be used to 名詞で〜に慣れている。この表現はused to(かつては〜だった) という表現と勘違いしやすいので、注意しましょう。
attribute A to B で,Aの原因をBと考えるという意味になります。 因果関係を生む動詞は文章を読む上で非常に大事です。なぜなら、これだけで理由を説明するBecauseや、結果を表すthereforeと同じ意味になるのです。こうした語彙であれば、多くの人が注意している場合が多いですが、動詞の因果関係は見逃しがちです。パラフレーズを見抜くのであれば、確実に覚えておきたい表現でしょう。
文法の問題。副詞のenoughの使い方がわかるかどうかが鍵となります。副詞のenoughは形容詞を後ろから説明して、enoughの値がどれくらい十分なのかを説明しています。ここではyoung peopleがどれだけold(=mature)なのかということをto不定詞以降で表しています。
young people old enough to
下線部のstatistical illusionというのは、trueからの文章をさしています。このことから答えは3になります。
1が違う理由は、関係ないように見えて関係しているとは言っていません。むしろここでの論理は逆ですね。関係しているように見せて実際は関係ない事柄ということです。
2が違う理由はat a glanceだと関係しているように見えるので逆ですね。
4については、similar trendsというのが間違っています。simlar trendだとどっちかが上がった時に、どっちかも上がるという傾向でないとおかしいです。
設問4
これは文法問題です。 ought to have + vppという形がわからないと答えを導き出せません。すべきだったのにしなかったという意味になります。否定形と同じ扱いですね。それ以外の選択肢は実際に教訓を得たことになり現在法律が変わってないのと矛盾するのでバツになります。
設問5
これは知識問題ですので、日頃単語を覚える時に覚えてください。
設問6
this phenomenon(お酒を一つの場で過剰に摂取すること(以後A)) と the current laws(20歳から飲酒可,(以後B))の関係が [clear(誰がみても100%) のrelation なのか,以後①], [at least(最低限)のconnectedなのか,以後②]と言うのが問題になりますね。
まず空欄の前の方は、attribute (A) directly to (B) ではないといっていますので、at leastの方の選択肢が入ります。
①In july one of Taiwan’s top newspapers, United Daily News, published a story based on supposedly leaked minutes from a secret government meeting. ②America had asked Taiwan to manufacture biological weapons at a lab run by the island’s defence ministry, the report claimed. ③Taiwanese and American officials quickly denied it. ④The allegedly leaked minutes, it transpired, were not written in the usual style of Taiwanese government records. ⑤They were filled with official-sounding phrases used in mainland China, but not Taiwan. ⑥This was likely Chinese disinformation, Taiwanese officials said. ⑦Yet the story spread to Taiwanese talk shows and influencers. ⑧Within weeks it had evolved into a wilder claim: ⑧Taiwan was going to collect 150,000 samples of Taiwanese blood and hand them over to the Americans, so that they could develop a virus to kill Chinese people. 出典:”China is flooding Taiwan with disinformation”From The Economist
VOA Learning Englishあたりから始めて徐々に英文記事に慣れていくといいだろう。
英検準1級くらいまでの単語を覚えたらThe New York TimesやBBC Newsなどにも挑戦してほしい。
そのあたりまでいけば馴染みのある分野なら大体読めるくらいになってるはずだ。もちろん一番の対策は過去問演習であることには間違いないのだが、それと並行して上記のような多読を行うと盤石な実力がつく。
ぜひ時間のあるうちに始めて見てほしい。
問題の難易度自体はいずれも標準的ではあるが、いかんせん量が多めなのでサクサク解いていく必要がある。英文の出典はThe New York TimesやThe Guardianなど有名どころのメディア紙が多い。早稲田の社学とも出典の傾向は似通っているので、過去問が尽きたらそのあたりもついでに解いておくといいだろう。ちなみに上で挙げた2紙は去年も出典元になっている。