As、When、Whileの使い分け
AsとWhen、そしてWhileは絶対に覚えておくべき接続詞です。
それぞれの単語は使えるけど、使い分けはできないという方も多いのではないでしょうか。。使い方によっては意味はほとんど同じように見えますが、微妙に違いもあるのです。
入試ではこの微妙な感覚の違いが合否を分けることもあるので、この3単語はしっかりと正しい使い分けをしないといけません。
そこで、今回はこの三単語の使い分けをお伝えしていきますのでしっかり理解してください。
3単語の基本的な意味
まずはAs、When、Whileの基本的な意味を復習しましょう。
Whenは「いつ」という意味の接続詞ですね。
I was with her when you called me.(あなたが電話した時、私は彼女と一緒にいたわ。)
Whileは「~している間」という意味です。
While I was cleaning the room, my brother was watching TV.(私が部屋の掃除をしている間、弟はテレビを見ていた。)
最後の厄介なのがAsです。
Asにはたくさんの意味があり、どれも重要なものですが、、今回覚えていただきたいのは、「~しているときに」というものです。
He arrived as I was leaving. 僕が出ているときに、彼は到着した。
基本的な使い方が分かったところで、早速具体的に見ていきましょう。
Asの意味は?
Asは2つのイベントが同時に起きていることを表現するときに使います。
Asの後に来る動詞は様々ですが、動詞が進行形になっていた場合には、他の行動が起きていた時に起きた、もしくは妨害したアクションを強調します。
As I walked to the door, I saw him chatting with her.(ドアに向かって歩いていると、彼が彼女と話しているのを見た。)
この例文では「歩いている」ときに「見た」と2つのイベントが同時に起きていますよね。
As the actor was leaving, his fans gathered around him.(その俳優が去っていると、ファンが彼を取り囲んだ。)
俳優が去っていると、ファンが瞬時に彼の周りを囲んだ様子がイメージできますか?
2つのアクションがほぼ同時に起きているのでAsが使用されます。
Whenの意味は?
Whenは、1つの完了したイベントが起こったことを示します。
この場合には、動詞が進行形になっていることが多いです。
He was singing when she called him.(彼女が彼を呼んだとき、彼は歌を歌っていた。)
文脈によっては、whenはafter「~の後で」と同じ意味を持つことがあります。
When I get home, I’ll call you.(家に着いたら、電話するよ。)
just whenとなった場合には「まさにそのとき」と、ある出来事が起きていることを表します。
The phone always rings just when I get home.(家に帰ったら、いつも電話が鳴るよ)
WhileとAsの違いは?
WhileとAsは長い出来事や行動が同時に起きていた時に使用されます。
動詞の普通形も、進行形も使用することができます。
We were sitting on the chairs as they were playing baseball.(彼らが野球をしている間、僕たちは椅子に座っていたよ)
We spent a couple of hours talking about our futures while he played his favorite musics.(彼らがお気に入りの曲をかけている間、僕たちは数時間将来について話し合ったんだ)
主語 or動詞なしのWhenとWhileの用法
WhenとWhileは主語or動詞がなくても使用できます。
■主語がないパターン
He read his book while waiting for the train.(彼は電車を待っている間、本を読んだ。)
■動詞がないパターン
Turn right and you get to the convenience store. When there, take the next turning left.(右に曲がるとコンビニにつくよ。そこに着いたら、左に曲がるといいよ。)
注意点としては、Asにはこの用法がないということです。Asはいつも主語と動詞とカップル関係なのです。
He read his book as he waited for the train.
ASWEHNWHILE使い方まとめ
as when while の違いは理解できましたでしょうか?
この違いは難しいですが、理解すると表現力が広がり、またネイティブの感覚も理解できるようになります。
学校ではなかな教えてくれない部分でもありますので、、今回の記事で理解ができたのであれば幸いです。英語の勉強法全体についてはこちらの記事で記載しています。
また、当塾では上記のように学校では教えてくれないような英文法の細かい部分までお伝えしております。
このような部分もただの丸暗記ではなく、理解を伴っていくことで確実に力をつけることができるのです。
当塾では、早稲田慶應に合格するためにどのような勉強をしたら良いのか・・・
直接、間接目的語の違い
仮定法でIf I Wasじゃなくて I Wereが使われている理由
偏差値30から早慶合格の英語勉強法とは?
to not V? not to V ? どっちが正しいのか?
Published by