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文化構想学部

【2024年】早稲田文化構想【英語】解答速報と来年度に向けての対策

早稲田大学文化構想学部が2/12に入試を迎えました。

このブログ記事では英語の問題を分析していきます。

本文内の語句説明は全てジーニアス英和辞典より引用しています。

2024年早稲田文化構想学部英語全体講評

2024年早稲田大学文化構想の問題は毎年変わらずで良いですね。
問題については大きく易化した問題は特にありません。

大問3が昨年よりも文章がわかりやすいのは受験生にとっては良かったですが、
この問題はそもそも論として、原則形で判定して解いていく問題なので読んでいたら時間内に終わりません。

また、AIの話が大問2(A)と大問4と2つもテーマになっていたのには驚きでした。
今年のこれからの早稲田はAIが多く出るのでしょうか!?

もし文化構想を受けて、AIのことがわからない・・という人は、
AIについての基本的な論点は他の学部を受ける前に確認をしておいた方が良いでしょう。

解答作成には万全を期していますが、間違えている可能性は十分にありえます。速報ですので、参考程度に留めておいてください。少しですが解説・考え方も載せていますので参考にしてください。
重要:大学側から配点が公式に発表されてませんので、どれくらいあっていたら合格できるかはわかりません。

特に早稲田商学部を受験する人は要チェックです。

Keio
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2024年早稲田文化構想学部英語大問1

(A)
(1)a
(2)d
(3)c
(4)c
(5)c
(6)b
(7)d

(B)
(8)d
(9)b
(10)d
(11)c
(12)d
(13)a
(14)a

出典

(A):”The Emperor of All Maladies: A Biography of Cancer”
Siddhartha Mukherjee
(B):”The Seven Day Circle: The History and Meaning of the Week ” Eviatar Zerubavel

問題の難度

相変わらず大問1は難しいのでここで時間をかけてしまった人はその後で痛い目を見てしまったでしょう。
早稲田特有の考える空欄補充と思ってしまうかもしれませんが、
この大問は基本的に語法、単語で勝負が決まるケースが多いです。

覚えておきたい単語

quandary
〔…についての〕困惑, 当惑; 板ばさみ, 窮地(dilemma)〔about, over〕
in a quandary about what to do
何をしたらよいか途方に暮れて.

bannaer

2024年早稲田文化構想学部英語大問2

(A)
(15) c (16) c

(15)の根拠はテキストの一部、「In supervised learning, the system is given a series of categorized or labeled examples and told to make predictions about new examples it hasn’t seen yet, or for which the ground truth is not yet known.」にあります。これは教師あり学習では、システムが分類された、またはラベル付けされた例を与えられ、それを使ってまだ見たことのない新しい例について予測を立てると説明しているためです。これは、データが単なる離散的なアイテムだけでなく、それらを分類するためのシステムが組み込まれていることを示しています。

(16)の根拠は、「On all three fronts, there is a growing sense that more and more of the world is being turned over, in one way or another, to these mathematical and computational models.」という文にあります。これは、機械学習モデルが、数学的および計算モデルに、さまざまな形でどんどんと世界が委ねられていくという感覚が増していることを示しています。つまり、人間がかつて管理していた領域が機械学習によって引き継がれているという現在の傾向を指摘しています。
また、最後の一文、「they are steadily replacing both human judgment and explicitly programmed software of the more traditional variety.」もまた、答えの根拠になります。この文は、機械学習モデルが徐々に人間の判断や、より伝統的な明示的にプログラムされたソフトウェアの両方を置き換えていると述べています。

(B) (17) c (18) c (19) b

(17)の根拠はテキストに「The Rohingya living outside of Myanmar and in refugee camps in Bangladesh are commonly undocumented, making it necessary to rely upon estimates when assessing the overall size of the diaspora population.」とあるため、バングラデシュのキャンプにいるロヒンギャの人々は一般に書類がなく、その結果、彼らの人口の全体的な規模を評価する際には推定に頼る必要があると述べられています。これは報告された数が正確であるということを否定しています。

他の選択肢は以下の理由により正しいと言えるでしょう
(a)「バングラデシュはほとんどの亡命を求めるロヒンギャ人にとって好まれる目的地であった」というのはテキストに「with more than 700,000 Rohingya fleeing Myanmar in terror for the relative safety of Bangladesh, which has welcomed them」とあることから真実です。
(b)「バングラデシュはロヒンギャ難民を保護することに顕著な寛大さを示している」というのも上記の情報から正しいと言えます。
(d)「ミャンマー内のロヒンギャは極端な迫害を受けている」というのは、「the Myanmar military engaged in scorched-earth tactics that targeted civilian populations, razed hundreds of Rohingya villages with fire, murdered at least 9,000 Rohingya men, and unleashed a monstrous campaign of sexual violence against Rohingya women and girls」というテキストの記述から明らかです。

(18)の根拠は、テキストに以下のように記載されている部分です。
「Already extremely poor Rohingya refugees arrived in Bangladesh on foot carrying whatever possessions they could – cooking pots, sometimes rice, the occasional portable solar panel, and often infants and enfeebled elderly relatives.」これはバングラデシュに到着したロヒンギャ難民が極端な貧困状態にあることを示しています。
また、「Humanitarian agencies struggled to provide food, water and sanitation necessary for the rapidly growing and severely traumatized population」という部分は、バングラデシュのキャンプでの生活条件が厳しいことを示しています。同様に、ミャンマー内のロヒンギャに対する迫害の記述も、「the Myanmar military engaged in scorched-earth tactics that targeted civilian populations, razed hundreds of Rohingya villages with fire, murdered at least 9,000 Rohingya men, and unleashed a monstrous campaign of sexual violence against Rohingya women and girls」という部分で、彼らが非常に困難な状況にあることを示しています。

他の選択肢について:
(a) バングラデシュが失業やその他の経済・社会問題に直面しているとの記述はテキストにはありません。
(b) ロヒンギャがバングラデシュからミャンマーへ強制的に戻されたという記述はありません。
(d) ミャンマーにいるロヒンギャの状況がバングラデシュにいるロヒンギャの状況よりも良いという記述もテキストにはありません。むしろ、テキストはミャンマーでの過酷な迫害とバングラデシュにおける厳しい難民キャンプの状況を描写しています。

(19)の根拠は、キストが主にロヒンギャ人が直面している迫害と、彼らがバングラデシュに避難して設立した難民キャンプの状況に焦点を当てている点です。テキストには「バングラデシュとミャンマーの国境沿いでは、8月末から10月にかけて未占有だった土地が、地平線に伸びる竹、防水シート、泥でできた手狭な掘っ立て小屋の街に変わった」とあり、難民キャンプの様子を詳細に描写しています。

他の選択肢については、テキストとの関連が薄いか、全く関連がないため不適切です:
(a) 「竹と太陽光パネル:持続可能な建築」というタイトルは、テキストが持続可能な建築について語っているわけではないので不適切です。
(c) 「古代バングラデシュのロヒンギャのルーツ」というタイトルは、テキストがロヒンギャの起源や歴史について語っているわけではないため不適切です。
(d) 「ロヒンギャのジェノサイドと国際政治」というタイトルは、ジェノサイドが触れられてはいますが、国際政治についての議論は含まれていないため、この文章全体を表すタイトルとしては不完全です。

(C) (20)d (21)b (22)a (23)d (24)a

(20)の根拠は、”but our dread is greatly amplified when that monster is in the closet. Or under the bed.”
この文章が示すのは、モンスターがクローゼットの中やベッドの下のような身近な場所に存在するとき、私たちの恐怖が大いに増幅されるということです。これが問題のオプション (d)「日常的で馴染みのある場所に現れたとき、さらに恐ろしくなり得る」を支持する根拠となります。

(21)の根拠は、”In other words, studying monsters requires the mapping of social relations: discovering how identities, ideologies, and power dynamics are inscribed on the landscape and transformed by the presence of imaginary beasts.”

この文章は、モンスターの研究が社会関係のマッピングを必要とし、アイデンティティ、イデオロギー、権力のダイナミクスがいかに風景に刻まれ、想像上の獣の存在によって変容されるかを発見することを含む、と説明しています。これにより、モンスターの研究が場所の社会関係についての理解を深める手助けをすることが示されています。

(22)の根拠は、”To study monsters is to study how monstrous identities are codified in certain spaces (Dracula and Transylvania, for instance, or the Creature from the Black Lagoon).”

この文章は、モンスターの研究が、どのようにして特定の空間内でモンスター的アイデンティティが定義されるかを研究することであると述べています。ドラキュラとトランシルヴァニア、ブラックラグーンのクリーチャーとその生息地が例として挙げられており、これらのモンスターが関連する場所の認識を変える方法を示しています。

(23)の根拠は”Initially, my main goal was to create a seminar that gave advanced undergraduates and graduate students an opportunity to analyze monsters as windows onto particular historical moments, from the colonial era to the present, and to see how imaginary creatures resonated with social concerns in the past.”

この文章は、講座が始まった当初、講師の主な目的が、学生に植民地時代から現在に至る特定の歴史的瞬間におけるモンスターの分析を通じて、過去の社会的懸念と想像上の生き物がどのように共鳴していたかを見る機会を提供することであったと述べています。これは、コースが始まった当初は文化地理よりも歴史的社会問題に重点を置いていたことを示しています。

(24)の根拠は、”Monsters draw our attention to place… place is in large part what makes monsters scary.”

そして、さらに別の部分にも根拠があります:

“In other words, studying monsters requires the mapping of social relations: discovering how identities, ideologies, and power dynamics are inscribed on the landscape and transformed by the presence of imaginary beasts.”

これらの抜粋は、モンスターと場所の関係性が非常に重要であり、モンスターの研究を通じて社会関係のマッピングが必要であること、そして場所がモンスターの恐怖を際立たせる大きな要素であることを示しています。これにより、場所がモンスターを研究する上で不可欠なレンズであるという中心的な議論が成り立っています。

出典

(A) “Alignment Problem” Brian Christian
(B) “Myanmar’s Rohingya Genocide” Ronan Lee
(C) “Locating Monsters” Adam Golub

問題の難度

(A)
使われている単語は難しくないが、AIについての知識がないと話がわかりづらいかもしれないです。とはいえ、問題自体は難しはないので両方とも当てたい問題です。
(B)
Aに続いて時事的な問題です。一見分かりにくいですが、この問題についてもロヒンギャことがわからなくても問題は解けたかと思います。
(C)
A,Bと比べるとかなり抽象的な問題ですが、文章を通して一貫してモンスター=場所といっているのがわかれば問題を解くのは難しくありません。

覚えておきたい表現

(A)

単語 意味
a heap of 多量の、たくさんの
turn over ひっくり返す、転覆する
replace 取り替える、交換する
discrete 個別の、別々の

その他、compriseも要注意。
The United Kingdom comprises England, Scotland, Wales and Northern Ireland.
英国はイングランド, スコットランド, ウェールズ, 北アイルランドから成る
全体を主語として、構成要素が目的語になるのがcomprise。consist ofと同じ意味。

似ているのは、compose, constitute, make upで下記のように使います。
England, Scotland, Northern Ireland and Wales compose the United Kingdom.
構成要素が主語、全体が目的語。

上記が一般的な説明になりますが、現代英語では下記のような例が見られる。
Nine players comprise a baseball team.
The play is comprised of three acts.

(B)

単語 意味
genocide ジェノサイド、民族大量虐殺
unleash 解き放つ、引き起こす
atrocity 残虐行為、虐待
precipitate 促進する、引き起こす
humanitarian agencies 人道主義団体
persecute 迫害する

(C)

単語 意味
breach 違反する、破る
amplify 増幅する、拡大する
affiliate 提携する、加入する
resonate 響く、共感を呼ぶ
converge 集中する、収束する

問題文の解説・和訳

(A)
文章の要旨:機械学習は3領域で、人間・従来のソフトに置き換わっている。

分野 特徴 目的
教師なし学習 大量のデータからパターンや規則性を見つける データの理解、凝縮、表現、視覚化
教師あり学習 分類された例を基に予測を立てる 未知のデータへの予測
強化学習 報酬と罰を通じて最適な方法を学習 罰の最小化と報酬の最大化

全体の傾向:

  • 機械学習モデルは、単純なものからAIレベルまで複雑さが幅広い
  • 人間の判断や伝統的なソフトウェアを置き換えつつある
  • 世界各地でその使用が拡大している
クリックで和訳を表示。長いので隠しています
機械学習の分野には三つの主要な領域があります。教師なし学習では、機械にデータの山が与えられ、それを理解し、パターンや規則性を見つけ、データを要約したり表現したり視覚化したりする有用な方法を見つけるように言われます。教師あり学習では、システムに分類された、あるいはラベル付けされた例が与えられ、まだ見たことのない新しい例について、またはまだ正解が分かっていない例について予測を立てるように言われます。そして、強化学習では、システムは報酬と罰が与えられた環境に置かれ、罰を最小限に抑え、報酬を最大限に増やす最善の方法を見つけるように言われます。

これら三つの分野すべてにおいて、世界がどんどんと、ある形であれ別の形であれ、これらの数学的かつ計算モデルに委ねられていくという感覚が増しています。これらのモデルは複雑さに大きな範囲があり、一方ではスプレッドシートに収まるようなものから、他方では人工知能と呼べるかもしれないものまでありますが、着実に人間の判断力や、より伝統的な種類の明示的にプログラムされたソフトウェアの両方を置き換えています。

(B)
文章の要旨:ミャンマー軍の攻撃でロヒンギャが大量難民化。

ミャンマーの少数民族ロヒンギャは、2017年に軍による激しい弾圧を受けました。この過酷な弾圧には大量虐殺、性的暴力、放火が含まれ、70万人以上がバングラデシュの過密な難民キャンプに逃れる人道危機を引き起こしました。国際社会は注目していますが、複雑な政治状況と膨大なニーズの規模ゆえに、対応は依然として困難を極めています。

クリックで和訳を表示。長いので隠しています
ミャンマーのロヒンギャ族は徐々に、そして突如としてジェノサイドを経験した。数十年にわたる人権の制約が増加し、2017年には残酷な軍主導の「クリアランス作戦」によって世界の注目を集めた。ラカイン州北部で過激派を捜索していると主張するミャンマー軍は、民間人を標的にした焦土作戦を展開し、火を使って数百のロヒンギャ村を焼き払い、少なくとも9,000人のロヒンギャ男性を殺害し、ロヒンギャの女性や少女に対する凄惨な性暴力キャンペーンを解き放った。これらの暴行は、第二次世界大戦以降の地域における最大の強制移住を引き起こし、70万人以上のロヒンギャがミャンマーから恐怖を抱えて相対的な安全地であるバングラデシュへと逃れた。バングラデシュは彼らを歓迎した。すでに極度に貧しいロヒンギャ難民は、持てる財産を何でも持ち、徒歩でバングラデシュに到着した―料理鍋、時には米、たまに持ち運び可能な太陽光パネル、そしてしばしば乳児や足の不自由な高齢の親族を連れて。ミャンマー国外およびバングラデシュの難民キャンプにいるロヒンギャは一般に無国籍であり、そのため離散した人々の総人口を評価する際は推定に頼らざるを得ない。彼らはまた、ミャンマー軍によって解き放たれた性暴力の血塗られた証言と、軍のヘリコプターが大多数を占める竹でできたロヒンギャの村に火をまくために使われたという話を持ってきた。

バングラデシュとミャンマーの国境沿いでは、8月末から10月にかけて未占有だった土地が、地平線に伸びる竹、防水シート、泥でできた手狭な掘っ立て小屋の街に変わった。これらの新しいキャンプは設立から数週間で、ダブリンやワシントンD.C.のような大都市と同じだけの人口を抱えるようになった。人道支援団体は、急速に成長し深刻なトラウマを抱えた人口に必要な食料、水、衛生を提供することに苦労した。

(C)
要旨:モンスターは場所と深く結びつき、私たちの恐怖を増幅させる。それを学ぶことで、地理や社会関係の理解を深めることができる

クリックで和訳を表示。長いので隠しています
モンスターは、私たちの注意を場所に引きつけます。モンスターを生み出す地理から、それらによって侵害される公共の場や私的な空間に至るまで、場所は大きな部分で、モンスターを恐ろしくさせる要因です。私たちがモンスターを恐れる理由は多々あります—その異形の体、それが象徴する最深の恐怖、私たちに対するその悪意—ですが、そのモンスターがクローゼットの中にいたり、ベッドの下にいたりするとき、私たちの恐れは大いに増幅されます。町の外れに近づいたときや、通りを緩慢に歩いているときも同様です。場所とモンスター、場所と私たちの感じる怪物性は、切っても切れない関係にあります。したがって、モンスターを教えることは、場所を教えることを必要とします。

著書『マッピング・アメカン・カルチャー』の中で、ウェイン・ランクリンとマイケル・ステイナーは、「場所、しばしば認識されないが、経験の強力なである。人生は真空の中に存在するわけではない:全ては場所で起こる、壮大な歴史的ベントから最も個人的な出来事まで」と書いています。同様に、モンスターも「場所で起こる」です。マクロレベルでもミクロレベルでも、市を破壊するかあなたの家の階段の下にむかに関わらず、モンスターは場所を形り、場所によって形作られます。モンスターの研究は、学生たちに場所を「認識」する機会を与え、異質な空間が怪物的な特質を帯びることで恐ろしい場となる方法を探究する機会を与えます。

モンターの研究は、特定の空間でどのよう怪物的アイデンティティが符号化されるかを研究すること(例えばドラキュラとトランシルヴァニア、あるいはブラックラグーンのクリーチャーなど)。また、怪物的空間の組織、構築、破壊、そして表現の分析を強制します—例えば、ゴジラが暴れ回るとき東京に何が起こるか、ゾンビに蹂躙されショッピングモールに何が起こるかの分析。言い換えれば、モンスターの研究は社会関のマッピングを要求します:アイデンティティ、イデオロギー、そして力のダイナミクスが風景にどように刻まれ、想像上の獣の存在によってどのように変容されるかを発見することです。以下では、教室でモンスタを教える際に、我々が怪物的地理を概化しマッピングすることができる4つの方法を提案します:(1)モンスターと想像されたコミュニティ、(2)モンスターと自然、(3)モンスターと建造された環境、(4)モンスターと政治地理。

私が最初に「アメリカン・モンスターズ」というコースを計画したとき、空間や場所にこれほど焦点を当てる意図はありませんでした。当初の主な目的は、上級学部生や大学院生にモンスターを特定の歴史的瞬への窓として分析する機会を与え、過去にいて想像上の生き物が社会的懸念とどように響き合っていたかを見ることでした。しかし、初回のセメスターが進むつれ、私が割り当てたテキストとそれにつて行った議論は、繰り返し空間性というテーマに収束していることにすぐに気づきました。これらのモンスターがどこから来たのか、どこへ行ったのか、彼らが脅かし変えた風—これらの詳細は、何がこれらのモンスターを怖いものにし、特定の歴史的時代に何を響かせるのかを明らかにするうえで、何度も重要な意味を持ちました。セメスターの半ばに、空間と場所にもっと意識的に焦点を当てることに決めました。により、「アメリカン・モンスターズ」は、怪物怪物性に関する入門書であると同時に、化地理学の入門書となりました。

2024年早稲田文化構想学部英語大問3

(25) h
(26) c
(27) b
(28) g
(29) e
(30) a
(31) d

出典

“Metroethnicity, Naming and Mocknolect” John C. Maher

問題の難度

早稲田大学文化構想学部の典型的な文構造の問題です。
昨年度は文章内容が難しく解くことが難しい・・と感じた人が多かった問題ですが、
今年度は昨年に比べると読みやすい問題でした。
ただし、早稲田の問題は読みやすさ=解きやすさで一致しないので要注意してください。
例年通りで1,2問程度のミスで抑えたいところです。

2024年早稲田文化構想学部英語大問4

(32) f
(33) b
(34) i
(35) c
(36) j
(37) e
(38) d

問題の難度

例年通りの難度でできれば落としたくない問題です。
(37),(38)が悩ましいところですが、
(37)についてはwhat if という仮定に着目できたかどうか、
(38)については、fáir enóughという熟語がわかるかどうか。

覚えておきたい表現

Nów you’re tálking.
[同意・励ましを表して] それはいい, なかなかいいことを言う; そうこなくちゃ.

fáir enóugh
それは結構, 了解しました; [but節を伴って]それは(それで)結構だが.
“I’ll wash the dishes if you make dinner tonight.”
“Fair enough. How does pasta with clam sauce sound?”
「今夜夕食を作ってくれるなら, 私がお皿を洗うわよ」
「よし, いいよ.クラムソースのパスタはどう?」

2024年早稲田文化構想|大問5

The difference between art appreciation and knowledge is

下記のようにwhetherを使ってまとめて書くか、再度artとknowledgeを入れて書いても良いでしょう。

…whether value is realized immediately or through contemplation.
…whether the focus is on direct emotional experience or intellectual understanding.
…whether intrinsic value is emphasized or whether value emerges through application.
…that art offers immediate fulfillment, while knowledge requires contemplation.

要約問題の考え方

The difference から始まっているので、文章内から対比の構造を探すタイプの問題です。
何と何が対比されているのかは、文章から与えられているのであとはそれを本文から探してまとめるだけです。

  1. 文章全体のテーマ: 芸術鑑賞と知識の価値の違い
  2. 対比のポイント: 価値の実現様式

文章全体のテーマ

Those who possess a sense of values will esteem art, thought, and knowledge for their own sakes, not for their possible utility.

この文は、価値観を持つ人々が芸術、思考、知識をそれ自体のために尊重し、潜在的な利便性ではなく、直接的な精神状態への手段として評価することを示しています。

対比のポイント

Works of art being direct means to aesthetic ecstasy are direct means to good. And the disinterested pursuit and perception of scientific and philosophical truth, as they provoke analogous states of emotional intensity, may be assigned to the same class. Knowledge, however, is not, properly speaking, a direct means to good; its action is remote. Knowledge is a food of infinite potential value which must be assimilated by the intellect and imagination before it can become positively valuable. Only when it has been so assimilated does it become a direct means to good states of mind.

この部分は、芸術鑑賞と知識の価値の実現様式の違いを明確に示しています。

  • 芸術鑑賞: 直接的な手段として、美的陶酔や優れた精神状態をもたらす
  • 知識: 直接的な手段ではなく、潜在的な価値を持ち、知性と想像力によって理解・消化された後に、優れた精神状態をもたらす

出典

“Civilization” Clive Bell

問題の難度

芸術系の文章は出題された場合は抽象的になりがちで難しくなるのですが、
早稲田文化構想の場合はSummaryの冒頭が与えられているので、何をしたら良いのか明確です。
また、文章内でHoweverと転換点もわかりやすくなっているため、文章自体を理解するのは難しくはないでしょう。 あとは日頃から要約問題の対策をしていたかどうかです。

2025年早稲田文化構想学部を受ける人はどうするか?

まずは単語を覚えてください。基本的な単語帳をマスターするのは当然ですが、、
近年の早稲田大学の入試問題はそれだけでは全く足りません。
一昔前までは英検準1級まで覚えていればなんとかなりましたが、近年の入試では英検1級水準まで覚えてないと、戦いにならないのです。

かつて早稲田を受けてからアップデートされてない古い情報ではなく、

新課程に変わった令和の早稲田入試に備えてください。

たとえば、今年の早稲田文化構想ではamplifyやprecipitateといった1万語水準以上で高難度の単語も多くでていました。
ターゲットやシス単といった基本単語帳だけで乗り切れる時代は終わってしまったと思っても良いでしょう。

ピナクルという、塾でおすすめしている単語帳では両方とも載っていました。

これから早稲田を受けるのであれば、絶対におすすめの単語帳でしょう。

また、長文に出題されるテーマもAIやロヒンギャ問題など昨今の社会、国際情勢を踏まえたテーマが出てきています。

早稲田大学に合格したいのであれば、
英語力に限らず、日々社会問題にアンテナを貼って、世界での話題を考え続けることが重要です。

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Published by

小野 和久

高校時代の成績は、偏差値30いかない程度。その状態から、皆に合わせて予備校に行くもうまくいかず、浪人。浪人生活の中で独学で勉強法を編み出して早慶ダブル合格を果たし、慶應義塾大学経済学部に進学。その後、留学せずに英検1級、TOEIC990点、国連英検特A級を習得。 また、在学中に慶應早稲田専門の本塾を起業し、数々の偏差値30からの生徒を合格に導きました。当塾での合格の秘訣は、「考えて勉強をすること」です。 このような自身の経験から考えて勉強することの重要性を認識し、考えて勉強することで勉強を効率化してどんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供しています。早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA塾長。