Allow、Permit、Letを使い分けて、上級者のような英語を話そう
許可を与える英語として有名なのが、Allow、Permit、Let。
どれも同じような意味を持ちますが、あなたはちゃんと使い分けていますか?
今回は、紛らわしい3つの許可を与える単語の違いを紹介します。
学校や塾では教えてくれない内容なので必見の内容になっています。
ニュアンスの違いを理解して、洗練された美しい英語を使えるようになりましょう。
丁寧さが違う
Allow、Permit、Letの違いの1つ目は、丁寧さです。
この3単語を丁寧な順番で並べると以下のようになります。
Permit>Allow>Let
許可を表す3単語の中で、Permitが最も丁寧な単語ですね。
何となく丁寧さを感じることができていた人もいるのではないでしょうか?
Letが最もカジュアルな表現だというのはわかりやすいと思います。
Let me show you how to do this.
これのやり方を見せてあげるよ
Let me do it.
それをさせてよ。
このように「~させて」という意味で、日常会話でよく使用されます。
日常会話ではLetは頻出です。
逆に言えば、Permitが使用されることはほとんどありません。
Permit me to do it.
私にさせてください。
文法的には間違いはなにもありません。
しかしこれが日常会話、特に友人間で使われると違和感があります。
英語ではシチュエーションに合った単語を選ぶことも大切です。
日常会話ではPermitよりもLetが使用されることを覚えておきましょう。
Allow「~を許す」はLetよりも丁寧です。
日常会話はもちろん、ビジネスシーンでも使われます。
You are not allowed to use your phone during the meal.
食事中に携帯を使うことは許されていませんよ。
Allow me to make a remark.
意見を述べさせてください。
Permit「~を許可する、許す」は最も丁寧な単語です。
Our boss permitted him to explain.
上司は彼に説明をする許可を与えた。
Permitはビジネスシーンや、先生などの目上の人に使うことが多い単語です。
Permitは丁寧すぎるくらい丁寧な性格で、Letはフランクな性格ということです。
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文法的違い
PermitとAllowを使うときは、次のような形になります。
Allow / Permit + 人 + to 動詞の原型
My mom allows me to go to the cinema tonight.
お母さんが今夜映画に行くことを許してくれた。
しかしLetの場合は違います。
Letを使用する際には、toが必要ないのです。
Let + 人 + 動詞の原型
Let me go.
行かせてよ
He let me borrow the car.
彼は僕に車を貸してくれた。
Letの過去形はLetです。
だから上のHeが主語となっている例文は過去のことを話しています。
受動態で使われるPermit・Allow
PermitとAllowはよく受動態で使われます。
受動態とは、be動詞 + 動詞の過去形。
Permit・Allowが受動態になると「~することが許される、許可される」という意味になります。
You are not allowed to start eating yet.
まだ食べ始めてはいけないよ(=まだ食べ始めることが許されていないよ)
We are not allowed to put posters on the wall.
ポスターを壁に貼ってはいけない(=壁にポスターを張ることが許されていない)
一方で、Letが受動態で使われることはほとんどありません。
×You are let do whatever you want.
○You are allowed to do whatever you want.
何でもしてもいいよ
Allow、Permit、Letの違いはさまざまありましたね。
どの違いも大切ですが、丁寧さの違いは押さえておきましょう。
テストで聞かれることは、正直ほとんどありません。
しかし、実際に使用するときに最も大切なことです。
今回紹介したことは、どれも大切なのでぜひマスターしてください。
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