偏差値30からの早慶圧勝の個別指導塾 HIRO ACADEMIA

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慶應義塾理工学部 | 偏差値30から本番で圧勝するための徹底対策

2016.09.10

ページ目次慶應義塾大学理工学部の特徴慶應理工学部入試動向・倍率慶應理工学部の合格最低点理工学部生の学生生活について慶應理工学部の科目別対策慶應義塾大学理工学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学理工学部の特徴 大きな特徴として理工学部は5つの学問に分かれていて、学問ごとで受験しま

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  • 慶應義塾大学理工学部の特徴

    大きな特徴として理工学部は5つの学問に分かれていて、学問ごとで受験します。
    5つの学問は化学、数学、物理、メカニクス、情報にわかれていて、そこから好きな学科を決定していき、2年次で学科に配属されるため、自分の好きな分野をじっくり考えることができます。また、他大学に比べて一人の教授に対する生徒数が少ないのでより先生の目が行き渡っています。

    [toc]

    慶應理工学部入試動向・倍率

    [keio-riko-bairitu]

    慶應理工学部の合格最低点

    [keio-riko-gokakusaitei]

    配点、受験科目は大きく学科によって異なります。

    合計点が500点(英語,数学が共に150点で理科が100点ずつ)です。
    計算上は5~6割程度で合格水準には達しますが、合格最低点ギリギリでの合格を目指すのではなく、どの科目も7,8割は取れるようなっておきましょう。
    特に私大専願で理工系の学部を目指している学生は英語ができない傾向が強いので注意してください。

    理工学部生の学生生活について

    当塾の講師や学生講師、学生インタビューなどから得た貴重な大学での学生生活の情報をお伝えしていきます。

    1,2年生は日吉キャンパスで、3,4年生は理工学部のみが在籍する矢上キャンパスで勉強をします。2年次で学科が決定しますが、希望の学科は成績順で決まっていくため、1年生での成績は非常に大事になってきます。また、1年生の時は非常に必修の授業がおおく、学年を上がるに連れて授業の自由度が増え、自分の好きな分野の授業をとることができるようになります。

    慶應理工学部の科目別対策

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    eigo

    英語対策はこちらから

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    sugaku

    数学対策はこちら

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    rika

    物理対策はこちら

    ▷化学対策はこちら

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    慶應義塾大学理工学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIAには、慶應大学専門指導塾として理工学部への圧倒的な合格ノウハウがございます。

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    また、慶應義塾大学理工学部に合格するためにどのように勉強をしたらよいのか指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【慶應義塾大学経済学部】 圧勝のための入試傾向と対策

2016.09.10

ページ目次慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策慶應経済の入試動向慶應経済学部の合格最低点と目標得点科目別対策経済学部生の学生生活について慶應義塾大学 経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策 現在では偏差値上では法学部に圧倒されてきてしまっているが、か

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  • 慶應義塾大学経済学部の入試傾向と対策

    現在では偏差値上では法学部に圧倒されてきてしまっているが、かつては「理財の三田」ともいわれ、慶應義塾大学の看板学部。

    1990年代までは数学での受験が必須だったため、他の経済学部と比べても必修での数学の割合は高い。
    社会入試で入学しても、数学3~大学レベルの微分積分、統計学は授業で扱っていくので数学的素養がないと入塾してから苦労する可能性が高いので注意しましょう。
    他の学部と比べると2⇒3年に進級できずに留年する(在日=日吉で過ごす)人が多い。また1,2年生の必修単位であるマクロ、ミクロ、統計学を習得できずに日吉へ履修しに行く(来日=日吉に授業を受けに行く)人の多くなっています。

    [toc]

    慶應経済の入試動向

    偏差値は高いですが、実際は実力をつけていれば、倍率も高くなく癖のない問題なので慶應の中でも比較的入塾し易い学部です。

    もちろん、実力がなくても簡単に入れるという意味ではありませんので注意してください。特に私大で社会受験の学生は英語が圧倒的にできないと途中で足切りで採点すらまともにされないという悲惨な結果になってしまうので英語をまずは得意科目にできるようにしていきましょう。

    足切りについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/keizai/keio-keizai-2018-point/"]

    慶應経済A方式の倍率

    A方式で注目すべきところは、受験生の平均点を確認してください。
    合格最低点よりも高くなっていますね。

    [keio-keizai-b-bairitu]

    慶應経済A方式の合格最低

    [keio-keizai-a-goukakusaitei]

    慶應経済B方式の倍率

    [keio-keizai-b-bairitu]

    慶應経済B方式の合格最低点

    [keio-keizai-goukakusaitei]

    慶應経済学部の合格最低点と目標得点

    配点、受験科目は大きく学科によって異なります。

    経済学科A 方式

    受験科目と配点は、英語200点、数学150点、小論文70点の計420点となっています。
    合格最低点は240~270点の間で推移しています。

    目標得点
    英語140点
    数学110点
    小論30点

    ▶経済学科B方式

    受験科目と配点は、英語200点、歴史150点、小論文70点の計420点となっています。
    合格最低点は270~290点の間で推移しています。

    目標得点
    英語140点
    歴史110点
    小論35点

    科目別対策

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    [su_column size="1/2"]

    eigo

    英語対策はこちら

    [/su_column]

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    syakai

    日本史対策はこちら

    世界史対策はこちら

    [/su_column][/su_row] [su_row]

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    sugaku

    数学対策はこちら

    [/su_column]

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    kokugo

    小論文対策はこちら 

    [/su_column][/su_row]

    慶應経済学部の高校1、2年からの対策について動画で解説

    https://youtu.be/uS-y0n0HZhQ

    経済学部生の学生生活について

    当塾の講師や学生講師、学生インタビューなどから得た貴重な大学での学生生活の情報をお伝えしていきます。

    講師A
    社会入学で入った人は数学を恐れがちですが、大学側では社会入学の人と数学入学の人で分かれて授業をするなど配慮をしてくれているため、その点は慶應に入塾できるレベルの頭があれば問題ないでしょう。
    何をするにもチャンスには恵まれている大学だと思うので、学生生活を上手く活用するためには、いかに時間を管理していくか?という点が大事かと思います。
    留年をしてしまう人も結構いるので、勉強にも気をつけつつがんばって下さい。

    慶應義塾大学 経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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慶應義塾大学薬学部【数学】完全対策と勉強法|慶應専門塾が監修

2016.09.06

ページ目次慶應義塾大学薬学部の数学対策・勉強法慶應義塾大学薬学部の数学入試の傾向慶應義塾大学薬学部の数学入試対策慶應義塾大学薬学部の数学の頻出分野の対策慶應薬学部数学の対策過去問を使った問題解説慶應薬学部【数学】で使える参考書慶應義塾大学薬学部に合格できる専門対策 慶應義塾大学薬学部の数学対策・勉強

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  • 慶應義塾大学薬学部の数学対策・勉強法

    慶應義塾大学薬学部の数学入試は、私立大学の薬学部関係する入試の中で最も難関とされています。しかし、傾向と対策を理解すれば、決して不可能なレベルではありません。むしろ、的確な対策を取れば高得点を狙える可能性が高いのが特徴です。
    本記事では、慶應義塾大学薬学部の数学入試の具体的な傾向と対策のポイントを詳しく解説します。
    慶應義塾大学薬学部の数学入試は、出題範囲や形式、必要とされる力が非常に明確です。しっかり傾向を把握し、対策していけば高得点が期待できる入試といえます。
    微分積分、確率・統計、図形、関数などの基礎的な分野全般から出題されるため、幅広くしっかり学習することが重要です。
    また、迅速かつ正確な計算力が問われるため、日頃からの訓練が欠かせません。
    慶應義塾大学薬学部を目指す受験生の方は、この記事を参考に対策を立て、高得点を目指していただければと思います。

    それでは、具体的な傾向と対策のポイントを見ていきましょう。

    [toc]

    慶應義塾大学薬学部の数学入試の傾向

    全体概観:配点100点 時間80分

    例年すべてマークシート式になっています。慶應義塾大学薬学部の数学入試は、出題範囲が数学Iと数学IIのみであることが大きな特徴です。

    入試の問題量はかなり多く、計算量も多いのが特徴です。
    問題量は多めで、正確かつ迅速な計算力が問われます。難しいと言える出題はほとんどありませんが、基礎的内容であっても確実に解けなければ点数を伸ばすことはできません。
    制限時間は80分と決して長くはないので、効率的に処理していく計算力が求められています。

    瞬時に処理していく高い計算力が必要不可欠です。

    慶應義塾大学薬学部の数学入試対策

    まず教科書の内容をしっかり理解し、基礎学力を身に付けることが大切です。
    関数の微分や積分など、計算が伴う分野は要注意です。例題を解きながら計算力を高め、定理や公式を暗記して理解を深めましょう。
    次に、過去問題集などで、実際の入試レベルの問題に触れて慣れることも重要です。
    特に、時間を意識して解答する訓練を心がけましょう。
    最後に、模擬試験で解答用紙に慣れ、本番さながらの状況で問題を解く練習を行うと効果的です。
    これらを通じて、慶應義塾大学薬学部の数学入試に備えていきましょう

    基本的なことを間違わないように正確に行えるようになる力が重要です

    慶應義塾大学薬学部の数学の頻出分野の対策

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    かなり繁雑な計算、工夫を要する計算が含まれ、高得点をとるには、計算力と数学的センスを要求されます。融合問題が多いのも特徴です。

    慶應義塾大学薬学部の数学入試では、微分・積分、場合の数・確率、三角関数、ベクトルなどの分野が頻出しています。

    1. 微分・積分
    2. 場合の数・確率
    3. 三角関数
    4. ベクトル

    微分・積分

    微分・積分は毎年必ずと言っていいほど出題される重要分野です。関数の微分計算や、図形の面積を求める積分計算など、処理が面倒な問題が多く見られます。
    慶應義塾大学薬学部では数学I・数学IIの範囲が出題されるため、数学IIの微分・積分の計算力を強化することが大切です。
    例題を解きながら計算の正確さとスピードを高める訓練を積むことが対策のポイントとなります。

    場合の数・確率

    場合の数・確率も頻出分野の一つです。この分野では丁寧な理解が必要不可欠で、慌てずにじっくり考える習慣が大切です。
    場合の数の数え上げ方や、確率の計算手順をおざなりにすると、本番で手こずることになります。毎日の演習で確実に定着させることが対策として重要です。

    三角関数

    三角関数では、余弦定理や整数の倍角の三角比など、多くの公式を暗記しておく必要があります。試験時間が限られているため、公式の演習切れはリスクが大きいのが特徴です。参考書にあるほとんど全ての三角関数の公式を暗記しておくのが無難な対策といえます。

    ベクトル

    ベクトルも必ず毎年のように出題されます。処理に手間のかかる複雑な計算が要求されることが多く、数をこなして計算に慣れておくことが対策の基本となります。可能な限り早く正確に処理できるよう、日頃の訓練が欠かせません。

    慶應薬学部数学の対策

    慶應薬学部数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    複数の分野にまたがった問題への対応

    慶應義塾大学薬学部の数学入試では、小問集合が出題されます。これは複数の分野から出題されるため、幅広い知識が求められます。例えば、確率の計算後に三角関数を用いた計算が続くといった融合問題があるでしょう。このため、それぞれの分野だけでなく、分野間のつながりも意識しておく必要があります。特に、微分積分と確率、三角関数などを組み合わせた問題に注目し、そうした複合問題にも対応できるよう訓練しておきましょう。

    計算力をつける

    慶應義塾大学薬学部の数学入試は計算量が多いため、計算力が求められます。まずは教科書の例題から、関数の微分や積分、確率計算などの基本的な計算練習を繰り返し行い、手順と計算スピードを身につけましょう。数学IIの内容では、指数関数や対数関数、三角関数の計算が重要です。これらの関数の特徴を理解した上で、実際の計算を何度も練習し、定理や公式を暗記して使いこなせるようにしてください。また、計算過程でのミスを減らすため、答え合わせを必ず行うなど、検算の習慣をつけることも大切です。

    すべてマークシートなので計算ミスが命取りになります。そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解や公式も身に着けておきましょう。特に大問1の小問集合はただの計算問題だと思えるレベルまでの演習をしないと時間的に相当厳しいです。標準ぐらいまでの問題を計算問題として練習を積むようにしていくといいでしょう。特にベクトルや微分の問題は計算力が問われるので、教科書には載ってないけど覚えておくと便利な公式(ベクトルの外積、積分の1/12公式)なども準備しておくといいでしょう。

    マーク式への対策

    マーク式の問題は結果のみを求められます。マーク式特有のワザ(漸化式の問題なら数字を入れて答えを類推する)などそういった方法も身に着けることが大切です。
    またマーク式だと出題者の意図にそって解かないといけないので、うまく誘導にのれるようになることが大切です。

    過去問を使った問題解説

    [su_box title=”2015年度 薬学部 大問[1](2)” style=”glass”]

    yakugaku[/su_box]

    (i)
    y=x+4\sin\theta+1・・・➀
    y=-x+4\cos\theta-3・・・➁
    ➀+➁より
    2y=4(\sin\theta+\cos\theta)-2
    三角関数の合成を用いて変形すると
    2y=4\sqrt{2}\sin(\theta+\frac{\pi}{4})-2
    今回\theta=\frac{\pi}{12}より
    2y=4\sqrt{2}\sin(\frac{\pi}{12}+\frac{\pi}{4})-2=2\sqrt{6}-1
    \therefore y=\sqrt{6}-1
    ➀-➁をしてxについても同様に三角関数の合成を用いて計算すると
    x=\sqrt{2}-2となるので
    点P:(\sqrt{2}-2,\sqrt{6}-1)
    となります。

    (ii)軌跡の問題を解くときは媒介変数(パラメータ)を消さなければなりません。今回パラメータがθですが、θをただの数字に変える公式
    \sin^{2}\theta +\cos^{2}\theta =1・・・(
    があるので、この式を使っていきます。その際➀、➁をこのように変形します。
    4\sin\theta=y-x-1・・・➂
    4\cos\theta=y+x+3・・・➃
    そして(
    )の両辺を16倍すると
    16\sin^{2}\theta +16\cos^{2}\theta =(4\sin\theta)^{2}+(4\cos\theta)^{2}=16・・・(
    (
    )に➂➃を代入すると
    (y-x-1)^{2}+(y+x+3)^{2}=16
    展開して整理すると
    x^{2}+y^{2}+4x+2y-3=0
    となります。

    このレベルの問題は見た瞬間に解法が出てきてあとは手を動かすだけというレベルまで本番までに持っていきましょう。

    慶應薬学部【数学】で使える参考書

    下記教材を使っていくのが一般的な入試対策になります。

    • 青チャート
    • Z会数学基礎問題集
    • 大学への数学 一対一対応の演習
    • 理系数学 良問のプラチカ

    とはいえ、いきなり上記の教材を使うようになるのは難しいので、どのような順番で勉強をしたら良いのかについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/bunkeisugaku-benkyo/"]

    慶應義塾大学薬学部に合格できる専門対策

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学薬学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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慶應義塾大学商学部【数学】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.09.05

慶應義塾大学商学部 商学部の数学はほとんどの問題がマーク方式ですが一部記述式もあります。 全体概観:配点100点 時間70分 例年大問は3、4問です。 ページ目次出題範囲・頻出分野・難易度対策慶應義塾大学 商学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 出題範囲・頻出分野・難易度 出題範囲は数学Ⅰ

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  • 慶應義塾大学商学部

    商学部の数学はほとんどの問題がマーク方式ですが一部記述式もあります。

    [toc]

    全体概観:配点100点 時間70分

    例年大問は3、4問です。

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野は微積分、確率、数列、ベクトルです。商学部の特徴として融合問題が多く、総合力が求められます。また商学部らしい企業戦略の題材とした問題がたまに出題されるのも特徴です。
    難易度については難問奇問はないですが、文系学部としては難しいです。試験時間を考えると、計算力の養成が不可欠です。解ける問題から解いていくのが高得点をとるポイントになってきます。

    対策

    慶應商学部数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    基本事項の定着

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。商学部は典型的な問題を解く力がどれだけ身についているかが得点にひびいてくるので、教科書の例題や標準的な問題集を繰り返し解くことが大切になってきます。

    過去問の勉強

    過去問などを中心に、とくにマーク式の問題集などを使って十分準備をしている必要があります。

    計算力をつける

    すべてマークシートなので計算ミスが命取りになります。そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解や公式も身に着けておきましょう。またマーク式の問題は結果のみを求められます。マーク式特有のワザ(漸化式の問題なら数字を入れて答えを類推する)などそういった方法も身に着けることが大切です。

    問題例

    [su_box title="2013年度  大問Ⅱ" style="glass"]

    keiosyo

    [/su_box]
    (i)問題文の定義にしたがって計算します。
    \langle\vec{p},\vec{q},\vec{r}\rangle=(\vec{p}\bullet\vec{q} )\vec{r}
    ここで\vec{p}\bullet\vec{q}=11より
    \langle\vec{p},\vec{q},\vec{r}\rangle=11\vec{r}=(33,11,22)
    となります。

    (ii)x_{n+1}x_{n}の関係を求めるためにa_{n+1}を計算します。


    両辺に底2の対数をとると

    またよりx_{1}=\log_2 2\sqrt{2}=\frac{3}{2}
    よって漸化式を解くと、x_{n}=\frac{3^{n}}{2}
    となります。

    (iii)
    \langle\vec{a},\vec{b},\vec{c}\rangle\bullet\langle\vec{b},\vec{c},\vec{a}\rangle=(\vec{a}\bullet\vec{b} )\vec{c}\bullet(\vec{b}\bullet\vec{c} )\vec{a}=(\vec{a}\bullet\vec{b} )(\vec{b}\bullet\vec{c} )(\vec{c}\bullet\vec{a} )=\vec{0}
    また\vec{a},\vec{b},\vec{c}はそれぞれ零ベクトルでないので、求める必要条件は
    \vec{a}\vec{b}が垂直、または\vec{b}\vec{c}が垂直、または\vec{c}\vec{a}が垂直
    となります。

     

    (iv)
    \langle\vec{a},\vec{b},\vec{c}\rangle+\langle\vec{b},\vec{c},\vec{a}\rangle+\langle\vec{c},\vec{a},\vec{b}\rangle=(\vec{a}\bullet\vec{b} )\vec{c}+(\vec{b}\bullet\vec{c} )\vec{a}+(\vec{c}\bullet\vec{a} )\vec{b}=\vec{0}

    ここでもし\vec{a}\bullet\vec{b}\neq\vec{0}とすると以下のように書けます。
     \vec{c}=- \frac{ \vec{b} \bullet \vec{c} }{ \vec{a} \bullet \vec{b} } \vec{a} - \frac{ \vec{c} \bullet \vec{a} }{ \vec{a} \bullet \vec{b} } \vec{b}

    これは、4点O、A、B、Cが同一平面上にないという条件に反するので\vec{a}\bullet\vec{b}=\vec{0}となります。

    同様にやっていくと\vec{b}\bullet\vec{c}=\vec{0}\vec{c}\bullet\vec{a}=\vec{0}となります。
    よって答えは
    \vec{a}\vec{b}が垂直かつ\vec{b}\vec{c}が垂直かつ\vec{c}\vec{a}が垂直

    となります。

    慶應義塾大学 商学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします

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    少しでもご興味をお持ちいただいた方は、まずは合格に役立つノウハウや情報を、詰め込んだ資料をご請求ください。

    また、慶應義塾大学商学部に合格するためにどのよう勉強をしたらよいのかを指示する学習カウンセリングも承っています。学習状況を伺った上で、残りの期間でどう受かるかを提案いたしますので、ぜひお気軽にお電話いただければと思います。

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【慶應経済|数学】完全攻略と徹底対策|慶應専門塾が監修

2016.09.04

ページ目次慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略慶應経済の合格最低点と目標得点出題範囲・頻出分野・難易度慶應経済の数学対策慶應経済数学の合格する解き方とは?慶應義塾大学経済学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策をします 慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略 経済学部の数学はマーク方式と記述式解答で、結果だ

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  • 慶應義塾大学経済学部数学の完全攻略

    経済学部の数学はマーク方式と記述式解答で、結果だけでなくそれに至るまでの過程を書く記述力が求められます。
    問題レベルは標準的な問題が多いものの文系学部の問題としては高めです。
    また、受験科目の影響と経済学がそもそも数学を使った学問のため、
    理系の受験生や理系難関国公立、医学部との併願で受験する人も多数います。
    高いレベルでの闘いになることは覚悟して受験に望んでいきましょう。

    [toc]

    全体概観:配点150点 時間80分

    例年大問は6問で、[1]~[3]は小問、[4]~[6]では記述式になっています。

    慶應経済の合格最低点と目標得点

    [keio-keizai-a-goukakusaitei]

    数学は難しいですが、70~80点程度は取りたいです。

    出題範囲・頻出分野・難易度

    出題範囲は数学ⅠAⅡB(確率分布と統計的推測を除く)となっています。
    頻出分野

    数列、ベクトル、図形と三角関数、微積分、指数・対数、確率

    また集合・命題の分野の問題が出されており、論理的思考力を問う問題も出されています。
    難易度については教科書の章末問題レベルから標準的な問題のものが出題されています。
    思考力を問う問題が出されるのも特徴です。

    慶應経済の数学対策

    慶應義塾大学経済学部の数学の問題を解いていくにあたって、どのように考えていくのが良いのかをお伝えしていきます。

    基礎問題の演習

    数学力を身につけることが大事となりますが、そのためには基本的な問題が解けるようになることが重要です。
    そのため、教科書に載っている問題は公式の証明まで行って下さい。
    また教科書以外にも標準的な問題集の例題などを中心に解法や考え方を学ぶ必要があります。

    頻出分野の問題演習

    出題範囲を満遍なく勉強をすることは当然として、頻出分野は特に意欲的に問題演習をしてください。
    特に数列、微積分、指数・対数、確率、べクトル、図形と方程式は得意分野にしていくようにしていきましょう。
    図をやグラフを実際に書いてイメージを養うトレーニングもしていく必要があります。

    記述の演習

    ただ解くのではなく、途中式や導出過程、細かい条件まで含めた解答を作ってください。
    基本的な問題演習をしているうちから実際の入試を意識して解答を作ることで、記述力を早いうちから身につけることができます。
    特に証明問題や場合分けを要する問題では記述力が重要となります。
    証明問題で論理の飛躍があったり、場合分けを書き間違うとそれだけで減点されてしまいます。
    自己採点の際も、解答と照らし合わせながら細かいミスがないかどうかまで確認してください。
    また、図示問題に限らず関数や平面・立体図形が登場する問題もあるので、自分で分かりやすい図を描くことが大事になります。

    正確に高速で解く計算力

    大問が6題で80分と、1問あたりにかけられる時間は単純計算で15分です。出題量の半分ほどがマークシートなので計算ミスが命取りになります。
    そのため、迅速かつ正確な計算力が必要となります。
    日ごろの問題演習で要領よく正確に計算していくとともに、より早く解ける別解やっ公式も身に着けておきましょう。

    過去問を解く際には・・・

    問題演習に慣れてきたら、実際に過去問に取り組みましょう。
    この際、本番通りの時間で解くことが大切です。
    数学ではどの分野が何問目に出るかが分からないので、時間を測って問題演習をし、自分が解きやすいと思った問題から解き始めることが重要となってきます。
    あまり1つの大問を完答することにこだわりすぎるとかえって点数が下がります。
    大問前半の比較的易しい問題を確実に解答することで、得点を伸ばしていきましょう。
    ただし、時間内に解けなかった問題もその後に問題演習として解くことも大事です。
    時間内に解けなかった問題は必然的に苦手な問題であるため、苦手をつぶす意味でも解けなかった問題の復習をしましょう。

    慶應経済数学の合格する解き方とは?

    2014年度 経済学部 数学
    大問2(1)、(2)、(3)

    (1) F \big(x\big)= \frac{1}{3} x^{3}+a x^{2} +bx+c
    より
    F'\big(x\big)=x^{2}+2ax+b
    x=\alpha,\betaで極致をもつので
    f\big(\alpha\big)=f\big(\beta\big)=0
    問題文よりα≠βである
    f(x)の解がα、βということなので解と係数の関係か
    a= -\frac{ \alpha + \beta }{2},b= \alpha \beta
    となります。 l_{ \alpha } , l_{ \beta } をそれぞれ求めると
    l_{ \alpha }:y=\big( \alpha - \beta \big) \big(x- \alpha \big)
    l_{ \beta }:y=\big( \beta - \alpha \big) \big(x- \beta \big)
    よって l_{ \alpha } , l_{ \beta } の交点はこの式を連立すればよいので交点の座標は
     \big( \frac{\alpha+\beta}{2} ,- \frac{ \big(\beta-\alpha\big) ^{2} }{2} \big)
    となります。

    (2)今回求める面積は下図のSです。

    慶應経済

    Aの部分は1/6の公式が使えます。S+Aは三角形の面積なので
    S=S+A-A= \frac{1}{2} \times \big( \beta - \alpha \big) \times \frac{1}{2}\big( \beta - \alpha \big) ^{2} - \frac{1}{6} \big( \beta - \alpha \big) ^{3} \\= \frac{1}{12} \big( \beta - \alpha \big) ^{3}

    (3)(2)で求めたSをa,bを使って表します。
    その際にSを基本対称式を使ってa,bを代入しやすいように変形します。

    ここでk=a^{2}-bとおくと問題文に書いているようにa,bが変化するとab平面上で放物線b=a^{2}-kが下図の領域で共有点を持つことである。(紫:b=a^{2}-1,黄色:b=2a-2,水色:b=2a-4,緑:b-a^{2}-4

    慶應経済2
    kが最大になるのは点(0,-4),(2,0)のときでk=4である。一方kが最小になるのは直線b=2a-2と接するとき、つまり
    a^{2}-k=2a-2\\a^{2}-2a-k+2=0
    が重解を持つときなので、判別式を計算するとk=1となります。ゆえに
    Sの最大値:\frac{2}{3} 4 x^{ \frac{3}{2} }= \frac{16}{3}
    Sの最小値:\frac{2}{3} 1 x^{ \frac{3}{2} }= \frac{2}{3}
    となります。

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慶應義塾大学商学部【地理】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.08.25

慶應義塾大学商学部地理 全体概観 配点100点 時間60分 例年大問3題の構成になっています。マークシート方式(選択方式)が中心であるが、記述・論述問題も出題されています。 マークシートは十の位と一の位をそれぞれマークする独特の方式なので、必ず過去問演習などで慣れておいてください。。 60分という時

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  • 慶應義塾大学商学部地理

    全体概観

    配点100点 時間60分

    例年大問3題の構成になっています。マークシート方式(選択方式)が中心であるが、記述・論述問題も出題されています。
    マークシートは十の位と一の位をそれぞれマークする独特の方式なので、必ず過去問演習などで慣れておいてください。。
    60分という時間の割に問題数が多く、スピードも必要となります。

    出題概要

    地誌が非常に多く出題されます。
    また、地域ではヨーロッパがここ数年は出題されていますが、山を張るのは危険です。
    ヨーロッパ以外の地域のこともかなり問われています。

    また、地誌以外の分野も出題されているので系統学習は必ず必要となってきます。
    農業・工業だけでなく、資源・エネルギー・都市・民族なども頻出で、年度によっては観光・人口・都市なども出題されています。また、時事問題にからめた出題もあります。

    さらに、資料を使った問題も多く、かなり細かい統計資料も出題されていますし、地図を使った問題の出題も見られます。論述については、近年は毎年出題されていますが、多くても40字程度ですので、特別な対策は必要ないと思います。

    対策

    まずは、基礎知識を固めることです。教科書レベルの知識をみにつけること、教科書・資料集に出ている統計資料等は必ず目を通しておいてください。統計資料については『データブック・オブ・ザ・ワールド』などで最新のものをチェックしましょう。

    また、センターレベルの地理の参考書からでいいので、基礎知識を固めてください。合格点を取るためにはまずは基礎知識からです。

    地誌については、重視されているので時間をかけて学習してください。地域ごとに、自然・産業・貿易・民族・宗教についてじっくりとまとめること。地名については特に出題されている印象なので、常に地図帳を横において地名を確認しながら学習を進めてください。

    地名を確認するときは、緯度・経度などにも十分注意を払ってください。ここを意識することで位置関係(この都市はこの都市より東にある、など)を把握することができます。

    地誌の学習を進めると同時に時事問題にも注意してください。世界各国の政治・経済の情勢について普段から関心を持ち、国ごとにまとめておくといいでしょう。

    とくに、環境問題や国際経済関係の問題はよく出題されます。冬休み前になるとさまざまな出版社から時事問題がらみのテキストが出版されるので、そのようなものを参考にしてもいいと思います。もちろん当塾でも対策を行っております。

    地理受験でお困りの方はこちらから当塾までご連絡ください。

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【純文系NG!?】慶應商|論文テスト小論文対策、勉強法|慶應の論文指導プロが伝授

2016.07.07

ページ目次慶應義塾大学商学部の論文テスト対策慶應商学部の論文テスト(小論文)の全体像慶應商学部論文テスト(小論文)の配点合格最低点はどれくらい?慶應商学部論文テストの特徴慶應商学部の論文テストの出題形式3パターン慶應商学部の論文テスト過去の出題事例慶應商学部論文テストの対策慶應商学部に合格するには・

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  • 慶應義塾大学商学部の論文テスト対策

    このブログでは、慶應義塾大学商学部の小論文に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。

    基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    本ブログ記事は慶應商学部の小論文についての対策についての記事になります。

    慶應商学部の論文テスト(小論文)の全体像

    慶應義塾大学商学部の論文テストは、他の学部の小論文と比べると傾向が大きく異なります。

    また受験者層が純文系の人が多いため難しいと感じる方が多くなるでしょう。

    [toc]

    慶應商学部論文テスト(小論文)の配点

    外国語:200/400点 
    論文テスト:100/40点
    世界史or日本史:100/350点

    論文テストはB方式のみの出題となり、数学と歴史で受けるA方式での出題はありません。

    合格最低点はどれくらい?

    以前の記事でも紹介している通り、

    慶應商学部のB方式はえげつないほど高得点争いになります。

    なので、もちろんこの論文テストも例外ではありません。

    80点近くは得点が取れることが最低限必要になります。

    慶應商学部論文テストの特徴

    慶應商学部の論文テストで合格点を取るためには、
    まずは慶應商学部の論文テストの独特な形式になれる必要があります。

    ただ無目的に過去問を行う前に、
    まずは慶應商学部で問われてる特徴を理解しましょう。

    高得点でないと受からない・・

    まず、初めに理解しておかないといけない重要な事実は、

    慶應商学部B方式での論文テストは
    70-80点程度の高得点を取らないといけないということです。

    通常の入試は65%程度受かるのが普通ですが、、、
    慶應商学部のB方式は80%取れないと受からない年も多々あります。

    本気で慶應商学部に行きたい受験生は、合格に向けて覚悟を決めて受験に臨んでください。

    マーク+記述形式

    慶應商学部の論文テストはその名称からもわかるように他の学部とは異なって、
    マーク式と記述式が混在した珍しいタイプの論文のテストとなっています。

    マーク式は下記の画像のように複数の語彙から、選択する形式となっています。
    日本史、世界史といった科目と同じような形式です。

    記述式の問題は25-40文字程度で記載することが多いです。
    小論文で意見を述べる練習というよりは、自身の説明したいことを短くまとめる練習を積むことが重要です。

    読解力が必要

    慶應の小論文はどの科目も同じですが、慶應商学部はさらに大きな割合で読解力が必要だと思った方が良いでしょう。

    問題形式は他の学部よりも現代文に近いです。

    数学、計算問題

    文系で数学を全くやってない!という生徒が苦手とする問題形式ですね。数学的な計算問題と言われることも多いですが、
    実情は本文内にある文章から立式をするだけで、計算の立て方も文章内に記載されていることが多いです。

    パズル的思考力を問う問題

    下記は過去問からの抜粋で、暗号解読が出題されたことがあります。

    正直、これが出たらお手上げ・・と思ってしまう人も多いです。

    数学的な思考力というよりは、
    このような内容が出ても迷わずに読み解くことができる文章読解力が必要です。

    計算力 < 読解力
    • 計算ができる力も重要ですが、一つ一つ処理ができる読解力の方が重要です。

    グラフ問題

    グラフ問題も慶應商学部は出てくる場合があります。
    この問題は統計学の基礎知識で解く問題ですが、通常のグラフを読み取る問題も今後出てくる可能性があります。

    慶應商学部の論文テストの出題形式3パターン

    受験生の教養(国語の熟語、計算能力、経済、経営の基本事項など)、論理的思考能力を求める試験です。
    制限時間に対して時間が少ないのでできる問題とできない問題を見極めて早急に最後まで仕上げていきましょう。

    • 読解問題
    • 計算問題タイプ
    • 語彙問題

    タイプ1 読解問題タイプ

    読解問題タイプはその名の通り文章を読みとって、空欄補充問題を解くか読解の文章を指定のテーマに従ってまとめるタイプです。

    多少の知識は必要とするものの現代文とほとんど変わらないため、
    このタイプが出題された場合は文系の学生にとっては簡単な問題
    です。

    表やグラフも読解する場合もあるので、表やグラフをどのように読み取るかを見なおしておきましょう。

    タイプ2 計算問題タイプ

    文系専願で高校時代ほとんど数学をしてこなかった学生にとっては難しいかと思います。

    とはいっても計算問題と言っても
    確率、統計学の基礎、関数に対しての基礎的な知識なので問題をこなしていけば全く問題ありません。

    この程度で入学をあきらめているようでは、、

    たとえ入学したとしても必修で微分積分、統計学がある商学部で卒業をするのはかなり難しいと言わざるを得ません。

    慶應商学部は必修で数学があり
    • 慶應商学部では、必修で統計学や微分積分があります。

    CleanShot 2023 09 21 at 01 25 03 2x
    引用:慶應商学部のシラバス 詳細はご自身でこちらから確認してください。
    https://www.students.keio.ac.jp/hy/class/registration/files/webup_sho_1.pdf

    タイプ3 語彙問題

    この問題形式では、故事成語や四字熟語が出題されます。
    近年はあまり出題されていませんが、再度出題される可能性は十分にあります。

    どっちにしろ早稲田大学などの難関大学で受験する際には必要なので、
    現代文の学習の際にぜひ覚えておきましょう

    慶應商学部の論文テスト過去の出題事例

    [su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]

    出題年度 テーマ
    2021 「リスク管理」「インセンティブ」
    2020 「偶然性」「リスクと情報」
    2019 「感情労働とはどのようなものか」「暗号の作り方」
    2018 「費用の計算、過去 と現在の価値換算」「3 種のイノベーシ ョンと、その条件」
    2017 「教養人になるとは」「因果関係があると判断するために必要な3つの基準」
    2016 「意見を根拠付けて主張するスキルと民主主義」「データと仮設・検証」
    2015 「期待値理論と意思決定」「人口統計の歴史」「論理命題と反証可能性」
    2014 「浪費と消費」「天然資源をめぐる経済戦略」
    2013 「インセンティブ」「マグリブ貿易商の歴史制度分析」
    2012 「企業の社会的責任論」「渋滞学」

    [/su_spoiler]

    出典を見る限りは経済学や経営学からの出題が多くなっていますね。
    学部がら仕方がないとは思いますが、
    このあたりの知識があまりにもない学生は必要な知識をつけていく必要があります。

    慶應商学部論文テストの対策

    慶應義塾大学商学部の小論文(論文テスト)は、
    かなり特殊のため多くの学生がどのように対策をしていいのか困っているのが現状です。

    確かに、計算問題が出てきたり(とはいっても基礎数学のレベルですが・・・)、

    受験生には馴染みの薄い経済学や経営学の話題が近年出題されています。

    ここからは具体的にどのようなことをしたら良いのか、強化してほしい力別に紹介していきます。

    • 読解力
    • 背景知識
    • 確率統計学の知識

    読解力の強化

    先ほどから伝えている通り、慶應大学商学部に合格するためには、

    様々な形式で問われますが、その根本には

    読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應商学部に合格するためにおすすめの教材は、現代文読解力の開発講座です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の強化

    先ほども過去問のテーマ一覧で見てきた通り、

    慶應商学部の小論文は高校生には馴染みない経済や統計、経営といったテーマで出題がされることが多いです。

    余裕のある人は下記を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    その他、時間に余裕があってどうしても慶應商学部に行きたい人向けの参照教材です。
    インセンティブなどのミクロ経済学の概念は何回か過去に出題されています。
    その他ゲーム理論、情報の非対称性といったミクロ経済学から毎年出題されているので、
    高校1、2年生、浪人生で時間に余裕のある人は読んでみても良いでしょう。
    何度も伝えますが時間に余裕のある人向けです。

    [itemlink post_id="18188"]
    [itemlink post_id="18190"]

    多くの人には必要ないとは思いますが、
    時間に余裕のある浪人生で数学がどうしても苦手。。。
    だけどさきほどのような暗号がでたら手に負えない・・という人は、
    下記のような公務員試験の教材をやって備えるのもありです。

    [itemlink post_id="18185"]
    背景知識をつけるのに時間をかけすぎてはダメ
    • 上記で紹介した本は、あくまで二次的に使用しましょう。
      こういった本はわかりやすく、普段自分が使っている参考書よりもはるかに面白かったりします。
      ですが、上記本を覚えたからといっても合格するわけではありません。慶応商学部B方式で合格するための最優先は、英語と地歴です。

    [慶商頻出]確率統計学の知識

    Casino

    先ほどの背景知識の部分と同じですが、
    特に確率統計学の知識が慶應商学部は出ることが多いです。
    確率の計算をさせることが以前にあったので確率がわからない・・という人は見てみても良いでしょう。

    [itemlink post_id="18192"] [itemlink post_id="18189"]

    プロの添削

    正直な話をすると、
    論文は訓練を受けてない大人が多く、そのような人からのアドバイスは正直役に立ちません。

    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    また、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、
    慶應商学部合格にももちろん一役かいますし、一生涯役に立つスキルです。

    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

    慶應商学部に合格するには・・・正直英語が最優先

    English

    ここまで慶應商学部の小論文の話をしてきましたが、

    慶應商学部B方式で合格したいのであれば、、英語で80%以上取ることが必須になります。

    この点数を取らないとそもそも、合格の基準にあがりません。

    そのため、まだ英語ができてないという人は、

    最優先で英語の対策をするようにした方が良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/shougaku/ksh-english/"]

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【慶應義塾経済学部小論文】0から小論文対策|慶應専門塾のプロが直伝!

2016.07.07

ページ目次慶應義塾大学経済学部の小論文の対策慶應経済学部小論文の配点慶應経済の合格最低点と目標得点慶應経済学部小論文の形式【慶應経済】小論文の特徴とは【慶應経済】小論文過去の出題事例慶應経済学部小論文の対策慶應経済学部の小論文の全体像慶應経済学部対策のための小論文の基礎動画慶應義塾経済に圧倒的な実力

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  • 慶應義塾大学経済学部の小論文の対策

    このブログでは、慶應義塾大学経済学部の小論文に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
    基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!

    本ブログ記事は慶應経済学部の小論文についての対策についての記事になります。
    慶應小論文の配点や合格最低点他の科目についてこちらのページをご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/taisaku/keio/keizai/profile/"] [toc]

    慶應経済学部小論文の配点

    外国語:200/420点 時間100分
    歴史(日本史or世界史):150/420点 時間90分
    小論文:70/420点

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]小論文のみの受験者平均は公表されていませんが、大体半分くらいは取れないとまずいです。[/word_balloon]

    慶應経済の合格最低点と目標得点

    最大得点が70点となっている経済学部の小論文では35−40点取れていれば、良いでしょう。
    読解ができて、適切な日本語で記載することができていれば、決して難しくない点数です。
    逆にこの点数が取れてないようだと、合格は難しいです。

    慶應経済学部小論文の形式

    例年200字程度の要約問題+自身の意見を述べる問題構成になっています。
    小論文に書き慣れていないと7~800字の文章を読解に加えて60分で行なうのは難度が高いです。

    【慶應経済】小論文の特徴とは

    慶應経済学部の小論文で合格点を取るためにはまずは慶應経済学部小論文の独特な形式になれる必要があります。
    ただ過去問を行う前に、まずは慶應経済学部で問われてる特徴を理解しよう。

    1. 要約
    2. 説明問題

    要約が出題される

    慶應経済学部の小論文では要約形式が大問一つ出題されることがあります。
    これはどういうことなのか?というと、

    書く力の前にまずは読解力を鍛えよう!ということなのです。

    闇雲に過去問を解いていいってもできるようにはならず、
    まずは文章自体を読む力をつけて、
    つまり、どのようなことをいっていたのか?を文章で表せるようにしましょう。

    説明問題が出題される

    慶應経済学部の小論文では現代文のような説明問題が大問一つ出題されることがあります。

    近年は単純な要約というよりも、こちらの説明問題が出題される傾向が高いです。

    とはいえ、本文からの該当箇所を引っ張ってくるということは考え方としては要約問題とは変わりません。

    要約問題が出題された時と同様に読解力を鍛えるようにしていきましょう。

    要約/説明問題で合格点を取るには

    要約の基本となるのは読解です。それを踏まえて、他に注意すべき点は何でしょうか。

    原文から文章をそのまま引っ張ってきて繋ぎ合わせて要約文を作ってしまうのは良くありません。
    これでは、単に文章を引用しただけなので、要約ではありません。そのため、自分の言葉でしっかりと書き換えましょう。
    しかし、ココで注意しなければならないのですが、自分の言葉で書き換えようとするあまり自分の主観的な考えを入れてしまうのはご法度です

    ②要約は第三者の視点から書く必要があります。
    そのため、自分が著者であるかのような表現は使うべきではありません。よって、「筆者は、○○と考える」という書き方がより良いです。

    ③原則として、具体例を要約に入れる必要はないです。
    筆者はその具体例によって、文中の一般的な事柄を読者に分かりやすく説明するのが目的です。
    その一般的な事柄が要約に入っていれば、具体例をもう一度要約へ組み込む必要はありませんよね。

    ④最後に重要なのですが、要約とは、文章を読んでいない人に対して、その内容をわかりやすく説明するものです。
    つまり、その要約文で文章の概要が理解できるようなものにするべきだと言えます。

    短文論述の対策

    大問二つ目に300−400字程度で意見を求められる短文論述が出題されます。
    問題文には課題文に捉われず・・とは記載されていますが、課題分と全く違ったことを言ってください。と言っているわけではありません。

    前提条件として、課題文が読めていることが必要になります。
    なので、小論文で意見を言うのが苦手・・・と言って対策を怠る前に、
    小論文対策の一環として読解力を鍛えるようにしていきましょう。

    【慶應経済】小論文過去の出題事例

    過去の出題事例を見てみますと、経済学よりの出典が多いですね。
    ですが、2012年度の例もありますように経済学そのものがでない場合も多々あります。
    そうした場合に備えて様々なことに感心を持って教養、知識を持っておくようにしましょう。

    慶應経済学部小論文の対策

    ここまでで慶應の小論文の特徴がわかっていただけたと思います。
    ここからは具体的に慶應小論文の対策としてどのようなことをおこなっていくのかをお伝えしていきます。

    読解力を鍛える

    先ほどから伝えている通り、慶應大学経済学部の小論文は要約、説明問題が半分を占めており、
    また設問の二つ目も読解を前提に話を進めないと合格にはつながりません。

    以上から、慶應大学経済学部に合格するためには、読解力を磨くのが必要不可欠だということがわかります。

    慶應経済学部に合格するためにおすすめの教材は、現代文読解力の開発講座です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/gendaibun/kaihatsu/"]

    現代文の勉強法として公開している読解力の鍛え方についての記事もよろしければ見てみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/gendaibun-benkyo-1/"]

    背景知識の理解

    慶應経済学部の小論文では、現代の経済を踏まえた出題が出てくることがあります。

    下記教材を参照資料として手元に置いて辞書代わりに利用すると良いでしょう。
    ※当塾では必須資料となっています。

    [itemlink post_id="18170"]

    小論のプロに添削を受ける

    正直な話をすると、論文は訓練を受けてない大人が多く、
    論文の添削は必ずプロに行ってもらうようにしてください。

    論文指導は大学院以上でないとうけてなく、かつそれを教えるとなると至難の業です。

    費用がかかるので、そばにいる大人である学校の先生に見てもらう・・というのは、
    もちろんしょうがない部分はあります。

    ですが、小論文で論理的に話を組み立てるというのは、慶應経済学部合格にももちろん一役かいますし、一生涯役に立つスキルです。
    できれば、小論文を専門にしているプロの先生に見てもらうのをおすすめします。

    慶應経済学部の小論文の全体像

    当塾の専任講師である鈴木が慶應経済学部の全体像を0からお伝えして、合格までに何をしたら良いのかを動画にてお伝えします。

    慶應経済学部対策のための小論文の基礎動画

    そもそもの慶應の小論文の基礎ができてない人は、こちらで小論文の基礎を動画でお伝えしています。Part1からPart3まであるので、クリックしてご覧ください。
    音が出ますので注意してください。

    慶應義塾経済に圧倒的な実力で合格できる専門対策

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【慶應義塾大学法学部小論文】0から小論文対策|小論のプロが直伝!

2016.07.06

ページ目次慶應義塾大学法学部小論文の完全対策慶應法学部小論文の全体概観慶應法学部小論文を解く際の考え方慶應法で圧倒的な実力で合格できる専門対策 慶應義塾大学法学部小論文の完全対策 本ブログ記事では慶應大学法学部の小論文の入試でどのような対策、準備をしたら良いのか?をお伝えしていきます。 慶應法学部の

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  • 慶應義塾大学法学部小論文の完全対策

    本ブログ記事では慶應大学法学部の小論文の入試でどのような対策、準備をしたら良いのか?をお伝えしていきます。

    慶應法学部の小論文に必要なのは?
    • 何が求められているかを理解する
    • 知識と論理的思考力を鍛える

    法学部の入試では、法律、政治、最近の話題、または倫理に関する小論文が出題されることが多いです。
    このような問題に対応するためには、これらのテーマについて基本的な知識が必要です。

    具体例: 法律の基本的な用語(例えば、「憲法」や「民法」)や、政治に関する基本的な制度(例えば、「民主主義」や「三権分立」)について学ぶ。

    入試で良い結果を出すためには、ただ知識を持っているだけでなく、その知識を使って論理的に考え、自分の意見をしっかりと述べる能力も必要です。

    具体例: 「スマホの使用が子供に与える影響」についてのデータや研究を集め、それを基に自分の意見を形成し、論理的に説明できるように練習する。

    [toc]

    慶應法学部小論文の全体概観

    字数1000字以内 90分

    ただ単に、文章を書き連ねていくだけではなく、文章内容を理解してるのか?(理解力)やいかに文章を上手くまとめるチカラがあるのか?(文章構成力・論理性)や豊富な発想力などが期待されています。
    受験生が陥りがちなミスとしては、

    • 突飛すぎること
    • 文章が定型文過ぎること等が挙げられます。

    問題文自体の読解の難易度は高いですが、落ち着いて読めば筆者の論点とそれに対比している意見が浮き彫りになってきます。
    それらを元に要約を行っていけば、良い文章を書く材料となるでしょう。
    (稀に、問題に要約の可否について書かれていない場合もありますが、基本は小論文の先頭に2割5分〜4割弱の要約を付けましょう。)
    しかし、問題文を読解し、要約し、自分の考えをまとめるのには90分はそう長くありません。
    そのため、普段から物事を考える癖を付けておきましょう。

    慶應法学部小論文を解く際の考え方

    それでは実際の入試での進み方を1ステップずつ解説していきます。
    ご参考にしてみてください。

    1. step1
      課題文を読む
    2. step2
      文章構成・論理性
    3. step3
      意見論述・独創力

    ステップ1 課題文を読む(読解・理解力)

    1. step1
      課題文を読む
    2. step2
      文章構成・論理性
    3. step3
      意見論述・独創力

    (目標時間15分)

    まずは、課題文の読解です。先ほども書きましたが、慶應義塾大学法学部の小論文では、法律や政治等に関する課題文が多いです。そのために、普段からそれらの文章に馴染んでおいた方が絶対にいいでしょう。そのことが、本番でも落ちついて課題文を読むことに繋がります
    もし新聞をとっているならば毎日、政治や法律、国際関係に関わる記事に目を通すことに加えて、社説を読むことも読解力を上げることや良い文章を書く手助けとなります。

    当塾では現代文の勉強時に使用する『コトバはチカラだ!』『読解を深める現代文単語』といった教材で文章の中に出てくる難解な単語を自身で噛み砕いて理解する練習をすると良いでしょう。

    要約をすること=文章の内容を自身で再構成するという意味ですので、中途半端な理解では文章を要約することはできません。読解力に不安のある方はまずは、コトバレベルでの確認を行っていくと良いでしょう。

    事前に読んでおくと良いのは?

    加えて法律学科を目指す方ならば、『父と娘の法入門 (岩波ジュニア新書 (519))』が良いでしょう。
    法学者である筆者が、娘に対して法律をわかりやすく教えるというもので、スラスラ読める上に内容もしっかりしているので、将来法律学科に進む人にも政治学科に進む人にもおすすめできる本です。まさに、法律初学者向けといったところでしょうか。

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    他には、法律学科であればJuristや、法学セミナーなどで、自らが気になった巻を買って、法実務に携わる人たちの考えに触れてみるのもいい刺激となるでしょう。
    また、政治学科に進みたいと考える人は 『はじめて出会う政治学―構造改革の向こうに (有斐閣アルマ)』などの初学者向きの本を読むのもいいでしょう。他には、プラトンの『国家』などやモンテスキューの『法の精神』などの政治哲学・社会学の古典の名著もお勧めします。政治哲学・法哲学の課題文を読み解くには相当程度役立つでしょう。

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    ステップ2 文章構成・論理性

    1. step2
      文章構成・論理性
    2. step3
      意見論述・独創力

    次は、自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」や、文章の説得性を強めるための「文章構成力」が問題となります。
    まず、文章を読んで自分が述べたい結論を最初に書くのも一つの手です。それにより、文頭で自分の立場を明らかにすることができるため、その意見を核に文章展開をすることが楽になります。
    次に、筆者の立場と自分の立場を比較させて書くことも重要となります。文章を読解したということを理解することを採点者に明示するためにも重要です。事前に文章を読解しているのですから、好き勝手に文章を書くのはいけません。
    また対比を用いることで、自分の文章に厚みを持たせることが可能になります。もちろん、自らが見つけたその対比を乱用するだけではなく、自分の主張したい意見と関連付けましょう。

    「論理的な思考力」は一昼夜で得られるものではありません。
    ですが自身に「論理的な思考力」がないからと言って悲観的になるのではなく、まずは上手な人の文章を真似したり、参考にしたりすることから始めましょう。
    特に、上記の本の作者はそれらの道の専門家なのですから内容に注目するのはもちろんのこと、上手なものの言い回しや語尾の使い方などを取り入れていくことが上達の第一歩となっていきます。

    ステップ3 意見論述・独創力

    1. step3
      意見論述・独創力

    法学部の論述力問題において肝になってくるのは、いかにして課題文と自らの意見を関連づけて文章を展開できるかと言えます。
    急に、自分の意見を述べろと言われたところで思い浮かぶものではないでしょう。
    しかしながら、上記の通り新聞や多様な本を読むことで、法哲学や社会学における問題点を見いだせる蓋然性は大幅に上がります。
    そこで、意見論述において求められているのは独創力・発想力です。

    もちろん、その発想や独創的な考えが突出しすぎる必要はありませんが、散々語られているような意見を述べたところで、それはあなた自身の意見とは言えません。かといって、あまりに突飛な意見を述べても、その根拠を1000字で述べるのは楽なことではないでしょう。
    ですから、ある程度独創的な意見を本番前までに自分の中で醸成させておきましょう。
    そして、数百字程度で自分の意見をまとめておくことで、本番でも臆することなく記述できるでしょう。

    慶應法で圧倒的な実力で合格できる専門対策


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