早稲田大学法学部
このブログでは、早稲田大学法学部の国語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
全体概観
私立大学の入試の中では、トップレベルの国語(特に現代文)の入試問題です。
また、政治経済学部と違って、知識問題の割合は少なく、内容理解問題が多くを占めているため、90分で解いて高得点を取るのは至難の業です。
現代文の難易度がかなり高く中途半端な勉強をしていた学生は文章を読んでも、理解できない抽象的な文章です。こうした抽象度の高い文章を読み砕いていくためには、現代文頻出テーマの理解、キーワード、漢字の勉強は必須です。
一方で、古文入試については、早稲田大学標準並みです。
この古文の問題をいかに早く解いて、現代文の読解、問題を解くのに時間を使えるのかが勝負になってきます。
2016年度から漢文で大問が1問でるようになっていますので、漢文の対策も必須となります。
配点
外国語:60/150点 時間90分
国語(現代文/古典):50/150点 時間90分
世界史or日本史or政治経済or数学:40/150点
問題の傾向、時間配分について
ここからは、大問ごとの問題傾向と理想的な時間配分について、お伝えしていきます。
古文漢文
古文漢文問題。古文の文章に関連した漢文問題が出題されている。通常の文法だけでなく、和歌に関する知識も忘れずに覚えてください。
歌論が出題されていたこともあります。今後出る可能性がありますの注意してください。
多くの受験生は、一般的な物語を読むのに時間を使ってしまい、和歌や歌論まで手がまわらないですが、早稲田に受かりたいのであれば、こうした分野まで対策を行ってください。
漢文は漢詩の基礎知識を覚えてください。漢詩との組み合わせで問題が出題されることが多くあります。また、漢詩以外でももちろん、句形などのセンター程度の文章を読み切ることができる程度の基礎知識は必要です。
2016年度より漢文の長文問題が出題されています。付け焼き刃の知識でなんとなく読むというのではなく、簡単めな問題集、次にセンター入試など
古文は現代文に比べると、問題のレベルは早稲田標準レベルよりで問題としては平易でしょう。
15分以内で解き終えて、現代文に時間を回せるようにしてください。
現代文について
非常に抽象的で読みつらい文章が出題されます。
具体的な例に置き換えて読み進めていかないと何を言ってるのか?が全くわからなくなってきます。筆者が何を言おうとしているのか?を読み取ってください。
もちろん、大学側もそれを望んでいるようで傍線部説明問題が設問の殆どを占めます。
傍線部説明問題はその傍線部の内容を聞いているわけではなくて、その部分で筆者がどのようなことを繰り返し主張しているかを聞いています。
筆者の論旨を取れるように普段から練習を積んでおいてください。
記述/論述問題の対策をどうするか?
法学部特有の100字以上の記述問題ですが、文章を書く前にかならず何を聞かれているのか?を確認してから解いていきましょう。
理由を聞かれているのか?、定義を聞かれているのか?、因果関係を聞かれているのか?、など初めの出発点を間違えるとぜんぜん違うことを書いてしまいます。
時間がないため焦ってしまうことは十分にわかりますが、まずは「問題文を正確に読む」ことがスタートになるでしょう。
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