偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

  • 資料請求
  • カウンセリング

2018年早稲田大学理工数学|過去問徹底研究 大問5

2019.09.06

早稲田大学理工過去問徹底研究 2018年 大問5 方針の立て方 (1)と(2)は実際に簡単な図を描くことで解答を得る. (3)前問(1)と(2)で見た通り頂点の選び方で共通部分が変わる.頂点の選び方は70通りあるが,回転での対称性を考慮すれば,考えるべきパターン数はもっと減るのではと考え,一先ず虱潰

  • …続きを読む
  • 早稲田大学理工過去問徹底研究 2018年 大問5

    方針の立て方

    (1)と(2)は実際に簡単な図を描くことで解答を得る.
    (3)前問(1)と(2)で見た通り頂点の選び方で共通部分が変わる.頂点の選び方は70通りあるが,回転での対称性を考慮すれば,考えるべきパターン数はもっと減るのではと考え,一先ず虱潰しで考えてみる.すると実際,考えるべきパターン数は多くならないため,数え上げる.

    解答例

    (1)
    立方体の各面の中心を頂点とする立体となる.
    よって,正八面体……(答)

    (2)
    \mathrm{A}_\mathrm{1}\mathrm{A}_\mathrm{7}\mathrm{A}_\mathrm{4}\mathrm{A}_\mathrm{6}が立方体の中心で交わるのみ.
    よって,点……(答)

    (3)
    4点の頂点の選び方は,全部で_{8}\mathrm{C}_{4}=70通り.
    以下では,1つの面に着目(図では面\mathrm{A}_\mathrm{1}\mathrm{A}_\mathrm{2}\mathrm{A}_\mathrm{3}\mathrm{A}_\mathrm{4})し,その面から何個の頂点が選ばれているかで場合分けする.選ばれた頂点を●で表すことにする.
    (ⅰ)4個の場合

    上図のような場合,共通部分はない.
    4つの●が集合する面の選び方を考えれば,回転して左図のパターンになるものは全部で6通りあることが分かる.
    (ⅱ)3点の場合
    (ⅱ―ⅰ)

    上図のような場合,共通部分はない.
    上図の\mathrm{A}_\mathrm{2}のように,隣り合うすべての頂点が選ばれている点の配置を考えれば,回転して上図のパターンになるものは全部で8通りあることが分かる.
    (ⅱ―ⅱ)

    上図のような場合,共通部分は1点となる.
    上図の\mathrm{A}_\mathrm{2}\mathrm{A}_\mathrm{3}or\mathrm{A}_\mathrm{1}\mathrm{A}_\mathrm{2}のような線分の配置を考えれば,回転して上図のどちらかのパターンになるものは全部で24通りあることが分かる.
    (ⅱ―ⅲ)

    上図のような場合,共通部分は立体図形となる.
    上図の\mathrm{A}_\mathrm{8}のように,隣り合うすべての頂点が選ばれていない点の配置は8通りあり,3点が集合する面がどの配置にあるかで3通りあるため,回転して上図のパターンになるものは全部で24通りあることが分かる.
    (ⅲ)2点の場合
    (ⅲ―ⅰ)

    上図のような場合,共通部分は線分となる.
    回転して上図のパターンになるものは全部で6通りある.
    (ⅲ―ⅱ)

    上図のような場合,共通部分は立体図形となる.
    回転して上図のパターンになるものは全部で2通りある.
    以上より,
    \begin{cases} p=\frac{6+8}{70}=\frac{1}{5} \\ q_0=\frac{24}{70}=\frac{12}{35} \\ q_1=\frac{6}{70}=\frac{3}{35} \\ q_2=\frac{0}{70}=0 \\ q_3=\frac{24+2}{70}=\frac{13}{35} \end{cases}……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策数学|過去問徹底研究 大問6

2019.09.04

2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問6 方針の立て方 簡単に解ける公式や規則性等は見つけられないので,地道に書き出して考える.(2)でさえ高々16通りを考えればよいのだから,綺麗に解くことに時間を割くよりは,ケアレスミスにだけ気を付けてしらみつぶししたほうがコスパが良い. 解答例 (6

  • …続きを読む
  • 2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問6

    方針の立て方

    簡単に解ける公式や規則性等は見つけられないので,地道に書き出して考える.(2)でさえ高々16通りを考えればよいのだから,綺麗に解くことに時間を割くよりは,ケアレスミスにだけ気を付けてしらみつぶししたほうがコスパが良い.

    解答例
    (65)(66)……\frac{1}{2}
    (67)(68)……\frac{1}{2}
    (69)(70)……\frac{1}{2}
    (71)(72)(73)(74)……\frac{5}{8}
    (75)(76)(77)(78)……\frac{3}{8}
    (79)(80)(81)(82)……\frac{3}{8}
    (83)(84)(85)(86)……\frac{1}{8}

    解説

    (1)
    政党Aについて:YNY,YYNとY↔Nで入れ替えた4通り.\therefore\frac{4}{8}=\frac{1}{2}……(答)
    政党Bについて:NYY,YYNとY↔Nで入れ替えた4通り.\therefore\frac{4}{8}=\frac{1}{2}……(答)
    政党Cについて:NYY,YNYとY↔Nで入れ替えた4通り.\therefore\frac{4}{8}=\frac{1}{2}……(答)

    (2)
    YとNの並びを\mathrm{AB}\mathrm{C}_1\mathrm{C}_2の順で表す.
    政党Aについて:YYYN,NYYN(Y↔Nの入れ替えは含まない)と,YYNY,YNYY,YNYN,YYNNおよびY↔Nで入れ替えた計10通り.\therefore\frac{10}{16}=\frac{5}{8}……(答)
    政党Bについて:YYNY,YNNY(Y↔Nの入れ替えは含まない)と,NYYY,YYNNおよびY↔Nで入れ替えた計6通り.\therefore\frac{6}{16}=\frac{3}{8}……(答)
    政党\mathrm{C}_1について:YNYY,YNNY(Y↔Nの入れ替えは含まない)と,NYYY,YNYNおよびY↔Nで入れ替えた計6通り.\therefore\frac{6}{16}=\frac{3}{8}……(答)
    政党\mathrm{C}_2について:NYYY,NYYN(Y↔Nの入れ替えは含まない)の2通り.\therefore\frac{2}{16}=\frac{1}{8}……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問5

2019.09.04

2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問5 方針の立て方 円形の図形と接するときは,まず中心と接点を結ぶ線を描くことを典型解法としておさえよう.そして,中心と接点を結んだ線を活かすためには,中心とさらにどこか1点を結ぶことが必要となると考えられる.OFを引くと,中心,点E,点O,円と円弧の

  • …続きを読む
  • 2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問5

    方針の立て方

    円形の図形と接するときは,まず中心と接点を結ぶ線を描くことを典型解法としておさえよう.そして,中心と接点を結んだ線を活かすためには,中心とさらにどこか1点を結ぶことが必要となると考えられる.OFを引くと,中心,点E,点O,円と円弧の接点の4点を通って使い道が広いと考え,この線を引くことにする.そうすると,OF=4が成り立つので,これを最終的な等式に使うと考え,必要な情報を集める.

    解答例
    (55)(56)……36
    (57)(58)(59)(60)……\frac{02}{13}
    (61)(62)……10
    (63)(64)……13

    解説

    (1)
    大円の半径の長さをx寸とおく.また,大円,中円,小円の中心を,それぞれ\mathrm{O},\mathrm{O}^\prime,\mathrm{O}^{\prime\prime}とする.

    各円の半径を考えることで,\mathrm{O}\mathrm{O}^\prime=9+x,\mathrm{O}\mathrm{O}^{\prime\prime}=4+x,\mathrm{O}^\prime\mathrm{O}^{\prime\prime}=13と分かる.
    よって,三平方の定理から,図の点線の\mathrm{O}^{\prime\prime}より左側の線分の長さは12,右側の線分の長さは4\sqrt xと分かる.
    よって,点線全体の長さは12+4\sqrt xであり,三平方の定理から\mathrm{O}\mathrm{O}^\primeの長さは,\sqrt{\left(x-9\right)^2+\left(12+4\sqrt x\right)^2}と分かる.これと9+xが等しいため,
    9+x=\sqrt{\left(x-9\right)^2+\left(12+4\sqrt x\right)^2}
    が成り立つ.これを解くと,x=36……(答)

    (2)

    上図のように,線分ADと線分CBの交点をEとし,直線OEと弧ABとの交点をFとする.また,円の中心とEを結んだ線分の長さをy寸とし,円の半径の長さをx寸とする.
    \triangleOBCに対して余弦定理を用いると,
    {\rm BC}^2={\rm OC}^2+{\rm OB}^2-2\cdot\mathrm{OC}\cdot\mathrm{OB}\cdot\cos{\angle\mathrm{AOB}}\Leftrightarrow{\rm BC}^2=1^2+4^2-2\cdot1\cdot4\cdot\frac{5}{8}=12
    \thereforeBC=2\sqrt3
    角の二等分線の定理よりCE\colonEB=1\colon4であることから,
    CE=\frac{2\sqrt3}{5},EB=\frac{8\sqrt3}{5}
    \triangleOCEに対して余弦定理を用いると,
    {\mathrm{CE}}^2={\mathrm{OC}}^2+{\mathrm{OE}}^2-2\cdot\mathrm{OC}\cdot\mathrm{OE}\cdot\cos{\frac{1}{2}\angle\mathrm{AOB} }
    \cos{\frac{1}{2}\angle\mathrm{AOB}}=\sqrt{\frac{1+\cos{\angle\mathrm{AOB}}}{2}}=\frac{\sqrt{13}}{4}より,
    {\mathrm{CE}}^2={\mathrm{OC}}^2+{\mathrm{OE}}^2-2\cdot\mathrm{OC}\cdot\mathrm{OE}\cdot\cos{\frac{1}{2}\angle\mathrm{AOB}}\Longleftrightarrow\left(\frac{2\sqrt3}{5}\right)^2=1^2+{\mathrm{OE}}^2-2\cdot1\cdot\mathrm{OE}\cdot\frac{\sqrt{13}}{4}
    これを解くと,
    OE=\frac{2\sqrt{13}}{5},\frac{\sqrt{13}}{10}
    OE>1より,
    OE=\frac{2\sqrt{13}}{5}
    ここで,\angleCEO=\angleDEO=\angleAEFより,
    \sin{\angle\mathrm{AEF}}=\sin{\angle\mathrm{CEO}}
    正弦定理より,
    \frac{1}{\sin{\angle\mathrm{CEO}}}=\frac{\frac{2\sqrt3}{5}}{\sin{\angle\mathrm{COE}}}\Leftrightarrow\sin{\angle\mathrm{CEO}}=\frac{5\sqrt{1-{\mathrm{cos}}^2\angle\mathrm{COE} }}{2\sqrt3}=\frac{5\sqrt{1-\left(\frac{\sqrt{13}}{4}\right)^2}}{2\sqrt3}=\frac{5}{8}
    であるから,
    y=\frac{x}{\sin{\angle\mathrm{AEF}}}=\frac{8}{5}x
    線分OFの長さは4寸だから,
    \mathrm{OE}+x+y=4\Leftrightarrow\frac{2\sqrt{13}}{5}+x+\frac{8}{5}x=4\Leftrightarrow x=\frac{2}{13}\left(10-\sqrt{13}\right)……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問4

2019.09.04

2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問4 方針の立て方 問題文で「2つの曲線が交点Pで接するとは,Pにおける接線が一致することを意味し」という部分に着目し,これに沿って考える.つまり,接点の座標をおいて,その点での2曲線の接線をそれぞれ求めて,その2つの接線が一致する条件を書き下す. 面

  • …続きを読む
  • 2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問4

    方針の立て方

    問題文で「2つの曲線が交点Pで接するとは,Pにおける接線が一致することを意味し」という部分に着目し,これに沿って考える.つまり,接点の座標をおいて,その点での2曲線の接線をそれぞれ求めて,その2つの接線が一致する条件を書き下す.
    面積の方は典型的な問題であるため特筆事項なし.

    解答例
    (43)(44)(45)(46)……\frac{-3}{04}
    (47)(48)(49)(50)……\frac{13}{04}
    (51)(52)(53)(54)……\frac{08}{03}

    解説

    CC_1の接点のx座標とCC_2の接点のx座標((43)~(50))について
    CC_1の接点のx座標をx=\alphaCC_2の接点のx座標をx=\betaとする.
    Cについて,y^\prime=x+aである.
    よって,x=\alpha(y=\frac{1}{2}\alpha^2+a\alpha+b)での接線はy=\left(\alpha+a\right)x-\frac{1}{2}\alpha^2+b…①であり,x=\beta(y=\frac{1}{2}\beta^2+a\beta+b)での接線はy=\left(\beta+a\right)x-\frac{1}{2}\beta^2+b…②である.
    C_1について,y^\prime=2xである.
    よって,x=\alpha(y=\alpha^2)での接線はy=2\alpha x-\alpha^2…③である.
    C_2について,y^\prime=2x-4である.
    よって,x=\beta(y=\beta^2-4\beta+5)での接線はy=\left(2\beta-4\right)x-\beta^2+5…④である.
    ①と③,②と④が一致すれば必要十分のため,係数比較をすると,
    \begin{cases} \alpha+a=2\alpha \\ -\frac{1}{2}\alpha^2+b=-\alpha^2 \end{cases}
    \begin{cases} \beta+a=2\beta-4 \\ -\frac{1}{2}\beta^2+b=-\beta^2+5 \end{cases}
    となる.これを解くと,
    \begin{cases} \alpha=-\frac{3}{4} \\ \beta=\frac{13}{4} \\ a=-\frac{3}{4} \\ b=-\frac{9}{32} \end{cases}
    よって,
    CC_1の接点のx座標は,-\frac{3}{4}……(答)
    CC_2の接点のx座標は,\frac{13}{4}……(答)

    〇面積((51)~(54))について
    C_2C_2の交点は,
    \begin{cases} y=x^2 \\ y=x^2-4x+5 \end{cases}
    を解くことで,\left(\frac{5}{4},\frac{25}{16}\right)と分かる.
    よって,求める面積は,
    \int_{-\frac{3}{4}}^{\frac{5}{4}}\left\{x^2-\left(\frac{1}{2}x^2-\frac{3}{4}x-\frac{9}{32}\right)\right\}dx+\int_{\frac{5}{4}}^{\frac{13}{4}}\left\{\left(x^2-4x+5\right)-\left(\frac{1}{2}x^2-\frac{3}{4}x-\frac{9}{32}\right)\right\}dx=\int_{-\frac{3}{4}}^{\frac{5}{4}}\left(\frac{1}{2}x^2+\frac{3}{4}x+\frac{9}{32}\right)dx+\int_{\frac{5}{4}}^{\frac{13}{4}}\left(\frac{1}{2}x^2-\frac{13}{4}x+\frac{169}{32}\right)dx=\left[\frac{1}{6}x^3+\frac{3}{8}x^2+\frac{9}{32}x\right]_{-\frac{3}{4}}^{\frac{5}{4}}+\left[\frac{1}{6}x^3-\frac{13}{8}x^2+\frac{169}{32}x\right]_{\frac{5}{4}}^{\frac{13}{4}}=\frac{4}{3}+\frac{4}{3}=\frac{8}{3}……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問3

2019.09.04

2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問3 方針の立て方 は倍角の公式を用いればのみで表せるため,さえ求められれば良いのだと判断する. 本解冒頭ののように,(は自然数)で与えられている場合に分母を払うのは典型的な処理であるためおさえておくこと. 後は,加法定理で分解していけば求まる. 解答

  • …続きを読む
  • 2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問3

    方針の立て方

    \tan{2\alpha}は倍角の公式を用いれば\tan{\alpha}のみで表せるため,\tan{\alpha}さえ求められれば良いのだと判断する.
    本解冒頭の\alpha=\frac{\pi}{5}\Leftrightarrow5\alpha=\piのように,\alpha=\frac{m\pi}{n}(n,mは自然数)で与えられている場合に分母を払うのは典型的な処理であるためおさえておくこと.
    後は,加法定理で分解していけば求まる.

    解答例
    (35)(36)……10
    (37)(38)……02
    (39)(40)……05
    (41)(42)……05

    解説

    \alpha=\frac{\pi}{5}\Leftrightarrow5\alpha=\piより,\tan{5\alpha}=\tan{\pi}=0
    また,加法定理を用いれば,
    \tan{5\alpha}=\tan{\left(3\alpha+2\alpha\right)}=\frac{\tan{3\alpha}+\tan{2\alpha}}{1-\tan{3\alpha}\tan{2\alpha}}
    であるから,
    \tan{5\alpha}=0\Leftrightarrow\tan{3\alpha}+\tan{2\alpha}=0
    加法定理より,
    \tan{3\alpha}=\tan{\left(2\alpha+\alpha\right)}=\frac{\tan{2\alpha}+\tan{\alpha}}{1-\tan{2\alpha}\tan{\alpha}}
    \therefore\tan{3\alpha}+\tan{2\alpha}=0\Leftrightarrow\frac{\tan{2\alpha}+\tan{\alpha}}{1-\tan{2\alpha}\tan{\alpha}}+\tan{2\alpha}=0\Leftrightarrow\tan^22\alpha\tan{\alpha}-2\tan{2\alpha}-\tan{\alpha}=0
    倍角の公式より,
    \tan{2\alpha}=\frac{2\tan{\alpha}}{1-\tan^2\alpha}
    \therefore\tan^22\alpha\tan{\alpha}-2\tan{2\alpha}-\tan{\alpha}=0\Leftrightarrow\left(\frac{2\tan{\alpha}}{1-\tan^2\alpha}\right)^2\tan{\alpha}-\frac{4\tan{\alpha}}{1-\tan^2\alpha}-\tan{\alpha}=0\Leftrightarrow\tan^4\alpha-10\tan^2\alpha+5=0
    これを解くと,
    \tan^2\alpha=5\pm2\sqrt5
    であるが,\tan{\frac{\pi}{6}}<\tan{\alpha}=\tan{\frac{\pi}{5}}<\tan{\frac{\pi}{4}}より,\frac{1}{\sqrt3}<\tan{\alpha}<1より,
    \tan^2\alpha=5-2\sqrt5
    であり,
    \tan{\alpha}=\sqrt{5-2\sqrt5}
    \therefore\tan{2\alpha}=\frac{2\tan{\alpha}}{1-\tan^2\alpha}=\frac{2\sqrt{5-2\sqrt5}}{1-\left(5-2\sqrt5\right)}=\frac{\sqrt{5-2\sqrt5}}{\sqrt5-2}=\sqrt{5-2\sqrt5}\cdot\left(\sqrt5+2\right)=\sqrt5\cdot\sqrt{\left(\sqrt5-2\right)\left(\sqrt5+2\right)}\cdot\sqrt{\sqrt5+2}=\sqrt5\cdot\sqrt{\sqrt5+2}=\sqrt{5+2\sqrt5}
    \therefore\tan{\alpha}+\tan{2\alpha}=\sqrt{5-2\sqrt5}+\sqrt{5-2\sqrt5}\cdot\left(\sqrt5+2\right)=\left(\sqrt5+3\right)\sqrt{5-2\sqrt5}=\sqrt{\left(\sqrt5+3\right)^2\left(5-2\sqrt5\right)}=\sqrt{10+2\sqrt5}……(答)
    \tan{\alpha}\tan{2\alpha}=\sqrt{5-2\sqrt5}\cdot\sqrt{5+2\sqrt5}=\sqrt{\left(5-2\sqrt5\right)\left(5+2\sqrt5\right)}=\sqrt5……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問2

2019.09.04

2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問2 方針の立て方 一文字固定法の典型的な問題である. 題意を満たす点の座標を求める問題のため,座標を文字でおくのが定石である.後は,2乗和を実際に計算し,一文字固定法の解法を取れば良い.(2)では,本当に「”三角形の各辺”からの距離」という題意を満た

  • …続きを読む
  • 2016年慶應大学総合政策数学|過去問徹底研究大問2

    方針の立て方

    一文字固定法の典型的な問題である.
    題意を満たす点の座標を求める問題のため,座標を文字でおくのが定石である.後は,2乗和を実際に計算し,一文字固定法の解法を取れば良い.(2)では,本当に「”三角形の各辺”からの距離」という題意を満たしているか(”直線との距離”と”三角形の各辺からの距離”は必ずしもイコールになるとは限らない)を確認せねばならないことに注意.

    解答例
    (19)(20)(21)(22)……\frac{11}{05}
    (23)(24)(25)(26)……\frac{27}{05}
    (27)(28)(29)(30)……\frac{01}{04}
    (31)(32)(33)(34)……\frac{51}{20}

    解説

    (1)
    \begin{cases} x+2y-4=0 \\ 2x-y-2=0 \\ x-y+5=0 \end{cases}\Leftrightarrow\begin{cases} y=-\frac{1}{2}x+2 \\ y=2x-2 \\ y=x+5 \end{cases}
    交点を考えると,
    y=-\frac{1}{2}x+2y=2x-2の交点は,\left(\frac{8}{5},\frac{6}{5}\right)
    y=2x-2y=x+5の交点は,\left(7,12\right)
    y=x+5y=-\frac{1}{2}x+2の交点は,\left(-2,3\right)
    図示すると,

    xy平面上の点を\left(x,y\right)とおく.この点と三角形の各頂点との距離の2乗和は,
    \left\{\left(\frac{8}{5}-x\right)^2+\left(\frac{6}{5}-y\right)^2\right\}+\left\{\left(-2-x\right)^2+\left(3-y\right)^2\right\}+\left\{\left(7-x\right)^2+\left(12-y\right)^2\right\}=3x^2+3y^2-\frac{66}{5}x-\frac{162}{5}y+210=3\left(x-\frac{11}{5}\right)^2+3\left(y-\frac{27}{5}\right)^2+108
    よって,2乗和が最小となるのは,\left(x,y\right)=\left(\frac{11}{5},\frac{27}{5}\right)のとき……(答)

    (2)
    xy平面上の点を\left(x,y\right)とおく.この点と三角形の各辺との距離の2乗和は,点と直線の距離の公式より,
    \frac{\left(x+2y-4\right)^2}{5}+\frac{\left(2x-y-2\right)^2}{5}+\frac{\left(x-y+5\right)^2}{2}=\frac{3}{2}x^2+\frac{3}{2}y^2-xy+\frac{9}{5}x-\frac{37}{5}y+\frac{33}{2}=\frac{3}{2}\left(x-\frac{1}{3}y+\frac{3}{5}\right)^2+\frac{4}{3}\left(y-\frac{51}{20}\right)^2+\frac{729}{100}
    よって,2乗和が最小となるのは,
    \begin{cases} x=\frac{1}{3}y-\frac{3}{5} \\ y=\frac{51}{20} \end{cases}\Leftrightarrow\begin{cases} x=\frac{1}{4} \\ y=\frac{51}{20} \end{cases}
    のときである.これは三角形の内部の点であるから,この点から各直線に下した垂線の足は,三角形の辺上にあり,題意から外れない.
    よって,\left(\frac{1}{4},\frac{51}{20}\right)……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2016年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問1

2019.09.04

2016年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問1 方針の立て方 (1) 典型問題であり,特筆事項なし. (2) 実際に題意を満たす碁石の置き方をいくつか考えてみると,順番に並べていく内に,碁石の置き方が1パターンずつ減っていくことが分かり,解法を得る. (3) 正攻法で考えようとすると,意外と

  • …続きを読む
  • 2016年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問1

    方針の立て方

    (1)
    典型問題であり,特筆事項なし.

    (2)
    実際に題意を満たす碁石の置き方をいくつか考えてみると,順番に並べていく内に,碁石の置き方が1パターンずつ減っていくことが分かり,解法を得る.

    (3)
    正攻法で考えようとすると,意外と題意を満たす置き方が多いことに気付くので,余事象を数える方が,考えるパターン数が少なくて済むと考える.

    解答例
    (1)(2)……84
    (3)(4)(5)(6)……1820
    (7)(8)……06
    (9)(10)(11)(12)……0024
    (13)(14)……78
    (15)(16)(17)(18)……1428

    解説

    (1)
    n\times nで考えると,n^2個の格子点の内,碁石を置くn個の点の選び方が{_{n^2}\mathrm{C}}_n通りあるので,A_n={_{n^2}\mathrm{C}}_n
    \therefore A_3={_{3^2}\mathrm{C}}_3={_{9}\mathrm{C}}_3=84……(答)
    \therefore A_4={_{4^2}\mathrm{C}}_4={_{16}\mathrm{C}}_4=1820……(答)

    (2)
    n\times nで考える.第1列から順番に,題意を満たすように碁石を1個ずつ置いていくと考えると,
    第1列での碁石の置き方はn通り.
    第2列での碁石の置き方は,第1列で選んだ行以外の行から選べばいいので,n-1通り.
    第3列での碁石の置き方は,第1列と第2列で選んだ行以外の行から選べばいいので,n-2通り.
    \vdots
    n列での碁石の置き方は,第1列と第2列と……と第n-1列で選んだ行以外の行から選べばいいので,1通り.
    よって,B_n=n\cdot\left(n-1\right)\cdot\left(n-2\right)\cdot\cdots\cdots\cdot1=n!
    \therefore B_3=3!=6……(答)
    \therefore B_4=4!=24……(答)

    (3)
    C_3について((13)(14)について)
    余事象で考える.

    題意を満たさないのは,上図のように3個の碁石が一直線に並んだとき.
    上図のように縦一列に並ぶときと,他に横一列に並ぶパターンがある.
    よって,題意を満たさない並べ方は6通り.
    \therefore C_3=A_3-6=84-6=78……(答)
    C_4について((15)~(18)について)
    余事象で考える.

    題意を満たさないのは,上図のように4個の碁石が一直線に並んだときと,他に3個の碁石が一直線に並んだとき.
    4個の碁石が一直線に並ぶのは,縦一列に並ぶパターンと横一列に並ぶパターンがあり,合計で8通りある.
    3個の碁石が一直線に並ぶ場合の数は,4つが一直線に並んだ状態(8通り)から,碁石を1つ選んで(4通り)他の格子点に移動させる(12通り)ことを考えると,
    8\cdot4\cdot12=384通り.
    \therefore C_4=A_4-8-384=1820-8-384=1428……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2017年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問6

2019.09.04

2017年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問6 方針の立て方 (1) どの工場にも自由度はないため,そのものを塊と見て考える.素直に定義に従って計算すれば,特に難しい解法の必要はない. (2) 工場の汲み上げ量が自由度を持つため,他の工場の汲み上げ量の総和とで分離して考えることにしよう.する

  • …続きを読む
  • 2017年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問6

    方針の立て方

    (1)
    どの工場にも自由度はないため,\sum_{i=1}^{10}x_iそのものを塊と見て考える.素直に定義に従って計算すれば,特に難しい解法の必要はない.
    (2)
    工場iの汲み上げ量が自由度を持つため,他の工場の汲み上げ量の総和\sum_{k\neq i} x_kx_iで分離して考えることにしよう.すると,p\left(\mathbit{x}\right)x_iは2文字の関数となるため一文字固定法の考え方で解いていこう.

    解答例
    (55)(56)(57)(58)(59)(60)(61)(62)……\frac{0625}{0004}
    (63)(64)(65)(66)(67)(68)(69)(70)……\frac{6250}{0121}

    解説

    (1)
    \sum_{i=1}^{10}{p\left(\mathbit{x}\right)x_i}=\sum_{i=1}^{10}\left\{25x_i-x_i\sum_{i=1}^{10}x_i\right\}=25\sum_{i=1}^{10}x_i-\sum_{i=1}^{10}\left(x_i\sum_{i=1}^{10}x_i\right)=25\sum_{i=1}^{10}x_i-\left(\sum_{i=1}^{10}x_i\right)^2=-\left(\sum_{i=1}^{10}x_i-\frac{25}{2}\right)^2+\frac{625}{4}
    \therefore\sum_{i=1}^{10}x_i=\frac{25}{2}<25のとき,\sum_{i=1}^{10}{p\left(\mathbit{x}^\prime\right)x_i^\prime}=\frac{625}{4}……(答)

    (2)
    \sum_{k\neq i} x_k=A_i>0とすると,

    となる.工場iの利益は,
    p\left(\mathbit{x}\right)x_i=25x_i-A_ix_i-x_i^2=-\left(x_i-\frac{25-A_i}{2}\right)^2+\frac{\left(25-A_i\right)^2}{4}
    \therefore x_i^{\prime\prime}=\frac{25-A_i}{2}で,p\left(\mathbit{x}^{\prime\prime}\right)x_i^{\prime\prime}=\frac{\left(25-A_i\right)^2}{4}
    ここで,A_i=\sum_{k=1}^{10}x_k-x_iより,x_i^{\prime\prime}=\frac{25-\sum_{k=1}^{10}x_k^{\prime\prime}+x_i^{\prime\prime}}{2}\Leftrightarrow x_i^{\prime\prime}=25-\sum_{k=1}^{10}x_k^{\prime\prime}
    両辺を1\leqq i\leqq10で総和を取ると,左辺はiに依存しないから,
    \sum_{i=1}^{10}x_i^{\prime\prime}=250-10\sum_{i=1}^{10}x_i^{\prime\prime}\Leftrightarrow\sum_{i=1}^{10}x_i^{\prime\prime}=\frac{250}{11}<25
    \therefore p\left(\mathbit{x}^{\prime\prime}\right)=25-\sum_{k=1}^{10}x_k^{\prime\prime}=25-\frac{250}{11}=\frac{25}{11}
    \therefore\sum_{i=1}^{10}{p\left(\mathbit{x}^{\prime\prime}\right)x_i^{\prime\prime}}=\frac{25}{11}\sum_{i=1}^{10}x_i^{\prime\prime}=\frac{25}{11}\cdot\frac{250}{11}=\frac{6250}{121}……(答)

2017年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問5

2019.09.04

方針の立て方 前半はあまりに平易な問題のため特筆事項なし. 後半は,実際に具体的なトーナメント表で考える.すると,選手Hの位置と,選手Hがいつ負けるのかがカギになると分かる.例によって,大まかな場合分け→細かい場合分け→さらに細かい計算というように,最初は大雑把に分けて考えていき細かいことは後回しと

  • …続きを読む
  • 方針の立て方

    前半はあまりに平易な問題のため特筆事項なし.
    後半は,実際に具体的なトーナメント表で考える.すると,選手Hの位置と,選手Hがいつ負けるのかがカギになると分かる.例によって,大まかな場合分け→細かい場合分け→さらに細かい計算というように,最初は大雑把に分けて考えていき細かいことは後回しとすると,全体の見通しが良くなる.対称性を見抜けるかで処理のスピードに差が出た問題である.入試数学は基本的には時間が足りなくなるのが常なので,小さな対称性でも,気付いてどんどん利用したい.

    解答例

    (43)(44)(45)(46)(47)(48)……\frac{001}{008}
    (49)(50)(51)(52)(53)(54)……\frac{019}{189}

    解説

    〇すべての選手が互角であったときの確率((43)~(48))について
    選手Aが3連勝すれば必要十分.
    \therefore\left(\frac{1}{2}\right)^3=\frac{1}{8}……(答)

    〇選手Hだけが他の選手より優れていたときの確率((49)~(54))について
    選手Aと選手Hのトーナメント表での位置関係で場合分けする.このとき,選手Aは下図のように左端に固定して考えて一般性を失わない.

    更に対称性から,②と②',③と③'と③''と③'''を考えることは対等であるので,①,②,③のみを考える.
    ①の位置に選手Hがいる場合
    選手Aが優勝するには1回戦で選手Hに勝ち,後の2回を勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{3}\times\frac{1}{2}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{12}
    ②か②'の位置に選手Hがいる場合
    2回戦で選手Hと戦うか,戦わないかで場合分けする.
    2回戦で選手Hと戦って,選手Aが優勝するには,選手Aと選手Hがともに1回戦を勝ち,2回戦で選手Aが選手Hに勝ち,3回戦で選手Aが勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{2}\cdot\frac{2}{3}\times\frac{1}{3}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{18}
    2回戦で選手Hと戦わず,選手Aが優勝するには,1回戦で選手Aが勝ち,選手Hが負け,後の2回を選手Aが勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{2}\cdot\frac{1}{3}\times\frac{1}{2}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{24}
    \therefore\frac{1}{18}+\frac{1}{24}=\frac{7}{72}
    ③か③'か③''か③'''の位置に選手Hがいる場合
    選手Hが何回戦で負けるかで場合分けする.
    選手Hが1回戦で負けて,選手Aが優勝するには,1回戦で選手Aが勝ち,選手Hが負け,後の2回を選手Aが勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{2}\cdot\frac{1}{3}\times\frac{1}{2}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{24}
    選手Hが2回戦で負けて,選手Aが優勝するには,選手Aと選手Hがともに1回戦を勝ち,2回戦で選手Aが勝ち,選手Hが負け,3回戦で選手Aが勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{2}\cdot\frac{2}{3}\times\frac{1}{2}\cdot\frac{1}{3}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{36}
    選手Hが3回戦で負けて,選手Aが優勝するには,選手Aと選手Hがともに1回戦と2回戦を勝ち,3回戦で選手Aが勝てば必要十分.
    \therefore\frac{1}{2}\cdot\frac{2}{3}\times\frac{1}{2}\cdot\frac{2}{3}\times\frac{1}{3}=\frac{1}{27}
    \therefore\frac{1}{24}+\frac{1}{36}+\frac{1}{27}=\frac{23}{216}
    さらに,抽選で選手Hが①の位置にくる確率は\frac{1}{7},②か②'の位置にくる確率は\frac{2}{7},③か③'か③''か③'''の位置にくる確率は\frac{4}{7}であるから,求める確率は,
    \frac{1}{7}\cdot\frac{1}{12}+\frac{2}{7}\cdot\frac{7}{72}+\frac{4}{7}\cdot\frac{23}{216}=\frac{19}{189}……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。

2017年慶応義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問4

2019.09.04

2016年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問4 方針の立て方 (1)(2) 線形計画法の応用問題である.2変数で,条件式が与えられている下での最大最小問題であることから気付きたい. 解答例 (35)(36)…… (37)(38)(39)(40)(41)(42)…… 解説 (1) 条件式:を図

  • …続きを読む
  • 2016年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問4

    方針の立て方

    (1)(2)
    線形計画法の応用問題である.2変数で,条件式が与えられている下での最大最小問題であることから気付きたい.

    解答例
    (35)(36)……10
    (37)(38)(39)(40)(41)(42)……18-2\sqrt{17}

    解説

    (1)
    条件式:\left|x\right|+\left|y\right|\leqq1を図示すると,

    上図の斜線部となる(但し境界を含む).
    正の実数をk用いて\left(x-1\right)^2+\left(y-4\right)^2=kと置けば,これは\left(1,4\right)を中心とする半径\sqrt kの円である.
    上図の領域と共有点をもち,かつ,半径が最小となるのは,点\left(0,1\right)を通るとき.
    \therefore k\geqq\left(0-1\right)^2+\left(1-4\right)^2=10……(答)

    (2)
    条件式:x^2+y^2\leqq1を図示すると,

    上図の斜線部となる(但し境界を含む).
    正の実数をk用いて\left(x-1\right)^2+\left(y-4\right)^2=kと置けば,これは\left(1,4\right)を中心とする半径\sqrt kの円である.
    上図の領域と共有点をもち,かつ,半径が最小となるのは,これらの2円が外接するとき.2円の中心を結んだ直線の方程式はy=4xであるから,接点は,\left(\frac{1}{\sqrt{17}},\frac{4}{\sqrt{17}}\right)である.
    \therefore k\geqq\left(\frac{1}{\sqrt{17}}-1\right)^2+\left(\frac{4}{\sqrt{17}}-4\right)^2=18-2\sqrt{17}……(答)

    続きはこちらから

    大問1

    大問2

    大問3

    大問4

    大問5

     

    早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。


  • 偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

  • 早稲田校舎 : 〒162-0045
    東京都新宿区馬場下町9-7 ハイライフホーム早稲田駅前ビル4階
    TEL: 03-6884-7991
    営業時間: 月〜土 9:00-21:30 
  • Facebook Twitter
    Page Top

Copyright © BETELGEUSE corporation All Rights Reserved.