理系ではさけて通ることができないのが、この数学3です。
よくわからない人からすると、難しいというイメージが先行して、できなくなってしまいますが、最初からきちんと行うことで、実は確実にできるようになるのがこの単元です。
ページ目次
本ブログではどのような教材を使うことで基礎的なことを理解できるのかをお伝えしていきます。
まずは、基本書を一冊終わらせるのが最優先になります。
どのような参考書を実施したらよいのか本記事ではお伝えしていきます。
スバラシク面白いと評判の初めから始める数学Ⅲ
おすすめ度 ★★★
特徴
本書は複素数平面、式と曲線、関数、数列の極限の分野を扱うPart1と、関数の極限、微分法と応用、積分法と応用を扱うPart2に別れています。
マセマシリーズの中で一番簡単な内容となっているので、公式や定義をある程度使いこねせるようになれます。
また、高校1、2年生であれば予習に使うこともできます。
メリット
初めて学ぶ方にも理解できるように非常に丁寧に講義形式で書かれているため、もっともわかりやすいという評判もあります。
問題も用意されており、その解説も丁寧に書かれている。完璧にすることで、基礎は身につきます。
デメリット
基礎は身につくが、入試レベルには到達できないため、他の問題集に進む必要があります。ある程度基礎ができている方には向きません。また、問題数も多くないため、他で補う必要があります。
基礎問題精講 数学Ⅲ
おすすめ度 ★★★
特徴
センター試験レベルの問題が一通りできる程度の力がつく一冊です。『基礎問』→『精講』→『解答』→『ポイント』→『演習問題』の流れで1つずつのテーマが進んでいきます。問題数は125問以上とまあまあな量があります。基礎問の解説で丁寧に書かれており、その説明をしっかり読むとレベルアップできます。
メリット
入試で必須な問題を抽出していて、良質であるため、この問題をやり込めば基礎固めは大丈夫になります。
参考書としても、問題集としても使うことができる上に応用に繋げられていけるように押さえておきたいポイントなどが書かれています。
デメリット
問題数は多くないのがこの問題集のデメリットになるでしょう。何回か繰り返して類問が欲しくなった場合はチャート式を行ってみるのが良いでしょう。
苦手な人に一番のおすすめは黄色チャートです。
坂田アキラの数Ⅲの微分積分が面白いほどわかる本
特徴
微分、積分に特化した一冊です。少しだけ極限の内容も扱っています。
丁寧すぎるといえるほどの解説と、非常に図や絵を多く使っていることから、初めて学ぶ人にとってもとっつきやすい一冊となっています。
メリット
熟読することで数Ⅲに対しての理解は深まります。
また、解説の独自の工夫なども多く、そこから得られるものも多いです。
デメリット
レベルは基礎的であるため、難関大学の受験レベルには到達することはできません。
また色や図形を多用しているため、見辛いと思う人もいるかもしれません
(坂田本特有のレイアウトですが、、このレイアウトに慣れれば、解説をわかりやすい!と感じれるでしょう)
使い方はこちら
スバラシク強くなると評判の元気が出る数学Ⅲ
特徴
初めから始める数学と同じシリーズの参考書なので同様の構成で各分野において簡単な解説や重要な公式がかかれており、その後に典型的、または解法を覚えておきたい問題が並びます。
しかし、内容はすこし難易度が上がり、受験数学の基礎固め、センター試験対策にはよい一冊です。
メリット
解説が丁寧にかかれているものの、問題は大学の過去問を含んでいたりと難易度はそこそこあるので、確実に理解しながらレベルアップが可能です。
また、シリーズの一貫なので、気に入ればそのまま『合格!数学』などに進むことができます。
デメリット
あまり問題数は多くないので、演習量を積みたい方にはむいていません。
また、難関大学を目指すのであれば、さらに難易度の高い問題集にすすむ必要があります。
合格る数学Ⅲ
特徴
数学で合格するためには、考え方だけでは足りません。
計算をいかに速くして行うかに着目して作られた教材です。数学3は新しい概念は複素平面程度でそれ以外は、数学2の概念の延長線です。(複素平面もベクトルと三角関数を利用するので、概念としては新しいものはでてこないといえばそうですが、、)
数学3を難しくしているのは、概念というよりは、複雑な計算です。
数学3が苦手な人はこれまでに紹介した教材のどれかで、数学3の基本勉強をした後にこの教材で、計算を練習積むことで数学3の基礎はバッチリです。
メリット
効率的に計算を行うためにはどうしたら良いのか?を各分野で確認することができます。難しい問題も載っていますので、これ一冊で計算練習は大丈夫でしょう。
デメリット
難しい問題も含まれていますので、全く数学3ができない学生がこの教材から取り組むのはやめましょう。
この教材の後はどのように進めれば良いのか?
上記では数学3の基本書を紹介しましたが、ここにある教材を終えた後は、もう少しレベルをあげた教材に移りましょう。
具体的には、1対1対応の数学があたるでしょう。
また、数学1A・2Bの基本書を紹介しておきますので数学3を行いながらわからないことなどがあれば、確認を進めていきましょう。
数学2Bの基礎を固める!オススメ参考書、勉強法
数学1Aの基礎を固める!オススメ参考書、勉強法
元気が出る数学の使い方|基礎を固めて成績を伸ばす方法
参考書数学界の神|坂田先生の教材の使い方は?
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