早慶に何が足りないのか?現状分析からスタート
浪人を決めた段階で、まずは現状分析が大切です。
以下の点を確認しましょう。
- 現役時代の模試の結果と推移
- 入試で苦手だった教科・分野
- 受験校の過去問正解率
- 自分の学習スタイルと長所・短所
こうしたデータをもとに、現役時代にうまくいかなかった理由を冷静に分析してください。
苦手分野が明確になれば、そこを重点的に鍛えられ、また、志望校の過去問を解き、正解率を計測することで、合格に必要な実力とのギャップを認識できます。
ヒロアカのカウンセリングでは、勉強の仕方の適性を見極めて、どのように勉強をするのが適切なのかをお伝えしていきます。
自己分析を通じ、浪人1年間で埋めなければいけない学力の差を明確にしましょう。
自己分析こそが、浪人成功の近道です。
浪人生の自己分析の重要性についてはこちらの記事でもお伝えしています。
ページ目次
志望校と合格難易度を正確に把握
志望校を決定する前に、その大学の最新の合格最低点を調べましょう。過去5年間の競争率や偏差値の推移から、自分に合格できる可能性があるか判断します。
志望校の難易度を正しく認識した上で、自分の実力とのギャップを埋める計画を立てましょう。
浪人に必要な勉強時間やペース感も見えてきます。
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
早慶浪人生の年間の予定スケジュール
早稲田大学や慶應義塾大学を志望する浪人生の、年間の予定スケジュールを詳しく例示いたします。
偏差値別で1年間でどのようなことをしたら良いのかを文系理系で別でこちらの記事で紹介しています。
1年で早慶に受かるための合格スケジュール戦略【文系編】
1年で早慶に受かるための合格スケジュール戦略【理系編】
夏までに基礎学力を徹底的に鍛え上げる
浪人生は夏までが勝負です。
難関大学に合格したいのであれば、
英語の基礎がこの時期までにできるようになってないと、
合格は難しいです。
文系であれば、8月までに英検準1級または2級を習得できるような学力をつけてください。
英語が苦手でも英検を習得することで入試を楽に進めることができますので、必ず夏までに最低2級は習得できるようにしてください。
理系であれば、数学3までの基本例題の確認。
理科どちらかは一通り終わっていて確認をしていく必要があります。
9月から早慶レベルの参考書に挑戦
9月からは早慶レベルの参考書や過去問に本格的に取り組みましょう。
参考書は未解決のままにせず、必ず解説を読んで理解を深めましょう。
同じ間違いを繰り返さないことが大切です。
10月からは過去問を解く
10月からは志望校の過去問題を解いてきましょう。
例えば早稲田大学商学部を受験する場合、過去5年分は最小で解いておくべきです。
過去問は単に解くだけでなく、解説を読み、わからない点や苦手分野を明確化します。
何度も同じ間違いを繰り返さないことが大切です。
また、解き終えた問題は1週間後くらいに再チャレンジし、
理解度と定着度が身に付いているか確認しましょう。
過去問の使い方については、こちらの記事でも伝えています。
12月は共通テスト対策も追加
12月に入ると共通テストを控えている場合が多いでしょう。
その場合は以下を気をつけてください。
- 英語リスニング対策は必須。過去問を使いこなすことが重要です。
- 当然、早慶過去問演習も欠かせません。
- 試験直前は新しい参考書より、今までの参考書のおさらい。分野別に弱点を克服していきましょう。
1月は早慶、GMARCHを中心に滑り止めの過去問も
この時期のポイントは以下の通りです。
- 第一志望校を成功させることに全力を注ぎましょう。他大学の対策にかける時間は限られてきます。
- 直前は新出題傾向に注意しつつ、あくまで持ち味を発揮することに徹しましょう。 新たなことに挑戦する余裕はありません。
試験後はしっかり振り返りを
試験が終わったら、いったん勉強から離れてゆっくり休養しましょう。その後に、浪人生活の総決算としての振り返りが大切です。
まず結果から振り返ることが重要です。合格できなかった場合は、以下の観点から原因を分析しましょう。
- 問題の傾向と自分の答案の相違点
- 解答速度の遅さや時間配分の甘さ
- 学力面での不足部分
- 試験中の集中力や疲労度
一方で、合格できた場合も効果的だった勉強法などの好事例に注目しましょう。
早慶浪人生の勉強時間は
浪人生の勉強時間はズバリ、1日最低8時間、理想的な勉強時間は10時間以上。
理由は、ライバルである現役の高校生は、毎日学校の授業と受験勉強と合わせて約7時間は勉強しているからです。
現役生に負けないためにも、現役生よりも多くの勉強時間を確保してください。
勉強時間が全てではありませんが、浪人生はライバルたちのことを考えて、1分1秒でも長く勉強して成績を上げたいという気持ちが大切です。
早慶に合格するための勉強時間についてはこちらの記事でも紹介しています。
早慶浪人生の1日の勉強スケジュール
浪人して早稲田大学に合格した学生に聞いた、
1日のスケジュールをまとめましたので参考にしてください。
浪人してから合格するまで、1年を通してこのスケジュールで勉強時間を確保。
早稲田大学に合格したいという強い思いがあったから、勉強を続けられたそうです。
時間 | 内容 |
---|---|
7:00~9:00 | 朝食・勉強の準備 |
9:00~12:00 | 英語の勉強 |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~15:00 | 英語の勉強 |
15:00~16:00 | 休憩 |
16:00~18:00 | 現代文 |
18:00~20:00 | 夕食・お風呂 |
20:00~23:00 | 日本史の勉強 |
23:00~24:00 | リラックスタイム |
早慶浪人生がスケジュールを達成していくためのポイント
合格するためのポイントとして、
成果の出る勉強の習慣化と体調管理が必要不可欠です。
浪人生は勉強の習慣化が必須
浪人生は、受験勉強中心の生活をするためには、勉強時間の確保が必要不可欠。
なぜなら、浪人生の中には「時間ができたら勉強しよう」という意識でいて、
勉強時間の確保ができずに、受験が失敗に終わってしまう可能性があるからです。
勉強時間を確保するためには、「勉強を習慣化」することが大切。
また、勉強を習慣化することで、勉強が「生活のリズムの一部」になるため、自然に勉強に取り組めることが可能となります。
決して3日坊主で終わらないように、受験勉強の習慣化を目指してください。
体調管理と睡眠時間をしっかり確保
受験生にとって体調管理は必須です。
特に注意したいのが睡眠時間の確保です。
睡眠時間が6時間を切ると学習効率が低下します。睡眠不足が蓄積すると集中力低下だけでなく、体調を崩しやすくなります。
心身ともに疲労が蓄積しないよう、睡眠時間は最低6時間を切らないようにしましょう。
併せてバランスのよい食事、ある程度の運動、湯船につかるなど、自律神経を整えることも大切です。
体調を崩した場合は無理をせず、1日程度は学習をお休みして回復に専念しましょう。
必要な休憩は計画的に取り入れる
長期の受験勉強では、計画的に休憩を取り入れることが大切です。
例えば以下のような休憩の取り方が効果的です。
- 1日の勉強時間のうち1時間はリフレッシュタイムを確保
- 週に1回は勉強を半日だけにして午後は自由に過ごす
- 月に1〜2回は1日中勉強をオフにする
このように、日々の中に小休憩を入れつつ、週1回と月1回はまとまった休息を取ることで、長期の集中力と意欲が維持できます。
休憩も計画的に設定することで、効率よくリフレッシュでき、学習に対するモチベーションアップにもつながります。
新しい参考書を買いすぎない
年間を通して新しい参考書に手を出しすぎるのは避けましょう。参考書は1,2ヶ月程度は実施が必要で、その後にも復習期間を設けて勉強する必要があるでしょう。
年間を通して新しい参考書に手を出しすぎるのは避けましょう。
短い期間で理解するのは難しく、かえって学習計画の遅れにつながります。
年内はこれまで使用してきた参考書で復習や弱点補強に注力しましょう。よくある間違いへの対策をしっかり行います。
分野別に得点力が低い部分がないかチェックし、
反復演習でいったん理解した事項が確実に身に付いているか確認してください。
早慶浪人生からよくある質問
ここからは早慶浪人生からくるよくくる質問に答えていきます。
早慶レベルの英語はどれくらいの期間で伸ばすことができますか?
適切な指導のもとで言われたことができてると6ヶ月程度で到達できます。こだわりが強いタイプの子や暗記が苦手な子、思考力のトレーニングが追いつかない子はもう少しかかります。
浪人したから絶対に早慶に合格できるというのは大きな間違いで、正しい勉強の仕方で学力を身につけていく必要があります。
参考書だけで早慶レベルまで伸ばすことはできますか。
参考書の使い方一つとっても出来る子とできない子では大きく違います。怖いのは、使っている参考書が同じでも間違って使ってしまうことで効果が異なってしまうことです。
1冊の参考書をどれくらいのペースで行いますか。
ペースは目安はありますが、人それぞれで理解ができているかどうか重要です。理解ができてないのに、たくさんの参考書をやりつづけてもできるようになりません。
参考書を理解しているかどうかはどのように確認すれば良いですか。
参考書の内容を覚えているだけではダメです。繰り返しをして、自分自身で参考書を説明できるように理解をする必要があります。
早慶に合格するには何冊の参考書が必要?
適切な指導者のもとであれば、早慶合格までの冊数を絞って徹底的に復習をして勉強をすることができます。イタズラにたくさんの参考書をやっているようであれば、即座にその習慣は改めた方が良いでしょう。
早慶レベルまで学力を伸ばすためには必要なことは?
自分の学力性格、思考パターンを客観的に知って適切なことをすべし皆がやってることをやっても、自分のレベルに合ってない、理解ができてなければ意味がありません。
浪人で早慶合格にはスケジュール管理と適切な指導が必要不可欠
浪人で早稲田大学や慶應義塾大学といった難関私立大学を目指す場合、スケジュール管理と適切な指導が必要不可欠です。
単に予備校で評判の良い授業を聞いてるだけでは合格は難しいです。自分自身で逆算をして合格できる力を身につけられるようにしていかないとダメですよ!
浪人生が早慶合格を成功させるには、
適切なタイミングで適切な指導を受けることが欠かせません。
基礎固めの段階では、文法や単語など基本事項から丁寧に指導してもらうことで効率よく実力がつきます。
一方、演習問題に取り組む段階では、傾向把握やコツの指導が重要です。正解の筋道を解説してもらうことで確実に定着できます。
以上のように、学習フェーズに応じた適切な指導を受けることで、必要十分な学力が計画的に身についていきます。これが早慶合格への近道といえます。
復習のタイミングも考えないと学力は上がらない!
早慶に合格したいのであれば、
単に学習をしているだけでは学力を身につけることはできません。実施したことを何度も行うという復習が必要不可欠です。
当塾ヒロアカでは早慶に合格するためのプロ講師含めた質の高い指導と管理で早慶合格まで導きます。
浪人で早慶に絶対に合格したい方はお気軽にご相談ください。
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