早稲田大学政治経済学部の入試は2020年度より数学は共通テストを利用することになりました。
そのため、本ブログ記事は以後は参考になりませんので、ご注意ください。
早稲田大学政治経済学部
入試難易度: 3.5
基礎問題がほとんどだが、学部の特性上現代史で論述がでる場合もあり日本史の難しい早稲田大学でも難度が高くなっている。
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全体概観:配点70点 時間60分
論述問題も出題されますが、 一問一答形式での問題が多いので論述問題の対策をしておけば、時間内に解ききらないということは起こらないでしょう。
出題概要
出題範囲は、古代~戦後 例年大問5題の出題です。
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対策1:史料問題をどうするか?
早稲田大学政治経済学部では史料問題が例年必ず出題されています。そのため、史料問題対策ができるかどうかが合否の分かれ目になってきます。ただ、ここで注意しておきたいのが、史料問題のタイプです。史料問題には”有名史料”と”未見史料”の2タイプあります。それではこの2タイプについて説明していきます。
有名史料問題とは?
“有名史料”とは、教科書や有名な参考書に掲載されている史料をいいます。多くの受験生が知っている史料で、得点源になるかと思いがちですが・・・早慶で出題される有名史料問題はかなり細かい部分まで聞かれます。ですから、実際はこの有名史料問題が出題された場合はかなり難易度が高くなると持ったほうが良いでしょう。
未見史料問題とは?
“未見史料”問題とは、通常の参考書、教科書には掲載されていない史料のことです。こうした未見史料の場合は難易度が高くなるかと思いがちですが、実際は史料自体について問われることは少ないです。ですから、史料自体ではなくて史料についての周辺知識があるかどうかの勝負になってきます。
わからない史料をなくそうとしてマニアックな史料を探している受験生がよくいます。
ですが、それよりもまずは”有名史料”に関して掲載されていることをすべて確認し、基礎的な理解をしていくことにしましょう。そのうえで、問題集・模擬試験などで出題された史料については、必ず復習して身に着けていきましょう。
対策2:論述問題はどうすれば良いのか?
早稲田大学政治経済学部では、例年論述問題が出題されています。私大志望の多くの学生は論述問題をしていないことが多いため、この論述問題が合否の分かれ目になるでしょう。論述問題の対策として、まず意識しなければいけないのは歴史の論理関係を意識することです。特に因果関係、相関関係は日本史のすべての範囲で理解できていないとまず早稲田大学政治経済学部での合格は難しいでしょう。具体的な勉強法としては、参考書や教科書にある小見出しごとにまとめていくことが上げられます。
現代史の論述が出てくることがあるので現代史の対策も行いましょう!
早稲田大学政治経済学部では学部の特性上、現代史の出題の割合が多くなっています。
1つ例を見てみましょう。
インフレ 金融危機 消費税導入 消費税率引き上げ
竹下内閣 デフレ 橋本内閣 バブル崩壊 不良債権
消費税導入は1989年(=平成元年)に竹下内閣によるもの。また、1990年代といえばデフレが進行し「失われた10年」と言われた時代ですから、インフレも違います。6つを選ぶことは簡単ですね。後は時代順に記述するだけです。
解答例を挙げてみたいと思います。
解答例
バブル崩壊によって日本経済はデフレが始まった。このような中で金融機関は不良債権の処理に苦しみ、橋本内閣による消費税率引き上げとアジア通貨危機が重なったため、金融機関が次々と破綻する金融危機が起こった。(100字)
当塾では教科書では記述の足りない現代史をどのように対策をしたらよいのかを丁寧に指導しています。
過去の政治経済学部の問題一覧
2016年「古代〜中世の政治・文化」「江戸時代の文化・外交・政治・経済」「大日本帝国憲法下の国家体制」「大正・昭和戦間期まで」「戦後の総選挙と安保」
2015年「古代〜中世の教育史」「江戸時代の文化・外交・政治・経済」「明治前期の政治・経済」「大正〜昭和初期の外交」「現代の日本経済」
2014年「武士の歴史(史料)」「江戸時代の町人(史料) 」「地方制度と政党政治(史料)」「昭和初期の経済(史料・論述)」「戦後の日米関係(史料)」
2013年「古代・中世の史料(史料)」「江戸時代の貨幣史(史料)」「近代日露関係史(史料)」「戦前の国際関係(史料)」「55 年体制(史料・論述)」
2012年「古代・中世の史料(史料)」「元禄期の政治(史料)」「民議院設立建白書(史料)」「大正デモクラシーと戦前の政治(史料)」「戦後の政党政治(史料・論述)」
2011年「貞永式目、飛鳥文化、天平文化(史料)」「モリソン号事件と近世の外交(史料)」「自由民権運動と明治時代の社会運動(史料)」「大正時代の日中外交と文化(史料)」「日本の議会政治 」
2010年「秀吉の朱印状(史料)」「新井白石の日記(史料) 」「明治時代の思想・社会運動(史料)」「昭和初期の諸史料(史料)」「戦後の経済(史料)」
2009年「天智・天武朝の政治、関ヶ原の戦い(史料)」「江戸時代の学問・経済(史料)」「米欧回覧実記(史料)」「第一次世界大戦、九ヵ国条約、対支政策綱領
(史料)」「戦後の内閣(史料)」
資料問題が毎年出ている+戦後史もでているので対策は怠らないようにしましょう。
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