参考書の特色
対象者
ある程度英文読解の実力がついている方で、科学・宗教・哲学などの難解なテーマを精読したい人。
早慶や旧帝国大学といった難関大レベルになると扱うテーマが難しく、単に訳すだけでは理解することができません。この教材はそうした問題を解決すべく、文章の論理構造から文全体の内容を理解できるようになっています。
扱うテーマも哲学・思想といった抽象度の高い、難しい問題ばかりで実践的な演習ができるでしょう。
難関大学で出題された英文にこれ以上ないくらいに詳細な文構造の解説があるため、構造や文法から文章を読めるようになります。
また、「早慶上智ワード」という長文の展開を予測するカギとなる重要語句が整理されているページもあり、ここに掲載されている単語やフレーズをまとめておくとなお良いです。レベルとしては私立であればMARCH・関関同立~理科大・早慶上智レベル、国公立であれば地方国立大~旧帝大レベルまでを対象としています。
問題は全部で11講あり、パラグラフごとに構造とその他の文法的な説明が書かれています。
「読解の思考回路」という欄では難関大学の長文を解くのに必要な「アタマの働かせ方」についての解説が載っており、読解をするにあたっての注意点を確認できます。
使い方
おすすめ使用期間
1ヶ月~1ヶ月半
まずは問題を解きましょう。問題を解き終わったら、答えあわせをした後パラグラフごとに文構造を確認し、文章の文法を解説でチェックします。
一文一文の文構造を理解することは非常に大切です。根気のいる作業ですが、しっかりと理解できるようにして下さい。
また、取り上げた英文のテーマの説明や、現代文・小論文からの視点からも解説されています。
難関大学のハイレベルな文章を解く際は、ある程度背景知識と論理的思考を理解しているだけで取り組みやすさが変わります。
問題を通して、これらの知識や論理的思考も一緒に把握しておきましょう。
1ランク成績を上げるための使い方
この本は、文構造の説明がしっかりと書いてあるので、構造の理解は完璧にしてください。難解な英文ほど把握しにくい構造をとり、正確に和訳することが困難となります。svcだけでなく、単語がそれぞれ何を修飾しているか、自動詞か他動詞かまでを理解することで文章を本当に理解したといえます。
これらは、ハイレベルな英文をスムーズに読む上で非常に役立つので意識して取り組みましょう。
また、「早慶上智ワード」も汎用性の高いものとなっているので、書き出してみてください。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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