早稲田大学国際教養部
早稲田大学の中ではかなり易しい部類の問題です。英語だけでなく最低限の日本語レベルで論理を追う思考があるかどうかを大学側が求めているのがわかります。
全体概観:配点50点 時間60分
評論文1問、小説1問、古文となっています。問題数の割には時間が短いので現代文で演習を時間を測って演習を積んでおくことが望まれます。オールマークシート方式です。
大問Ⅰ
評論です。文化・言語に関しての文章が多いですが、決まっているわけではなく幅広くテーマを網羅して演習したおくのが好ましいです。漢字、語彙についての知識が問われている問題が出題されるのでこちらは必ず取るようにしておきましょう。その他の問題は「内容一致」、「要旨確認問題」が出題される傾向が高いです。「要旨確認問題」が一番配点が高いのでこの問題を確実に正解することを中心にして問題を解く順番を決めていくのが良いでしょう。「内容一致」は論旨を理解した後に選択肢の言葉をサーチしておくのが良いでしょう。
大問Ⅱ
早稲田には珍しく小説の出題です。小説は受験生の論理力を問うているという点では他の問題と変わらないですが、読み方が評論とは少し異なるのが注意すべきところです。場面の変化と登場人物の心情の変化に気をつけて読み解いていきましょう。
大問Ⅲ
古文です。古文も標準的な知識で解ける問題ばかりです。ACADEMIAのカリキュラム通りに進んで、古文単語、常識、文法などの古文の基本を習得した後に演習を積んで、文章内の主語、人物関係、文章の大意が掴めるようになれば問題ないです。
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