早慶に合格するためには、ちゃんと読めて解けるようになる必要があります。 この記事では、どのように読んで、どのように解く必要があるのかを考えていきます。 ページ目次早慶合格のために必要な読解テクニックとは?■現代社会を理解する背景知識力上記を150wpmで行える速読力単語力はどれくらい必要か?解くため
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- 早慶に合格するためには、ちゃんと読めて解けるようになる必要があります。
この記事では、どのように読んで、どのように解く必要があるのかを考えていきます。
[toc]早慶合格のために必要な読解テクニックとは?
ちゃんと読むことができるためには、以下の3つの力が必要になります。
■筆者の主張を意識した全体像の把握
■精読をしながら、一文を理解する
■現代社会を理解する背景知識力
それぞれ具体的にどのようなことなのかを説明していきます。
■筆者の主張を意識した全体像の把握
英語の文章とは、パラグラフでたくさんあるように見えますが、、、
実はパラグラフには、
一つの文章に言いたいことは一つしかありません。
パラグラフの中でもいいたいことは一つですし、
さらにいうのであれば、文章全体でも言いたいことは一つだけです。
この規則がわかっていないと、早慶の文章を読むことはできません。
具体的なことについては、下記ブログ記事に載せていますので、ご覧ください。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-logic-structure/"]■精読をしながら、一文を理解する
精読とは?、どんな長文であってもSVOC、
さらには、単語と単語がどのように関係しあっているのかがわかる状態のことを指します。
基本的なSVOCは取ることができる人が多いのですが、、、
つまづきのポイントをお伝えしておきます。
基本的なSVOCの考え方については下記記事でもお伝えしているので、ご覧ください。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-svoc-structure/"]SVOCの意味を理解して構造を考える
SVOCをただの記号、暗号のようなものだと思って、
その意味を考えることなく、行なってしまう人が非常に多いです。
では、なぜそもそも文型を学ぶ必要があるのか?
文型とは、それぞれの文型に共通したイメージがあり、
その共通したイメージをどのような文章にも持つことで、
英語の文章を理解することができるのです。このような理解がないと、、、、
英語の文章を読むのではなく、
単語をただつなぎ合わせて読んでいるだけになってしまいます。
これでは文章を読むことができません。
英語と日本語は明確に言語の体系が、明確に異なります。
英語と日本語の言語体系の違いについては下記で述べていますので、ご覧ください。
【完全版】慶應大学英語の勉強法(2023年入試)
【完全版】早稲田大学英語の勉強法(2023年入試)そのような人は、どうしたらよいのか。
まずは英語の基本の文型であるSVOを正確に理解するように努めましょう。
SVOとは・・・
SがVという動詞を通して、Oに対して影響を与えるというのが基本イメージです。
例えば、、
I play the guitarという文章があったとすると、、、
この文章からわからなくてはいけないのは、
私という主体が、ギターに対して、playという動詞を通して、
(演奏する)という動作を与えているというイメージを持つ必要があるのです。このようなイメージを持ちましょう。
英語が苦手な人に多いのは・・・
上記のようなイメージはクリアした!という上で、
苦手な子に多いのが、
形容詞句、形容詞節が取ることができないというパターンです。
この部分も英語と日本語の言語の関係から考えるとわかるのですが、
英語の場合は、
単語を修飾する際に後ろにどんどん文字を付け加えていく傾向にあります。
そのため、日本語からの変換からだと理解がしづらいのです。
具体的に英語を使って考えていきます。
例えば、
「私の飼っている犬」というような日本語を、
どのように英語に変換するのかを考えてみましょう。
英語では、the dog I have となります。
ここで、I have a dog. としてしまった人は、
形容詞句、名詞句という考え方を理解していない可能性があります。
*その説明については長くなるので、、割愛します。。
英語は前から処理しないとダメ
逆に言うなれば、
the dog I haveという文章を読んだ時に、
「犬→私が飼っている」という前から処理ができるようになる必要があるのです。
どのように処理するのか?については、下記動画でも説明をしているのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=A7nINW1YjFc
■現代社会を理解する背景知識力
英語を理解するためには、もちろん背景知識が必要です。
どれだけ単語を覚えて、英語構文を覚えて、英語の文章を読む準備ができても、
そこに何が書いてあるのかが、
そもそも日本語でもわからないようなことであると、問題を理解することはできません。
早慶の文章は、直近の英語の文章を出す傾向が非常に強いです。
そのため、最近の話題にキャッチアップできるような知識が必要でしょう。
上記を150wpmで行える速読力
wpmとは?
words per minuteの略で1分間にどれくらいのWord数を処理することができるかの略です。
早慶の文章は年々量が増えていって、
処理するスピードも早くしていく必要があります。
これまでいったことを駆使して、大体150Word程度読めるようになる必要があるのです。
速読の訓練の仕方については、いろいろありますが、
まず日本人がつまづくのが、
先ほど述べた前からの処理がうまくできるかどうか?になります。
その段階をクリアするためには、
速読用の教材を使って音読をするのが良いでしょう。
■速読するのに最適な参考書
いろいろありますが、スラッシュ区切りがあって、
和訳が部分部分で載っている教材が速読には適しています。
ハイパートレーニング
[itemlink post_id="20069"]4技能のレベル別、ハイパートレーニング
[itemlink post_id="20068"]とにかく前から処理する練習をとにかく積んでください。
指で文章を追っていく、フィンガートレーニングも良いでしょう。
音読だけだと偏ってしまうので、黙読でこちらもやっていくが良いです。
音読→1文字単位の処理、
フィンガートレーニング→複数文字の処理という形になります。
このレベルができたら、宮下先生の速読問題集をやってみると良いでしょう。
ただ結構文章は難しいので、注意が必要です。
[itemlink post_id="20070"]単語力はどれくらい必要か?
早慶のレベルの長文を解くのには、大体6500~8000語程度の語彙力が必要。
慶應SFC、社学だと10000語程度はあったほうがよい
英検準一級合格者で大体5500~7000程度の語彙力
test your vocabuで現在の語彙力をチェックする
100%正確ではないがある程度の目安にはなる。
社学の単語については、こちらでも紹介しています。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/waseda-syagaku-english-tangocho/"]解くためにはどうしたら良いのか?
さて、文章を読むことができたら、続いては解けるようになる必要があります。
どのような場合でも同じ方法で解くことができるのが重要です。
必要な力は下記の2点です。
■読解時に文法に気づくことができる文法力
■設問ごとにどのように処理をしたらよいのか把握する力
“文脈”という言葉で誤魔化さない
解き方を学んだら、とにかくその解き方が全てにおいて適応できるようにするのが良いでしょう。
解き方を掲載しているおすすめの参考書としては、『佐藤ヒロシの 英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー』です。
[itemlink post_id="20072"]こちらの教材で解き方をマスターして、過去問で適用できるようにしていきましょう。
その上で重要なのは、文脈という言葉で誤魔化して解かないということです。
多くの生徒が、そのような言葉で誤魔化して解けるようになっていません。
なぜこの答えになるのか?を徹底的に考えるようにしていきましょう。
慶應法、文、は毎年出題の特定の形式があるので注意
慶應法学部の過去問対策記事はこちら
慶應文学部の過去問対策記事はこちら映像で確認する
https://www.youtube.com/watch?v=DmzsH44umIc