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【英文解釈】「透視図」と「ポレポレ」どっちが良いのか徹底比較|早慶専門塾が監修

【英文解釈】「透視図」と「ポレポレ」どっち?

「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、難関大学生の必読書として知られる英文解釈の名著です。

どちらを選ぶか迷う受験生も多いでしょう。

この記事では、両者の特徴をレベル、量、網羅性、解説、語彙・文法解説、反復性などの観点から比較し、
自分の学習スタイルと目的に合った一冊を選ぶことの重要性を解説します。

この記事の結論
  • 早慶受験生は必須!
  • レベル・残り時間に合わせてどちらかに決める
  • ただし、どちらもやる必要はない
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「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要

英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、

ともに最難関レベルの英文解釈書として知られています。

この2冊は長年にわたり難関大学生の必読書として定評があり、英文読解力を高めるための代表的な参考書です。

どちらも英文法や構文の分析手法を体系的に解説しており、これらの書籍をマスターすれば、たとえ複雑で入り組んだ英文でも正確に解釈できる実力が身につきます。

「英文読解の透視図」の概要

文脈を捉えながら論理的に文章を読む訓練をすることを目的とした書籍です。
長文の例題を用いて、複雑な構文解析の方法を学ぶことができます。

英文読解の透視図の詳しい使い方についてはこちらの記事でわかりやすく説明しています。

「ポレポレ英文読解プロセス50」の概要

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短い英文を用いつつ、効率的な読解プロセスを学習することに重点が置かれています。
英文を左から右へ読み進めるときの思考法が詳細に解説されており、ネイティブの読み方に近づけることを目指しています。

ポレポレ英文読解プロセス50の詳しい使い方についてはこちらの記事でわかりやすく説明しています。

どちらかでもマスターすれば、どのような難関大学の入試で出題される英文も正確かつ効率的に解釈できる実力が身につくでしょう。

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「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較

Comparison

項目 ポレポレ 透視図
レベル ○(短文、基本的) ○(長文、高度な構文)
△(200ページ、B6判) ○(500ページ、B5版)
網羅性 ○(各分野、バランス) △(特定の分野集中)
解説 ○(視覚的、赤文字) ○(文章解説スタイル)
語彙・文法解説 ×(解説なし) ○(巻末に語彙集、文法)
反復 ○(繰り返し学習しやすい) △(ゆっくり進める)

【レベル】

「英文読解の透視図」の例題は、長さが平均して400字程度と長文が中心です。一方、「ポレポレ」は100-200字程度の比較的短い英文が用いられています。「透視図」は文脈を意識しつつ、複雑な構文を正確に解釈する能力が求められます。「ポレポレ」はより簡潔な英文で読解プロセスの習得に重点が置かれています。

【量】

「英文読解の透視図」はB5版の大判で、総ページ数は500ページ近くにおよびます。
一方「ポレポレ」は手軽なB6判サイズで、200ページ程度とコンパクトな分量です。

【網羅性】

「英文読解の透視図」は問題数が100題前後と多く、様々な題材や構文が網羅されています。
ただし、受験生の苦手な分野(「仮定法」「比較」「省略」「倒置」など)に集中しているので、
全ての分野にバランスよくという感じではありません。
そのため、必ず透視図の前に基本的な教材を行った方が良いです。

「ポレポレ」は50題程度ですが、各分野からバランスよく網羅されています。
特に名詞構文の説明が詳しく説明している参考書はあまりないのでその点で、
ポレポレの方が評価できます。

【解説】

「ポレポレ」では主語や目的語に赤文字で印をつけるなど、視覚的な解説手法が用いられています。
「透視図」は文法の説明などを詳述する文章解説スタイルです。

【語彙・文法解説】

「英文読解の透視図」には巻末に語彙集が付属しており、例題に出てきた英単語の意味が解説されています。
また文法項目も解説されています。
「ポレポレ」にはこのような解説はありません。

【反復】

「ポレポレ」は分量が少ないため、繰り返し学習しやすい特徴があります。
「透視図」は周回は難しく、ゆっくり進める必要があります。
このように両者にはそれぞれの特長があり、自分の学習スタイルに合った参考書を選択することが大切です。
徹底的にマスターすることが英文読解力向上の鍵となります。

「透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?

「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」はどちらも難関大学合格レベルの英文読解力を養成する優れた参考書ですが、
必ずしも両方やる必要はありません。

どちらか1冊をしっかりマスターすることで、十分な読解力は身につきます。
むしろ、1冊に集中する方が効率的で効果的です。

「英文読解の透視図」は長文読解力、「ポレポレ」は効率的読解プロセスの習得に重点が置かれています。
自分の弱点を考え、それを補強する参考書1冊に絞るのがポイントです。

もし時間に余裕があれば、両方をやることで論理的読解力と効率的読解力の両方を磨くことができるでしょう。
しかし、時間に制約がある場合は1冊に集中した方が実力は付きやすいと考えられます。

要約すると、「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1冊を徹底的にマスターするのが効果的な学習法といえます。
時間に余裕がある場合には両方挑戦してみる価値はあるでしょう。

「英文読解の透視図」がおすすめの人

・幅広く英文読解を網羅的に学習したい人

「英文読解の透視図」には、100問以上の例題が用意されています。文章類型だけでなく、条件法、比較構文、関係代名詞、倒置構文など、英文読解に必要な文法事項が網羅的にカバーされています。また、社説、小説、エッセイなど様々なジャンルの文章が取り上げられているのが特徴です。

・ゆっくりと進めながら学習したい人

「英文読解の透視図」は一冊のページ数が300ページ以上と分量が多く、1題あたりの解説も詳細です。1日1題から2題程度のスローペースで取り組むのが適切で、ゆっくり進展させながら英文を丁寧に味わいたい人に向いています。

・例題の解説を重視したい人

「英文読解の透視図」では、各例題の解説が2ページ以上に及ぶこともあり、文法や構文の解説が詳細に記されています。例題の繰り返し学習よりも、解説部分に時間をかけて英文法を学びたい人におすすめです。

・語彙力が比較的高い人

社説や論文からの引用が例題となっているため、多少難解な語彙が含まれています。日常的に英語に触れる機会が多く、ある程度の語彙力が身についている人向けの参考書といえます。

・時間に余裕がある人

一冊学習するのに2~3ヶ月程度の時間を要するので、焦らず長期的に取り組める人に向いています。余裕のあるスケジュールで、のんびり進められる人におすすめです。

「ポレポレ」がおすすめの人

・効率的に例題を反復したい人

「ポレポレ」には全部で50題の例題しかありません。1題当たりの分量も1ページ程度とコンパクト。
1回の学習時間は30分程度で済むので、効率的に回数を重ねられます。例題集のように同じ題材を繰り返し学習したい人に適しています。

・英文を左から右へ読むプロセスを学びたい人

「ポレポレ」では、まず始めに主語と動詞を見つけ、その後に目的語等を確認するという、英文を順序立てて読み進める考え方が示されています。
この「プロセス」を習得すれば、英文を直線的に追う読み方ができるようになります。

・視覚的な学習スタイルの人

「ポレポレ」の例題には、主語、動詞、目的語などにそれぞれ印が付されています。
また、文の構成要素ごとにカッコで囲んで示されているので、視覚的に構造を捉えられます。視覚的な示唆による学習型の人に向いています。

・基本的な英文法力がある人

「ポレポレ」では文法事項の解説はほとんどありません。例題の英文構造に注目するスタイルなので、ある程度の文法基礎が前提として求められます。

・短期集中で学習したい人

「ポレポレ」1冊の学習時間は20時間程度で充分肝心なポイントを習得できます。目標を定めて効率的に短期間で英文読解力を高めたい人に最適です。
このように、「ポレポレ」は簡潔ながら効果的な学習スタイルが特徴です。効率を重視する人に強くおすすめしたい参考書といえます。

「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ

「英文読解の透視図」と「ポレポレ」は、ともに難関大学合格レベルの英文読解力を養成するための名著ですが、アプローチの仕方に違いがあります。

  • 細かく英文読解をマスターしたい人 → 「英文読解の透視図」
  • 読解のプロセスを効率的に習得したい人 → 「ポレポレ」
  • ゆっくり進められる人 → 「英文読解の透視図」
  • 短期間で集中的に学習したい人 → 「ポレポレ」

英文読解力は、どのような文章にも対応できる汎用的な能力です。
自分の学習スタイルと目的に合った1冊を選択し、徹底的に学習することで大きく力がつくはずです。
自分にあった参考書の選び方が成功のカギとなります。

この後の英語長文はどうするか?

この参考書が完全に理解できている状態であれば大学受験で構文で困ることは基本的にはないでしょう。

その場合は、文法的な側面ではなく、長文を読んで、論理展開といった内容面を重視して問題を解いていきましょう。

長文の論理展開、文章のパラグラフの構造を理解する教材としては、下記のような教材が良いでしょう。

その他英語の勉強法については、こちらの記事で説明しているのでこちらを確認してください。

早慶レベルの英語の構文は他にどんなものを使用したらよいのかはこちらの記事で説明しています。

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Published by

小野 和久

高校時代の成績は、偏差値30いかない程度。その状態から、皆に合わせて予備校に行くもうまくいかず、浪人。浪人生活の中で独学で勉強法を編み出して早慶ダブル合格を果たし、慶應義塾大学経済学部に進学。その後、留学せずに英検1級、TOEIC990点、国連英検特A級を習得。 また、在学中に慶應早稲田専門の本塾を起業し、数々の偏差値30からの生徒を合格に導きました。当塾での合格の秘訣は、「考えて勉強をすること」です。 このような自身の経験から考えて勉強することの重要性を認識し、考えて勉強することで勉強を効率化してどんな学力の受験生に対しても独自カリキュラムを提供しています。早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA塾長。