2016年早稲田大学理工|過去問徹底研究 大問5
方針の立て方
(1)
問題で与えられた条件を書き下すのみ.点Pに関する条件は,線分APの長さが2のみであるため,これを書き下す.すると,の式となるため,の条件を加えて図示すれば答えとなる.
(2)
立体図形上の点に関する問題であるため,ベクトルで考える.後は自分で置いた文字(本解答の場合には)を消去すること(にも条件がついていることに注意!)と,問題で与えられた条件を加えれば答えとなる.
(3)
切り口は円であるため,半径を求めればよい.半径は原点と最遠点との距離になる.最遠点は自明に図形上にあるので,図形上の点を文字で表し,その最大値を求めればよい.
(4)
積分するだけ.
解答例
(1)
APの長さが2のため,.
で図示すると,
(上図が答え)
(2)
AP上の点Qは, を満たす.
上二式より,.より,.また,より,.
(かつかつ)……(答)
(3)
をで切ったとき,点から最も遠い点を考える.
との交線上の点は,
(ただし,かつかつ)と表せる.
点との距離は,
とおくと,
で
のときとなり,距離の最大値はのときのとなる.
のとき,増減表を描くと,
よって,最大値となりうるのはかのとき.
のとき,距離は,となり,のとき,距離は,となる.
より,距離の最大値は,
のときの結果と合わせると,距離の最大値は,
……(答)
(4)
……(答)
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