参考書の特色
対象者 英文解釈の参考書と平行し、精読練習を行いたい方
レベル別の長文読解用問題集です。
問題のレベルですが、レベル1「超基礎編」は高校基礎レベル、レベル2「センターレベル編」はセンター試験より少し高いレベル、レベル3「難関編」はMARCH~関関同立くらいのレベル(問題によっては早慶レベル)となっています。
レベル1~3で、それぞれ12題構成となっています。
長文の中の一文一文の構文解説など、精読のための解説が非常に充実しているため、自学で精読の練習をするのに最適な参考書です。
また、付属のCDによりリスニングやシャドーイングのような学習法に使うこともできます。
使い方
おすすめ使用期間 1冊あたり2~3週間程度
まず、各問題に示されている「目標解答時間」に合わせて問題を解いてみます。
ですが、最初のうちは解答時間を少しオーバーしてもいいので、最後まで解ききるようにします。
この場合は解答にかかった時間をメモしておきます。
問題を解き終わったら答え合わせをしますが、このとき「自分がなぜ間違えたのか」を意識できるとよいです。
単語・熟語の知識が不足していたからなのか、構文の取り方を間違えたからなのか・・・といったように、どの部分で間違えたかにより対処の方法が異なるので、まずはどの部分で間違えたかを確認しておきましょう。
次に、「徹底精読」のページで英文のとらえ方について確認しましょう。
すべての文章について精読記号(SVOC)がついているため、構文をしっかり把握することができます。
読解上のポイントについては逐次まとめられているので、知らない点があったらチェックをしておきましょう。
もちろん、語句について知らない部分がある場合も確認しておきます。
次は「速読トレーニング」のページです。
このページは返り読みをせずに英文を読むための練習用です。
まずは英文の真下にある日本語を参考に、構文を把握しつつ読む練習をします。
この際、本書でも薦められている通り音読をすると効果的です。
音読の場合は自然と文章を左から右へと読むようになるので、返り読みをしない練習として有効です。
日本語がある状態に慣れたら、赤シート等で日本語を隠して読みましょう。十分に理解できたら、最後に巻末の白文を音読して意味を理解する練習をしましょう。
1ランク成績を上げるための使い方
「速読トレーニング」や白文での音読をする段階の英文については、付属のCDでシャドーイングをしてみましょう。
実際に英文が読まれるテンポを把握することで、リスニングをする際の英文のテンポのつかみ方を学ぶことができます。最終的に、実際の英文が読まれるテンポに合わせての精読ができるようになれば、その文章はばっちりマスターできているかと思います。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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