2016年早稲田大学理工|過去問徹底研究 大問4
方針の立て方
(1)
「接線の問題は接点から始める」という基本的な解法から考える.
(2)(3)は典型的な三次関数と接線の問題であり特筆事項なし.
解答例
(1)
よって,接点での接線は,
……(答)
(2)
三次関数に複接線が存在しないことに注意すれば,(1)の接線の方程式にを代入したについての三次方程式:の解が相異なる3つの実数解となれば必要十分.
((右辺)̠(左辺))として,が極大値と極小値をもち,かつ,その2つの符号が正,負(異符号)であれば必要十分.
かつ,
のとき,より,という条件はに内包される.
……(答)
(3)
前問の結果より,図示すべき条件は,
または
これを図示すると,下図.
但し境界は含まない.
(上図が答え)
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