私たちが日本語を話すときは「本当に」や「絶対」などを使用して強調を表現しますよね。
英語でも同じです。
reallyやveryを使用することで強調を表現できますが、よく使用されるのが強調構文。
文法問題でもよく出ますし、スピーキングでもよく使用されます。
今回は絶対に覚えておきたい強調構文を学びましょう。
強調構文とは?
何か言いたいことを強調する方法は無限大にあります。
reallyやveryを使用して、強調してももちろんOKです。
しかし副詞を使用した強調表現には限りがあります。
例えば「私が料理した」という文で、「私」を強調したいときにはどうしましょうか?
Really, I cooked.
I cooked, really.
はスピーキングでは間違いではありませんが、文章にすると違和感がありますよね。
今回はveryやreally以外の方法で強調する方法をご紹介します。
テストによく出るものから、スピーキングで使えるものまで紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
では早速1つ目のIt is / It was構文から見ていきましょう。
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It is / It was構文
It is / It was~は特定の主語や目的語を強調したいときによく使用されます。
~の後ろには関係代名詞が続きます。
例文を見ながら理解を深めましょう。
It was I who cooked. 料理をしたのは私です。
注意点はIt was MEではなくIになっているということです。
同様にHIMやHERなどではなくHEやSHEが使用されます。
こうすることによって主語のIを強調することができるのです。
ではHe did everything. 彼が全部してくれた。
この例文を強調構文に変えることはできますか?
難しくないですよね。
It was he that did everything.
です。
この強調構文ではwhoだけではなく、thatも使用することができます。
さらに例文を見ていきましょう。
It was because I felt pretty bad, I left the school early. 気分が本当に悪かったので、学校を早引きしました。
この例文は今までのとは少し違いますね。
IやHeではなくbecauseが使用されています。
It is / It was because~で理由を強調できます。
The reason why I left the school early was because I felt pretty bad.
これもまた理由を強調しています。
The reason why ~ is / was…の形も覚えておきましょう。
関係代名詞Whatを使用する
関係代名詞のWhatを使用することで強調することができます。
例文を見ていきましょう。
What we need is hot meals. 僕たちに必要なのは温かい食事さ。
このように関係代名詞Whatを使用して、主語を作ることで強調構文を作ることができます。
この例文で強調しているのはWhat we need、つまり「僕たちに必要なもの」です。
What I don’t like about him is his rudeness. 僕が彼の失礼なところが気に入らない。
この文で強調している部分はWhat I don’t like about him 「僕が彼の気に入らないところ」ですね。
Whatを使用した強調構文では、
サンドイッチを思い浮かべることで理解しやすくなると思います。
Whatとその後ろに来るis /wasをパンと考えて、その間に挟まれている文が強調される具なのです。
What he did yesterday was play soccer. 彼が昨日したことはサッカーだ。
Whatとwasに挟まれている具材はhe did yesterday 「彼が昨日したこと」ですね。
これが強調される部分なのです。
関係代名詞Whatを使用した強調構文はスピーキングでもよく使用されるのでマスターしましょう。
Do / Didを使用した強調
強調を表現するときではDoやDidは文中で特殊な使用されます。
例えば
We did go to the market. 私たちはマーケットに行った。
どうですか?
違和感がありますよね。
普通は
We went to the market.
になるべきです。
ではWe did go to the market.は間違いなのでしょうか?
実はこれは強調構文として正しいのです。
強調を表現するときにだけ、Do、Did、そしてDoesを動詞の前に置くことができるのです。
そして動詞は原型になることに要注意。
I do believe that you are wrong. 僕は君が間違っていると強く思うよ。
このDo / Didの用法は自分の意見を述べる時によく使用されます。
She does love her dogs. 彼女は本当にペットの犬たちを愛している。
強調を表すdoesがあるので、lovesではなくloveです。
この強調表現は会話で本当によく使用されます。
絶対にマスターして、自分も使えるようになりましょう。
強調構文は面白いですよね。
本当に表現の仕方は無限大なので、たくさん覚えて使用できるようになってください。
特に今回紹介した3つは超頻出なので、絶対にマスターしてくださいね。
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