2016年慶應義塾大学総合政策|過去問徹底研究 大問1
方針の立て方
(1)
典型問題であり,特筆事項なし.
(2)
実際に題意を満たす碁石の置き方をいくつか考えてみると,順番に並べていく内に,碁石の置き方が1パターンずつ減っていくことが分かり,解法を得る.
(3)
正攻法で考えようとすると,意外と題意を満たす置き方が多いことに気付くので,余事象を数える方が,考えるパターン数が少なくて済むと考える.
解答例
(1)(2)……84
(3)(4)(5)(6)……1820
(7)(8)……06
(9)(10)(11)(12)……0024
(13)(14)……78
(15)(16)(17)(18)……1428
解説
(1)
で考えると,個の格子点の内,碁石を置く個の点の選び方が通りあるので,.
……(答)
……(答)
(2)
で考える.第1列から順番に,題意を満たすように碁石を1個ずつ置いていくと考えると,
第1列での碁石の置き方は通り.
第2列での碁石の置き方は,第1列で選んだ行以外の行から選べばいいので,通り.
第3列での碁石の置き方は,第1列と第2列で選んだ行以外の行から選べばいいので,通り.
第列での碁石の置き方は,第1列と第2列と……と第列で選んだ行以外の行から選べばいいので,1通り.
よって,
……(答)
……(答)
(3)
〇について((13)(14)について)
余事象で考える.
題意を満たさないのは,上図のように3個の碁石が一直線に並んだとき.
上図のように縦一列に並ぶときと,他に横一列に並ぶパターンがある.
よって,題意を満たさない並べ方は6通り.
……(答)
〇について((15)~(18)について)
余事象で考える.
題意を満たさないのは,上図のように4個の碁石が一直線に並んだときと,他に3個の碁石が一直線に並んだとき.
4個の碁石が一直線に並ぶのは,縦一列に並ぶパターンと横一列に並ぶパターンがあり,合計で8通りある.
3個の碁石が一直線に並ぶ場合の数は,4つが一直線に並んだ状態(8通り)から,碁石を1つ選んで(4通り)他の格子点に移動させる(12通り)ことを考えると,
通り.
……(答)
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