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準動詞とは?不定詞、動名詞、分詞の使い方を簡単に説明

2020.05.30

ページ目次準動詞とは何かを徹底解説準動詞とは?不定詞の説明動名詞の説明分詞の説明準動詞の正体とは? 準動詞とは何かを徹底解説 どれも英語を使用するうえでは大切であり、絶対に避けて通ることはできません。 今回はそれぞれの用法を簡単に説明いたします。 難しい不定詞も今回でマスターしちゃいましょう! 準動

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  • 準動詞とは何かを徹底解説

    [word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="line" name_position="under_avatar" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" font_color="#ffffff" bg_color="#70a6ff" font_size="22" balloon_full_width="true"]準動詞って何? と思っている方は多いかもしれません。 単純に言うのであれば、準動詞とは不定詞、動名詞、分詞のことです。[/word_balloon]

    どれも英語を使用するうえでは大切であり、絶対に避けて通ることはできません。

    今回はそれぞれの用法を簡単に説明いたします。

    難しい不定詞も今回でマスターしちゃいましょう!

    [toc]

    準動詞とは?

    すでに述べましたが準動詞とは不定詞、動名詞、分詞のことです。

    1つずつ簡単におさらいしていきましょう。

    不定詞は

    I have a lot of things to do today. 今日やらなきゃいけないことがたくさんあるんだ。

    のto do todayが不定詞ですね。

     

    動名詞は

    I enjoy reading books. 私は本を読むのが大好きだ。

    のreading booksが動名詞。

     

    最後に分詞は

    The woman wearing a red hat is my mother. 赤の帽子をかぶっているのが私の母親です。

    のwearing a red hadが分詞部分です。

     

    ここまで見てきて準動詞の意味が分かりましたか?

    分かりませんよね。

    ここからはそれぞれの文法を分かりやすく解説していきます。

    すると最後にあなたは準動詞の正体がわかるでしょう。

    不定詞の説明

    不定詞の基本の形は

    to+動詞の原形

    この形さえ覚えておけば不定詞は8割がたマスターしたようなものです。

    ここからは不定詞の3つの使い方を簡単に見ていきましょう。

    He likes to dance. 彼はダンスをするのが好きだ。

    to danceの部分は「ダンスをすること」と名詞になっていますよね。

    不定詞の名詞用法は最も簡単な使い方です。

     

    I need something to write. 何か書くものが必要だ。

    このto writeが修飾しているのはsomethingです。

    名詞を修飾しているので、これは不定詞の形容詞用法。

    不定詞の形容詞用法は、名詞についての情報を教えてくれます

     

    He came to help me. 彼は僕を助けるために来てくれた。

    to help meが修飾しているのは動詞のcame。

    動詞を修飾しているので、これは不定詞の副詞用法です。

    副詞用法は「~するために」と訳せば、比較的簡単に理解できるはずです。

    動名詞の説明

    動名詞は動詞+ingの形が基本です。

    例えばswimmingやdancingなどがそうですね。

    動名詞はその名の通り名詞ですが、動詞のように使用することもできます。

    例えば

    swimming in the lake.

    drinking juice

    など。

     

    例文を見て理解を深めていきましょう。

    Dancing is fun. 踊ることは楽しい。

    動名詞のdancingが主語になっているパターンです。

     

    I’m addicted to playing video games. 僕はビデオゲーム中毒だよ。

    この動名詞playingはtoの目的語になっています。

     

    I don’t like his way of eating. 彼の食べ方は好きじゃないんだ。

    動名詞eatingは前置詞ofの目的語になっています。

     

    分詞の説明

    分詞は形容詞として使用される動詞のことです。

    分詞には現在形分詞(~ingで終わる)過去分詞(~ed、~t等の過去形の形で終わる)があります。

     

    現在形分詞には1つの熟語として使用されるようなものもあります。

    そのいい例が

    boiling water  沸騰したお湯

    a broken window / door… 壊れた窓、ドア

    breaking news 速報

    です。

     

    例文を見ながら分詞の理解を深めていきましょう。

    I like scones crammed with cream 私はクリームが詰まったスコーンが好きです。

    このcrammedが修飾しているのはsconesです。

     

    I like that laughing man. 僕はあの笑っている男性が好きだ。

    現在時制の分詞構文。

    laughingが修飾しているのは名詞のmanですね。

    準動詞の正体とは?

    ここまで見てきて分かるように準動詞は時制を示さない動詞のことです。

    言い換えれば動詞に憧れを持つファンということです。

     

    どういうことかというと

    準動詞は動詞に憧れを持つ、つまり動詞になりたいと思っています。

    しかし動詞になることはできないので、動詞の真似をしているのです。

    準動詞は動詞の意味を持ってはいますが、動詞そのものではないのです。

     

    最後に例文を見ていきましょう。

    I hate dancing. 私は踊ることが嫌いだ。

    「踊る」という意味のdanceがing形になっていますね。

    これはなんだかわかりますか?

    dancingが修飾しているのは「嫌う」という意味の動詞hateなので動名詞です。

     

    これが動詞に憧れを持つ準動詞ということは明らかですよね。

    何故ならI dancing.とは絶対に出来ませんから。

     

    準動詞の見分け方として

    S+VのVの位置に動詞が置けないものは準動詞というものがあります。

     

    例えば

    She laughing.

    I to write something.

    などには絶対できません。

    準動詞は動詞の使い方をしますが、動詞ではないということを覚えておきましょう。

    [plus url1="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/chokusetsutokannsetsu/" title1="直接、間接目的語の違い" url2="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/wasjanakutewere/" title2="仮定法でIf I Wasじゃなくて I Wereが使われている理由" url3="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/english-benkyo/" title3="偏差値30から早慶合格の英語勉強法とは?" url4="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/which-nottov-tonotv/" title4="to not V? not to V ? どっちが正しいのか?" ]

How long VS How much time? 時間についての疑問文をマスター

2020.05.30

How long VS How long time 時間を尋ねる表現は混乱しやすく、多くの方が使い方を間違っています。 How long、How long time、How much time, How many time。 この4つの表現のうち、2つは間違いです。 今回は時間を尋ねる疑問視を徹底解

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  • How long VS How long time

    時間を尋ねる表現は混乱しやすく、多くの方が使い方を間違っています。

    How long、How long time、How much time, How many time。

    この4つの表現のうち、2つは間違いです。

    今回は時間を尋ねる疑問視を徹底解説します。

    [toc]

    How longとHow long timeはよく似ていますが、1つは正解で、1つは間違いです。

    以下3つの例文を見てください。

    1.How long time have you been married? どのくらい長く結婚しているのですか?

    2.How long have you been here?  どのくらい長くここにいるのですか?

    3.How many time have you been to Tokyo? 何回東京に行ったことがありますか?

    3つの例文で間違っているのは2つあります。

    まずは2から見ていきましょう。

    How long have you been here?

    実は正解は2だけです。

    なぜ2だけが正解なのか?

    How long~?は「どのくらい長く~」という意味で、時間を尋ねる表現です。

    答えは1分間、1時間、1日、1年間も知れません。

    How longという表現だけで、時間を尋ねています。

    そしてHow longと現在完了形の相性はばっちりということも覚えておきましょう。

    How long have you worked here? どのくらいここで働いているのですか?

    How long have you lived in Moscow? どのくらいモスクワに住んでいるのですか?

    もちろん、How longは現在形、過去形、未来形などの時制とも使われます。

    しかし、よく使われるのはHow long have / has~?の形です。

    How long time は間違い?

    次は1の例文を見ていきましょう。

    How long time have you been married?

    これは間違いの例文です。

    何が間違いなのかわかりますか?

    先ほどHow longという表現は時間を尋ねると紹介しました。

    つまり、How longだけで時間を表現するので、Timeは不要というわけですね。

    正しい形にすると、以下の通りになります。

    How long have you been married?

    How long time did you sleep on the train?

    電車の中でどのくらい眠ったの?

    これも間違いですね。  Timeは余計です。

    正しくはHow long did you sleep on the train?

    How long timeは一見すると、言葉の流れもよく、正しく見えますよね。

    でもHow long timeは間違い。 正しくはHow longです。

     

    3の例文も間違いです。

    How many time have you been to Tokyo?

    正しい形はわかりますか?

    正しくはHow many times have you been to Tokyo?

    How much time VS How many times

    How longは正しくて、How long timeは間違いでしたね。

    次に見ていくのはHow much timeとHow many timesです。 混乱しますよね。

    「How much timeは正しいから、How long timeも正解!」

    と覚えている人もいるでしょう。

    でも、何度も言いますがHow long timeは間違いです。

    How much timeの意味は、How longとほとんど同じです。

    How much timeも時間を尋ねる表現です。

    例文を見ていきましょう。

    How much time have you waited?

    How long have you waited?

    どのくらい待っているの?

    どちらも正しくて、意味は同じです。

    このようにHow longとHow much timeは言い換えることができます。

    How much time does it take you to get to school?

    通学時間はどのくらいかかるの?

    この例文をHow longを使って言い換えることはできますか? 簡単ですね。

    How long does it take you to get to school?

    How much timeとHow longの意味は同じですが、会話ではHow longの方が好まれます。

    どちらを使おうか迷ったら、How longを使用するといいですね。

    次に見ていくのはHow many timesです。

    How many timesはHow much timeと全く違うものです。

    How many timesは「何回」と回数を尋ねる表現

    How many times did you watch the movie E.T.?

    ETは何回見たことがありますか? 回数を聞いている表現ですよね。

    答えは1回かもしれませんし、2,000回かもしれません。

    How many times have you gone to Japan?  日本には何回行ったことがあるの?

    注意点はHow many timesとsが必ずつくことです。

    How many timeではなく、How many timesが鉄則。

    今回の記事のまとめ

    How long と How much timeも違いは理解できましたか?

    学校ではこのような基本的な言葉の定義はなかな教えてくれない部分でもありますので、、
    今回の記事で理解ができたのであれば幸いです。

    [plus url1="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/chokusetsutokannsetsu/" title1="直接、間接目的語の違い" url2="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/wasjanakutewere/" title2="仮定法でIf I Wasじゃなくて I Wereが使われている理由" url3="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/english-benkyo/" title3="偏差値30から早慶合格の英語勉強法とは?" url4="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/which-nottov-tonotv/" title4="to not V? not to V ? どっちが正しいのか?" ]

仮定法でIf I Wasじゃなくて I Wereが使われている理由

2020.05.29

ページ目次仮定法の秘密とは?If I WasじゃなくてIf I Wereになる理由If I wasが正しくなるときもある?If I wasは正しい?まとめ 仮定法の秘密とは? 学校の授業や参考書ではI was、He was、She wasと習います。 これは言うまでもなく、正しい過去形の形です。 で

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  • 仮定法の秘密とは?

    学校の授業や参考書ではI was、He was、She wasと習います。

    これは言うまでもなく、正しい過去形の形です。
    ではI were、He were、She wereはどうでしょうか?
    実はこれも文法的に正しくなるときがあります。

    それは一体どういう時でしょうか。本記事で説明していきます。

    [toc]

    If I WasじゃなくてIf I Wereになる理由

    If I wasではなく、If I wereになる理由は、
    それは仮定法だからです。

    仮定法は事実や現実とは違うことを話すときに使用されます。
    実際には、私はあなたではありません。

    そのため、仮定法では、If I / He / She / It WEREという形にすることで、
    聞いたり見たりした時にこれは仮定法だぞ!というのがすぐにわかります。

    この点をわかりやすく理解するために仮定法では

    were を利用しているのです。

    仮定法の例文

    例文を見てみましょう。

    If I were rich, I would quit the job.
    もし僕がお金持ちだったら、仕事を辞めるのに。

    この例文の本当の意味は、「お金持ちじゃないから、仕事を辞めることができない」。

    If he were taller, he would be a model.
    彼は背が高ければ、モデルになれたのに。
    実際には、彼の背は低いので、モデルにはなれていません。

    She would go out with him if she were nicer.
    彼女がもう少しいい人だったら、彼と付き合っていたのに。
    実際には、彼女は優しくないので、彼と付き合っていません。

    If I wasが正しくなるときもある?

    ネイティブの中には、If I was、If he was、If she wasと使う方もいます。
    仮定の度合いで, If I wasを利用しているとのことです。

    しかし、仮定法でのWasの使用はインフォーマル(口頭でなら伝わる)です。
    そのため、公式の文書や資格試験で利用するのは避けたほうがよいでしょう。

    If I wasは正しい?

    実はIf I / He / She / It wasが正しくなる時もあります。
    しかし、それが正しくなるのは,多くの場合仮定法ではありません。

    If I / He / She / It wasが正しくなるのは、直接法の時です。
    直接法と仮定法の違いは複雑ですが、簡単に言えば直接法は将来起こる可能性もあれば、起こらない可能性もあるということです。
    例文を見ていきましょう。
    1.If I was sick, she would take me to the hospital.
    もし僕が病気だったら、彼女は病院に連れていくだろう。
    2.If I were sick, I wouldn’t go to the party.
    もし僕が病気なら、パーティーには行かなかっただろう。
    1の例文は、直接法です。
    直接法の場合、IfはWhenever「いつでも」と置き換えることができます。
    2の例文は、仮定法です。
    「僕」は病気ではありませんが、病気だった「場合」を仮定しているのです。
    少々ややこしいですね。

    仮定法と直接法を見分けるのは、多くの文章に慣れるしかありません。

    まとめ

    仮定法でif I was を使う理由の理解はできましたでしょうか? 
    仮定法は難しいですが、理解すると表現力が広がり、またネイティブの感覚も理解できるようになります。
    まだまだ仮定法ができてないな・・・という受験生は、お気軽にご相談ください。
    当塾では、早稲田慶應に合格するためにどのような勉強をしたら良いのか・・・
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    お気軽にこちらよりご相談ください。

【使い方】パラグラフ・リーディング ナビ|圧倒的に成績を伸ばす方法

2019.08.09

参考書の特色 対象者 偏差値50~65 英文の読み方を身に付けたい人向け センターレベル〜MARCHレベル程度の英文を使ってパラグラフリーディングを身に着ける本です。 1パラグラフというかなり基本的な文章から、数パラグラフに及ぶ文章を読んでいきます。 パラグラフリーディングは英文を読む上でもっとも基

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  • [toc]

    参考書の特色

    対象者

    偏差値50~65 英文の読み方を身に付けたい人向け

    センターレベル〜MARCHレベル程度の英文を使ってパラグラフリーディングを身に着ける本です。

    1パラグラフというかなり基本的な文章から、数パラグラフに及ぶ文章を読んでいきます。

    パラグラフリーディングは英文を読む上でもっとも基本的な読み方で、
    これが身についていないと入試英文を読み下すのはかなり難しいでしょう。
    逆を言えばこれさえ身につければほとんどの英文には対応できるようになります。

    例えばセンター試験の第6問はパラグラフリーディングができればすぐに解くことができます。

    また英文の構造は現代文の評論ともほとんど同じなので、
    これを身につければ英語だけでなく国語の成績も上がります。

    できる人は自然にできることなのですが、一度体系的に訓練を積んでおくと自信につながりますので、読み方に不安があるのであれば上記のレベル帯以上の人にもおすすめです。

    使い方

    使用期間

    1~2ヶ月程度

    英文の構造やカタマリを意識しながら解き進めていきましょう。パッセージ全体の主張と各パラグラフの主張をおさえられるかが勝負です。
    余裕があれば要約までできると完璧です。
    パラグラフリーディングができるようになれば各段落の要約や全体の要約がスラスラ書ける(言える)はずですのでぜひチャレンジしてみてください。

【英語】時、条件の副詞節では未来形がつかえない理由

2019.05.18

<2019年5月18日に更新しました。> 生徒からよくある質問のひとつです。 これに対する解答は諸説あります。 例えば、 「ifは確率50%の表現なので100%の確信を示すwillとは併用できない」、 「主節が未来を表しているのだからわざわざ副詞節にもwillを用いることはない」、 「i

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  • <2019年5月18日に更新しました。>

    生徒からよくある質問のひとつです。

    これに対する解答は諸説あります。

    例えば、
    「ifは確率50%の表現なので100%の確信を示すwillとは併用できない」、
    「主節が未来を表しているのだからわざわざ副詞節にもwillを用いることはない」、
    「ifやwhenなどはそもそもそれ自体に未来の意味が含まれているのだからwillと併用する必要がそもそもない」
    などとよく説明されます。

    こうした説明でも良いのですが、今回は現在形と”未来形”にフォーカスしてみましょう。

    動詞の形と時制について

    まずは1つ考えてみてほしいのですが、
    “動詞の形のみ”を変えることによって表現できる英語の時制はいくつあるでしょうか?

    例えばstudyという動詞で考えてみましょう。

    study(現在形) studied(過去形

    この2つは間違いないですね。 動詞の語形のみで時制を表すことが出来ています。

    それでは“未来形”と言われているかたちはどうかというと、

    will(be going to) study

    これはwill(助動詞)+動詞の原形ですね。
    未来を表している表現ではありますが、動詞の形が変化して時制を表しているのではなく、willまたはbe going toの部分が未来を表しているに過ぎません。

    つまり動詞の未来形というものは存在しないと言うこともできるわけですね。

    もちろん動詞の形を述語動詞Vと考えれば、未来形も認められ、完了形や進行形も時制に含みます。むしろ学参などはこちらの見方で書いてあるものが多いです。
    基本的にどちらが正しいというのはあまりありませんが、今回は未来形が存在しないという原理主義的な視点でみていきます。

    ではなぜ動詞の未来形がないかというと、そもそも現在形だけでも未来のことは表せるように出来ているんですね。

    どういうことかと言いますと、現在形の用法は細かいものを除けば大きくわけて3つあり、それぞれ①習慣②不変の真理③確定した未来となっています。

    ③確定した未来

    一番わかりやすいのは③で、例えば以下のような用法です。
    The train arrives at eight.(その電車は8時に着く)

    特に何事もなければ、電車は来る時間はあらかじめ決まっているのが普通なのでこの場合のarrivesは確定した未来を表していると言えます。電車が来るということを習慣的に捉えれば①として考えても問題ないでしょう。

    ②不変の真理

    ②の不変の真理ですが、例えば以下のような文章です。
    The sun rises in the east.(太陽は東からのぼる)

    この例文の事実は過去・現在・未来で変わりません。つまりこの文は過去・現在・未来すべてに言及していると言えます。やはり未来のことについて現在形で述べることが出来ています。

    ①習慣

    ①は例えば、
    I go to school.(私は学校に行く)

    というような感じですが、この文の意味するところは、「これまでも学校に通っていてこれからも学校に通う」ということです。これからのことについても言及しているかたちなのでやはり未来のことを表現出来ています。

    まとめ

    ということで現在形はそれ自体で未来のことも表現できるということがわかっていただけたでしょうか。
    このように現在形を見直すと、「時・条件を表す副詞節の中では未来のことを現在形で表すというルールもとても自然なものに思えてきませんか?

    よって、今回の結論は「未来のことを話す際、時・条件の副詞節内においては、現在形を用いれば”未来形”を使う必要がなく、必要がないのでwillを使わないということになります。

    丸暗記でこのルールを覚えるのはそれはそれで構いませんが、こんな風に本質的なところから考えていくと面白いうえに忘れにくいのでおすすめです。

    その他英語で勉強をしていて、お困りのことや、学校の先生や塾で教わったけれどわからない・・ということがあればお気軽にご相談ください。
    こちらからご相談いただけます。

【英語】情報構造とは?旧情報と新情報の違いまで詳しく解説

2017.03.19

英語は日本語と違う性格の持ち主です。 英語の性格を理解することはあらゆる面で役に立ちます。 今回は英語の持つ性格の1つ情報構造というものを紹介します。 情報構造を理解することで英語そのものの理解が深まります。 情報構造とは? 英語だけに関わらず、どの言語を話すときにも私たちは伝えたいことを文章に込め

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  • 英語は日本語と違う性格の持ち主です。

    英語の性格を理解することはあらゆる面で役に立ちます。

    今回は英語の持つ性格の1つ情報構造というものを紹介します。

    情報構造を理解することで英語そのものの理解が深まります。

    [toc]

    情報構造とは?

    英語だけに関わらず、どの言語を話すときにも私たちは伝えたいことを文章に込めます。

    まずは皆さんに1つ質問させてください。

    皆さんは昨日何しましたか?

    ちゃんと答えてくれましたか?

    人によって回答は様々ですが、例えば「学校に行った」や「友達と遊んだ」、もしくは「恋人とデートした」などの回答が多いと思います。

    この回答が伝えたいことです。

    正確に書くと

    「あなたは昨日何しましたか?」という質問に対して、

    「私は学校に行きました」と回答したとします。

    この「学校に行きました」の部分が伝えたいことなのです。

     

    このようにほぼ全ての文章にはスピーカーの伝えたいこと・情報が込められています。

    それは英語も同じです。

    しかし英語の場合は少し構造が違います。

     

    英語の情報構造では伝えたいことを後ろに持ってくるのです。

    多くの方は倒置法を思い浮かべて、伝えたいことは前に持ってくるべきだと考えます。

    しかし英語では違います。

     

    英語の情報構造はサスペンスの帝王だと思ってください。

    どういうことかというと、サスペンスドラマや映画で一番伝えたいことは殺人犯人や殺人の動機ですよね。

    犯人や動機はドラマや映画の最後に明かされます。

    その結果、私たちの心には大きな印象が残るのです。

     

    英語の情報構造も同じです。

    英語の場合は、スピーカーの伝えたいことが犯人や動機です。

    文の始めには驚きを起こさない一般的なことを述べて、最後に犯人、つまり言いたいことを述べるのです。

    少し理解できましたか?

    ここからは英語の情報構造について詳しく見ていきます。

    旧情報と新情報とは?

    英語の情報構造では旧情報と新情報を理解することが大事です。

    旧情報とは英語でOld Information、もしくはKnown Informationと言われます。

    旧情報はKnown Informationで理解した方が分かりやすいかもしれません。

     

    Known Informationを日本語に訳すと「知られている情報」です。

    つまりスピーカーだけではなく、話し相手や読んでいる方も知っている共通の情報や一般的な情報のことです。

    誰もが知っている情報なので驚きも何もありませんね。

    一方新情報はNew InformationやUnknown Informationと呼ばれます。

    Unknown Informationとは「知られていない情報」。

    つまりスピーカーや筆者が最も伝えたい情報のことです。

    新情報は驚きがあるのでサスペンスでいうと犯人や犯行動機に当たりますね。

    ここまで見てきて分かったことは3つ。

    ・英語の情報構造では旧情報→新情報の順になる。

    ・旧情報は誰もが知っている情報

    ・新情報はスピーカーやライターが伝えたい情報のこと

    なぜ情報構造を知っておくことが大切なのでしょうか?

    情報構造を知っていると、リーディングやリスニングで役立つことは、

    もちろん、スピーキングやライティングで自分が英語を使用するときにも役立つからです。

    例文と共に英語の情報構造を見ていきましょう。

    What do you need? 何が必要なの?

    I need something to drink, because I’m thirsty. 
    のどが渇いているから何か飲み物が欲しいです。

    この文章で旧情報はI needです。

    新情報はsomething~thirstyまで。

    新情報の部分である「何か飲むものが欲しい、のどが渇いている」を質問者は知らないですよね。

     

    A:When did you read that book? その本はいつ読んだの?

    B:I read it last year. 去年読みました。

    旧情報はI read it「読みました」ですよね。

    AさんはBさんがすでにその本を読んだことを知っているのですから。

    Aさんが知らないのは「Bさんがいつその本を読んだのか」ということです。

    そのため新情報はAさんが知りたかったLast yearですね。

    このように質問形式だと簡単にわかりますよね。

    A: He loves Mary. 彼はメリーを愛している。

    B: No, he loves Jun. 違うよ、彼はジュンを愛しているんだよ。

    この文章で旧情報はHe loves。

    新情報はJunです。

    Aさんの意見に訂正を加えています。

    Harry Potter is tale of normal boy who learns he is a wizard. As he learns this shocking fact, Harry Potter decides to attend Hogwarts School for wizards. In wizarding world, Harry has been really famous, because Harry is the only one who survived from He Who Must Not Be Named.

    「ハリー・ポッター」は自身が魔法使いであることを知った少年の物語。彼はこの衝撃的な事実を知ったので、魔法使いの学校ホグワーツに通うことに決めました。魔法使いの世界では。ハリー・ポッターはとても有名です、何故なら彼は名前を呼んではいけないあの人から唯一生き残った少年だからです。

    この例文で新情報は太字の部分です。

    このように対話文でなくとも旧情報と新情報は組合わされます。

    英語の文章ではすでに述べた新情報が次の文章では旧情報になることが多いです。

    例えばhe is a wizardという新情報が次の文章ではAs he learns this shocking fact,と旧情報となっています。

    このように前後の文脈がつながっているので、ある1文の意味が分からなくても、その前後の文、特に旧情報と新情報の関係を掴むと文章の流れをつかむことができるのです。

    情報構造を理解することで、英語の全体的なスキルが上がります。

    普段から英文を読むときに筆者の主張を見つけようとすることが一番の練習です。

    ぜひ、今回のポイントを押さえて、英文を読んでみてください。

【英語】無生物主語とは?使い方から上手な訳し方まで大紹介!

2017.01.13

無生物主語は生物じゃないものが主語になっているだけ。 このように考えてはいませんか? 無生物主語は日本語にはない文法のためしっかりと理解する必要があります。 また訳し方もコツがいる少し難しいものです。 今回は無生物主語を使いこなせるようになって、ネイティブのような英語を使えるようになりましょう。 ペ

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  • 無生物主語は生物じゃないものが主語になっているだけ。

    このように考えてはいませんか?

    無生物主語は日本語にはない文法のためしっかりと理解する必要があります。

    また訳し方もコツがいる少し難しいものです。

    今回は無生物主語を使いこなせるようになって、ネイティブのような英語を使えるようになりましょう。

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    無生物主語とは?

    無生物主語とは、その名の通り生物ではないものが主語となっているものです。

    無生物主語となる対象は天気やイベント、時間などなど。

    つまり無生物主語とは

    人間や動物以外のものと覚えましょう。

    例を見ると理解を深めることができるので、早速例を見ていきましょう。

    無生物主語を使った例文

    The weather is good. 良い天気です。

    主語はThe weather=天気ですね。

    もちろん生物ではないので、これは無生物主語です。

     

    This street will take you to the station.この道を行けば駅に着きます。

    主語はThis street。

    これもまた生き物ではないので無生物主語です。

    これは直訳すると「この道があなたを駅まで連れていきます」となってかなり不自然ですよね。

    無生物主語を訳すときにはちょっとしたコツがあります。

    もしも直訳すると減点対象になるので、後ほど紹介するコツをマスターしましょう。

     

    最後にもう1文だけ無生物主語の例文を見てみましょう。

    The good idea came to my mind.いい考えが思いついた。

    主語はThe good ideaです。

    「考え」は生きていないので無生物主語。

     

    この3文を見て気づいたことはありますか?

    無生物主語+be動詞+形容詞となれば、直訳しても不自然な日本語になりません

    しかし、無生物主語+動詞+目的語となれば訳し方に注意が必要です。

     

    無生物主語とセットで使われやすい動詞

    実は無生物主語と共に使われやすい動詞というものがあります。

    それらの動詞を覚えることは無生物主語を攻略する大きな手助けとなります。

    では早速見ていきましょう。

    ・Remind 思い出させる

    remind A of Bで「AにBを思い出させる」という意味で有名ですよね。

    これは無生物を主語に迎えることが多い動詞です。

    The movie reminded me of my bittersweet first-love.その映画は私に甘酸っぱい初恋を思い出させた。

    主語には無生物のThe movieが使われていますよね。

    ・Make ~にする

    「作る」という意味で有名のmakeですが、「~にする」という意味も超重要。

    「~にする」という意味で使われると主語には無生物が使われることが多いです。

    Her smile makes me happy. 彼女の笑顔は私を幸せにした。

    主語は息をしないHer smileです。

    ・Keep・Prevent ~させない

    Keep / Prevent A from ~ingの形で頻出ですよね。

    意味は「Aに~させない」です。

    The worry keep/prevent him from sleeping. 心配事が彼を眠らせない

    他には・・・

    BringやTake、Causeなどあります。

    無生物主語とセットで使われる動詞は数が多すぎるので、全て覚えようとする必要はありません。

    無生物主語を理解する大きなポイントは、たくさん英文を読んで慣れることです。

    下記を読む前に名詞構文について書いた下記記事を参照下さい。

    参照: 名詞構文とは?学校では教えてくれない理解するときに役立つコツを大紹介!

    名詞構文と合わせてかんがえてみよう!

    名詞構文を訳す際の大きなコツは、

    脇役こそ主役ということです。

    このコツを深く掘っていきましょう。

    先ほど見たように無生物を主語とする動詞というものがありました。

    これらの動詞は他動詞と言われるもので、後ろに目的語を必要とする動詞です。

    例えば先ほども紹介したmake。

    Her smile makes me happy.

    主語はher smileで他動詞makeの後ろにはmeという目的語がありますよね。

    この文での主役=主語は無生物のher smile、脇役は目的語のmeです。

    ではこの文を直訳してみましょう。

    「彼女の笑顔は私を幸せにした。」

    不自然ですよね?

    では先ほど紹介したコツに従って、脇役である目的語を主役にしてみるとどうでしょうか?

    「私は彼女の笑顔を見ると幸せな気持ちになった」

    こっちの方がずっと自然ですよね!

     

    続けてすでに紹介した例文を見て練習しましょう。

    The movie reminded me of my bittersweet first-love.

    脇役である目的語はmeですね。

    ではmeを主役に変えて訳してみましょう。

    「私はこの映画を見ると初恋を思い出した」

    いい感じですよね。

     

    では次はどうでしょうか。

    The worry keep/prevent him from sleeping.

    脇役であるhimを訳すときは主役にすると次のように訳せます。

    「彼は悩みごとのせいで眠れない」

    簡単ですよね?

     

    無生物主語の厄介なポイントは後ろに動詞が来た時だけです。
    でも動詞が来ても目的語を主役にして訳すと驚くほど自然になります。

    今回のコツを心がけて、たくさんの英文を読んでみてください。

    すると自然に無生物主語を完璧に理解できているはずです。

     

【英語】名詞の格とは何か?主格・目的格・所有格の使い分けをマスター!

2017.01.10

名詞の使い分けが難しい。 主格、目的格、所有格とか難しい言葉で言われても混乱しちゃう。 このように思っている方は少なくはありません。 しかし名詞の格を理解することは基本中の基本です。 今回は誰でもわかるように簡単に説明しますので、格の使い分けをマスターしましょう! 名詞の格って何? 名詞の格とは文中

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  • 名詞の使い分けが難しい。

    主格、目的格、所有格とか難しい言葉で言われても混乱しちゃう。

    このように思っている方は少なくはありません。

    しかし名詞の格を理解することは基本中の基本です。

    今回は誰でもわかるように簡単に説明しますので、格の使い分けをマスターしましょう!

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    名詞の格って何?

    名詞の格とは文中で名詞がどのような働きをしているかによって決まります。

    文中で名詞は主人公の役割をしている?

    文中で名詞は何かの持ち物を表している?

    文中で名詞は他の単語から何か貰っている?

    名詞はatやin等の前置詞の後ろに来ている?

    これらの質問に答えることができると名詞の格をマスターしたと言っても過言ではありません。

     

    名詞の格は主格、所有格、目的格の3つに分けることができます。

    今回はこの3つの格を使い分けることができるようになりましょう。

    基本的に名詞は形が変わらない

    動詞は時制によって形が変わりますよね。

    例えば

    walk – walking – walked…

    talk – talking – talked…

    しかし名詞は基本的には形が変わるということはありません。

    例外は1つだけ。

    持ち物を表す所有格だけは名詞の後ろに’sがつきます。

    例えば

    Depp’s song is popular. デップの歌は人気です。

    Depp’sと後ろに「‘s」がついていますね。

    文の主人公となる主格

    主格とは簡単に言えば、

    文章の主人公のことです。

     

    まずは日本語で確認してみましょう。

    「ジョンはたくさん歌を歌います」

    この文章中での主人公=主格は何でしょうか?

    「ジョン」ですよね。

     

    ではこの文を英語にしてみましょう。

    John sings many songs.

    主人公は「John」ですね。

    つまり主格は「John」です。

     

    もう1つ例を見てみましょう。

     

    Depp is a comedian. デップは芸人です

    この文の主人公は「Depp」ですよね。

    文中には「comedian」という名詞もあって迷いますが、「comedian」は「Depp」の職業を表していて主人公ではありません。

    このように主格の後ろにbe動詞+職業・名前などの主格を表現する名詞が来ると主格=名詞となります

    目的格

    目的格とは、「~を」、「~に」などの「~」の部分です。

    目的格を見つけるのは少し難しいかもしれませんが、慣れれば簡単です。

     

    Show him the book now. 彼に本を見せて

    目的格に当たるのはどれでしょうか?

    「彼に」に当たる「him」ですね。

     

    My sister bought the book. 妹は本を買った

    目的格は「book」です。

    コツを掴めば簡単ですよね。

     

    目的格を見分けるコツの1つは、

    動詞を見て「何を?」、「誰に?」と尋ねることです。

     

    My dad gave me the book. お父さんがボクに本をくれた。

    まずは動詞を見ましょう。

    動詞は「~を与える」という意味の「give」。

    では「何を・誰に与えた」のでしょうか?

    簡単ですね、「本」を「ボク」に与えたのです。

    この例文のように文中に目的格が2つくることがあります。

    「与えられる本」は直接目的語、本の受取人である「ボク」は間接目的語と言います。

     

    ここでまた1つコツを学びましょう。

    文中に目的格が2つある場合は「宅配便の関係」が成り立つということです。

     

    どういうことかというと、文の主人公である主格が「何か=直接目的語」を「誰か=間接目的語」に送っているのです。

    送り主は主格、送りものは直接目的語、受取人は間接目的語ですね。

     

    Mike threw his father the ball. マイクは父親にボールを投げた。

    宅配便の関係で格を見分けていきますよ。

    文の主人公である送り主はMikeです。

    Mikeは何を送ったのでしょうか?

    送りものである直接目的語はthe ball。

    the ballの受取人である間接目的語はhis fatherです。

     

    最後に覚えておきたい目的格のルールは、

    前置詞の後ろに来る名詞は目的格だということです。

     

    She eats with me. 彼女は私と一緒に食べた。

    前置詞であるwithの後ろに来ているmeが目的格です。

     

    すでに紹介したMy dad gave me the book.という例文は次のように書くことができます。

    My dad gave the book to me. お父さんが本をくれた

    前置詞toの後ろに来ているmeが目的格ですね。

    所有格

    所有格とは「私の」や「あなたの」の「の」のことです。つまり人やモノの持ち物を表現するものです。

    英語ではアポストロフフィとsがついた「’s」で示されます。

    もちろんそれだけではなくyour、my、his、her、their、そしてitsの代名詞も所有格です。

     

    Hanako’s cellphone is red. ハナコの携帯電話は赤いです。

    Hanako’sと所有格の形になっていますよね。

     

    最後にもう1つだけ例題を見ましょう。

    Taro’s shoes are white. タロウの靴は白いです。

    所有格はTaro’sですね。

    名詞の格の表を覚えよう!

    上記のことを頭のなかに入れた上で、以下格の表を覚えましょう。何度も何度も口ずさむことで覚えることができます。最初のうちは大変ですが、、、頑張って覚えましょう。