方針の立て方
(1)(2)は典型問題であるため特筆事項なし.
(3)は三角形が二等辺三角形になることを利用する.
(4)は角度に関する情報が与えられているため,ベクトルの内積を用いて求めるか,或いはその方法の原理となっている余弦定理から攻めると判断する.
前問の議論と合わせると,三角形の全ての辺の長さの情報が分かっているので,本解答ではベクトルによる解法ではなく,余弦定理による解法を用いた.
解答例
(1)5
(2)5
(3)4
(4)5
(5)4
(6)1
(7)9
(8)(9)16
(10)8
(11)3
解説
よって,であり,半径は4である.
(1)
が上の点であるならば,
……(答)
(2)
との距離は,点と直線の距離の公式より,
これが半径4より小さければ必要十分であるため,
……(答)
(3)
(複号同順)
よって,
と表せる(の係数ののどちらを点,点とするかは本来決められないが,上記のようにの方を点,の方を点とおいて一般性を失わない).
これより,
点と辺との距離はであるから,三角形の面積は
これが8となるのは,
……(答)
(4)
とは円の半径にあたるから,長さは4である.
よって,余弦定理より,
……(答)
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