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数学

【文系の数学 実戦力向上編】徹底レビュー|特徴・使い方・レベルをわかりやすく解説!

「文系でも数学を武器にして、合格を手繰り寄せたい…」そんな悩みを抱える受験生は決して少なくありません。
英語や国語、社会など主要科目の学習に時間を割く一方で、どうしても数学対策は後回しになりがち。
もともと数学が苦手という文系生も多いため、しっかりとした勉強法を確立できずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが『文系の数学 実戦力向上編』。

本書は短期間でも合否を左右する重要問題を効率よくマスターできるよう厳選されており、文系受験生が数学の得点力を底上げするための強力な味方となります。

この記事では、実際に使った感想を含めて本書の特徴や使い方を徹底的に解説。
最後まで読めば、本書を最大限に活用するためのポイントが見えてきて、あなたの合格力アップに大きく貢献してくれるはずです。

文系の数学 実戦力向上編の概要

本書は、『文系の数学 実戦力向上編』は文系向けの数学問題集で、河合出版から発行されています。
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や国公立大学(例:神戸大学、東北大学、名古屋大学)の入試問題を踏まえた入試標準レベルの問題集で、
文系受験生が数学を得点源にするための実戦力アップを目的としています

  • 対象レベル:MARCH・関関同立レベル〜国公立大学(例:神戸大学、東北大学、名古屋大学)
  • 問題数:例題90+演習110問(数学ⅠAⅡBをカバー)
  • 特徴:丁寧な解説講義、短期間で仕上げやすい分量

文系の数学 実戦力向上編の特徴

丁寧な解説とコンパクトな問題数で効率よく学べるのが特徴です。

① 合否を分ける厳選問題を収録

本書には文系入試の頻出・重要問題が厳選されています。標準〜やや難レベルまで幅広く、基礎から応用までバランスよく押さえているのが特徴です。
実際の入試問題を丹念に分析し、合否を分ける“盲点になりやすいテーマ”や“頻出の良問”を重点的にピックアップ。問題数を必要最小限に絞っている分、無駄がなく効率的に実戦力を養えます。

② 解説講義が丁寧で独学にも最適

解説は途中式だけでなく、考え方・着眼点まで丁寧に示されているため、独学でもスムーズに理解が進みやすい作りになっています。たとえば「なぜこの公式を使うのか」「どう発想すれば解法が見えてくるのか」といったプロセス面の説明も充実しており、苦手な単元でも自己流での解釈ミスを最小限に抑えられます。学校の授業や映像授業と併用する場合でも、復習テキストとして非常に役立つでしょう。

③ 短期間で一周しやすい適度な分量

例題90題+演習110題という構成が非常にコンパクトで、1日5題ずつ取り組めば約1か月ほどで一周が可能です。
文系受験生は他教科(英語・国語・社会など)の勉強に時間を割かねばならないため、数学の対策にだけ多くの時間を注ぎづらい傾向があります。
本書なら短期間で必要な問題を押さえ、早めに過去問や他教科の学習にも移行しやすい点が大きなメリットです。

難易度・到達レベル

  • 到達可能レベル:MARCH・関関同立などの合格点レベル
  • 旧帝大や難関国公立を目指すなら、仕上げにもう少し上位教材を追加

標準レベルをひと通りマスターした人向けで、偏差値50〜60台前半あたりがメインターゲットとなります。
基礎レベルの問題集や教科書内容を理解した上で、「さらに合否を分ける典型問題〜やや難レベルの問題を攻略したい」という段階に最適です。
実際の入試本番では、解ける人と解けない人が明確に分かれる問題をいかに確実に解けるようになるかが大切。本書に取り組むことで、MARCH・関関同立レベルの数学で合格点を確保する力を磨けます。

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文系の数学 実戦力向上編の使い方

学習の進め方: 1日に数題ずつ解いて約1~1.5ヶ月で一周するペースが推奨。
例題を解いたら解説講義を熟読し、必勝ポイントで解法のまとめを確認します。
間違えた問題は時間をおいて繰り返し復習し、不得意単元を洗い出しましょう​

  • STEP1
    基礎固め後にスタート
    基礎レベルの参考書や教科書を終わらせてから本書を始めましょう。
  • STEP2
    例題→解説講義を熟読
    問題を解いたら、解説講義をしっかり読み込むこと。理由付けと途中式を確認し、理解を深めます。
  • STEP3
    演習問題で定着
    例題で理解を深めたら110題の演習問題でアウトプットし、理解度をチェックします。
  • STEP4
    苦手分野は重点的に復習
    特に間違いやすい分野や単元に再度取り組む。
  • STEP5
    過去問演習に接続
    仕上げに大学の過去問を解き、本書で学んだ解法を実践。

他教材との接続: 姉妹書の『文系の数学 重要事項完全習得編』を先に終えておくとスムーズ。
入門問題精講→重要事項完全習得編の演習問題→本書とステップアップする方法も紹介されています。
本書を終えたら過去問に挑戦し、志望校の出題傾向に慣れましょう。

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メリット・デメリット

「文系の数学 実戦力向上編」のメリットデメリットを説明いたします。

メリット
  • 重要問題が厳選されているため、時間のない受験生に最適
  • 解説講義が充実しており、独学でも理解しやすい
  • 数学ⅠAⅡBを短期間で一気に学習可能

文系の受験生は英語や国語、社会など他教科への学習時間が必要なため、数学にばかり時間を割きづらいのが現実です。
本書は入試頻出の重要問題に的を絞っているため、短い期間でも最大効率で実力を伸ばすことができます。
問題数が少ない分、1周あたりの負担が軽く、部活と両立しながらでも進めやすいのが大きな魅力です。
「どうしてこの公式を適用できるのか」「なぜこの考え方が有効なのか」といった思考プロセスが丁寧に示されているので、塾や予備校に通わなくても学習しやすい構成になっています。
途中式や補足解説が多いため、数学に苦手意識を持つ文系生でもつまずきにくい点が高評価の理由です。

文系生が必要とするⅠAⅡBを1冊で総ざらいでき、
しかも問題数が厳選されているため、1日数題ペースでも1~1.5ヶ月程度で1周が可能です。

デメリット
  • トップレベル大にはやや物足りない可能性がある
  • 問題数が厳選されている分、網羅性は低い

早慶や旧帝大などの難関校を目指す場合、出題される問題がさらに高度になることが多いです。
本書だけでは難問対策に物足りず、追加で応用問題集が必要になるケースもあります。
「文系の数学 実戦力向上編」はあくまでも頻出・標準~やや難レベルまでに特化した教材なので、トップ層には範囲外の難問がカバーされていない点に注意が必要です。
効率重視のため、1冊で膨大なパターンを網羅できるわけではありません。
数学ⅠAⅡBの全領域を隅々まで扱うというよりは、“合否を分ける問題”にフォーカスしているため、特殊な形式や細かいパターンは割愛されている場合があります。
入試本番で変化球となる出題に対応したい場合は、他の参考書や過去問演習との併用がおすすめです。

他の教材・参考書との比較

文系数学向けの他問題集や有名参考書との違いを見てみます。

青チャートと比較

問題数が非常に多く網羅的ですが、全770問のため全習得に時間がかかる。
『実戦力向上編』は問題数を厳選して約1/3以下に抑えており、短期間で要点を押さえるのに適します。網羅性より効率重視の人向けです。

青チャートなどの網羅系はできればやったほうが良いですが、時間がない場合は問題数が多いのが大変です。

1対1対応の演習と比較

理系含めた標準~応用問題集で、数学ⅠAⅡBだけでも249問の例題。こちらも量が多めで体系的。
『実戦力向上編』は文系数学に特化し、頻出かつ合否を分ける問題にフォーカス。
初見から応用まで一気通貫でやりたい場合は1対1対応も良いですが、文系範囲の実戦力強化には本書が効率的です。

本書の後にやっても良いでしょう。

重要事項完全習得編との併用

本書の姉妹編で、より易しい基礎~標準問題を扱います。
完全習得編で基礎を固めてから本書に進むとスムーズ。

人によっては本書に直接接続するのが難しいケースも多いので、その場合は網羅系で苦手な部分を補うと良いでしょう。

坂田アキラシリーズや他の文系数学問題集

坂田アキラの参考書などユニークな解説で知られるものもありますが、本書は河合塾のノウハウで堅実に作られている印象。
必勝ポイントなどのまとめ方や解説講義の丁寧さで初心者にも配慮されています。

数学が本当に苦手な層にはおすすめです。

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こんな人におすすめ

『文系の数学 実戦力向上編』は、以下のような人に特におすすめです。

  • 文系で数学を得点源にしたい受験生
  • MARCHや関関同立、地方国公立を狙う偏差値55〜60台の学生
  • 短期間で数学ⅠAⅡBを仕上げたい人
  • 解説の丁寧さを重視する独学派

文系で数学を得点源にしたい受験生にとって、『文系の数学 実戦力向上編』は最適な一冊といえます。文系学部志望でありながら、数学で周囲と差をつけたいという方は、まず基礎〜標準レベルの問題集を終えた段階で本書に取り組むのがおすすめです。合否を分けるレベルの問題演習を積むことで、実戦力を身につけられます。
MARCHや関関同立、地方国公立大といった難易度帯を目指す受験生にも、本書は総仕上げとして非常に有効です。
過去問演習に入る前に、厳選された90のテーマをしっかり攻略しておけば、本番で狙える得点力は大きく向上します。実際に「90題を押さえれば、十分に合格レベルへ到達できる」といったコメントもあるほどです。短期間で効率よく数学ⅠAⅡBを仕上げたい方にも、強く推奨されます。
文系のみならず、理系で数ⅠAⅡBを短期習得したい場合にも使いやすく、問題数が厳選されているので1か月程度で一周することも可能です。多教科の学習に追われる受験生にとって、短期間で実力をつけられる構成は大きな魅力でしょう。
また、数学が苦手な人や解説の丁寧さを重視する独学派の方にも、この問題集はうってつけです。解き方のポイントや思考プロセスがわかりやすく示されているので、自宅学習でも理解を深めやすい設計になっています。要点をまとめた「必勝ポイント」のおかげで、解法パターンを体系立てて学べるのも大きなメリットです。

まとめ:文系数学を得点源にするための最短ルート

『文系の数学 実戦力向上編』は、限られた時間で合否を左右する重要問題をしっかりとマスターできる効率重視の問題集です。
文系受験生にとってネックになりやすい数学ⅠAⅡBを、短期間で網羅しながら確かな実戦力を身につけることができます。
基礎レベルを終えた方が着実にレベルアップするうえで、まさにうってつけの一冊と言えるでしょう。

本書をじっくりと一周すれば、MARCH・関関同立・地方国公立大の過去問演習へとスムーズに移行できます。
丁寧な解説講義を通じて「なぜその解き方を選ぶのか」を理解できるため、難問にも柔軟に対応できる地力が養われるはずです。
短期間でもしっかり効果を得られるカリキュラムなので、他教科と並行して学習を進めたい文系受験生にとっても、これほど心強い教材はなかなかありません。

ぜひ本記事の内容を参考にしながら、『文系の数学 実戦力向上編』を活用してみてください。
効率的にポイントを押さえ、あなたの受験勉強に少しでもお役立ていただければ幸いです。実りある学習と、志望校合格への大きな一歩を応援しています!

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