慶應大学法学部が2/16に入試を迎えました。
このブログ記事では英語の問題を分析していきます。
2024年慶應大学法学部英語全体講評
ページ目次
解答作成には万全を期していますが、間違えている可能性は十分にありえます。速報ですので、参考程度に留めておいてください。少しですが解説・考え方も載せていますので参考にしてください。
重要:大学側から配点が公式に発表されてませんので、どれくらいあっていたら合格できるかはわかりません。
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2024年慶應大学法学部学部英語大問1
[A] (1) 7(2) 8
(3) 2
(4) 4
(5) 9 [B] (6)0
(7)3
(8)3
(9)3
(10)1
解答の説明
(6) She did her best to hide it, but the way that she gazed at him while he was speaking gave her (0. away)。
「away」は、何かを隠している状態から、そのことが明らかになる様子を示すフレーズ「give away」で使用されます。この文脈では、彼女が彼を見つめる様子から、彼女の感情や考えが露わになったことを示しています。
(7) While washing the dishes, my mother would always whistle along (3. to) whatever tune was playing on the radio。
「to」は、音楽に合わせて口笛を吹く場合に使われる前置詞ですwhistle along to」は、「ラジオで流れる曲に合せて口笛を吹く」という意味になります。
(8 I wouldn’t say I was fluent in Korean, but I did manage to pick (3. up) at least a little the language in the short time that I lived in Korea。
「up」は、「pick up」で「学ぶ」や「習得する」という意味になり、特に言語を少しずつえるというニュアンスでよく使われます。
(9) I just got (3. off) the phone with your father; he told me he’s running late。
「off」は、電話を終えた直後の状態を示す「get off the」という表現に使います。
(10) He was an attentive husband and always hang (1. on) his wife’s every word。
「on」はhang on someone’s every word」で「その人の言葉を一つ一つ注意深く聞」という意味の決まり文句です。
2024年慶應大学法学部学部英語大問2
(11) 7
(12) 9
(13) 6
(14) 8
(15) 1
(16) 4
(17) 3
(18) 0
(19) 5
(20) 2
解答根拠
(11) aquiline
選択肢: 7. of, relating to, or resembling an eagle
「aquiline」は「鷲のような」という意味で、特に鼻が曲がっていることを指す形容詞です。鷲のくちばしのように曲がった鼻の特徴を表現するのに適しています。
(12) cerebral
選択肢: 9. of or relating to the brain or intellect
「cerebral」は、「脳の」を意味するだけでなく、「知的な」という意味も持ちます。この文脈では、彼の才能が知的なことだけに限られず、身体的な活動にも及んでいることを示しています。
(13) wafting
選択肢: 6. to drive or carry away something by producing a current of air
「wafting」は、空気の流れを作り出すことで何かを運ぶ、または移動させるという意味です。ここでは、彼が手で軽く払うことで煙を顔から遠ざける様子を描写しています。
(14) fetid
選択肢: 8. having a heavily offensive odor; smelling extremely stale and bad
「fetid」は非常に不快な臭いがすることを表す形容詞です。彼の部屋が厚く不快なタバコの煙で満たされている様子を表しています。
(15) cajoling
選択肢: 1. to gently persuade or urge someone to do something, especially using flattery to overcome their reluctance
「cajoling」は、おだてたりして人を優しく説得したり、何かをするように促すことを意味します。ここでは、少しのおだてや説得で彼がバイオリンを弾く準備をする様子を示しています。
(16) diffidence
選択肢: 4. the quality of being shy and not confident of your abilities
「diffidence」は、自信のなさや内気さを意味します。しかし、シャーロックが会話に参加しないのは自信のなさからではないことを強調しています。
(17) sleuthing
選択肢: 3. to search for or discover information; the act of investigating a mysterious event or crime
「sleuthing」は探偵活動を指す言葉で、謎や犯罪の捜査を意味します。シャーロックは探偵としての話題になると興奮すると記述されています。
(18) musings
選択肢: 0. meditations on or thoughts about something contemplated carefully and for a long time
「musings」は長い間慎重に考え続けたことに対する熟考や思索を意味します。シャーロックが個人的な思索から自らを解放する様子を表しています。
(19) descanting
選択肢: 5. to discourse at length or comment expansively on a theme
「descanting」は、あるテーマについて長々と論じたり、広範囲にわたってコメントするという意味です。シャーロックが複雑な事件を解決する方法について詳しく語る様子が描かれています。
(20) proclivities
選択肢: 2. an inclination or disposition towards something; a tendency to choose or do something regularly
「proclivities」は、何かへの傾向や性向、定期的に何かを選んだりする傾向を意味します。ここではロンドンの犯罪者の傾向についてシャーロックが詳しい知識を持っていることを述べています。
2024年慶應大学法学部学部英語大問3
(21)5
(22)2
(23)4
(24)3
(25)1
(26)
(27)
(28)
(29)
(30)
解説根拠
(21)の部分で、RenはChatGPTが世界に良い影響を与えるというポジティブな見解を述べています。Miuが「That’s for sure! But for the better or for the worse?」と尋ねた後、Renは「Oh, for the better,」と答えています。この流れで「I should say」を入れると、Ren自身が自分の意見に自信を持っていることを示すことができます。
(22)でMiuは「Precisely! If I were behind and had an essay deadline rapidly approaching,」と言っているので、直後には自分がChatGPTを使ってしまう可能性についての言及が適切です。「I could see myself」を選択することで、宿題に追われたときにChatGPTに頼ることを想像できるというMiuの懸念が表されます。
また、文法的に考えても後ろに続くbeing temptedとのSV関係を考えるとこの選択肢となるでしょう。
(23)でRenはChatGPTの使用を肯定的に捉え、「We all already use the Internet to do research for our essays anyway, don’t we?」とインターネットの既存の利用を例に出しています。ここで「I just see ChatGPT」を選ぶことで、ChatGPTをリサーチの延長として見るRenの考えが強調されます。
また動詞の語法としても、see A as Bの形になります。
(24)Renは、インターネットを使ったリサーチとChatGPTの使用を比較しています。MiuがChatGPTを使うことに対する懸念を表明しているところに、Renは次のように述べています:
「We all already use the Internet to do research for our essays anyway, don’t we?」
この流れでRenの発言が続くと、彼は自分の考えをさらに展開していると考えられます。ここで「I hadn’t really thought about it like that」(3)を選択すると、Renが新しい視点を得たか、あるいはMiuの意見によって自分の考えが変わったかのような意味合いを持ちます。
(25)でMiuは政府の対応について議論しており、「Governments have actually been very slow so far to address the harms that accompany social media.」と述べています。ここで「I beg to differ」を選ぶことで、Renの楽観的な見方に反対意見を提示するMiuのスタンスが明確になります。
I beg to differ
used to say politely that you do not agree with something that has just been said
‘At least she is good at her job.’ ‘Oh, I beg to differ.’出典:Oxford Advanced Dictionary
(26)3
(27)4
(28)5
(29)2
(30)1
(26)について、MiuはChatGPTを使った経験がないことを示唆しています。Renが「Have you used it yet?」と尋ねたに対して、Miuは否定的な返答をしており、「No,」と言った後に続く言葉として「but I’ve heard a lot about it」(3)が適切です。これはMiuがChatGPTについての情報は聞いているが、実際には使用したことがないことを示します。
(27)でMiuは、友人にエッセイを書いてもらうこととChatGPTに書いてもらうことの違いを問うています。彼女は「Then,」と言った後に続く言葉として「what’s the difference」(4)が自然です。
これはMiuが2者間の類似点を指摘しており、具体的な違いを問いただしていることになります。
(28)のRenの発言は、ChatGPTの利用に関して平等性の観点からの主張をしています。彼は「But if ChatGPT is available to everyone, then」と述べた後に「what’s the harm」(5)と続けることで、もし全員がアクセスできるならば、それによる害は何かという疑問を呈しています。
(29)でMiuは、新しい技術がもたらす変化についての一般的な議論から、ChatGPTに関する具体的な懸念へと話を移しています。彼女は「Well, I don’t see it that way,」と述べており、これはRenの「what’s harm」に対する反論を意味しています。そのため、ここで「but even leaving that aside」(2)を使うと、MiuがRenの意見に同意しつつも、の懸念点があることを示唆することになります。また、後ろにあるOtherも大きなヒントになります。
(30)でRenはMiuの懸念に対して応答しています。Miuが政府の対の遅れを指摘した後で、「True,」と認めながらも、Renは「but all new create new challenges」(1)と続けることで、新技が常に新しい課題を生み出すことは避けられないが、それに対処する方法は見つかるだろうという楽観的な見方示しています。
2024年慶應大学法学部学部英語大問4
(31)6
(32)4
(33)7
(34)5
(35)2
(36)1
(37)3
(38)0
出典
Maria Ressa on Responsible Journalism, Democracy, Purpose—and Facebook
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