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文化構想学部

早稲田大学文化構想学部【国語】の完全対策と勉強法|早稲田専門塾が監修

早稲田文化構想学部学部の【国語】対策・勉強法

早稲田大学文化構想学部の国語入試は、他大学にはない特徴的な出題形式が多数存在します。文語文の出題や現代文・古文・漢文が融合した現古漢融合問題など、特殊な問題に対応できる読解力が求められます。本記事では、文化構想学部の国語入試の具体的な傾向と対策のポイントを解説します。
文化構想学部の国語入試では、膨大な量の文章を限られた時間内で処理する能力が必要不可欠です。
本記事を参考に、文化構想学部の国語入試に向けた学習を進めることで、高得点を狙うことができるはずです。
特徴的な入試形式に対して、傾向を理解し対策を立てることが合格への近道です。

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早稲田文化構想学部【国語】の傾向

早稲田大学文化構想学部の国語試験は、90分の試験時間で大問3題から構成されています。

第1問目は評論文と文語文の2本から3本の文章が提示されます。
第2問目は1本の評論文が出題されます。
第3問目は、現代文・古文・漢文が融合した「現古漢融合問題」と呼ばれる形式になっています。

各大問で提示される文章の総文字数は、合計1万字前後と非常に多くの量の読解が求められます。
また、記述式が主体ですが、文語文の文章内容や熟語・慣用句などを答えるマーク式の問題も含まれています。

このように膨大な量の文章と限られた時間での処理能力が必要とされることや、
文語文や現古漢融合問題といった他大学にはない特殊な形式の出題が、
早稲田大学文化構想学部の国語試験の大きな特徴といえます。

英語4技能試験を使った入試

英語4技能試験についてみていくと、こちらは英語なしでうけられるため、高倍率が予想されます。
その場合、差が出てくるのは国語となってくるでしょう。
特殊形式の問題が多いため、この学部は対策をするかしないかで入試の合否が大きく変わってきます。
本記事を読んで万全な対策で入試に臨んでいただきたいです。

4技能試験についての倍率、合格最低点等のデータはこちらの記事で詳しく説明しています。

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早稲田文化構想学部【国語】の特徴

早稲田大学文化構想学部の国語試験の最も大きな特徴は、明治・大正期の文語体の文章である文語文が必ず第1問に出題されることです。
文語文は表現が複雑で、漢字とカタカナのみで書かれることも多く、読み取りにくさが伴います。

何度も繰り返し読んで、読み慣れていくのが重要です。

また、現代文・古文・漢文が複雑に融合する「現古漢融合問題」も早稲田文化構想学部ならではの出題形式です。
この問題には、それぞれの文章を独立して内容を理解する一方、文章相互の関連性にも留意することがポイントとなります。

このように、特殊な出題形式が多いことも早稲田文化構想学部の国語試験の特徴としてあげられ、これらに対応できる読解力が求められています。

時間には余裕がありませんので、時間配分には十分気をつけてください。

早稲田文化構想学部【国語】への取り組み

早稲田文化構想学部の国語試験に向けた日頃の学習方法をステップ形式で以下のように記載します。
早稲田大学文化構想学部の国語試験に向けては、日頃から以下のような学習を心がけることが重要です。

  1. 論理的思考力を鍛える
  2. 読解スピード
  3. 古文/漢文の基礎知識の養成
  4. 過去問

ステップ1: まずは論理的思考力を鍛えるために、読後は文章の構成や論旨展開を意識して要約できるようにする。議論の構造を把握する力をつける。
ステップ2: 次に読解スピードを上げるために、日頃から多様なジャンルの本を広く読む。新書、評論、文芸作品などをバランスよく読み、読解量を増やしていく。
ステップ3: 過去問題集を利用し、実際の入試形式の文章を解きながら特殊な問題に対応できるよう訓練する。文語文や現古漢融合問題に反復して取り組む。
ステップ4: 基礎学力を着実に身につけるために、古文の熟語や文法、漢文の句法や語彙も欠かさず学習する。

具体的に国語の学力を上げていくためにどのようなことをしたら良いのかについてはこちらの記事を参照してください。

早稲田文化構想学部【国語】対策1:評論文[近代文語文]

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この設問ですが、文化構想の特殊形式の問題で評論文2,3題(どちらかが文語文)を読んで設問を解いていきます。

芸術、文化論の文章が出題される傾向が高いので、この分野での背景知識、単語の理解は必要不可欠です。
設問は例年7問ほどで、どちらか一方の文章を単独で聞いている設問は少ないです。
ですから、2つの文章の関係をいかに早く読み取っていくかがこの問題を読み解くことが大事になってきます。

文語文に読み慣れていない学生は、本文の内容自体を理解できないまたは読み進めるのが遅くなるという自体になってしまいます。

近代文語文とはどのようなものか?

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えば、早稲田大学文化構想学部の過去の入試問題には、以下のような近代文語文が出題されています。

「国語ハ支那語ヨリ出デタルコトハ勿論デアル。併シ其ノ後大ナル変遷ヲ遂グルニ至リテハ、イマヤ全ク異リタル性質ヲ有スルニ至レリ。(中略)喉ヨリ発スル음ハ支那語ト殆ド同ジ。然レドモ国語ノ発音ハ、支那語ノ如ク鼻ヨリ出ル音ガ少ク、口ヨリ発スル音ガ多イ。」
出典:明治時代の1894年に刊行された夏目漱石の論文「国語問題」の一節

文語体で書かれており、現代語に置き換えると以下のようになります。
「国語は支那語から出てきたことは間違いない。しかしその後大きな変化を遂げて、今では完全に違った性質をもつに至った。(中略)喉から出す音は支那語とほとんど同じだ。しかし、国語の発音は、支那語のように鼻から出る音が少なく、口から出す音が多い。」

このように、文語文は表現が複雑で読みにくいのが特徴です。

近代文語文の対策

まずは過去問を音読して読み慣れるのが合格への第一歩となります。
文章が読みづらいという場合は近代文語文でないという文章から読み進めるというのもオススメです。

近代文語文の対策

  • まずは、明治・大正時代の文語調の文章をできるだけ多く読み、文体に慣れることが重要です。
  • 読解の際は、音読することで内容を頭に入れやすくします。文章を何度も繰り返し音読することがポイントです。
  • 文語文対応力をつけるため、駿台文庫の「近代文語文 問題演習」の過去問を解いていきます。
  • 漢字や熟語の知識を確実にしておくことで、文意の把握が楽になります。
  • 表現や語彙の特徴を意識しながら繰り返し読むことで、文語文ならではの文体に徐々に慣れていきます。

また文語文は、過去に早稲田政治経済学部にも出題されているので、政経の過去問も受けてみても良いでしょう。

早稲田文化構想学部【国語】対策2:評論文

早稲田文化構想学部の大問2の評論文では、5000字を超える非常に長い文章が出題されるのが特徴です。
この長文評論文に対しては、まず序論と結論をしっかり読んで文章の論旨展開をつかむことが重要です。
さらに本論の各段落の冒頭と末尾の内容もチェックし、段落の役割と論理的な流れを意識して読み進める必要があります。

空所補充問題では、前後の文脈と論理展開から解答を導ける力が求められます。内容一致問題では選択肢を丁寧に吟味し、なぜ論旨と合致しないのかを考えることがポイントとなります。
注意すべき問題としては、選択肢を並び替えて脱文を挿入する問題や単純な脱文挿入問題があります。
こうした問題に対処するためには、日頃から文章の論理構造を綿密に見ていく必要があります。

長文評論文の読解力は、難関大学の過去問を繰り返し解くことで鍛えられます。
論理構造を意識した読解訓練を続けることで、速読力と精読力を高め、評論文の読解力を伸ばしていくことができます。

早稲田文化構想合格に必要な論理構造とは?

早稲田大学の国語入試では、単に文章を読むだけでなく、筆者の主張とその論理の流れをきちんと把握する力が求められています。
文章を読んでいても、筆者が何を主張しているのかイメージできないことがあると思います。
そうした場合、入試で文章の内容を正しく理解するのは難しくなってしまいます。
まず最初に、評論文では筆者が明確な主張を展開していることを認識することが大切です。

次に、その主張がどのような理由や具体例を通して説明されているのかを把握する必要があります。
筆者の主張と論理の展開を文章から丁寧にたどる訓練が必要不可欠なのです。

論理の流れを意識せずに単語の意味だけを追うのではなく、
筆者の主張とそれを支える論理構造をイメージできるようになることで、早稲田大学の国語入試に対応できるようになります。

早稲田文化構想学部【国語】対策3:現古漢融合文

現古漢融合文は、早稲田大学文化構想学部国語の特徴的な出題形式の一つです。
現古漢融合文では、一つの大問の中で現代文・古文・漢文が混在するという独特の形式をとっています。
具体的には、現代文が古文や漢文の内容を説明したり引用したりする 形式になっており、文章間には密接な関連性があります。

古文は中世から近世にかけての幅広い時代の文学作品から出題され、漢文も同様に文学作品から出題されることが多く、句読点の打たれていない白文もしばしば登場します。

そのため、出題される作品の著者や時代背景などの知識が求められます。また現代文を手掛かりに、未知の古文や漢文の内容を理解していく力が問われるのが現古漢融合文の特徴です。
このように現古漢融合文は、複数の文体が複雑に融合した形式が特徴的で、文章間の関連性を意識しながら、文脈から内容を推測する読解力が必要となります。

現古漢融合文では、以下のような過去問が出題されています。

  • 2016年度 – 甲は芥川龍之介の日記風文章、乙は芥川の小説『地獄変』の一節
  • 2017年度 – 甲は夏目漱石の文章、乙は『源氏物語』の一節、丙は『論語』の一節

現古漢融合文に対する具体的な対策は以下の通りです。

  1. 古文は、単語と文法をしっかりマスターする。単語帳を完璧に記憶し、文法も理解しておく。
  2. 漢文も同様に、基本的な句法や語彙をマスターしておく。
  3. その上で、長文の読解演習に取り組み、スピードと正確性を高める。
  4. 各文章を独立して読みながら、文章間の関係性にも注意する。
  5. 現代文を手掛かりに、古文や漢文の内容を推測し合う関連性を意識する。
  6. 過去問を繰り返し解き、未知の文章でも正確に理解できるよう訓練する。

こうした基礎力と読解力を高めることで、現古漢融合文に対応できるようになります。

早稲田文化構想学部【国語】で使える参考書

国語対策には以下の参考書がオススメです。

  1. ・近代文語文 問題演習(駿台文庫)
  2. ・現代文と格闘する(河合出版)

現代文古文漢文の参考書について詳しくはこちらからどうぞ

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