参考書の特色
▶対象者
一冊基本的な単語帳を終えた上で早慶・難関大学レベルの単語力をつけたい人
この単語帳の特徴はなんといってもミニマルフレーズです!単語帳は通常、単語そのものしか覚えられないもの・少し長くてウンザリするような例文のあるものが多いですが、この単語帳は違います!覚えるべき単語を短いフレーズにして示してくれています。単語だけでは実際の文にしたとき、英作文を書くときなどにどう応用したら良いか分からない。長い例文を持ってこられると単語の意味がぼやけて頭に入って来ない・・。そんな受験生の悩みを解決してくれる単語帳です。
この参考書の優れている点は、単語の量、というよりはどちらかというと質にあります。もちろん、単語の量・レベル自体も早慶・難関レベルへの足掛かりとして十分と言えますが、ここで特筆しておきたいのは「質」。ここでいう「質」とは、頻出度の調べつくされた、とにかく試験に出る単語が出てくるということです。
システム英単語は、蓄積された巨大な入試データベースをもとにして作られており、一つとして無駄な単語・語彙はありません。(強いて言うならば4章が少しだけ上級者向けになっていますが・・。)また、多義語・類義語もしっかりと網羅されており、覚えた知識を体系的に網羅することができるような工夫がされています。この参考書の単語のレベルは、早慶レベルで言えば、基礎的なものが多いですが、ここを足掛かりにすれば、応用的な部分はほぼ、過去問演習のみでカバーできる内容になっています。早慶・難関受験に必要な最低限はここでほぼ身に着けられるといっていいでしょう。
参考書の使い方
▶おすすめ使用期間
5ヶ月程度
この単語帳の使い方としては、もちろんそのまま見て覚える・音読しながら覚えるなど、普通の単語帳と同じような使い方をしても十分に効果を期待できるものではありますが、おすすめは、別売りのCDを使ってシャドーイングを行う方法です。システム英単語は、CDにも工夫が凝らされていて、リピート回数が通常のCDは2回のところ、3回行われることが特徴です。3回もリピートされると確かにしつこいように感じられますが、その「しつこさ」が確実に単語の定着につながっています。よく会う人の名前は間違えないように、暗記には絶対的にそのものに触れる頻度が必要です。CDであれば、耳を傾けているだけで、自然に単語学習を進めてくれるので、比較的負担が少ないうえ、目だけでなく耳からも単語が入ってくるので、より効率よく覚えることができます。声に出しながら覚えるとなおよいといえるでしょう。進めていく順序としては1章から3章まで進めて、5章に飛ぶと、最低限の部分は網羅できます。4章の扱いですが、これは余裕があれば取り組むようにしてください。特に早慶レベルを目指すのであれば、一読の価値は十分にあります。
1ランク成績を上げるための使い方
先ほども述べたように、単語帳は、繰り返し学習することが大事です。繰り返し方についても、単にCDで繰り返されてるから良いというわけではありません。昨日やったばかりのことを確認する時間も取るようにしましょう。夜覚え、朝起きたら確認してみるというのが効果があるそうです。
また、この単語帳を使い始めたら必ず毎日使ってみてください。ちょっとでもいいから触れる。これだけでも大きな成果があります。
毎日5分でも、10分でもいいからCDを聞くだけでも、積み重ねればかなりの量の単語に触れることができます。毎日の積み重ねを軽視せず、こつこつ少しずつでも学習を続けることが、単語学習の近道になると思います。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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