最速日本史勉強法
早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で日本史を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!
適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。
当塾で指導している最速で効率的に日本史の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。
*非常に長くなってしまっているので、インプット編とアウトプット編とスケジュール編に分けてお伝えしています。アウトプット編はこちらから確認できます。
ページ目次
まずはテストで実力判定!
下記から問題を解いて自身の実力を確認してください。
【インプット編】直感的に流れをつかむ
日本史が嫌いでしょうがない学生に対して当塾では、日本史マンガを読むことをおすすめしています。
日本史が嫌いな人、またはよくわからない人というのは、日本史=単語、人物の羅列をムリに覚えるだけ。。と考えてしまっています。

そのためには、
■文字の羅列を覚えるだけではなく歴史の出来事がなぜ発生しているのか?
■どうしてこの出来事が他の出来事にも波及していくのか?ということがイメージできる必要になる必要があるのです。
現在の国家で考えてみて、アメリカがいきなり他国に理由もなく攻め込むということが無いのと同様に、歴史の中でも何か出来事が発生している際には必ず理由が存在します。
その理由を直感的に具体化してイメージするためにまずはマンガで歴史を確認していきましょう。
マンガを繰り返し読む&用語確認

マンガを繰り返し読んで歴史的事実の具体的イメージをつかんでいきましょう。
マンガを読む利点は、時間をかけずに何度も何度も読むことができて、流れを何度もつかむことができる点です。
この利点を活かして、時間を見つけて何度も読んでイメージを頭に焼き付けてください。
また、マンガを読みながら、『とってもやさしい日本史』を使って、用語の確認をしていきます。『とってもやさしい日本史』は日本史が苦手な人であっても0から理解することができます。
詳細部分を理解する・覚える
次に日本史の少し細かな部分も記入してある教材を使って流れを理解してください。
そして、2回目・3回目と読み進めるときに知識を獲得していきましょう。
このときに非常に大切なことは資料集を見ることです。
学校で使っている資料集で構いませんので、横に置いてそれをみながら学習を進めましょう。地図や様々な写真があります。文化史等では写真が頻出問題です。
これを改めて全て学ぶのではなく、初めから意識しておきましょう。
のちのちとても効果を発揮します。
また、資料集には年表も豊富に出ていますし、家系図等もたくさんあります。常に人間関係を意識し、いつ頃のことなのか、この出来事の頃他にどのような出来事があって、誰が生きている時代なのかということを意識しながらすすめてみてください。
なにしろ、日本史の知識を確実に身に着ける方法は繰り返すことです。1回ですべてやろうとするのではなく、2回・3回と繰り返すこと。
これを意識してください。

詳細を理解する際に、当塾でおすすめしているのは『石川晶康の日本史B授業の実況中継』です。
▶『石川晶康の日本史B授業の実況中継』の詳しい使い方はこちら
どのように覚えていくのか?
当然、「用語」を覚えましょう。
しかし、それだけではいけません。意味を覚えていかなければ得点にはなりません!
「いつごろの人か」「どこ出身か」「親(子)は有名人ではないか?」「何をした人か」などです。
ひとつひとつの用語を正確に覚えていくことがまずやらなければならないことです。
これも、『石川晶康の日本史B授業の実況中継』を繰り返していく中でやっていけばよいことでしょう。
原因と結果も考えながらその関係を覚える!
「なぜこうなったのか」「その結果どうなったのか」など因果関係も大切です。
『石川晶康の日本史B授業の実況中継』にはこのような部分も記述されています。(他の参考書でも多かれ少なかれ記述はあります。)
そのような部分を覚え、自分で説明できるようにしてください。
ここまでくれば「歴史を理解した」といえるでしょう。
山川の教科書を使うのはどうか?
結論から言うと自学で使用するのは、お勧めしません!
自学でこれを進めようとすると、教科書・参考書を読むということが中心になると思います。
教科書については、山川出版の『詳説日本史』や実教出版の『日本史B』などが有名でしょうか。これらの長所は、必ず高校日本史の範囲が網羅されているということです。
よく、入試問題の講評で「教科書レベルを超える難問」「高校範囲を超える難問」という表現がありますが、これをみても教科書が基準になっていることがわかります。
ただし、
短所は教科書は的確に短い文で記述してあるために、背景などまで記述されていません。
よく「行間を読む」といいますが、それができなければ教科書で歴史を理解することはできません。
これを一人で行うことは非常に困難でしょう。だから、教科書は単体で使うものでなく授業を受けるのです。
アウトプット編はこちらから
よくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
質問1
なかなか用語が覚えられません。1回覚えたつもりでもすぐに忘れてしまいます。
質問2
この参考書をやり始めたのですが、やっぱりあっちの参考書の方が良さそうです。新しく出たもので評判がとてもいいのですが、変えたほうがいいですか?
質問3
参考書と問題集・史料集・過去問だけで大丈夫ですか?
別の科目の勉強法は?
別の科目勉強法はこちらのページにて紹介しております。
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