Couldの意味は、「~できた」だよね!
と思っていませんか?
もしCouldが過去の能力を表すだけだと思っていたら、ぜひ今記事を読んでください。
Couldの意味は、能力、可能性、提案、許可の4つです。
今回は超重要なCouldの4つの使い方を解説します。
過去の能力Could
まずはCouldのおさらいをしましょう。
学校や塾で、CouldはCanの過去形で意味は「~できた」、と習いますよね。
これは間違いではありません。
I could swim very well when I was young.
若かったころは、上手に泳ぐことができたんだよ。
Couldは助動詞なので、後ろに続く動詞は原型。
過去の能力を表していますね」。
She could speak French before.
彼女は昔、フランス語をしゃべることができたんだよ
今はしゃべることができないけど、昔はフランス語をしゃべることができた。
もう大丈夫ですよね。
今回の本題は残り3つの知られざる使い方です。
おさらいはここまでにして、さっそく本題に入っていきましょう。
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可能性のCould
Couldには現在もしくは未来の可能性を表す用法があります。
意味は「~かもしれない」です。
例文を見ていきましょう。
It could be green.
緑色かもしれない
これは過去形ではなく、現在形の文であることに注意。
断定ではないので、「もしかしたら違うかもしれないけど、緑色かもしれない」というニュアンスがあります。
はっきりと、「これは緑だ!」と言うときには
It’s greenですね。
The situation could get worse.
状況は悪化するかもしれない。
これは過去の文章ではなく、未来の文章です。
現在の状況が将来悪化する可能性があるけど、100%悪化するというわけではないということですね。
100%悪化するときは、The situation will get worseです。
可能性のCouldは自信がない性格ですが、たまに大げさになるときもあります。
絶対にできないのに、「できるかもしれない」と表現するのです。
I’m so hungry. I could eat a horse.
お腹ペコペコだよ。馬一頭食べれるね。
本当に馬一頭食べれるわけではありませんが、それくらいお腹ペコペコということです。
ちなみにI could eat a horseは「馬一頭食べれるくらい、お腹ペコペコ」という意味です。
大げさのCouldをよく表現している熟語ですね。
提案のCould
Couldには提案の用法もあります。
意味は「~できる」ですが、能力ではなく提案のニュアンスということに注意してください。
I have to be in the class at 8, but the train doesn’t come until 8:10.
8時にはクラスにいなきゃいけないけど、電車は8時10分まで来ないんだ
You could get an earlier train.
もっと早い時間の電車に乗ればいいじゃん
提案のニュアンスが出ていますよね。
「乗れる」と訳せばCanの能力用法と似ていますね。
You could study English if you don’t have anything to do.
もしすることがないなら、英語の勉強でもしたら
提案のCouldは少々難しいですよね。
これは慣れしかありません。
たくさんの例文を見ていくと、何となく区別がついてきます。
許可のCould
能力の次によく使われるのが許可のCould。
許可のCouldはCanよりもフォーマルで、丁寧です。
そのためビジネスシーンや目上の人、もしくは見知らぬ人に対して使われます。
Could you do me a favor?
お願いがあるのですが。
ビジネスシーンでよく使われる表現です。
Can you do me a favor?よりも丁寧です。
I don’t feel good today. Could I leave earlier?
今日は気分がよくないです。早めに帰ってもいいですか?
許可を求めるCouldです。
返答の仕方には要注意です。
Yes, you could / No, you couldn’tと答えてしまいそうですが、これは間違い。
正しくは、Yes, you can / No, you can’tです。
返答の仕方には、十分気を付けてください。
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