2016年早稲田大学理工|過去問徹底研究 大問2
方針の立て方
(1)
(立体の表面積)(内接球の半径)=(立体の体積)となることを利用する.内接球の半径の問題ではまずこの公式を疑いたい.
(2)
表面積の比については素直に計算すれば解答が得られる.その後の最大値も,単純な微分法の問題である.
(3)
のみしか使えないため,を消去することを考えれば良い.前問の結果を用いれば容易に消去できる.
解答例
(1)
線分CDの中点をNとすると,PMNについて,下図のように,Pから線分MNにおろした垂線の足をHとして,三平方の定理より,
PHであり,これが正四角錐PABCDの高さ.
底面積は,底面が一辺の正方形であることから,
よって,正四角錐PABCDの体積は,
一方,正四角錐PABCDの表面積は,
よって,求める内接球の半径をとすると,表面積と体積の関係から,
……(答)
(2)
内接する球の表面積は,
正四角錐PABCDの表面積は,
……(答)
とおくと,
に注意して増減表を描くと,
最大 |
よって,求める最大値は,……(答)
(3)
より,.よって,求める体積は,
……(答)
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