早稲田大学人間科学部
入試難易度: 3.0
時間が足りないということはない。大問4~5問で、
全体概観
50点 60分
知識的には教科書レベルのものも多いが、
対策について
教科書レベルの用語に関しては確実にこたえられるようにすること。とはいっても、教科書レベルの用語でもかなり細かい用語まで問われてくる。できれば、少し難しめの参考書などを用意して細かい知識まで確認するようにしたい。一番大切なことは、知識レベルを上げていくこと。教科書に出ていることは、「これは出題されるかな?されないだろうから覚えなくていいや」ではなく、「絶対に覚えるんだ」という気持ちで向き合ってほしい。
また、知識を身につけるときに知識を整理すること。例えば、政治機構について各国を比べて覚え、各国の特色、長所、短所などもまとめて覚えると分かりやすく覚えることが出来る。経済分野の人名については、かなり細かい人物も出ているので要注意。したがって、基本的な人物名については絶対に得点することが必要になってきます。あくまで、「合格するために」何が必要かを考えてみてください。
実際の入試問題をプロはこう考える!
① 下線部(C)に関連して、主権国家が成立したとされる条約のきっかけとなった戦争について、適切なものを1つ選択せよ。
1 ドイツ農民戦争 2 ユグノー戦争 3 30年戦争
4 クリミア戦争 5 大祖国戦争
この問題では、世界史的な知識が問われています。(世界史選択者ならばこの問題はなんということなく解くはずです。)つまり、政治経済を学習するときも、主権国家体制とは何か、どのように成立したのか、ということを意識していかなければならないのです。単に知識を覚えればいいというものではないというのはこういう部分です。
② 下線部(E)に関して、不適切なものを1つ選択せよ。
1 ケインズは、従来の経済学が完全雇用を前提とした経済学であったことに異議を唱えた。
2 ケインズは、公共投資の重要性を上げると同時に、インフレーション防止のために政府予算の経常支出と経常収入が見合うようにする均衡財政の保持を主張した。
3 世界恐慌化において新古典派経済学は、大量失業の原因は労働者が高賃金を要求するためであると主張していた。
4 ケインズは社会全体の有効需要が少ないと財やサービスの生産量が少なくなり、そのために雇用量が完全雇用を満たすには至らないと主張した。
この問題はどうでしょうか。ケインズについてですね。政経のなかでは基本的な知識ということが出来ると思います。この年(2015年)はアダム=スミスについても出題されています。このような部分は必ず得点しなければならない部分です。
もちろん、難易度の高い問題に正解することはとても大切なことですが、それ以上に「合格する」ということを考えた時に必要なことはあるのではないでしょうか?そこを軽視しているから成績が伸び悩んでしまうのです。
過去問を見るときにこのようなことも考えてみてください。
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