えていって、

    処理するスピードも早くしていく必要があります。

    これまでいったことを駆使して、大体150Word程度読めるようになる必要があるのです。

    速読の訓練の仕方については、いろいろありますが、

    まず日本人がつまづくのが、

    先ほど述べた前からの処理がうまくできるかどうか?になります。

    その段階をクリアするためには、

    速読用の教材を使って音読をするのが良いでしょう。

    速読するのに最適な参考書

    いろいろありますが、スラッシュ区切りがあって、

    和訳が部分部分で載っている教材が速読には適しています。

     

    ハイパートレーニング

    [itemlink post_id="20069"]

    4技能のレベル別、ハイパートレーニング

    [itemlink post_id="20068"]

    とにかく前から処理する練習をとにかく積んでください。

    指で文章を追っていく、フィンガートレーニングも良いでしょう。

    音読だけだと偏ってしまうので、黙読でこちらもやっていくが良いです。

    音読→1文字単位の処理、

    フィンガートレーニング→複数文字の処理という形になります。

     

    このレベルができたら、宮下先生の速読問題集をやってみると良いでしょう。

    ただ結構文章は難しいので、注意が必要です。

    [itemlink post_id="20070"]

    単語力はどれくらい必要か?

    早慶のレベルの長文を解くのには、大体6500~8000語程度の語彙力が必要。

    慶應SFC、社学だと10000語程度はあったほうがよい

    英検準一級合格者で大体5500~7000程度の語彙力

    test your vocabuで現在の語彙力をチェックする

    100%正確ではないがある程度の目安にはなる。

    社学の単語については、こちらでも紹介しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/waseda-syagaku-english-tangocho/"]

    解くためにはどうしたら良いのか?

    さて、文章を読むことができたら、続いては解けるようになる必要があります。

    どのような場合でも同じ方法で解くことができるのが重要です。

    必要な力は下記の2点です。

    ■読解時に文法に気づくことができる文法力

    ■設問ごとにどのように処理をしたらよいのか把握する力

    “文脈”という言葉で誤魔化さない

    解き方を学んだら、とにかくその解き方が全てにおいて適応できるようにするのが良いでしょう。

    解き方を掲載しているおすすめの参考書としては、『佐藤ヒロシの 英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー』です。

    [itemlink post_id="20072"]

    こちらの教材で解き方をマスターして、過去問で適用できるようにしていきましょう。

    その上で重要なのは、文脈という言葉で誤魔化して解かないということです。

    多くの生徒が、そのような言葉で誤魔化して解けるようになっていません。

    なぜこの答えになるのか?を徹底的に考えるようにしていきましょう。

    慶應法、文、は毎年出題の特定の形式があるので注意

    映像で確認する

    https://www.youtube.com/watch?v=DmzsH44umIc

     

    [ad doc=""]

高3年早慶に合格するための夏休みの勉強時間とは?

2022.08.23

早慶に受かる受験生の勉強時間とは? 勉強時間の目安は、、 早稲田大学や慶應義塾大学への進学を目指す受験生に対しては、 夏休み中に少なくとも500時間、理想的には600時間の学習時間を確保することが推奨されています。 これはあくまで目安であり、個々の受験生の学力や目標大学によって必要な学習時間は異なる

  • …続きを読む
  • 早慶に受かる受験生の勉強時間とは?

    勉強時間の目安は、、

    早稲田大学や慶應義塾大学への進学を目指す受験生に対しては、
    夏休み中に少なくとも500時間、理想的には600時間の学習時間を確保することが推奨されています。

    これはあくまで目安であり、個々の受験生の学力や目標大学によって必要な学習時間は異なる場合があります。

    学習科目と時間配分: 早稲田大学に合格した当塾の生徒は、一日に11時間の学習時間を設けていました。
    この場合、文系であれば英語と日本史が各4時間、国語・古文・漢文が合計で3時間の学習時間になります。

    ただし、各受験生の得意・苦手科目や学習状況によって時間配分は個別に調整されるべきです。

    勉強時間を増やすには学習の質も重要です

    学習時間だけでなく、学習の質も重要です。

    効果的な学習方法を取り入れることが求められます。例えば、過去の問題を解くことで実践的な知識や解答力を養ったり、専門家や教員に質問や相談をすることで疑問点を解消したりできます。

    夏休みを成功させるには自己管理と計画が超重要!

    夏休みを有意義に過ごすためには、自己管理と計画が重要です。自分の目標に合わせて学習スケジュールを作成し、達成すべき目標を明確にします。定期的な休息や運動も忘れずに取り入れることで、学習効率を高めることができます。

    早稲田、慶應に合格するために夏休みににどれくらいの勉強をしたら良いのか?についてYoutubeでもお伝えしています。

    https://www.youtube.com/watch?v=dlAsXStRT-w

     

    夏休み、早慶合格に必要なのは?

    結論から言うと、500時間は最低限欲しいラインで勉強状況によっては
    600時間程度確保しないと、合格することは難しいです。

    もちろん、たくさんの勉強時間を勉強したからといってできるようになるわけではありません。勉強には質も重要です。

    具体的にどのように質を高めて勉強をしたら良いのか・・と言うことについては、こちらの動画でもお伝えしていますのでご覧ください。

    勉強ができるためには、時間も質も重要

    https://www.youtube.com/watch?v=h_uQJ9sAyCo

1年で早慶に受かるための合格スケジュール戦略【理系編】

2022.04.17

「1年間で早稲田慶應に受かるのは無理!!」 多くの人はそのように考えるでしょう。 もちろん、生はなんかな努力で合格することはできませんが、 適切な努力、勉強法を積むことで合格することは可能です。 本ブログ記事では、どのようにして1年間で早稲田慶應に合格していくのかの スケジュール例と参考書をお伝えし

  • …続きを読む
  • 「1年間で早稲田慶應に受かるのは無理!!」

    多くの人はそのように考えるでしょう。

    もちろん、生はなんかな努力で合格することはできませんが、

    適切な努力、勉強法を積むことで合格することは可能です。

    本ブログ記事では、どのようにして1年間で早稲田慶應に合格していくのかの

    スケジュール例と参考書をお伝えしていきます。

    [toc]

    早稲田慶應の配点を考える

    Fabio oyXis2kALVg unsplash

    まず一番大事なのは、配点です。

    テストというと得意な科目で点を取ると、

    考えてしまいがちですが、

    これは最後の手段です。

    どの科目に力をいれて、勉強をしていくのかは志望大学の配点から考える必要があります。

    早慶の配点をみると・・

    まずは下記を見てください。

    ■早稲田理工学部 
    英語     120点
    数学    120点
    理科2科目 120点
    総得点  360点
    ※志望の学科によって若干点数が異なるので注意してください。

    ■慶應理工学部 
    英語     150点
    数学    150点
    理科2科目 200点
    総得点   500点

    どちらも英語と数学でそれぞれ30%以上で二つ合わせて、

    60%以上を占めていることがわかります。

    理系の人は多くは数学ができますので、

    数学ではなかなか差がつきづらいです。

    ではどこで差がつくのか?

    理系は実は、英語で差がつきます。

    理系も英語ができないと合格は難しい

    James lee t xjwyHwY8o unsplash

    文系のところでも述べた通り、

    理系であっても英語ができないと合格は難しい。

    なぜ理系で英語は重要なのか

    科学技術で最先端を進んでいるのは、言わずもがなアメリカです。

    ある分野で最先端または、ある程度深い議論の文献を読みたい!となった時に、

    英語を使うことは必要不可欠になります。

    また、学会での発表も英語で行うことも多いので、

    実は文系以上に理系では英語を使う必要があるのです。

    そのため、英語は重要なのです。

    理系は英語が苦手な人が多い・・・

    これまで理系の受験生も数多く見てきていますが、

    理系の受験生の多くが英語を苦手としています。

    それはなぜでしょうか。

    なぜ理系で英語嫌いが多いのか?

    色々と理由があると思うのですが、

    理系が英語ができない主な理由

    1,覚えることが多い
    2,数学や理科ほど勉強の仕方が明確でない
    3,文章が文系の文章ばかりで興味がない

    このようなところが理由になると思います。

    覚えることが多くて英語の勉強に気が進まないというタイプの受験生は、

    動機づけの部分で失敗してしまっているので、

    英語以外の科目もできてない可能性が高いです。

    高いレベルまでの勉強の仕方がわからない・・・というタイプの受験生は、

    こちらの記事を読んでいただけると、
    早稲田慶應までにどのように勉強をしたら良いのかがわかると思います。

    1年で早慶を目指すのに重要なこと

    理系受験生が軽視しがちな英語の重要性をわかってもらった上で、

    理系において1年間で合格するための勉強法を見ていきましょう。

    合格の肝は、

    夏までにいかに数学と英語の基礎を固めることができるかどうかということです。

    勉強ができるようになるための鉄則として、

    やることを絞ってその部分を何度も繰り返すということです。

    特に理系の場合は、4科目もあり色々と大変になるのですが、

    できない段階において4科目も一気にやっていくのは得策ではありません。

    そのため最初の段階では、英語数学と絞ってください。

    理科も勉強するよ!

    *もちろん、理科を勉強しないわけではありませんが、
    英語数学の基礎学力の低さに応じて、英語と数学への優先度を高めてください。

    数3をいかに早く終わらせることができるかが鍵

    英語が重要なのは、

    先ほど述べた通りですが、

    理系ですから数学ももちろん重要です

    すなわち、数3までをいかに早く終わらせることができるかも重要になってきます。

    理系の数学で数学3が出ない大学はないと言っていいでしょう。

    数学3の問題はどちらかと言うと計算が大変なだけで、パターン化のしやすい問題が多いです。

    習ってできるようになれば、できるようになるのですが、

    ですが、そこに至るまでの道は、

    わかっていなくてはいけない前提条件が多くて、大変です。

    高校3年生から、数学1から全部やり直す。。となるとかなり大変です。

    早めの段階で、先取りをしてできるようにしていきましょう。

    理系の数学の勉強法はこちらをどうぞ

    理系早慶志望の1年間のスケジュール

    ここから、4月時点の成績別にどのようにスケジュールを組んでいったら良いのかをお伝えします。

    文系で1年で合格を目指すスケジュール

    文系受験生で1年間でスケジュールを組んでいくにあたって下記の成績別で見ていきます。

    • 偏差値55-60程度
    • 偏差値50程度
    • 偏差値30-40程度
    偏差値について

    当塾では偏差値の換算については、河合塾のデータを使っています。
    成績データについては、河合塾のホームページから見ることができるので、興味がある人はこちらから参照してください。

    それぞれ偏差値ごとに、
    5月→8月→11月と模試がある月までに
    どのようなことをすれば良いのかというのと、
    直前期にすることをお伝えしていきます。

    偏差値55-60からの早慶合格

    [su_spoiler title="詳細はこちらをクリック" icon="plus-square-2"]

    Sora sagano 8sOZJ8JF0S8 unsplash

    4月の段階でこの偏差値がある生徒は、

    勉強の仕方次第で早慶合格の可能性がかなり高い生徒になります。

    そのため、どのように1年間ハンドリングをしていくかが非常に重要になってくるのです。

    このレベルの学生の注意点

    1,数学は偏差値70を超える
    2,英語で偏差値65を切らないように!
    3,理科は苦手分野を作らないようにする

    5月までのスケジュール

    Kalen emsley Bkci 8qcdvQ unsplash

    記述模試での目標偏差値
    数学:偏差値65
    英語:偏差値60
    理科:偏差値55

    5月の数学の模試の戦略

    まずは数学でどのくらいの点数を取るのかを考えてみましょう。
    数学の偏差値65というと、

    点数で言うと大体130点程度取れているイメージになります。

    問題の割合で言うと、毎年同じではないですが、

    大体下記のような分野から出題されています。

     

    1,小問集合40点分、
    2,確率・整数(40点)
    3,数学2(ベクトル、図形)から80点
    4,数学3(微積・複素数選択)で40点

    取らなくてはいけない優先度で考えると、

    小問集合→数学3→数学2分野ですね。

    先ほども述べていますが、兎にも角にも理系の数学は、

    数学3までを速く習熟できているかどうかにかかっています。

    現時点で数学3も含めた模試で偏差値55-60ある場合は、

    数学3の精度を上げていくのと、数学2での苦手部分を強化していきましょう。

    必要な数学の参考書は?

    [itemlink post_id="17504"]

    [itemlink post_id="17516"]

    [itemlink post_id="19578"]

    [itemlink post_id="19579"]

    5月の英語の模試の戦略

    続いて英語の模試の戦略を考えていきましょう。

    英語の偏差値60というと、

    大体110点程度取れている換算になります。

    この110点というのは、長文2つで両方とも40点程度で、

    作文パートで20点、文法で10-20点取ることで可能です。

    得点の割合として、、、

    長文→80点
    作文→20点
    文法→10-20点

    上記の割合で取っていくことができれば良いでしょう。

    英語の偏差値60以上を取るためのポイントは?

    みてもらうとわかりますが、

    大きく点数を占めるのが長文となります。

    内容一致はもちろんこと、

    偏差値60近くをとるためには下記事項の理解が必要です。

    和訳問題、代名詞の見分け、
    理系文章の読み方、単語の理解が必要

    この辺りを理解することが必要になってくるでしょう。

    もちろん、長文だけができればいいわけではありません!

    多くの受験生が手薄になりがちな、

    英作文・整序英作文でも

    高得点を取れるように学習していく必要があります。

    最近は、英検を早い段階から受けることが多いためか、

    自由英作文は点数を取ることが多いのですが、

    整序英作文で点数を取ることが難しい傾向があります。

    もちろん、この問題を解くためには熟語、構文把握力が必要です。

    加えて、整序問題の対策を積んでおくこともお勧めします。

    必要な英語の参考書は?

    英語で高い成績を取るためにはパラグラフリーディングの理解が必要です。

    パラグラフリーディングはテクニック??

    パラグラフリーディングというと、
    そのようなテクニック的な読み方があると思い込んでいる人が多いのですが、、
    そうでありません。
    英語ができる人の普通の読み方です。
    ネイティブはパラグラフという塊で理解をしており、
    ライティングの際も厳格なルールで行なっています。
    そのため、パラグラフで理解をしていない=英語ができないということを早い段階で理解をしておきましょう。

    ■読解問題

    [itemlink post_id="19268"]

    [itemlink post_id="19482"]

    [itemlink post_id="19483"]

    英検準1級も6月で習得できるように・・

    英検を習得していると受験をものすごく有利に進めることが可能です。

    早稲田慶應に合格する人であっても滑り止めと言われるランクの大学は必要です。

    もちろんあった方が良いのですが、、、

    SCBTを利用して8月までに合格できない場合は、

    あとはどうしても立教!・・・と言う場合でない限りは、

    諦めても良いでしょう。

    他の科目は?

    ■物理・化学・生物

    力をいれるのは、数学・英語と言っても理科ノータッチはいけません。

    できれば、夏前までに各科目1通り理解をしておいたほうが良いです。

    もし時間がなければ、

    化学は理論、

    物理は力学、電磁気、

    生物は生物基礎までで構いません。

    必要な参考書は?

    [itemlink post_id="19581"]

    [itemlink post_id="19582"]

    [itemlink post_id="19583"]

    [itemlink post_id="19584"]

    8月までのスケジュール

    Ramon kagie iSwzfjgD3uU unsplash

    記述模試での目標偏差値
    英語:偏差値65
    数学:偏差値65以上
    理科:偏差値60

    上記が目指すべく偏差値となるでしょう。

    ■数学

    自分が苦手な分野の基礎問題、

    応用レベルの参考書を使って入試レベルの問題を解いていきましょう。

    おすすめの参考書はこちらです。

    [itemlink post_id="19587"]

    [itemlink post_id="19586"]

    ■英語

    これまで行なってきたことに加えて、

    引き続き音読を続けることによる長文の理解をすることがありますが、

    さらに倒置や省略といった少々難解な構文が出てくるので追加での参考書が必要となります。

    英検の対策が必要!

    英検を習得しておくことが、入試を有利に進めていくには必要不可欠です。
    早慶志望であれば、英検準一級を習得できるように早めの対策をしておきましょう。

    ■理科科目

    英語数学の基礎が固まったら、
    徐々に理科科目の演習も増やしていきましょう。

    理科科目の演習ができるかどうかが重要になってきます。

    必要な参考書は?

    ■物理、化学、生物

    [itemlink post_id="19581"]

    [itemlink post_id="19582"]

    [itemlink post_id="19583"]

    [itemlink post_id="19584"]

    11月までのスケジュール

    Ray gerry b1rBRLTuexY unsplash

    記述模試での目標偏差値
    数学:偏差値70
    英語:偏差値70以上
    理科:偏差値65

    理科はこれまでの進路によっては最後まで苦戦する人もいるかもしれません。

    ですが、焦ってはいけません。

    対策によっては最後まで上げることは全然可能ですので、

    過去問と問題集を何度もやっていきながら、行うようにしましょう。

    直前期のスケジュール

    Erol ahmed d3pTF3r hwY unsplash

    過去問中心で勉強を進めてください。

    過去問の使い方については、こちらのYoutubeでも伝えています。

    https://www.youtube.com/watch?v=_0lIlPPdlDs&feature=youtu.be

    [/su_spoiler]

    偏差値50からの早慶合格スケジュール

    [su_spoiler title="詳細はこちらをクリック" icon="plus-square-2"]

    Sora sagano 8sOZJ8JF0S8 unsplash

    続いて、一番多い層である偏差値50の層を考えてみましょう。

    このレベルの学生の注意点

    1,偏差値60以降で勉強法の転換ができるか
    2,数学、英語をいかに無駄なく勉強ができるか
    3,理科の苦手をなくすこと

    5月までのスケジュール

    Kalen emsley Bkci 8qcdvQ unsplash

    記述模試での目標偏差値
    数学:偏差値55-60
    英語:偏差値55-60
    理科:偏差値50

    5月の模試の戦略

    まずは、数学を考えていきましょう。

    数学の模試は、下記範囲から出題が予想されます。

     

    1,小問集合40点分、
    2,確率・整数(40点)
    3,数学2(ベクトル、図形)から80点
    4,数学3(微積・複素数選択)で40点

    偏差値、55というと100点前後が目標になるでしょう。

    点数を狙っていく分野は、最初の小問集合と、数学3分野でしょう。

    数学3分野については、

    とりあえずどちらかに絞っても問題ありません。

    まずは自分が得意!と思える分野、部分を数学3で作っておくと、

    これまでの復習もできるので効率的です。

    偏差値55~60を狙うとなると、そこ+alphaで点数をとっていくと言うイメージ感になるでしょう。

    続いて、英語で考えると

    難易度が一番オーソドックスな河合塾の模試で考えてみましょう。

    記述で英語の偏差値60というと、

    大体115-120点程度の点数があれば、この偏差値が取れます。

    この115-20点というのは、長文2つで両方とも35点程度で、

    作文パートで15-20点、文法で10-20点取ることで可能です。

    得点の割合として、、、

    長文→70-75点
    作文→15-20点
    文法→10-20点

    英語で偏差値60を取る上で重要なことは?

    この学力の生徒が圧倒的に足りてないことは英単語力です。

    初期段階においては、英単語力=英語力ですので、

    英単語を覚えるのにまずは時間を割いてください。

    英単語を覚えられない=英語ができないということにつながってしまいます。

    覚え方については、こちらのブログ記事などを参考にして頑張って覚えてください。

    続いて重要なのは、構文把握力です。

    構文を把握することができないと、和訳がメチャクチャになってしまいます。

    和訳は点数配分が大きいので、

    ここで点数を落とす=模試で点数が出ないということになってしまいます。

    なので、4月段階で偏差値50程度の人は、

    英単語力と構文把握を鍛えて、並行して長文を読んでいくと良いでしょう。

    他の科目は?

    とにかく、範囲が終わってない場合は数学、続いて英語に重点を置いて勉強をしてください。

    そのほかの科目は、

    難しい問題は良いので基本問題のみで夏までに、

    各科目、大体の大枠で理解をしておきましょう。

    苦手部分があるのであればまずは、入門問題精講レベルで構いません。

    このレベルの教材を何度も行って、基本問題・概念の理解を行うのが重要です。

    必要な参考書は?

    ■数学

    [itemlink post_id="17504"]

    [itemlink post_id="17516"]

    [itemlink post_id="19578"]

    [itemlink post_id="19579"]

    ■英語
    [itemlink post_id="19498"]

    [itemlink post_id="19499"]

    [itemlink post_id="19500"]

    ■理科

    [itemlink post_id="19581"]

    [itemlink post_id="19582"]

    [itemlink post_id="19583"]

    [itemlink post_id="19584"]

    8月までのスケジュール

    Ramon kagie iSwzfjgD3uU unsplash

    記述模試での目標偏差値
    数学:偏差値65
    英語:偏差値60
    理科:偏差値50

    数学の偏差値も上げるのは結構難しいのですが、、、

    重要なのは、計算力と基礎問題のパターン処理能力です。

    この問題、なんか見たことあるのだけれど・・・

    最後まで導出できない。というのではダメです。

    持っている教材に載っている問題の全てを解き切れるようにすること、

    また、日本語で導出までを説明できるようにしてください。

    計算力についても結構みんな疎かにしがちなのですが、

    毎日計算問題集をやるようにするのが、合格への近道です。

    また英語の偏差値は60あたりから、上げるのは難しくなってきます。

    とはいえ適切な勉強をすることで、成績を上げることは可能です。

    なぜ偏差値60から上げるのが難しくなるのか?

    結論から言うと、勉強の仕方を変えることができてないからです。

    偏差値60から上に上げる勉強はこれまで通りの勉強をしていてもできることはできません。

    英語のロジックを理解しないと、一気に成績を上げることは不可能です。

    偏差値60から70に上げるためには、

    パラグラフの理解と論構造を理解していくことができなければ、

    成績を上げることはできません。

    英語の得点の割合はどうすれば良いのか?

    英語の記述模試で点数を取るためには、

    長文→80-90点
    作文→20-30点
    文法→10-20点

    上記の割合で取っていくことができれば良いでしょう。

    必要な参考書は?

    上述の通り、長文で点数を取れるかどうかが、ポイントになるでしょう。

    必要な教材も長文の教材です。

    ■英語

    [itemlink post_id="19268"]

    [itemlink post_id="19482"]

    [itemlink post_id="19483"]

    ■理科

    インプットは、引き続き同じ教材で。

    11月までのスケジュール

    Ray gerry b1rBRLTuexY unsplash

    記述模試での目標偏差値
    数学:偏差値70
    英語:偏差値65
    理科:偏差値60

    数学英語をここまで鍛えることができたら、

    あとは理科をいかに仕上げていくことができるかが鍵となります。

    直前期のスケジュール

    Erol ahmed d3pTF3r hwY unsplash

    直前期については、理科やこれまでの問題を暗記科目中心の勉強になると思います。

    上述の成績が取れているようであれば、

    過去問で苦手部分を発見して、

    なぜできてないのかを考えてそれをメモして見返すようにしていきましょう。

    [/su_spoiler]

    偏差値30からの早慶合格スケジュール

    [su_spoiler title="詳細はこちらをクリック" icon="plus-square-2"]

    Sora sagano 8sOZJ8JF0S8 unsplash

    このレベルから1年で早慶に合格するのは相当大変です。

    かなりの努力をしないと受かることはできないと言うことを認識しましょう。

    ですが、適切な努力をすることができれば合格することは可能です。

    このレベルの学生の注意点

    1,英語への苦手意識をどうするか
    2,数学の処理能力を上げるためには
    3,理科インプットに偏らないで演習量を増やすことができるか

    英語への苦手意識をなくせるかどうか

    このレベルの学生は多くの場合、

    残念ながら、英語を苦手科目としています・・

    最初の方から何度も伝えていますが、

    理系で英語が苦手 = 難関大学への合格は難しい

    と言うことになってしまいます。

    理系だから英語は使わないは通用しない

    早い段階で英語への苦手意識をなくすことができるかが、合格へのポイントになります。

    もちろん、英語の勉強は適切な段階で適切な勉強をすることができれば、

    努力をすることは大前提ではありますが、、、

    確実に偏差値70以上まで伸ばすことはできます。

    日本語での思考=論理的思考力を高めることができるか

    日本で、日本語を使って生まれ育った環境にある人がほとんどだと思います。

    成績を上げるためには、大学受験で成績を上げるためには、

    論理的に考えることができるのかどうかというのは重要になってきます。

    論理的に考えることができると言うのは、

    具体抽象、対比、因果関係といった概念操作を

    読みながら、できるかどうかと言うことです。

    これまでに勉強ができてない = 論理概念の操作が苦手というのがあります

    この辺りの思考の訓練はできるようになるために、ものすごい時間がかかります。

    ですが、

    ここをできるようにならずに合格レベルの力をつけることは不可能です。

    自習管理型の塾の注意点

    昨今、自習管理型の塾が多くありますが、勉強が苦手な人にはあまりおすすめができません。
    日本語の理解力がまだ成長しておらず、参考書だけを読んでも理解がほとんどできないからです。
    市販の参考書は一定程度の学力、日本語認識能力を前提としているため、
    どれだけ良い参考書を読んだところでほとんど理解することはできないのです。

    数学の処理能力を高めるためには

    できる子とできない子では計算の仕方、処理の速さが全く異なります。

    ただしそれは思考の癖であって、訓練によって変えていくことは可能です。

    地道な計算を行っていきましょう。

    現在早くできている人も、

    小さい頃からの地道な鍛錬でできているので、大変ですが、毎日頑張っていきましょう。

    数学など計算能力がものをいう科目では、

    地道な計算力強化をしていくのが必要です。

    『合格る計算』シリーズや、

    中学レベルの計算ドリルをまずは高速にできるようにするのが肝心です。

    計算力を強くする 完全ドリル : 先を読む力を磨くためにもおすすめです。

    最初の数学勉強方針

    先ほども述べたように、まずは計算レベルをできるようにしていくのが最優先でしょう。

    合格る計算を何度も行っていくことと、

    坂田先生の数学シリーズで基本問題の理解を行っていくようにしましょう。

    坂田シリーズを活用する

    数学ができない子は、残念ながら市販の参考書の答えを見ても理解をすることはできません。

    できない原因としては、

    それまでの分野の前提知識が抜けているため

    式変形が途中でわからなくなるのです。

    そこでおすすめなのが坂田先生のシリーズです。

    これまでに指導をしてきた生徒で、

    数学が苦手な人でもこのシリーズを理解できなかった人はいません。

    順番としては、
    『坂田アキラの 医療看護系入試数学I・Aが面白いほどわかる本』
    で、

    簡単に数学1Aの概略を掴んで、
    三角関数→指数対数→ベクトル→数学3微分積分で最短で数学3に入ることができます。

    それぞれ3回ずつ読んで(解かないで良い)、

    理系数学では何をやっていくのかを理解できるようにしていきましょう。

    並行して、合格る計算の例題を解いて、

    徐々にいろいろな問題を解くように行っていくようにしましょう。

    とりあえずこのレベルまで来ると、

    普通の参考書を見ても何が書いてあるのかわからない・・というのはないです。

    かなり大変ですが、最初の1、2ヶ月でこのレベルまで行ってみると、

    飛躍的に数学ができるようになります。

    最初の英語の勉強方針

    とにかく、英単語を覚えていきましょう。

    このレベルの人は圧倒的に英単語が足りません。

    できれば中学レベルの英単語から1冊、

    並行して高校レベルの英単語帳を1冊覚えるようにしましょう。

    英単語を覚えることがとにかく最優先です。

    ゴールデンウィークまでにどれくらい覚えることができるかが勝負になります。

    自身の知識への紐付けや場所法、イメージ化を使うと覚えやすくなるので、

    なんとかして覚えられるようにしましょう。

    何度も言いますが、語彙力 = 英語力です。

    頑張って覚えましょう。

    5,6月までのスケジュール

    Kalen emsley Bkci 8qcdvQ unsplash

    このレベルからはじめて記述模試で成績を出すのは少し難しいです。

    というか、目の前の模試で成績を出すよりも夏・秋口までにどこまでできるようにしていくのかを考えた方が良いでしょう。

    英語については、まだ成果が出やすいので、紹介していきます。

    まずは英検2級と共通テスト模試で偏差値50程度の成績を出していけるようにしてください。

    スケジュールとしては、とにかく単語を覚えるのと、

    英文法の基礎、長文内でSVOCをとれるようにしていきましょう

    このレベルの受験生は、

    英語がどのようなものかがわかっていませんので、

    基礎的な中学レベルの英語を読みながら、

    SVOCをできるようにしたり、英文法の基礎を身につけるようにしてください。

    必要な参考書は?

    先ほど述べたようにどの科目も基礎的な参考書を使うようにしてください。

    ■数学

    [itemlink post_id="19588"]

    [itemlink post_id="19589"]

    [itemlink post_id="19590"]

    [itemlink post_id="19591"]

    [itemlink post_id="19592"]

    ■英語

    [itemlink post_id="19503"]
    [itemlink post_id="19504"]

    [itemlink post_id="19505"]
    [itemlink post_id="19498"]
    [itemlink post_id="19506"]
    [itemlink post_id="19507"]
    [itemlink post_id="19508"]
    [itemlink post_id="19509"]

    8月までのスケジュール

    Ramon kagie iSwzfjgD3uU unsplash

    このレベルまで来たら実施すること自体は、かわりません。

    英語、数学が55程度までに伸びているかどうかは、かなり重要です。

    秋口以降に理科に勉強の比重をシフトしていく必要があるので、

    ここで英語、数学でつまづいていた場合はかなり合格が難しくなるので気をつけましょう。

    記述偏差値
    英語 55
    数学 55
    理科 50

    必要な参考書は?

    ■英語
    [itemlink post_id="19498"]

    [itemlink post_id="19499"]

    [itemlink post_id="19500"]

    [itemlink post_id="19515"]

    [itemlink post_id="19516"]

    ■数学

    [itemlink post_id="17504"]

    [itemlink post_id="17516"]

    [itemlink post_id="19578"]

    [itemlink post_id="19579"]

    ■理科

    [itemlink post_id="19581"]

    [itemlink post_id="19582"]

    [itemlink post_id="19583"]

    [itemlink post_id="19584"]

    11月までのスケジュール

    Ray gerry b1rBRLTuexY unsplash

    この段階で重要なのは理科科目です。

    いかにして効率的に理科科目のインプットアウトプットをしていくことができるかどうかです。

    特に現役生の場合は、範囲が終わってない・・となると、合格は難しいです。

    記述偏差値
    英語 60以上
    数学 60
    理科 55

    英語数学については過去問を中心にして、勉強を進めてください。

    直前期のスケジュール

    Erol ahmed d3pTF3r hwY unsplash

    基礎学力がついてない場合は、

    過去問はたくさんしなくても良いです。

    ついつい、周りが過去問をしたくなりますが、、

    まだ覚えることが終わってないのに、

    1日を過去問の復習で終わってしまうようであれば、

    まずは覚えることを覚えることに集中しましょう。

    他の人がしてないことを勇気を持ってする

    偏差値30程度から合格するためには、他の人と同じことをしているのでは合格することは難しいです。
    皆がやっていることを当たり前のように同じことをしていては合格することはできません。

    もちろん、単に変なことをしているのではいけませんが、、、

    早慶は、普通に勉強をしていても落ちる大学です。

    いかに自分なりに工夫をして変わった勉強をすることができるのかが重要なのです。

    [/su_spoiler]

    理科科目をできるようになるためには

    今回のブログ記事では、理科については細かくは扱っていません。

    具体的な勉強法についてはこちらの記事を参考にしてください。

    合格の秘訣とは?

    最後にまとめとして、合格の秘訣をお伝えします。

    絶対に合格するためには、

    情報に左右されずに自身のやるべきことを信じてやり切る

    このご時世大量の情報が溢れていて、

    それは大学受験の業界でも同じです。

    色々な人が色々なことを言っていて、

    それに感化されて、

    気づいたら勉強をしている自分自身も

    できた気になって評論家になってしまいます。

    評論家状態とは?

    勉強しないで情報ばかり集めて、
    「あの参考書がいい」「あの先生の授業がいい」などと色々みて回って、結局何も身につけることができない状態です。
    この状態になってしまうと、勉強をしないで、色々なものを評価して満足するので、成績を上げることはできません。

    もちろん、このご時世ある程度情報を集めることは重要です。

    ですが、過度な情報を集めても、学力は変わらないですし、

    勉強が急にできるようになることはありません。

    どんな技、テクニック、考え方であっても

    継続が肝心です。

    何度も何度も繰り返し、

    その時に自分なりの気づきを得て、

    自分なりの技を磨けるようにしていきましょう。

    受かる人はどの参考書を使っても合格ができる!


    最後にここまでいってきて元も子もないことを言いますと、、、

    受かる子は使うタイミングを間違えなければ、

    どの参考書を使っても実力をつけることができて合格までいくことができます。

    それはなぜかと言うと、、

    先ほどお伝えした継続した努力ができているからです。

    ですので、目先の情報に惑わされずにこれを使う!と決めたら、

    そこから学ぶことはなくなった・・と言えるくらいまで最後までやり切ることが肝心です。

    成績の上がらない子の多くはそれができていません。

    本ブログを見た方だけでも、最後までやりきれることをお祈りしています。

    頑張ってください!

    [ad doc=""]

【完全版】早稲田古文勉強法|効率的に成績を上げるおすすめ参考書

2022.03.18

早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で古文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。 勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません! 適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。 当塾で指導している最速で効率的に古

  • …続きを読む
  • 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で古文を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。
    勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!
    適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
    当塾で指導している最速で効率的に古文の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。

    [toc]

    まずはテストで早稲田に合格できるか実力判定!

    自身の実力を計測するというのは非常に重要です。

    10問ほどですが、問題を用意しているのでやってみてください。

    ▶単語テスト
    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 3][/su_note]

    ▶文法テスト
    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 4][/su_note]

    早稲田の古文について

    古文は苦手という受験生の声をよく聞きます。

    しかし、古文は短期間で得点源にすることが可能な科目です。

    最悪のケースを想定しても正しい勉強法で学ぶことができれば、

    受験学年の8月から勉強しても間に合わないことはありません。

    問題なのは、

    勉強法がわからないからといって嫌いになって、

    手を出さないで放置してしまうということです。

    そうならないように、、

    どのように勉強したら良いのか古文の勉強法の一部をお伝えいたします。

    早稲田レベルまでの古文勉強の流れ

    古文の勉強の流れとしては、基礎学力をつける段階として、

    漫画を読みながら、単語、文法を覚えることです。

    古文ができるようになるためには、基礎の部分をしっかりと固めるようにしてください。

    【よくある間違い】古文を現代の日本語だと思わない!

    古文が苦手な人にあるあるなのですが、

    日本語で書いてあるのだから読めるでしょ!というのがあります。

    現代と同じひらがなを使っているのが大きな理由でしょう。

    ひらがなで頑張って読めるのだから、新たに勉強しないでもフィーリングで読める!

    と思っている人が多いのです。

    確かに、同じ文字を使っているというのは、

    言語を学ぶ上で文字を読むという意味で大きなアドバンテージとなるのは正しいです。

    例えば、下記を見てみましょう。

    Ik houd van chocolade.

    Ich mag Schokolade.

     

    意味はよくわかりませんが、

    アルファベットを使っているので何か親近感を覚えて読めるような気がしますね。

    英語が苦手な人は、

    「私の知らない単語なのかな・・・」と思ったかもしれません。

    ですが、実は違うのです。

    上はオランダ語、下はドイツ語です。

    I like chocolateと言っています。

    オランダ語の方は

    chocoladeの部分がchocoに似ているから、わかった人はいるかもしれません。

     

    ですが、下記だったらどうでしょう。

    احب الشكولاته.

     

    さっぱりわからない・・となりますね。

    もちろん、これもアラビア語でI like chocolateとなります。

     

    つまりどういうことかというと、

    同じ文字を使っているというのは、文字を見ることはできて多少の推測はできるけれど、

    文法がわからないと文章の意味がわからないのです。

    また古文の場合、厄介なのは、

    同じように見える単語でも歴史を経ることによって意味が現代とは違う、
    反対になってしまった単語もあります。

    こんな状態なのを推測してしまっていたら大変ですね。

    このことから、

    古文は単語も文法も基礎からきちんと勉強しないといけないことがわかります。

     

    早稲田の古文は、

    本文も凶悪ですが、、選択肢もさらに難しいです。

    ということで、古文を勉強するためにはどのようにしたら良いのかをみていきましょう。

    【早稲田古文基礎編】苦手な人はまずはマンガ!

    古文は苦手!文法覚えるだけじゃん!

    文章読んでもちんぷんかんぷん!という人は、

    まずはマンガを読んでみましょう!

    『あさきゆめみし』など社会的に話題になったものもありますし、
    高校生向けのものも多数発売されています。

    マンガを読むときは、

    こんな内容なのか、ということを考えてみてください。

    ここでは、まず古文の世界に慣れましょう。

    どうして古文が苦手になるのか?ということを考えると現代と過去での常識に違いがあるからと言えるでしょう。

    現在、私達が無意識的に正しいと行っていることは、
    実は必ずしも正しいことではありません。

    「時代が変われば、感覚が変わる」、

    今の自分という視点から見ている限りはいつまで経っても古文はできません。

    古文ができるようになるためには、自身の視点を過去に置き換える必要があります。

    この感覚を置き換えるというのが、現代っ子にはできないのです。

    そのためには、

    まずは過去の世界を文字情報という抽象的な世界から

    イメージができる世界に引き戻す必要があります。

    今の視点から過去の世界を見るというのは、

    とんでもないことしていると思うこともあるかもしれません。

    でも、当時はそういう世界だったのです。

    今との違いを楽しむことも必要かもしれません。

    グローバル化が加速していく世界で外国に行く人も増えていくでしょう。
    他者の感覚を自分の視点から理解するのではなく、
    相手の感覚から理解して行く必要性はあるでしょう。

    よく古文を学ぶ必要性を聞かれますが、

    日本のトップ層の大学に通うのであれば海外との文化を受容できる必要があるのはもちろんです。

    また、知識として海外の人からはよく聞かれるので聞かれた時に即答できると、

    かっこいいですね。

    少し話がそれてしまいましたが、上記のイメージ化という点から、

    古文のマンガを読むことをおすすめします。

    また、この作品はこういう話なんだということを直感的に理解することにも役立ちます。

    この時に何時代に書かれたのかも確認すると、のちのちの勉強が楽になって来ます。

    また、マンガが終わったら現代語に訳したものを読んでみてもいいと思います。

    このときは簡単なものを選んでください。

    うちの塾ではこちらの教材を最初に読んでもらっています。

    [itemlink post_id="19223"]

    【早稲田古文基礎編】古文単語

    漫画を読んで古文の世界のイメージ感を掴んだら、

    続いては単語を覚えていきましょう。

    最初にも述べた通り、古文でも単語を覚えることは重要です。

    これも

    「なんとなく」
    「フィーリングで」
    「今の単語と同じような意味で考えればなんとかなる」ではありません。

    大学受験古文読解のために必要な単語数はそれほど多くありません。

    基本は400程度といわれています。

    単語と言われるとたくさん書いてある教材を選びたくなりますが、

    古文単語は英語のように多ければ多いほどいいわけではありません。

    また、覚える際にも単語読みになららないような工夫をしないといけないでしょう。

    もちろん、

    一番最初に覚える段階では語呂を使ったりして覚えるのは非常に効果があります。

    ですが、

    それは最初の第一段階であってその上のレベルにいくためには、

    語呂などで覚えたもののをきっかけとして、

    単語の多義を覚えて単語ごとにイメージをつかめるようにしていきましょう。

    あとは、実際に文章を読んでみてわからない単語が出てきたら覚えていきましょう。

    どのような単語帳を使ったら良いのかわからない・・

    というのはよく聞く声ですが、当塾ではフォーミュラをお薦めしています。

    [itemlink post_id="19229"]

    【早稲田古文基礎編】文法

    続いて文法についてです。

    古典文法というだけで、

    「活用表を覚えるのが大変!」というイメージがあると思います。

    その通り。決して簡単ではありません。

    日本語の文法は難しい

    そもそも、

    実は母語話者である私たちはあまり意識していないのですが、

    現代の日本語自体がかなり難しいです。

    世界には多くの日本語を学びたい人がいますが、

    その人たちが皆、口を揃えていっているのが

    日本語は難しい・・・ということです。

    なぜ難しいのかというのはいろいろありますが、

    難しくさせている一つの要因は、

    主語の扱いが曖昧だからです。

    主語がないと、誰の動作かというのが非常にわかりづらいですよね。

    たとえば、

    play football.

    と英語で書いてあってもさっぱりわかりません。

    ですが、これと同じようなことが、日本語では私たちは使っています。

    「サッカーするか・・」

    日本語になった場合はなんら不自然ではないですね。

    現代のでもこんなに難しいのですから、

    多少現代日本語と被りはあるとはいえ、

    古典文法はものすごい難しいということを認識しましょう。

    古文文法の原理原則を覚える

    では、どうしたら良いのか?

    このように非常に難しい古典文法ですが、、、

    もちろん、入試問題ですから解決策はあります。

    古文文法には原理原則があるのです。

    まず苦手な人は動詞の活用から覚えていきましょう。

    「未然形」は何の段の音で終わるのか、

    「連用形」は?・・・などなど、

    例外はもちろんありますが、原則があっての例外ですので、

    例外はその後覚えていきましょう。

    まずは、簡単なものから覚えていきましょう。

    また、助動詞では活用も大切ですが、意味を覚えることのほうが大切です。

    古典文法を学ぶ目的は何かというと、
    文法問題に対応することもありますが、それより圧倒的に大切なのは文章を読めるようにすることです。

    文章を読めるようになるために文法を学ぶのですから、
    助動詞の意味が解らなければ大変です。
    その時に、どのような訳しかたをしたらいいのかも覚えてしまいましょう。

    受け身なら「~される」、尊敬なら「~なさる・お~になる」、可能なら「~できる」、自発なら「自然と~される・~せずにはいられない」といったものです。

    これを覚えてしまえば、訳し方で悩むことはありません。

    文法は一度覚えてしまえばそれで終わりです。

    例えば当塾使っている『望月光の古文教室 古典文法編』という参考書の場合、
    全部で26講に分かれています。1日1講ずつやっても1か月。
    2回繰り返しても2か月で終わります。

    古文が苦手な人ほど「なんとなく」「フィーリングで」問題を解いている傾向があります。まず、文法を身に着けていきましょう。

    ▶望月古文教室の詳しい使い方はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/mochizu/"]

    望月古文教室である程度古典文法の感覚が掴めたら、
    ステップアップノート30古典文法基礎ドリル にて、演習を行なっていきましょう。

    [itemlink post_id="19231"]

    文法単語帳をすすめる際に・・

    文法・単語の学習を進めるときに、

    参考書などを見ると短い例文が出ていることが多いです。

    このような例文は必ず読んでみましょう。

    音読してみるのもいいかもしれません
    (書き写すのは時間がかかるのであまりお勧めできません)。

    文法でも単語でも何のために勉強するのかというと文章を読むためです。

    やみくもに活用形を覚え、助動詞の意味を覚え、単語の意味を覚えるというのは苦痛です。

    実際に役に立つ知識にするためにも例文を読みながら学習を進めてください。

    ▶実際の早稲田の入試問題ではこのように出題される

    [su_box title=" 早稲田大学 法学部 2015年 国語 問1ノ6" style="glass"]

    「御製神妙に侍り。ただし下の七字は文時が詩にもまさらせたまひたり。『御柳の蔭』なれば、宮と思え候ふに、上の句は、いづこに宮の心はつくらしめおはするにか候ふらむ。園は宮にのみやは候ふ( A )」と申すに、・・・

    空欄Aに入る最も適切な語を、次の中から一つ選べ。
    ア めり  イ こそ  ウ ぞ  エ べき  オ はず[/su_box]

    直前に反語の係助詞「やは」があるので、
    係り結びが理解できていれば空欄には連体形の活用語が入ることがわかります。

    選択肢の中で連体形の活用語は「べし」(推量)の連体形である「べき」しかありません。

    「庭園は宮中にしかないのでしょうか。いや、そんなことはありません。」という訳になります。

    このように、文法の知識がしっかりしていれば解ける問題だとわかります。
    これ以外にも文法がしっかりしていれば解ける問題はたくさんあります。

    文法は一回身につければずっと使えるものですから、しっかり身に着けてください。

    【早稲田入試に向けた】古文読解

    ここまでで単語、文法をを覚えることができたのであれば、

    次に確認したいのは、読解部分です。

    単語、文法を覚えたらあとは読むだけでしょうとなってはいけません。

    英語の読解の際にも英文構造を習ったのと同じように、

    古文にも読み方があるのです。

    このレベルで行いたい教材として、

    古文上達 基礎編 読解と演習45、

    吉野のパワーアップ古文 読解入門編 を行うと良いでしょう。

    前者ではこれまでに覚えた古文単語、文法の確認をするという意味合いが強いです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/kobun/yoshinokobun/"] [itemlink post_id="19232"]

    【早稲田入試に向けた】古典常識・和歌

    読解もやって、もう早稲田レベルまで大丈夫でしょう!と思った人も多いかもしれません。

    ですが、古文常識という意味も込めて早稲田では、

    さらに古文常識、和歌といったものなども追加でやっておく必要があります。

    古文常識については漫画を読んでいた人はある程度身についているかもしれませんね。

    状況がイメージできるかどうかというのは非常に重要ですので。

    現在と過去では生活が違います。

    常識も違います。

    その中で書かれている文章ですから、前提条件が違うこともたくさんあります。

    よく考えたら、20年前の人に「LINEで連絡を取る」ということが理解できるかといったら

    全くできないかもしれませんね。

    平安時代と現代では違うのは当たり前です。

    和歌も貴族にとっては基礎教養でした。

    常識を覚えるのに、

    お薦めなのは、先ほど述べた漫画というのもありますが、

    実は学校でもらっているであろう便覧を眺めるのが一番のポイントだったりします。

    また、和歌には独特のルールもあります。

    受験生の中で和歌を詠むのが趣味という人は少ないでしょうから、

    どうにかして勉強しなければなりません。

    和歌にも枕詞、掛け言葉などルールがありますので、こうしたものを覚えていきましょう。

    和歌を覚えるのにおすすめなのは、Z会の和歌のが薄い一冊でまとまっていて良いでしょう。

    [itemlink post_id="19233"]

    買うことができづらいのですが、吉野先生のも購入できる人はおすすめです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/yoshinowaka/"]

    ▶実際の早稲田ではこう出る!

    [su_box title=" 早稲田大学 法学部 2013年度 国語 大問1 問1ノ2" style="glass"]
    はるるやと雲にむかひてこふ月の丑みついまはたのまれぬかな

    下線部「丑みつ」は時刻を表す古語「丑三つ」であるが、この語が掛詞であるとすると、もう一つの語句を漢字二字で表記した場合、最も適切な組み合わせを次の中から選びなさい。
    ア 「牛」と「密」  イ「大人」と「見」  ウ「愛」と「満」  エ「憂」と「見」  オ「大人」と「満」[/su_box]

     

    晴れるかと思っていたのに、
    丑三つになっても晴れないので、
    中秋の名月が見えないという和歌の意味がわかれば、
    「憂し見つ」という気持ちがわかります。正答はエです。

    この問題も、まずやらなくてはいけないことは意味をとらえることです。

    和歌といっても特別な対策がものすごいあるわけではありません。
    ベースになるのは、「古文を読み、解く力」です。

    【早稲田大学に向けた】問題を解く

    実際に問題を解いてみてください。
    問題集を用意して問題を解いてみます。

    最初は時間を気にしなくてもいいかもしれません。

    文章を読むときも1文1文品詞分解をして正確に訳すというより、
    主語目的語、動作を取ることを念頭に、問題を解くために読めているかを意識してください。

    各文章の主語を正確にとれていなければ問題を解くことはできませんので、
    主語は取れるようにしておくことは大事です。

    したがって、解説を読むときも一文一文正確に訳せているかよりも、
    「誰が何をした」ということがわかっているか、
    「助動詞の意味などを正確にとれているか」ということを意識しましょう。

    単語と文法が身についていればほとんどの場合意味が取れるはずです。

    自分が身に着けたものをどのように使えばよかったのかということを意識してください。

    吉野先生の完成編など問題演習としての良書はたくさんあるので、
    ぜひ行なってみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/kobun/yoshinokobun/"]

    上記教材で古文の基本的な読み方を理解したら、どんどん他の教材で読解をしていきましょう。

    過去問対策について

    古文は入試問題を見るとわかりますが、
    国語の中の一分野ですので配点がそこまで高いわけではありません。

    単語・文法・読解方法などを身に着けたら、問題演習をしてみましょう。

    問題集を1冊やったら、過去問をどんどん解いていくのがいいですね。

    ただし、過去問は解説が少ないのである程度読み方、
    復習の仕方を身に着けてからやったほうがいいかもしれません。

    共通試験の対策

    共通試験の文章はそれほど難しくありません。
    そして、共通試験で一番大切なのは意味を正確にとることです。

    これができれば、得点することは難しくありません。

    やはり、助動詞や係り結びなどを正確に訳していくことが必要になりますが、
    求められている単語等のレベルもそれほどでもないので、
    高得点をとることは難しくありません。

    自分で過去問を数年分やってみれば実感できると思います。
    ただし、助動詞などの意味を適当にとらえると、ひっかかります。
    そのあたりを過去問演習で理解できれば十分だと思います。

    MARCH上智/関関同立の対策

    それぞれの学校に特色のある出題はあります。

    その対策が全く必要ないということはありません。

    しかし、合格点をとるということを考えた時にまず必要なのは、
    古典の力をつけることです。

    単語を覚え、文法を覚え、読解のテクニックを身に着け、練習をする。

    これで十分です。あまり重箱の隅をつつくよりもオーソドックスな問題を正確に解く練習をしてください。

    過去問をやってみて、今までやってきたことで合格点をとれることがわかれば十分です。

    身に着けたもので必ず合格点をクリアできますので、
    その自信を過去問演習でつけてください。

    難関国立大学の対策

    難関国立大学の二次試験対策で特別に必要なことは論述対策でしょう。

    古文では、訳となります。これはいかに正確に訳せるかとなります。
    「反語」表現ならきちんと「反語である」ということが採点者にわかるように表現されているか。助動詞の意味もすべてそうです。
    正確に意味をとったら、それを正確に文章で表現してください。文法などは特に対策は必要ありません。

    自分で演習してみたものを添削してもらうというのはとてもよい勉強方法です。

    古文は短期間でやった後実力を維持するために問題をやる必要がありますが、過去問で担保できます。

    過去問を解くことで自分に必要なレベルがわかるとともに、問題演習にもなるわけですから、高3の夏以降は定期的に解いてみることをお勧めします。
    もちろん、自分の受験する大学の他学部の問題を解いてみることも有効です。いろいろやってみてください。

    早稲田の古文対策

    早稲田レベルになると、非常に細かいことも出題されます。

    必要な単語数も増えますし、助動詞の意味なども非常に迷いやすくなっています。

    解決するためには文法をより正確に身に着け、理詰めで考える癖をつけることです。

    また、例外があった場合は一つ一つ理解していってください。

    とはいえ、まず合格点に到達するために必要なのは基本的な問題を正解することです。

    文章の意味を正確にとって答えていけばそこまで大きく失点することはありませんので、
    難問ばかりに目を向けないでください。

    過去問演習によって、
    どのくらいのレベルの問題が解ければ合格点にたどり着くのかを確認してみましょう。

    当塾の早慶徹底対策のページでどのように古文の過去問に取り組んだら良いのかの一部を紹介しています。確認してみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sokeitettei/"]

    よくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]文法を覚えたけど読解ができません。文法って役に立つんですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]文法を覚えれば単純に読めるようになるわけではありません。

    覚えた文法の知識を使って読んでいくのです。
    このときに、テクニックも必要になります。文法を身に着けたら読解のための参考書をやってみてください。

    こうやって読解すればいいのか、というテクニックが身に付きます。

    どの参考書でも書いてあるのは主語をはっきりさせることです。

    また、問題を解き終わった後細かい部分まで意味をとってみてください。

    この時に、「この単語はこういう意味」「子の助動詞はこういう意味」ということが必要になります。

    こうすることで、文章の意味をしっかりと取れるようになるはずです。大変かもしれませんが、やってみてください。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問2"]古文の文章を見ても日本語にすら見えません。何から始めたらいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]マンガを見る、単語・文法を学ぶをしていってください。
    そのうえで、読解の参考書などにはひとつひとつの単語について「これは名詞」「これは動詞」というように解説がついているものがあります。

    この解説を参考にしながら音読してみてください。

    すこしずつ、どれがどういう単語なのか、どこで区切ればいいのかがわかってきます。

    「大臣(おとど)」という単語を読むときに「おとど」と読んでいる人は単語としてわかっている人です(意味は分かっていないかもしれませんが)。

    それに対して「お・とど」と』読んでしまう人がいます。

    これは、単語として認識できていないですね。

    一つ一つの単語を認識できるかどうかを確認するためにも苦手な人は音読してみるのもいいと思います。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow2.gif" name="質問3"]本当に短期間でできるようになりますか?それだけで大丈夫ですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]大丈夫です。
    学校で古文の授業時間数を考えてください。

    英語と比べてどうですか?かなり少ないでしょう。

    これは、内容が少ないということです。

    文法や単語は今から変わることはありません(だから古文なのです)から、一度身に着けてしまえば絶対に得点源になります。

    ただし、忘れないようにするためにも、3日に1問程度問題集を解いてみるなどの努力をしてみるのもいいと思います。

    もちろん、過去問を解いていれば、(古文が出題される大学の過去問を解けば)必ず古文に触れるわけですから、そこで自分の力を維持できるので十分とも言えます。古文や漢文は短期集中で実力をつけ、それを維持していくことをお勧めします。[/speech_bubble]

    漢文の勉強法をまだ読んでない方はこちらからどうぞ!

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/program/kanbun-benkyo/"]

    [ad doc=""]

世界史勉強法【完全版】最速で偏差値70まで成績を上げる全パターン紹介

2020.06.12

偏差値70までの世界史勉強法とは 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で世界史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。 勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当

  • …続きを読む
  • 偏差値70までの世界史勉強法とは

    早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で世界史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。
    勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に世界史の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。

    [toc]

    まずはテストで世界史の実力判定!

    下記から問題を解いて自身の実力を確認してください。

    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 1][/su_note]

    平均は51%の正解率です。具体的な世界史の勉強は下記にみていきます。

    【インプット編】世界史の流れをつかむには?

    まずは歴史の流れを理解することが大切です。
    ここでは歴史の流れを説明してもらうことが必要となります。

    ■学校の授業を聞く
    ■予備校の授業を聞く
    ■教科書や参考書を読む
    ■最近流行のネットで配信されている授業動画をみる

    というような方法があります。
    もちろん、それぞれの方法に長所・短所がありますし、二つ以上の方法を組み合わせることもできます(実際には学校の授業はほとんどの人が受けるでしょうから、2つ以上を組み合わせることがほとんどだと思います。)

    自学でこれを進めようとすると、教科書・参考書を読むということが中心になると思います。
    教科書については、山川出版の『詳説世界史』や実教出版の『世界史B』などが有名でしょうか。
    これらの長所は、必ず高校世界史の範囲が網羅されているということです。よく、入試問題の講評で「教科書レベルを超える難問」「高校範囲を超える難問」という表現がありますが、これをみても教科書が基準になっていることがわかります。

    ただし、短所は教科書は的確に短い分で記述してあるために、背景などまで記述されていません。よく「行間を読む」といいますが、それができなければ教科書で歴史を理解することはできません。これを一人で行うことは非常に困難でしょう。
    だから、教科書は単体で使うものでなく授業を受けるのです。

    まずは世界史を直感的に流れをつかむ

    上記の理由から教科書は当塾ではおすめしていません。
    世界史が嫌いでしょうがない学生に対して当塾では世界史マンガを読むことをおすすめしています。

    世界史が嫌いな人、またはよくわからない人というのは、世界史=単語、人物の羅列をムリに覚えるだけ。。と考えてしまっています。

    このような状況では世界史をできるレベルまで成績を上げるのは不可能です。

    どんな科目であってもできるようになるためには、好きになることは必要不可欠です。
    そのためには、文字の羅列を覚えるだけではなく歴史の出来事がなぜ発生しているのか?、どうしてこの出来事が他の出来事にも波及していくのか?ということがイメージできる必要になる必要があるのです。

    現在の国家で考えてみて、アメリカがいきなり他国に理由もなく攻め込むということが無いのと同様に、歴史の中でも何か出来事が発生している際には必ず理由が存在します。

    その理由を直感的に具体化してイメージするためにまずはマンガで歴史を確認していきましょう。

    世界史のマンガを繰り返し読む&用語確認

    マンガを繰り返し読んで歴史的事実の具体的イメージをつかんでいきましょう。マンガを読む利点は、時間をかけずに何度も何度も読むことができて、流れを何度もつかむことができる点です。

    この利点を活かして、時間を見つけて何度も読んでイメージを頭に焼き付けてください。

    また、マンガを読みながら、『とってもやさしい世界史』を使って、用語の確認をしていきます。『とってもやさしい世界史』は世界史が苦手な人であっても、地図と対応させて理解しノート形式で埋めることで世界史の概要を理解していくというものです。

    ▶『とってもやさしい世界史』の詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/sekaishi/yasashiisekaishi/"]

    世界史の詳細部分を理解する・覚える

    次に世界史の少し細かな部分も記入してある教材を使って流れを理解してください。
    その後、2回目・3回目と読み進めるときに知識を獲得していきましょう。

    このときに非常に大切なことは地図を見ることです。
    学校で使っている資料集で構いませんので、当時の地図を見ながら学習を進めてください。意外と外国の地名というのはどこにあるのか知らないものです。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]世界地図を覚えずに世界史を覚えるのは意味がありません。[/word_balloon]

    『地図を使って覚える』具体的には?

    「トルキスタン」「アゼルバイジャン」どこにあるか正確にわかりますか?

    また、場所だけでなく地形にも気を付けてください。たとえば山地があるとそこからは敵は侵入しづらくなります。川があっても同じですね。

    インドに外敵が侵入するときは北西部から侵入しますね。
    アレクサンドロス・アーリア人・クシャーナ朝すべてそうです。

    なぜ北東部から侵入しないのでしょうか?

    これは、ヒマラヤ山脈があるからですね。

    もし、ヒマラヤ山脈とチベット高原がなければ、インドは中国の侵入を受けていたかもしれません。ハンガリー(パンノニア)も歴史上たびたび出てきます。
    アジア系の民族はパンノニアに侵入し建国することが多いですね。なぜ、パンノニアより先に進まないのでしょうか?ドナウ川があるからですね。フン族、マジャール人、モンゴル人すべてそうです。

    パンノニアで勝利してもそこからさらに西に進むのは大変なのです。このようなことは地図を見てこそわかることです。

    これも繰り返し地図を見て、常に地形に気を付けることで気が付いていくことです。

    1回で済まそうとせず繰り返しやってみてください。
    もちろん、当塾では地形などにも留意した指導を行い、家庭学習時のアドバイスもしております。

    現在、非常に工夫された参考書がたくさん出ていますので、自分に合った参考書を使ってみてください。当塾でおすすめしているのは『ナビゲーター世界史』です。
    『ナビゲーター世界史』の詳しい使い方はこちら
    https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/sekaishi/navigator/

    どのように世界史を覚えていくのか?

    当然、「用語」を覚えましょう。しかし、それだけではいけません。
    意味を覚えていかなければ得点にはなりません。
    「いつごろの人か」「どこ出身か」「親(子)は有名人ではないか?」「何をした人か」などです。
    ひとつひとつの用語を正確に覚えていくことがまずやらなければならないことです。これも、『ナビゲーター世界史』を繰り返していく中でやっていけばよいことでしょう。

    また、「なぜこうなったのか」「その結果どうなったのか」など因果関係も大切です。

    『ナビゲーター世界史』にはこのような部分も記述されています。(他の参考書でも多かれ少なかれ記述はあります。)そのような部分を覚え、自分で説明できるようにしてください。ここまでくれば「歴史を理解した」といえるでしょう。

    用語を覚えたのかチェックするのはどうしたらいいでしょうか?

    参考書には索引のページが付いていることが多いです。
    用語があいうえお順にかいてあって、それが何ページにあるか記載されているページですね。ここを見て自分が覚えているか?もちろん意味もわかるのか?を確認していくという方法があります。分からなかったらすぐにそのページを開けますね。また、一問一答を購入して使うのも一つの方法です。一問一答については下で述べたいと思います。

    【アウトプット編】問題集を解いてみる

    流れをつかみ、用語を覚えたら実践してみましょう。
    ここがなければ成績はなかなか上がりません。

    よく、「どの問題集がいいですか?」という質問を受けますが、「この問題集を買いましたが、どのように進めたらいいですか?」という質問はあまり聞きません。

    問題集は使いこなせていますか?極端な話、問題集はどれでもいいから、効果的に使えれば成績は伸びるはずです。
    当塾では、いくつかお勧めしている問題集があり、そのなかでも『ヒストリア 世界史精選問題集』は早慶を目指す受験生に必ずやってほしいものとしてお勧めしていますが、その他のものでも、やってみてください。

    買って満足では何も起きません。

    使い方ですが、まずは問題を解いてみましょう。「解いてみたら全然できない」という声も聞きますが、できないからこそやるのです。
    初めから全部できるならば問題集などやる必要はありません。

    解いてみて、正解できなかったところについて解答・解説をみてみましょう。

    そこを見て「この問題を解くにはこの知識が足りなかった」「これを理解していればよかった」というものがわかればいいのです。そうしたらそれを覚えて、その問題を解く力をつけてください。
    これも、忘れてしまうことを恐れずにどんどんやってみましょう。
    忘れたらもう一度やればいいのです。繰り返しやることで必ず力になります。

    ▶HISTORIA 世界史精選問題集の詳しい使い方はこちら

    勉強の最初の段階またはmarch関関同立を受ける場合は、HISTORIA世界史だと時期によってはオーバースペックの恐れがあります。世界史が苦手だけど短期間で何とかしたい!という方は、『時代と流れの用語問題集』をやってみましょう。

    時代と流れの用語問題集の詳しい使い方はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/sekaishi/jidaitonagaresekasi/"]

    [counseling]

    世界史で一段上を目指す受験生のその他教材の使い方

    サブノートについて

    現在多くのサブノート形式の参考書が発売されています。学校で使っているという場合もあるかもしれません。このようなものの使い方を考えてみましょう。
    多くの場合、ノート形式でまとめられており、用語を穴埋めにする場合が多いようです。
    この時、勘違いして欲しくないのは、「穴埋めになっている用語さえ覚えればいい」わけではないことです。

    例えば「チンギス=ハン」という用語が穴埋めになっていたとして、「チンギス=ハン」と覚えて役に立ちますか?上記の通り、この人物がなんなのかまで覚えなければ全く役に立ちません。

    また、穴埋めになっていないものも覚える必要があるかもしれません。以上のことから、サブノートは「覚えるためにあるものではない」と言えると思います。
    それでは、どう使えばいいのでしょうか?

    例えば、『ナビゲーター世界史』を読み進める時に、自分でノートをまとめながら読んでいったとしましょう。
    非常に時間がかかります。

    今高校2年生でたっぷり時間があるならばこの方法で勉強を進めていっていいと思いますが、すでに3年生の夏休みだという場合、受験勉強が間に合わなくなってしまいます。

    そこで、サブノートにどんどん書き込んでいきましょう。もともとがノート形式ですから、かなりまとまっています。ここに不足している知識を書き込んでいく、因果関係を書き込んでいく、自分が知らなかった・苦手なところをマーカーで印をつけていく・・・。もちろん、問題集を解いた後もこれに書き込んでいく。受験直前にこれを見直せば自分が今までつまづいたところがわかるはずです。
    全てを1冊にまとめておくというのは、受験直前期の自分への最高のプレゼントになります。

    一問一答について

    一問一答の使い方は本当に人それぞれです。そして、どれが間違っているというものでもありません。その時の自分に合った方法を見つけてください。

    ① 知識をつけるために使う

    まだ知識不足だという時に一問一答で用語を覚えていきます。この方法は用語を覚えるにはとてもいい方法です。コツとしては机に向かってやるのではなく通学時間など空いている時間を使ってコツコツとやることだと思います。ただし、全く用語を覚えていない段階でこれをやると、本当に大変でくじけてしまうという問題点があります。

    ② 一通り知識をつけたあとに確認のために行う

    一通り知識をつけた後、自分に知識がついているか確認のために使うという方法もあります。私はこれをお勧めしています。これも、まとまった時間ではなく空いた時間でまめにやっていくことが大切です。一問一答も繰り返しやることで身につくものであり、1回で完璧になるということはありません。

    ③ 短文記述の参考にする

    意外と見落としがちですが、一問一答の「問」のほうの文章です。これは短文記述のときにとても参考になります。
    たまに、国立大学の長文記述も短文記述をたくさんつなげれば出来てしまうことがあります。
    短文記述問題ができなかった時に、その用語について一問一答で調べてみると、こんなまとめ方があるのかと気がつくことがあります。

    年号暗記について

    もちろん、覚えなければならない年号はあります。
    「国が建国された年」「国が滅びた年」「大きな戦争が始まった年・終わった年」「大きな条約が結ばれた年」「大きな事件が起こった年」です。

    太平洋戦争が終わったのが何年かわからなかったら、受験生として・・・以前にまずいというのは同意してもらえるでしょうか?

    そのうえで、どこまでおぼえるのかが問題になります。まず、自分の受験する大学の過去問を見てみましょう。

    年号そのものがずばり!と聞かれていますか?その割合はどのくらいですか?
    年号そのものが聞かれることはとても少ないですね。

    また、出たとしても割合は微々たるものです。ということは、「合格する」ために「年号そのものを答えられるようにする」ということはあまり必要ないということです。でも、年号を知っていると有利になる問題はたくさんありますね。

    世界史の早慶の問題で見てみよう

    たとえば、「年代順に並べ替える」というような問題です。このような問題はどのように解くのでしょうか?

    [su_box title=" 慶應義塾大学 経済学部 2012年 世界史 大問Ⅳ 問17(3)" style="glass"]

    次のa~cの事項は、下の年表のどこに入れるのが適切か、年表中の空欄1~5からそれぞれ選びなさい。(重複使用不可)
    ( 1 )
    コミンテルン設立
    ( 2 )
    ヴェルサイユ条約にドイツと連合国が調印
    ( 3 )
    シベリアから日本が撤退完了
    ( 4 )
    ソヴィエト社会主義共和国連邦の結成
    ( 5 )

    a:新経済政策(ネップ)の開始
    b:第一次五か年計画開始
    c:ブレスト=リトフスク条約締結[/su_box]

    さて、この問題を解くのに何を覚えていればいいでしょうか?
    全部年号を覚えていれば絶対にできます。

    まず、ブレスト=リトフスク条約は第一次世界大戦中の出来事ですから、一番早いはずです。

    ロシア革命(1717)という年号は絶対に知っているはず。
    ヴェルサイユ条約調印(1919)も知らなくてはなりません。
    (1919年は3・1独立運動や5・4運動、コミンテルンの設立などもあるので何月の出来事化も覚えるといいですね。)

    コミンテルンはドイツ革命の後の出来事です。(初めは革命支援を行おうとしていたが、ドイツ革命の失敗などにより、一国社会主義論が中心になっていきます。

    この路線転換は結成時にすでに起こっていたことです。これが分かっていればブレスト=リトフスク条約の(1)は答えられます。

    ソ連の経済政策は戦時共産主義 → 新経済政策(ネップ) → 第一次五か年計画のはずです。ということは、a,bは(3)(4)(5)のいずれかに入ります。

    第一次五か年計画がソビエト連邦結成後であることは明白ですから、(5)が正答。問題はネップの開始です。
    シベリアからの日本撤退完了の年号が難しいですし、これは因果関係でも解けません。
    正解は(3)になります。

    日本のシベリア撤退はワシントン会議後のこと(ワシントン会議で列強から非難を浴びている)ということから導き出せるかもしれませんが、(3)(4)どちらか導き出すのは難しいかもしれません。

    さて、上の問題でもわかるように必ずすべての年号を細かく覚えていなければ解けないというものではありません。因果関係を覚えていれば考えることは可能です。

    ですから、まず第一は歴史を理解することなのです。

    しかし、秋も深まり、冬が訪れてくると受験まで残り期間が短くなります。
    そうすると、手っ取り早く得点になることをやる割合が高くなります。
    なにをしますか?暗記ですね。覚えてしまえば得点になるものは、今覚えれば1秒後には得点をとることができます。

    そのようなときに年号を覚えるのはとても良いことだと思います。時期も考えて年号を覚えていきましょう。

    もうひとつ、年号そのものがあやふやであったとしても何世紀のいつごろの出来事化は覚えなければなりません。おすすめは1世紀を4分割しましょう。

    何世紀の①・②・③・④というように25年ずつ区切って、その出来事がどこに入るのかを覚えていきます。これが確実にできていれば同時代史(ヨーロッパで何があったとき、同じころ中国では何があった)というような問題も確実に解けます。年号が細かくわからなくても、大体このあたりというのはわかるようにしてください。

    過去問対策について

    それぞれ世界史を勉強をする人にとってどのような目的かが変わってくるかと思います。試験ごとにどのように勉強をして行ったら良いのかをお伝えします。
    早慶以上の世界史の勉強だと早期からの対策が必要になってきます。
    それぞれの時期にどのようなことを行ったら良いのかを当塾では一人一人個別のカリキュラムを作成して丁寧に指導しております。

    [counseling]

    センター試験の対策

    センター試験は必要な知識はそこまでおおくありません。教科書などと見比べていただければわかりますが、高校世界史の範囲でとても上手に作られています。

    正誤判定問題などはやはり慣れも必要ですので、過去問を多めにやることをお勧めします。

    これはセンター試験にかかわらずですが、まるつけが終わった後に可能ならばすべての問題のすべての選択肢を吟味してください。
    こう書いてあったら正しい文章だ、この文章はここが間違っている、というようなことを繰り返していくことで知識が身に付き、センターの正誤問題を解くコツなどがわかってきます。

    遅くとも高3の夏休みが始まるころには1年分はやってみてください。
    センターを解くためには何が必要なのかを考えながら学習することはとても大切なことです。
    センターの過去問で分かったことをそれ以後の学習に役立ててください。

    MARCH上智/関関同立の世界史対策

    それぞれの学校に特色のある出題はあります。その対策が全く必要ないということはありません。
    しかし、合格点をとるということを考えた時にまず必要なのは、世界史の基本を覚え、理解していることです。

    この場合も高3の夏休みが始まるころまでに1年分でいいので過去問をやってみてください。
    まるつけが終わったらどのような知識があれば解けたのかを確認してください。

    『ナビゲーター世界史』と比べてみると、この本をマスターすれば絶対に合格点が取れるということがわかると思います。
    あるいは、解くときに『ナビゲーター世界史』を使いながら解いてみてもいいかもしれません。ほとんどの問題が解けるはずです。

    つまり、過去問をやることで何が必要なのかがわかるはずです。
    その後は過去問演習を定期的に行い、自分が本当に力がついているのかを確認するとともに新たな知識の獲得を目指してください。

    早慶の世界史対策

    早慶レベルになると、非常に細かいことも出題されます。『ナビゲーター世界史』と比べてみると、でていない事項も問われていますし、あるいは本文の非常に細かいところ(雑談のような部分)や図表の中に書かれていることが出題されていたりすることもあります。つまり、『ナビゲーター世界史』の本当に細かいところまで身に着けていく必要があるということです。過去問演習はたくさんやってほしいですが、その中で常に「合格点をとるためにはなにをすればいいのか」ということを意識してください。いわゆる悪問・奇問のたぐいも存在します。そのような問題ばかりクローズアップされることもありますが、冷静になるとそのような問題はできなくても不合格にならないことがわかります。合格点をとるためには『ナビゲーター世界史』を精度を挙げて取り組むだけで十分であることがわかります。そのようなとき、過去問はあなたの学習方法を導いてくれるはずです。

    当塾の早慶徹底対策のページでどのように世界史の過去問に取り組んだら良いのかの一部を紹介しています。

    難関国立大学の世界史対策

    ここでは、論述問題が必要になります。難関国立大では長文の論述問題(100字以上、場合によっては400字以上)が出題されます。
    まず、世界史を覚え、理解していることが必要です。これはどのような問題形式でもかわりません。ただし、論述対策としては、物事のつながりをより意識することが大切です。因果関係を意識することや、複数の地域の関係を意識することなどを心掛けて学習を進めてください。
    これに関しては練習が必ず必要です。「経緯を述べなさい」「意義を述べなさい」「理由を述べなさい」「影響を述べなさい」「考えを述べなさい」等、聞かれ方に対応した答案を作る必要があります。「意義を述べなさい」に対して経緯を答えても高得点にはならないことはわかりますね。たくさんの解答例、模範解答をみて書き方を学ぶことも必要でしょう。もし可能ならば、添削をしてもらうことをお勧めします。当塾では、論述問題の添削も行っております。早慶志望者だけでなく、国立の論述対策でも実績がありますので、ぜひご相談ください。

    自分の受験する学校の過去問は必ずやりましょう。当然、入試傾向を知ることがあります。受験ガイドなどで「難易度はこれくらいで問題数は何問、時間は何分で時間が足りなくなることはない」等書かれていますが、自分にとってそうとは限りません。実際に時間を測りながらやってみてください。また、慶応義塾大学のマークシートのように特殊な形式の時は慣れておくことも必要です。一方で、世界史の学習にもなります。実際の入試問題を解いてみたあと、問題集の時と同じように間違えた問題に対してこの問題を解くために自分に足りなかったのはなんなのかを考えてみてください。これを繰り返していくことで入試傾向 = どのような形で世界史を理解していれば問題が解けるのかがわかってきます。そのうえで、もう一度『ナビゲーター世界史』などを読んでみると、今まで気がつかなかったことに気がつくことができます。

    合格までのスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。
    当塾のこれまでの相談を元に3パターンのスケジュール例をご紹介いたします。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬 
    世界史マンガを一冊読む(流れを確認する程度で良い)
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬 
    『ナビゲーター世界史』を一通り読む。このとき、世界史マンガを横に置いて、今『ナビゲーター世界史』で読んでいるのはマンガのこの辺りということを意識するとよい。
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    『ナビゲーター世界史』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬 
    『ナビゲーター世界史』3回目。ついているノートなどの書き込みも行う。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。
    <高2>1月上旬 〜 3月下旬
    『ナビゲーター世界史』4回目。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』も始める。ナビゲーター世界史と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『ナビゲーター世界史』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    <高3>4月上旬〜5月下旬 
    『ナビゲーター世界史』5回目。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。5月には予備校の模擬試験があるので、何もやってこなかった生徒に大きな差がついていることを確認する。
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    『ナビゲーター世界史』6回目。ここでは、『ヒストリア 世界史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 世界史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。
    <高3>夏休み中 『ヒストリア 世界史精選問題集』4回目。同時に一問一答を行い、身につけた知識をより確実なものにしていく。夏期講習など受講する場合は、その復習も確実に行っていく。必要があれば『ナビゲーター世界史』にもどり、流れの確認をする。
    <高3>8月半以降 
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の世界史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『ナビゲーター世界史』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    <高3>9月以降 
    過去問演習をすすめる。自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    空いている時間を見て、『ナビゲーター世界史』の必要なところをよみこみ、一問一答で知識の確認を続ける。もう、十分すぎるほどやったとおもうならば他の問題集もやってみるとよい。
    冬休み以降 やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    <高3>1月以降
    入試が始まり、合格する

    【一般的!】高3から始めるパターン

    4月上旬 〜 4月中旬 
    世界史マンガを読む(流れを確認する程度で良い)学校が忙しくなる前に終わらせること。マンガを読みながら『とってもやさしい世界史』を埋めていく
    4月中旬 〜 5月中旬 
    『ナビゲーター世界史』を一通り読む。このとき、世界史マンガを横に置いて、今『ナビゲーター世界史』で読んでいるのはマンガのこの辺りということを意識するとよい。
    ■5月中旬 〜 6月中旬
    『ナビゲーター世界史』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。ついているノートの使用も開始。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。
    ■6月中旬 〜 7月中旬
    『ナビゲーター世界史』3回目。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』も始める。ナビゲーター世界史と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『ナビゲーター世界史』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    ■7月中旬 〜 8月中旬
    『ナビゲーター世界史』4回目。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。
    ■8月中旬〜9月中旬
    『ナビゲーター世界史』5回目。ここでは、『ヒストリア 世界史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 世界史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。空いている時間を利用して、一問一答も始め、知識の確認も続けていくこと。
    ■8月中旬以降
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の世界史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『ナビゲーター世界史』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    ■9月以降
    過去問演習をすすめる。自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    空いている時間を見て、『ナビゲーター世界史』の必要なところをよみこみ、一問一答で知識の確認を続ける。もう、十分すぎるほどやったとおもうならば他の問題集もやってみるとよい。
    冬休み以降 やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    ■1月以降
    入試が始まり、合格する

    【絶望から・・】高3夏休みに始めたい

    7月中旬 〜 7月下旬
    マンガを読んで直感的な流れを掴んでいく。また『とってもやさしい世界史』を進めていく。『ナビゲーター世界史』を一通り読む。7月中に1通り読めると良いが、難しい場合は、1,2巻までは読んでおく。
    8月上旬 〜 8月下旬
    『ナビゲーター世界史』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。ついているノートの使用も開始。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』も始める。ナビゲーター世界史と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『ナビゲーター世界史』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    9月上旬 〜 9月下旬
    『ナビゲーター世界史』4回目。同時に『ヒストリア 世界史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。
    9月上旬 〜
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の世界史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『ナビゲーター世界史』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    終わり次第自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    10月 上旬 〜
    『ナビゲーター世界史』5回目。ここでは、『ヒストリア 世界史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 世界史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。
    冬休み以降
    やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    1月以降
    入試が始まり、合格する

    大雑把にスケジュールをあげてみました。特に高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。一方で、高3夏からはじめるスケジュールはかなり本気にならないとこなしているだけになってしまうでしょう。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。
    当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。ぜひ、ご利用ください。

    よくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom4.gif" name="質問1"]なかなか用語が覚えられません。1回覚えたつもりでもすぐに忘れてしまいます。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]何度も書いていますが、繰り返しやることです。一度に完璧にしようとすると結局短期間の記憶になってしまいます。学校の定期考査ならばこれでいいですが、受験勉強はそうではありません。例えば、ある参考書をやる時に、夜寝る前にやったら朝起きた後10分でいいのでもう一度読んでみてください。この時は読むだけで大丈夫です。それでも、読まないのと比べて記憶に大きな違いが出てきます。例えば、ある参考書をやる時に、初日は「第1回」をやる、二日目は「第1回と第2回」、三日目は「第1回と第2回と第3回」、四日目は「第2回と第3回と第4回」というように勧めてみてください。同じところを3回やることになりますね。同じところをやるわけですからそこまで負担は大きくありません。そして、思った以上に記憶に残るようになります。どのような参考書・問題集でも1回でできるようになると思わないこと、すぐに忘れてしまうことは人間普通のことなんだと思って勉強を進めることが大切です。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow6.gif" name="質問2"]この参考書をやり始めたのですが、やっぱりあっちの参考書の方が良さそうです。新しく出たもので評判がとてもいいのですが、変えたほうがいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]どちらの参考書があなたにより合うかはわかりません。そういう意味では試してみるのもいいかもしれません。しかし、新しい参考書にしても、やっぱり違うのがいいのでは?となってしまいませんか?まずは、一つの参考書をやってみましょう。それも2回、3回とやってみてください。途中でやめてしまうことのないようにしましょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow4.gif" name="質問3"]参考書と問題集・過去問だけで大丈夫ですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]基本的には十分です。これだけの量を身につけるというのはとても大変なことです。じっくり時間をかけてこれだけのことをやってみてください。ただし、入試直前まで1点でも多くとる努力を続けることは忘れないでください。皆さんのライバルたちも必死に頑張っています。そのことを忘れずにがんばりましょう。もし「ヒストリア」を十分すぎるほど理解できたという場合、他の問題集をやってみるのも良いでしょう。もちろん、当塾では各塾生の様子を見てその時期お勧めの勉強方法・参考書・問題集を紹介し、合格へのルートを進んでいけるようサポートいたします。[/speech_bubble]

    慶應・早稲田大学への受験を控えている保護者様へ

    慶應・早稲田大学の受験には学校別の対策が必須になります。慶應・早稲田合格に特化したHIRO ACADEMIAが完全サポート致します。

日本史勉強法【完全版】最速で偏差値70まで成績を上げる全パターン紹介|スケジュール編

2020.05.29

最速日本史勉強法 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません! 適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。 当塾で指導してい

  • …続きを読む
  • 最速日本史勉強法

    早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!
    適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
    当塾で指導している最速で効率的に日本史の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。

    [toc]

    合格までの日本史のスケジュール例を見てみよう!

    現状と入試までの期間を踏まえてスケジュールを立ててみましょう。当塾のこれまでの相談を元に3パターンのスケジュール例をご紹介いたします。

    【理想的!】高2夏から始めるパターン

    ■<高2>7月後半 〜 8月上旬 
    日本史マンガを一冊読む(流れを確認する程度で良い)
    <高2>8月上旬 〜 8月下旬 
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を一通り読む。このとき、日本史マンガを横に置いて、今『石川晶康の日本史B授業の実況中継』で読んでいるのはマンガのこの辺りということを意識するとよい。
    <高2>9月上旬 〜 10月下旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。
    <高2>11月上旬 〜 12月下旬 
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』3回目。ついているノートなどの書き込みも行う。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。
    ■<高2>1月上旬 〜 3月下旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』4回目。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』も始める。石川晶康の日本史B授業の実況中継と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『石川晶康の日本史B授業の実況中継』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    <高3>4月上旬〜5月下旬 
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』5回目。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。5月には予備校の模擬試験があるので、何もやってこなかった生徒に大きな差がついていることを確認する。
    <高3>6月上旬〜7月下旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』6回目。ここでは、『ヒストリア 日本史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 日本史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。
    <高3>夏休み中 『ヒストリア 日本史精選問題集』4回目。同時に一問一答を行い、身につけた知識をより確実なものにしていく。夏期講習など受講する場合は、その復習も確実に行っていく。必要があれば『石川晶康の日本史B授業の実況中継』にもどり、流れの確認をする。
    <高3>8月半以降 
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の日本史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    <高3>9月以降 
    過去問演習をすすめる。自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    空いている時間を見て、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』の必要なところをよみこみ、一問一答で知識の確認を続ける。もう、十分すぎるほどやったとおもうならば他の問題集もやってみるとよい。
    冬休み以降 やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    <高3>1月以降
    入試が始まり、合格する

    【一般的!】高3から始めるパターン

    4月上旬 〜 4月中旬 
    日本史マンガを読む(流れを確認する程度で良い)学校が忙しくなる前に終わらせること。マンガを読みながら『とってもやさしい日本史』を埋めていく
    4月中旬 〜 5月中旬 
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を一通り読む。このとき、日本史マンガを横に置いて、今『石川晶康の日本史B授業の実況中継』で読んでいるのはマンガのこの辺りということを意識するとよい。
    ■5月中旬 〜 6月中旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。ついているノートの使用も開始。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。
    ■6月中旬 〜 7月中旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』3回目。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』も始める。石川晶康の日本史B授業の実況中継と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『石川晶康の日本史B授業の実況中継』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    ■7月中旬 〜 8月中旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』4回目。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。
    ■8月中旬〜9月中旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』5回目。ここでは、『ヒストリア 日本史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 日本史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。空いている時間を利用して、一問一答も始め、知識の確認も続けていくこと。
    ■8月中旬以降
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の日本史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    ■9月以降
    過去問演習をすすめる。自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    空いている時間を見て、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』の必要なところをよみこみ、一問一答で知識の確認を続ける。もう、十分すぎるほどやったとおもうならば他の問題集もやってみるとよい。
    冬休み以降 やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    ■1月以降
    入試が始まり、合格する

    【絶望から・・】高3夏休みに始めたい

    7月中旬 〜 7月下旬
    マンガを読んで直感的な流れを掴んでいく。また『とってもやさしい日本史』を進めていく。『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を一通り読む。7月中に1通り読めると良いが、難しい場合は、1,2巻までは読んでおく。
    8月上旬 〜 8月下旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』2回目。今度は用語を覚えることを多少意識しながら読む。ついているノートの使用も開始。サブノートへの書き込みもしながら読んでいく。地図なども意識していくこと。付箋に質問事項をかいて貼り、わからないところを質問することも始める。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』も始める。石川晶康の日本史B授業の実況中継と同じ範囲をやっていくとやりやすい。『石川晶康の日本史B授業の実況中継』に合わせるとページがとびとびになってしまうがあまり気にしないこと。できない問題が多くても気にしないで、間違えた問題の復習を一度やったら次に進む。
    9月上旬 〜 9月下旬
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』4回目。同時に『ヒストリア 日本史精選問題集』2回目。1回目より少しでも間違えが少なくなっている実感があればやり方が間違っていない。
    9月上旬 〜
    過去問演習を始める。自分が第一志望としている大学・学部の日本史の問題を1週間に2年程度行う。間違えてしまったところは、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』『ヒストリア』をよく確認してみる。多くの場合調べればわかる問題であるから、よく読み直してもう一度覚え直すこと。
    終わり次第自分が第一志望としている大学の他学部の問題も解いてみる。(受験しない学部ならば)出題形式が違う場合正解できなくても大きな問題はないが、必要な知識が抜け落ちている場合は再確認すること。同じ大学の他学部で同じような問題が出題されることがあることもわかるので、他学部の問題であっても本気でやりこむこと。
    第1志望の大学が終わったら第2志望以下の大学も適宜進めていくこと。それが終わった場合、慶應義塾大学受験生が早稲田大学の、早稲田大学受験生が慶應義塾大学の過去問をやってみるのも面白い。様々な問題にあたり、自分の知識を増やしていくこと。
    10月 上旬 〜
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』5回目。ここでは、『ヒストリア 日本史精選問題集』でできていないところを意識して覚える。正誤問題などで必要な因果関係もわかってきているので、そのような部分をじっくりと読み込む。『ヒストリア 日本史精選問題集』も3回目なので、かなりできるようになってきているはず。
    冬休み以降
    やり残していることがないか、冬休みが始まる段階で確認しそれを進めていく。もう一度第一志望としている大学・学部の問題を2〜3年分解いてみよう。夏より実力がついていることが実感できるはず。今まで書き込んできたサブノートをもう一度見て、自分が今までできなかったものが本当に身についているか確認する。
    1月以降
    入試が始まり、合格する

    大雑把にスケジュールをあげてみました。
    特に高2からはじめるスケジュールは簡単そうに見えて実はとても大変です。一方で、高3夏からはじめるスケジュールはかなり本気にならないとこなしているだけになってしまうでしょう。それまで持っている力によっても違いますし、他の科目とのバランスも考えながら進めなければなりません。
    当塾では、それぞれの生徒さんの実情に合わせてスケジュールを組んでまいります。ぜひ、ご利用ください。

    [ad doc=""]

日本史勉強法【完全版】最速で偏差値70以上成績を上げる全パターン紹介|アウトプット編

2020.05.29

最速で攻略!日本史勉強法 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません! 適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。 当塾で指

  • …続きを読む
  • 最速で攻略!日本史勉強法

    早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!
    適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
    当塾で指導している最速で効率的に日本史の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。
    *非常に長くなってしまっているので、インプット編とアウトプット編とスケジュール編に分けてお伝えしています。

    [toc]

    インプット編をまだ読んでいない人はこちらからどうぞ
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo/"]

    【アウトプット編】問題集を解いてみる

    流れをつかみ、用語を覚えたら実践してみましょう。

    ここがなければ成績はなかなか上がりません。

    当塾では、いくつかお勧めしている問題集があり、そのなかでも『ヒストリア 日本史精選問題集』は早慶を目指す受験生に必ずやってほしいものとしてお勧めしています。

    使い方ですが、まずは問題を解いてみましょう。
    「解いてみたら全然できない」という声も聞きますが、できないからこそやるのです。初めから全部できるならば問題集などやる必要はありません。

    解いてみて、正解できなかったところについて解答・解説をみてみましょう。
    そこを見て

    「この問題を解くにはこの知識が足りなかった」
    「これを理解していればよかった」というものがわかればいいのです。

    そうしたらそれを覚えて、その問題を解く力をつけてください。これも、忘れてしまうことを恐れずにどんどんやってみましょう。

    忘れたらもう一度やればいいのです。繰り返しやることで必ず力になります。

    ▶HISTORIA【ヒストリア】日本史精選問題集の詳しい使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/nihonshi/historianihonshi/"]

    勉強の最初の段階またはmarch関関同立を受ける場合は、HISTORIA日本史だと時期によってはオーバースペックの恐れがあります。

    日本史が苦手だけど短期間で何とかしたい!という方は、『時代と流れの用語問題集』をやってみましょう。
    ▶時代と流れの用語問題集の詳しい使い方はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/nihonshi/jidaitonagarenihon/"]

    サブノートの使い方は?

    現在多くのサブノート形式の参考書が発売されています。
    学校で使っているという場合もあるかもしれません。このようなものの使い方を考えてみましょう。

    勘違いしてはいけないのが、サブノートは覚えるためにあるものではありません!

    どういうことかというと・・・多くの場合、ノート形式でまとめられており、用語を穴埋めにする場合が多いようです。

    この時、「穴埋めになっている用語さえ覚えればいい」わけではないことです。

    例えば「徳川家康」という用語が穴埋めになっていたとして、「徳川家康」と覚えて役に立ちますか?

    インプット編で述べたとおり、この人物がなんなのかまで覚えなければ全く役に立ちません。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]作業的にお覚えても意味がありませんよ。なぜこのワードがこの時代に入るのか。考えながら読みましょう。[/word_balloon]

    サブノートを効果的に使うためには?

    それでは、どう使えばいいのでしょうか?

    例えば、『石川晶康の日本史Bの実況中継』を読み進める時に、自分でノートをまとめながら読んでいったとしましょう。非常に時間がかかります。

    今高校2年生でたっぷり時間があるならばこの方法で勉強を進めていっていいと思いますが、すでに3年生の夏休みだという場合、受験勉強が間に合わなくなってしまいます。

    そこで、サブノートにどんどん書き込んでいきましょう。もともとがノート形式ですから、かなりまとまっています。

    ここに不足している知識を書き込んでいく、因果関係を書き込んでいく、自分が知らなかった・苦手なところをマーカーで印をつけていく・・・。

    もちろん、問題集を解いた後もこれに書き込んでいく。

    受験直前にこれを見直せば自分が今までつまづいたところがわかるはずです。
    全てを1冊にまとめていくというのは、受験直前期の自分への最高のプレゼントになりえます。

    一問一答の使い方について

    一問一答の使い方は本当に人それぞれです。そして、どれが間違っているというものでもありません。その時の自分に合った方法を見つけてください。

    ① 知識をつけるために使う

    まだ知識不足だという時に一問一答で用語を覚えていきます。この方法は用語を覚えるにはとてもいい方法です。
    コツとしては机に向かってやるのではなく通学時間など空いている時間を使ってコツコツとやることです。

    ただし、全く用語を覚えていない段階でこれをやると、本当に大変でくじけてしまうという問題点があります。

    ② 一通り知識をつけたあとに確認のために行う

    一通り知識をつけた後、自分に知識がついているか確認のために使うという方法もあります。

    これもおすすめです。これも、まとまった時間ではなく空いた時間でまめにやっていくことが大切です。一問一答も繰り返しやることで身につくものであり、1回で完璧になるということはありません。

    ③ 短文記述の参考にする

    意外と見落としがちですが、一問一答の「問」のほうの文章です。
    これは短文記述のときにとても参考になります。

    たまに、国立大学の長文記述も短文記述をたくさんつなげれば出来てしまうことがあります。
    短文記述問題ができなかった時に、その用語について一問一答で調べてみると、こんなまとめ方があるのかと気がつくことがあります。

    史料問題について

    これは日本史受験者が必ずぶつかる壁です。早慶の入試問題でも史料問題は必須です。

    しかも、オーソドックスな史料についてはかなり細かい点まで聞かれるので、対策は必要です。
    山川出版の『日本史史料集』や各出版社から出ている日本史史料問題集などを活用して史料になれてください。
    日本史史料集にでているようなオーソドックスな史料は見た瞬間になんの史料かわかるようにしてください。

    そして、いつ、誰が、なんの目的で出したのか(その背景も含めて)、その結果どうなったのかを確認し、重要な部分については穴埋めもできるようにしておきましょう。

    早慶を目指す受験生の方は過去問を見てどのようなところまで問われているのか実感し、それから史料対策をするとスムーズに進むかもしれません。

    当然、当塾では史料問題の学習の進め方なども指導しております。当塾では『眠れぬ夜の日本史』をおすすめしています。
    ▶『眠れぬ夜の日本史』の詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/nihonshi/nemurenunihon/"]

    年号暗記について

    「流れをつかむ=年号を覚える」ということと同義です。ですので、かなり細かい部分まで年号を覚えておく必要があります。

    もちろん、直接年号を大学の入試で問われるということはありません。ですが、早慶レベルの入試だと年号を知っていることで答えを類推できるという問題が多々あります。

    また年号を知ることで記憶の整理をすることができるので、必ず覚えてください。
    年号が覚えられない人は、まずは世紀ごとの感覚をつかんでいくと良いでしょう。

    過去問対策について

    それぞれ日本史を勉強をする人にとってどのような目的かが変わってくるかと思います。
    試験ごとにどのように勉強をして行ったら良いのかをお伝えします。早慶以上の日本史の勉強だと想起からの対策が必要になってきます。
    それぞれの時期にどのようなことを行ったら良いのかを当塾では一人一人個別のカリキュラムを作成して丁寧に指導しております。

    当塾での具体的な勉強方法についてはこちらをご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/system/"]

    共通試験の対策

    共通試験はまだ現状で問題が出たことがないので、過去のセンター試験と同程度の難易度と仮定して話を進めています。

    共通試験は必要な知識はそこまでおおくありません。教科書などと見比べていただければわかりますが、高校日本史の範囲でとても上手に作られています。正誤判定問題などはやはり慣れも必要ですので、 過去問を多めにやることをお勧めします。これは共通試験にかかわらずですが、まるつけが終わった後に可能ならばすべての問題のすべての選択肢を吟味し てください。こう書いてあったら正しい文章だ、この文章はここが間違っている、というようなことを繰り返していくことで知識が身に付き、共通の正誤問 題を解くコツなどがわかってきます。

    遅くとも高3の夏休みが始まるころには1年分はやってみてください。共通試験を解くためには何が必要なのかを考えながら学習することはとても大切なことです。共通試験の過去問で分かったことをそれ以後の学習に役立ててください。

    MARCH上智/関関同立の対策

    そ れぞれの学校に特色のある出題はあります。
    その対策が全く必要ないということはありません。
    しかし、合格点をとるということを考えた時にまず必要なのは、 日本史の基本を覚え、理解していることです。

    この場合も高3の夏休みが始まるころまでに1年分でいいので過去問をやってみてください。
    まるつけが終わった らどのような知識があれば解けたのかを確認してください。
    石川晶康の日本史B授業の実況中継』と比べてみると、この本をマスターすれば絶対に合格点が取れるということ がわかると思います。

    あるいは、解くときに『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を使いながら解いてみてもいいかもしれません。
    ほとんどの問題が解けるはずです。

    つまり、過去問をやることで何が必要なのかがわかるはずです。その後は過去問演習を定期的に行い、自分が本当に力がついているのかを確認するとともに新たな知 識の獲得を目指してください。

    早稲田慶應の日本史対策

    早慶レベルになると、非常に細かいことも出題されます。

    石川晶康の日本史B授業の実況中継』と比べてみると、でていない事項も問われていますし、あるいは本文の非常に細かいところ(雑談のような部分)や図表の中に書かれていることが出題され ていたりすることもあります。

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]早慶では石川のかなり細かい部分まで出題されるますよ![/word_balloon]

    過去問演習はたくさん やってほしいですが、その中で常に「合格点をとるためにはなにをすればいいのか」ということを意識してください。
    いわゆる悪問・奇問のたぐいも存在しま す。
    そのような問題ばかりクローズアップされることもありますが、冷静になるとそのような問題はできなくても不合格にならないことがわかります。

    合格点をとるためには『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を精度を挙げて取り組むだけで十分であることがわかります。そのようなとき、過去問はあなたの学習方法を導いてくれるはずです。

    また、史料についてもここまで細かい史料がでるのかと思います。そのようなときに史料集を確認してください。もし出ていたならば、知らなければいけない史料です。見た瞬間に何の資料かわかるように覚えなおしてください。

    そこに出ていなかったらそれは、マイナーな史料であるということです。マイナーな史料まですべてを覚えようとするのはいけません。
    史料を覚えることが目的ではありません。

    覚えていない史料でも対応するにはどうしたらいいか、どのような知識を身に着け、試験中に何を読んで何を考えればいいのかを確認してください。

    早稲田慶應の各学部の対策についてはこちらをどうぞ

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sokeitettei/"]

    東大、京大などの難関国立大学の対策

    ここでは、論述問題が必要になります。難関国立大では長文の論述問題(100字以上、場合によっては400字以上)が出題されます。

    まず、日本史を覚え、理解していることが必要です。これはどのような問題形式でもかわりません。
    ただし、論述対策としては、物事のつながりをより意識することが大切です。因果関係を意識することや、複数の地域の関係を意識することなどを心掛けて学習を進めてください。

    これに関しては練習が必ず必要です。

    「経緯を述べなさい」「意義を述べなさい」「理由を述べなさい」「影響を述べなさい」「考えを述べなさい」等、聞かれ方 に対応した答案を作る必要があります。

    「意義を述べなさい」に対して経緯を答えても高得点にはならないことはわかりますね。
    たくさんの解答例、模範解答を みて書き方を学ぶことも必要でしょう。
    もし可能ならば、添削をしてもらうことをお勧めします。
    当塾では、論述問題の添削も行っております。早慶志望者だけでなく、国立の論述対策でも実績がありますので、ぜひご相談ください。

    別の科目の勉強法は?

    別の科目勉強法はこちらのページにて紹介しております。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/hiroaca-saisoku-map-benkyo/"]

    [ad doc=""]

日本史勉強法【完全版】最速で偏差値70まで成績を上げる全パターン紹介|インプット編

2020.05.29

最速日本史勉強法 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません! 適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。 当塾で指導してい

  • …続きを読む
  • 最速日本史勉強法

    早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!
    適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
    当塾で指導している最速で効率的に日本史の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。
    *非常に長くなってしまっているので、インプット編とアウトプット編とスケジュール編に分けてお伝えしています。アウトプット編はこちらから確認できます。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo-output/"]

    [toc]

    まずはテストで実力判定!

    下記から問題を解いて自身の実力を確認してください。

    [su_note note_color="#ff66d0"][WpProQuiz 2][/su_note]

    【インプット編】直感的に流れをつかむ

    日本史が嫌いでしょうがない学生に対して当塾では、日本史マンガを読むことをおすすめしています。
    日本史が嫌いな人、またはよくわからない人というのは、日本史=単語、人物の羅列をムリに覚えるだけ。。と考えてしまっています。

    [word_balloon id="1" position="R" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]日本史が嫌い!という状態では成績を上げることはできません。まずは流れをつかもう[/word_balloon]

    そのためには、
    ■文字の羅列を覚えるだけではなく歴史の出来事がなぜ発生しているのか?
    ■どうしてこの出来事が他の出来事にも波及していくのか?ということがイメージできる必要になる必要があるのです。

    現在の国家で考えてみて、アメリカがいきなり他国に理由もなく攻め込むということが無いのと同様に、歴史の中でも何か出来事が発生している際には必ず理由が存在します。

    その理由を直感的に具体化してイメージするためにまずはマンガで歴史を確認していきましょう。

    マンガを繰り返し読む&用語確認

    [word_balloon id="3" position="R" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]まずは漫画を繰り返し読んでいこう![/word_balloon]

    マンガを繰り返し読んで歴史的事実の具体的イメージをつかんでいきましょう。
    マンガを読む利点は、時間をかけずに何度も何度も読むことができて、流れを何度もつかむことができる点です。
    この利点を活かして、時間を見つけて何度も読んでイメージを頭に焼き付けてください。

    また、マンガを読みながら、『とってもやさしい日本史』を使って、用語の確認をしていきます。『とってもやさしい日本史』は日本史が苦手な人であっても0から理解することができます。

    ▶『とってもやさしい日本史』の詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/nihonshi/yasashinihonshi/"]

    詳細部分を理解する・覚える

    次に日本史の少し細かな部分も記入してある教材を使って流れを理解してください。
    そして、2回目・3回目と読み進めるときに知識を獲得していきましょう。

    このときに非常に大切なことは資料集を見ることです。

    学校で使っている資料集で構いませんので、横に置いてそれをみながら学習を進めましょう。地図や様々な写真があります。文化史等では写真が頻出問題です。

    これを改めて全て学ぶのではなく、初めから意識しておきましょう。

    のちのちとても効果を発揮します。

    また、資料集には年表も豊富に出ていますし、家系図等もたくさんあります。常に人間関係を意識し、いつ頃のことなのか、この出来事の頃他にどのような出来事があって、誰が生きている時代なのかということを意識しながらすすめてみてください。

    なにしろ、日本史の知識を確実に身に着ける方法は繰り返すことです。1回ですべてやろうとするのではなく、2回・3回と繰り返すこと。

    これを意識してください。

    [word_balloon id="2" position="R" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]重要なのは、何度も繰り返して忘れないようにしていくことです。一回では全部覚えられません。[/word_balloon]

    詳細を理解する際に、当塾でおすすめしているのは『石川晶康の日本史B授業の実況中継』です。

    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』の詳しい使い方はこちら

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/nihonshi/ishikawajikkyo/"]

    どのように覚えていくのか?

    当然、「用語」を覚えましょう。

    しかし、それだけではいけません。意味を覚えていかなければ得点にはなりません!
    「いつごろの人か」「どこ出身か」「親(子)は有名人ではないか?」「何をした人か」などです。

    ひとつひとつの用語を正確に覚えていくことがまずやらなければならないことです。
    これも、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を繰り返していく中でやっていけばよいことでしょう。

    原因と結果も考えながらその関係を覚える!

    「なぜこうなったのか」「その結果どうなったのか」など因果関係も大切です。
    『石川晶康の日本史B授業の実況中継』にはこのような部分も記述されています。(他の参考書でも多かれ少なかれ記述はあります。)

    そのような部分を覚え、自分で説明できるようにしてください。
    ここまでくれば「歴史を理解した」といえるでしょう。

    山川の教科書を使うのはどうか?

    結論から言うと自学で使用するのは、お勧めしません!

    自学でこれを進めようとすると、教科書・参考書を読むということが中心になると思います。
    教科書については、山川出版の『詳説日本史』や実教出版の『日本史B』などが有名でしょうか。これらの長所は、必ず高校日本史の範囲が網羅されているということです。

    よく、入試問題の講評で「教科書レベルを超える難問」「高校範囲を超える難問」という表現がありますが、これをみても教科書が基準になっていることがわかります。

    ただし、

    短所は教科書は的確に短い文で記述してあるために、背景などまで記述されていません。
    よく「行間を読む」といいますが、それができなければ教科書で歴史を理解することはできません。

    これを一人で行うことは非常に困難でしょう。だから、教科書は単体で使うものでなく授業を受けるのです。

    アウトプット編はこちらから

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-benkyo-output/"]

    よくある質問集

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]なかなか用語が覚えられません。1回覚えたつもりでもすぐに忘れてしまいます。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]何度も書いていますが、繰り返しやることです。一度に完璧にしようとすると結局短期間の記憶になってしまいます。学校の定期考査ならばこれでいいですが、受験勉強はそうではありません。例えば、ある参考書をやる時に、夜寝る前にやったら朝起きた後10分でいいのでもう一度読んでみてください。この時は読むだけで大丈夫です。それでも、読まないのと比べて記憶に大きな違いが出てきます。例えば、ある参考書をやる時に、初日は「第1回」をやる、二日目は「第1回と第2回」、三日目は「第1回と第2回と第3回」、四日目は「第2回と第3回と第4回」というように勧めてみてください。同じところを3回やることになりますね。同じところをやるわけですからそこまで負担は大きくありません。そして、思った以上に記憶に残るようになります。どのような参考書・問題集でも1回でできるようになると思わないこと、すぐに忘れてしまうことは人間普通のことなんだと思って勉強を進めることが大切です。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問2"]この参考書をやり始めたのですが、やっぱりあっちの参考書の方が良さそうです。新しく出たもので評判がとてもいいのですが、変えたほうがいいですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]どちらの参考書があなたにより合うかはわかりません。そういう意味では試してみるのもいいかもしれません。しかし、新しい参考書にしても、やっぱり違うのがいいのでは?となってしまいませんか?まずは、一つの参考書をやってみましょう。それも2回、3回とやってみてください。途中でやめてしまうことのないようにしましょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow2.gif" name="質問3"]参考書と問題集・史料集・過去問だけで大丈夫ですか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]基本的には十分です。これだけの量を身につけるというのはとても大変なことです。じっくり時間をかけてこれだけのことをやってみてください。ただし、入試直前まで1点でも多くとる努力を続けることは忘れないでください。皆さんのライバルたちも必死に頑張っています。そのことを忘れずにがんばりましょう。もし「ヒストリア」を十分すぎるほど理解できたという場合、他の問題集をやってみるのも良いでしょう。もちろん、当塾では各塾生の様子を見てその時期お勧めの勉強方法・参考書・問題集を紹介し、合格へのルートを進んでいけるようサポートいたします。[/speech_bubble]

    別の科目の勉強法は?

    別の科目勉強法はこちらのページにて紹介しております。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/hiroaca-saisoku-map-benkyo/"] [ad doc=""]

1 2 3 4 5 Next › 6

  • 偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

  • 早稲田校舎 : 〒162-0045
    東京都新宿区馬場下町9-7 ハイライフホーム早稲田駅前ビル4階
    TEL: 03-6884-7991
    営業時間: 月〜土 9:00-21:30 
  • Facebook Twitter
    Page Top

Copyright © BETELGEUSE corporation All Rights Reserved.