慶應義塾大学文学部の英語和訳問題の対策
このブログでは、慶應義塾大学文学部の英語の和文英訳問題に特化した対策を紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
本ブログ記事は慶應文学部の英語の和文英訳特化のブログになります。
慶應文学部の配点や合格最低点他の科目や、慶應文学部の英語全体的な勉強については下記よりご覧ください。
慶應義塾大学文学部徹底対策 | 偏差値30から本番で圧勝する勉強方法
【慶應義塾大学文学部|英語】各設問の徹底対策とおすすめ参考書
ページ目次
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
慶應文要約問題とは?
慶應文学部の英語は、120分で大問一つという他にはない形式のかなり独特な形式の問題。
その独特な問題形式で問われる中で、
合格に一番重要な問題なのが今回紹介する慶應文学部の要約問題です。
他の大学ではあまり問われている形式ではありません。
要約問題を課しているのは、東京大学、早稲田大学文学部、文化構想学部、明治学院大学となります。
ただ、慶應文学部ほどの120-150字程度で出題している学部は他にはありません。
ですから、慶應文学部の要約問題は独自対策が必要になります。
慶應文要約問題はなぜ重要なのか?
慶應文学部の要約問題が重要な理由は、その配点です。
公式には発表されていませんが、
他の問題の兼ね合いを考えると
35-40点程度の配点があると想定できます。
満点150点中の30%程度の点数が一題に集約されています。
また、英語の目標得点から考えてもこの要約問題が重要であることがわかります。
■目標得点
慶應文学部の目標点とする点数は当塾では120点としています。
上記を考えると
要約問題は合格するためには外せない問題だと言えます。
慶應文要約問題で問われている力とは?
要約問題の重要性がわかったところで、、
慶應文学部が要約問題にてどのようなことを聞いているのかを少し考えてみましょう。
要約問題=ただの和訳ではない
要約問題とというと、
ただ本文から抜粋をして和訳をすれば良い・・と考えてしまう人もいるかもしれません。
ですが、慶應文学部の要約問題はそうではありません。
もちろん、ある程度抜粋になってしまう部分はありますが、
ただ機械的に訳すだけでは指定の文字数でうまく当てはまらないことがあります。
慶應文学部の要約問題には、下記3点の力が必要になります。
選定力+和訳力+まとめる力
■選定力とは?
選定力とは、、、
問題文を理解してどこから抜粋をしたら良いのかを理解する力です。
先ほどもお伝えしている通り、
要約問題は字数が多いため何を書いたら良いのかわからない人は、、
よくわからないから適当に埋めがちです。
ですが、それでは合格のための点数にはつながりません。
そうではなく
要約問題では、
問題文で問われていることを理解して、
問題文で該当の箇所を何個か選んで、
要素を特定して、
そしてその中からどこが必要なのかを選ぶことが必要とされているのです。
▷選定力を鍛えるためには?
場所を特定する上でまず重要なのは、
問題文を正確に理解することです。
多くの人が問題文で何が問われているのかを理解せずに、、
いきなり書こうとして失敗してしまっています。
■和訳力とは?
もちろん、要約問題=和訳問題ではないのですが、
文章を理解する上で、
和訳をすることは重要です。
慶應文学部の和訳については詳しくはこちらの記事でまとめています。
■まとめる力とは?
最後にまとめる力とは、さまざまな要素を入れて和訳という形で表現ができたとしても、日本語として綺麗に伝わりきれないことがあります。
そのため、要素としては揃っているけれど日本語でなにをいっているのかわからないため減点になってしまうことがあります。
そうなってしまっては合格のための点数を取れません。
▷まとめる力を鍛えるためには?
一番は過去問で日本語をまとめていくことですが、、
そう頻繁にできることでもないですし、普段からできることではありません。
なので、普段の勉強としては、
読み終わったパラグラフをまとめてみると良いでしょう。
慶應文要約問題解くためのポイント・対策
それでは、慶應文学部の要約問題を解くためのポイントを見ていきましょう。
慶應文要約問題のパターン化
先ほどお伝えした選定力の部分を強化するための部分です。
問題文で問われていることをパターン化してどの部分を探したら良いのかを考えてみましょう。
ほとんどが、以下の4パターンに絞られます。
ポイントをまとめる形式
パラグラフをまとめる形式
具体化する形式
理由を述べる形式
注意点
ポイントをまとめる形式の場合は、
文章全体から要素を探していく必要があるため、時間がかかります。
そのため最初に問題のタイプを確認しておくと良いでしょう。
※ポイントをまとめる形式というのは、近年だと2017年に出題されています。
慶應文要約問題を解くためにおすすめの参考書
ここまで長々と話してきましたが、最後におすすめの参考書をお伝えしていきます。
正直慶應文学部の対策となる参考書はあまりありません。。。
『英文精読のアプローチ』は読解のためにもなりますのでマストで行っておくと良いでしょう。
『英文精読のアプローチ』『新装版】英文解釈要約精講』
余裕があれば、、『東大入試 英文要約のグラマティカ』
この辺りの参考書1冊行っておけば慶應文学部の要約対策はバッチリできます。
そもそも英語の学力が不安な人は・・
そもそもの英語の学力が不安な人、
勉強がわからない人はこちらのブログ記事で英語の勉強法について、
0から解説していますのでご覧ください。
慶應文学部にどうしても合格したい人・・
当塾では、慶應義塾大学専門塾として慶應文学部に特化した勉強をお伝えしています。
ご覧のように慶應大学文学部に合格するためには、、
ただ単に勉強をしているだけでは合格することはできません。
慶應文学部に合格するためには、慶應文学部の戦略が必要なのです。
こちらよりご相談ください。
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