早稲田大学商学部
倍率が高く人気のある学部の割には試験自体の難易度が低いので、一問のミス=不合格に繋がります。本気で合格したい学生は最低でも8割から8.5分は取れる学力が必要になってきます。
全体概観:配点60点 時間60分
評論文1問、古文漢文融合問題となっています。
大問Ⅰ
例年は問題文が長いものでしたが、昨年度は比較的短めの文章が出題されています。文章のレベルは早稲田大学標準です。
商学部の現代文は、他の大学ではあまり見られない特殊な形式の問題がでることが多々あります。特に気をつけるべき問題は「余分な文章を探す問題」「空欄補充問題」「適語抜き出し問題」です。
余分な文書を探す問題とは?
この問題を解くにあたって論理展開を把握できるようになっておくのは必要不可欠です。問題を解くのは文章を読み終わってからで大丈夫ですが、読みながらちょっと変だな?と感じたら印をつけておきましょう。多くの場合が因果が逆になっていたり、対比がおかしくなっています。
空所補充問題とは?
空所補充問題で大事なのは、3つです。
①解くタイミング②論理展開の把握③選択肢の言葉を文章内で置き換える
①解くタイミングはよほど現代文が得意(偏差値75以上)でない限り、文書を読み終えてから解くのを推奨します。多くの受験生にとって文書を読んで、論理展開を把握することと問題を解くことを同じレベルで行うことはマルチタスクとなり脳みそのメモリを大きく消費します。その結果どちらも中途半端に終ってしまう結果になります。ですから、文章を読んでから解くのを推奨しています。
②論理展開の把握は上記の余分な文書を探す問題で書いてあることと同じです。論理展開がわかる=筆者の主張+どのような論拠で主張をしているかが明確にわかることです。
③選択肢の言葉を文章内で置き換えるというのは、言葉を自分の知っている言葉で考えないということです。多くの受験生が選択肢の言葉を自分が知っている意味で考えて文章内でどのような意味で問われているのか?をわからない状態で適当にマークをして間違えてしまっています。
空欄補充問題を解くときには上記3点を気をつけましょう。
適語抜き出し問題とは?
この問題は問題文を見ていきなり探しだすのではなくて、設問を読んでどのような言葉が欲しいのかを考えてから探し出しましょう。そのためには文章内の内容が論理的に理解できていることが肝心です。
大問Ⅱ
古文漢文融合問題です。標準的な知識で古文漢文双方とも解くことができます。和歌問題が出題される場合があるので、 和歌の知識まで覚えておくことを忘れずに!
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