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早稲田への現代文勉強法|正しい選択肢を選ぶためには

2019.06.23

考えてから選択肢を選ぶためには 上記の方法で問題文の理解はできます。続いては、問題文の理解を終えてその後、解答までをどのように進んでいったらよいのかをお伝えします。 問題文の理解 序文にも書いたとおり、現代文が苦手な学生はその設問で何が問われているのか?というが理解できていません。問題を解く際には、

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  • 考えてから選択肢を選ぶためには

    上記の方法で問題文の理解はできます。続いては、問題文の理解を終えてその後、解答までをどのように進んでいったらよいのかをお伝えします。

    問題文の理解

    序文にも書いたとおり、現代文が苦手な学生はその設問で何が問われているのか?というが理解できていません。問題を解く際には、何が問われているのか?という点を明らかにしていきましょう。問題文のパターンは大きく分けて、下線部の意味を聞くものか?、下線部の原因を聞くもの、空欄補充です。それぞれの問題文のパターンで具体的にどういう頭の動作をしたらよいのか?という点を明確にしてから、問題を解きはじめましょう。

    解答作成

    問題文で何をしたらよいのか?という点がわかったら、選択肢を見てよいかといったらそうではありません。この段階で選択肢を読んでしまっては、力をつけることはできません。当塾では、この段階で選択肢を読まずに自身で記述の解答を作成してもらっています。中途半端に選択肢から選ぶことができるために、再現性のある力をつけることができないのです。本気で早稲田を目指すのであれば、自身で記述の解答を作成できるくらいのレベルまで頑張る必要があります。このレベルまでこなすことで、模試でマーク式ならできるけど、記述式ができない。ということがなくなってくるでしょう。

    選択肢の吟味 リーズニング

    上記で選択肢を作成することができたら、それを選択肢と照らしあわせて考えてみましょう。もちろん、自分の作成した記述解答と全く同じ文章があるわけがありません。要素がそろっているかどうか?、この点を重視して考えてみましょう。
    上記のレベルの課題をこなすのに適切な教材は『現代文と格闘する』でしょう。早稲田を本気で受験する生徒はこのレベルまでこなしてもらえると合格に近づくことができるでしょう。

    Q&A

    ここではこの現代文の勉強法によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow3.gif" name="質問1"]Q:現代文の得点が安定しません。特に評論文で嫌いなテーマの時に得点が下がります[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まず、根拠をしっかりと出さずに解いていませんか?なんとなくこんな感じで解いているのではないでしょうか。根拠を出すというのは、根拠を言葉にできる状態です。「○行目にこう書いてあります。これはここではこういいかえられています。よって、ここはこういう意味になります」というように説明できるようになるまで根拠を追ってください。
    また、「嫌いなテーマ」というのもあやふやな言い方ですね。実は「嫌いなテーマ」ではなくて「理解していないテーマ」ではないでしょうか?上にも書きましたが、そのテーマについて全く分からずに読んでいてもわからないということはよくあります。そのテーマを「嫌いなテーマ」と逃げないで、克服するためには「自分は理解していないんだ」ということに気が付いて、理解するための努力をしましょう。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="質問2"]よく、読書をしろとか、社説を読むといいといわれます。。また、天声人語を写すとか、天声人語を100字でまとめるといいといわれますが本当ですか?現代文の力はつきますか?[/speech_bubble][speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]A:決して無益ではありません。読書をすることは当然読解力も語彙力も身につく行為です。また、社説は論説文の一種と考えれば非常によくできたものですので、これを理解できるように読んでいくことは無益ではないでしょう。また、天声人語を写すことで正しい日本語が身につくというのも本当だと思います(新聞記者の方の日本語は本当にきれいな日本語ですよね)。また、それを100字でまとめるということができるならば有益だと思います。もちろん、できているのか確認してもらう指導者が必要だと思いますが。ただし、無益ではないですし、現代文の力もつくとは思いますが、大学受験のために、これが一番効果的な方法かというとそうではないと思います。大学受験現代文の力をつけるためにはやはり上記のような方法が一番だと思います。受験ですので、受験用の参考書が一番ではないでしょうか。そのうえで、質問のような方法を取るのはいいと思います。[/speech_bubble]

早稲田への現代文勉強法|文章を構造化して要旨をつかむ

2019.06.23

1つの文章を自分の力で構造化できる ここまで意識的にできている受験生はなかなかいないですね。ですが、きっちり勉強した少数の人間のみが早稲田に合格できるのです。特に現代文ができるかできないかは早稲田に合格できるか否かの鍵を握っていると言っても過言ではないですね。 ①形式段落を意味段落へ ②文章を図で表

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  • 1つの文章を自分の力で構造化できる

    ここまで意識的にできている受験生はなかなかいないですね。ですが、きっちり勉強した少数の人間のみが早稲田に合格できるのです。特に現代文ができるかできないかは早稲田に合格できるか否かの鍵を握っていると言っても過言ではないですね。

    ①形式段落を意味段落へ ②文章を図で表現する

    それぞれの項目を説明していきますね。

    段落には2つの種類の段落

    みなさん現代文の段落には2つの意味があるのはご存じですか?
    形式段落と意味段落の2つです。
    多くの受験生がこの段落の意味を誤解して読解をしています。今回はまずはこの形式段落と意味段落の違いをお教えしていきますね。

    形式段落とは

    形式段落とはみなさんが文章を読んでいる時に見る段落そのものです。注意しなければいけないのは、この形式段落を英語の段落と同じように考えてはいけないということです。
    英語の段落の場合は、1つの段落に1つの意味があります。
    ですから段落の区切りが見た目そのままに意味で分けることができるのです。
    一方、現代文に出てくる形式段落とは、区切られている分け方は特に意味が無いのです・・ですからこの区切り目を英語と同じように考えていては悲惨なことになります。

    だから意味段落を見えるようにならないと・・・

    意味段落

    段落のもう一つである意味段落というのが英語と同じ段落の分け方です。
    形式段落という外見上見えているものを、意味で分けられた意味段落に変えていくことができるというのが早稲田大学の現代文を解けるようになるための条件です。上の図のように形式段落は、意味段落に変更することができるのです。

    なぜ形式段落は意味段落として捉える必要があるのか?

    形式

    もっともな質問ですね。確かにいちいち面倒くさいですよね。ですが、これができるようになるにはもちろん意味があります。形式段落を意味段落に変更し直すことができると、文章全体の構成がわかるようになるのです。文章全体の構成といいうのは前回のステップの論理の3つの関係にも関わってきますね。文章を読解するというのは、イコール筆者の主張と主張の道筋を読み解くことに他なりません。この主張の道筋を読み解くためには意味段落に変更して文章全体の構成を読み解けるようになることが必要不可欠です。だから、形式段落は意味段落に変更しないといけないのです。

    文章を図で表現するとは?

    なぜ文章を図で表現する必要があるかわかりますか?これは文章の図が文章全体の設計図=論理構成を読み解く訓練になるからです。言葉ではなくて、図として文章を表現できるようになることで具体的に文章全体の構成が頭のなかでイメージできるようになります。

    形式段落

    言葉だけだと頭の中で文章構成のイメージがしづらいのです。だからこそ、当塾では文章を図で表現することを推奨しています。当塾の塾生はここまで書いて、要約をしているから偏差値30からであっても逆転合格が可能なのです。

    ▶『現代文読解力開発講座』の詳しい使い方はこちらから

    文章構成や要約を鍛えるのであればこの参考書ですね。要約を全て手で書いていくことで文章構成がどのようになっているのか?を理解することができるはずです。図解で読み解くというのは大学受験の参考書ではないというのが現状です。

    早稲田の現代文は何を言ってるのかよくわからない・・・

    こんな症状の人がいるかと思います。MARCHの過去問なら解けるけど・・

    早稲田になると文章が意味わからない。

    こんな症状の人がいるかと思います。漢字や現代文単語を覚えるのは文章の構造を知るのには役に立つのですが、文章のテーマがそもそもわからない時にはこの2つだけでは対処しづらいんです。ここで必要なのが、現代に対しての背景知識です。「古代→近代→現代」の時間軸で考えて、現代がどういう時代なのか?を論評するのが、現代文に出てくる問題です。MARCHレベルの現代文の問題は比較的具体的で背景知識がなくても問題ないのですが・・
    早稲田になると極端に抽象的になって上記の時間軸で対比して考えるというのが非常に大事になってきます。これが早稲田大学の問題を難しく感じる原因ですね。この背景知識というのはやはり人によって全く異なり、興味の対象もことなるので、知識がみにつきぬくなどもあります。この部分が現代文はセンス!と言われる原因の一つではないかと思います。

    背景知識はどうやって身につけるのか?

    でもなんとかして早稲田に行きたい!というあなたに、必須の現代文の背景知識の身につけ方があります。2つの方法を紹介します。ちなみに2つとも早稲田に行くのであれば必須です。*ちなみに慶應に合格したい場合でも小論文で同様のことが問われるので慶應でも必須です。

    1つ目:参考書を使って身につけていく方法

    当塾の推奨は・・先ほどと同じですが、読解を深める現代文単語

    ▶『読解を深める現代文単語』の詳しい使い方はこちらから

    2つ目:文章を要約して身につける方法

    文章を要約することで背景知識をまるまる自分のものにすることができます。文章を要約するためには、文章を理解している状態になっている必要があります。そのため、まずは要約の方法論ではなく、文章の展開がどのようになっているのか?文章がどのように構成されているのか?を理解する必要があるでしょう。文章の構成を理解することで、どこが同じ部分であるのか?を理解することができるためその縮尺版である要約を記述することができるのです。

早稲田への現代文勉強法|現代文が読めないその理由とは?

2019.06.23

現代文がなぜ読めないのか? 現代文という科目はつかみどころのない科目で、どのように勉強をしたらよいのかわからないという人がほとんどです。そこで、勉強法をご紹介の前に現代文を読めていない理由をまず考えてみましょう。 ケース① 文章のルールがわかっていない このタイプの人は現代文を読む際にただ文章を読む

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  • 現代文がなぜ読めないのか?

    現代文という科目はつかみどころのない科目で、どのように勉強をしたらよいのかわからないという人がほとんどです。そこで、勉強法をご紹介の前に現代文を読めていない理由をまず考えてみましょう。

    ケース① 文章のルールがわかっていない

    このタイプの人は現代文を読む際にただ文章を読むだけで、内容を理解しようとしていません。こうした場合ではいつまで経っても現代文の内容を理解して、問題文の内容を理解することができません。現代文には文章のルールというものが存在しています。このルールを知ることなく、文章を闇雲に読むことは意味がないでしょう。ルールに沿って文章を読むことで、一見すると難解な文章であっても意味を掴むことができます。特に早稲田大学の現代文は普段の自身の生活とはかけ離れた抽象的な文章なので、デタラメに読んでいたのでは容易に理解することはできないでしょう。

    ケース② 何も考えずに選択肢から答えを選んでいる

    問題を解答する際に、選択肢から答えを選んでしまっている場合は問題文の意味を理解せずに答えを選んでしまっている可能性があります。現代文のできる生徒は、記述式であっても選択式であっても関係なくできます。「選択肢ならできるのに・・・」という場合は、多くの場合、文章の内容を理解できずに「◯しか」「しかし・・」という部分のみに注意するというテクニック的な方法論に頼って答えを選択してしまっているのではないでしょうか?当然ですが、このような方法を行っていては答えにたどり着くことはできないでしょう。

早稲田への現代文勉強法|1文を理解するとは?

2019.06.23

文章を最小単位まで分解して理解する このステップは現代文の暗記の部分です。現代文は多くの場合”センス”と呼ぶ人が多いですが、できない人に限って基本的な暗記事項を行なっていません。まず現代文を勉強する際には、現代文はセンスではない! ということを理解することが重要です。 以下の項目を漏れなく暗記してお

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  • 文章を最小単位まで分解して理解する

    このステップは現代文の暗記の部分です。現代文は多くの場合”センス”と呼ぶ人が多いですが、できない人に限って基本的な暗記事項を行なっていません。まず現代文を勉強する際には、現代文はセンスではない!

    ということを理解することが重要です。

    以下の項目を漏れなく暗記しておく必要があります。

    ①漢字 ②重要単語 ③背景知識  

    それぞれの項目を説明していきますね。

    ①漢字を勉強しなければ早稲田には入学できません!

    「漢字の勉強ってスゴイ面倒くさい・・・」

    「英単語を覚えれば直接点数に結びつきそうな気はするんだけど、漢字を覚えたところでなんか模試で成績上がる気がしないんです・・・」

    受験生がよく漢字を勉強しない理由として上記のものがありますね。その気持ちすごいわかります。ですが、早稲田では漢字を勉強しなければいけない理由が2つあります。

    1つ、漢字は毎年必ず出題している

    早稲田大学ではどの大学でも毎年漢字が数問出題されています。ここが全くできないとまず4~8点ほど落としてしまいます。

    大学の入試でこの点差は致命的です。

    なぜなら、早稲田を本気で目指している受験生の学力なんてほとんど変わりません。
    それは早稲田に合格する人で合っても同じです。ほとんどの受験生が、合格点付近で1点差で数百人単位で固まっているんです。この塊の中で8点落とすということは=不合格を意味しますね。

    2つ、読解力の向上

    漢字を勉強することで読解力が向上していきます。これまで日本語ということで漢字の意味を的確に知らないで、「なんとなく文章の前後関係から」で理解することができていたと思います。この「なんとなく」を完璧な意味で覚えることで、文章の理解のズレをなくします。漢字一つの意味を6割程度で捉えてしまうと、文章自体の理解レベルも100%の理解をすることができなくなってしまうおそれがあるのです。

    3つ、時間はかからない

    漢字の勉強は毎日15分ずつでもしていけばいいものです。この15分の時間を自主的におこなうことができるかどうかが合否の分かれ目ですね。15分といって侮って受験勉強を始めた当初からしていれば、

    1ヶ月で・・・約7時間(15分×7日×4週)
    1年で・・・約3日半(15分×7日×4週×12ヶ月)

    1年でこれだけの差がでるとはびっくりです!寝る前に少しだけでいいので必ずやっていきましょう!

    ②現代文には特有の評論用語が存在しています

    漢字の意味を理解するということにも少し似ていますね。ただちょっと違うのは現代文の特有の評論用語は漢字よりも具体例を一つづつ伴って、詳しく覚えていかなければいけないということです。現代文単語を覚える際に必要な3つのことです。1つずつ説明していきますね。

    現代文単語の意味とは?

    単語に対して1対1形式で覚える必要のある意味のことですね。

    例えば「具体」という言葉であれば・・・

    はっきりとした姿、形をもっていること。現実に即していること。

    意味引用:読解を深める現代文単語 6ページ

    上記の意味を覚えるということです。これは誰でもやっているかと思います。でもこれだけでは単語を覚える際には足らないんです!

    現代文単語の具体例とは?

    具体例というのはその名の通り単語に対して具体的な例文を伴って暗記することです。
    例えば「普遍」という言葉であれば・・・

    一見普遍的一般的なものに見えた特質も、実はヨーロッパ独特の物質感覚、空間感覚に根ざし、そこから生まれでたものである。油絵はヨーロッパという特殊を普遍と思い誤りかねないほどの魅惑力をふるっていた・・・・

    具体例引用:読解を深める現代文単語 9ページ

    このように現代文単語は実際にどのように単語がどういった文脈で使われているかを確認しながら、覚える必要があります。日常でほとんど接することがないような単語なので、違和感から早い段階で抜け出さないといけません。

    現代文単語の図解イメージとは?

    図を使って勉強している学生は私の塾生以外ほとんどいないかと思います。単語を見た瞬間に以下のような図を思い浮かべられるレベル感にまで到達できるのが、難関大学合格レベルです。

    抽象具体

    単語を見た瞬間にこうした構造を思い浮かべられないと現代文の抽象的な単語が出た瞬間になにをいってるのかよくわからない場合が多いですね。

    上記3つの観点から当塾では、『読解を深める現代文単語』を推奨しています。

    『読解を深める現代文単語』が難しい!と感じる方は・・・『コトバはチカラだ!』から始めてみましょう

    ▶『コトバはチカラだ!』の詳しい使い方はこちらから

早慶への数学勉強法|最速最強数学理解|その3 各分野勉強法

2019.06.22

理系数学の各分野勉強法 数学はただ闇雲に勉強をしていても成績は上がりません。それぞれの分野でポイントを抑えて勉強を進めていくことが大事です。下記でどのように要点を抑えて勉強をしたら良いのかをお伝えしていきます。 高校数学の流れを考える 数学を苦手になる理由として、次から次へと新しい分野を行っていくた

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  • 理系数学の各分野勉強法

    数学はただ闇雲に勉強をしていても成績は上がりません。それぞれの分野でポイントを抑えて勉強を進めていくことが大事です。下記でどのように要点を抑えて勉強をしたら良いのかをお伝えしていきます。

    高校数学の流れを考える

    20160826_高校数学分野

    数学を苦手になる理由として、次から次へと新しい分野を行っていくために今何を行っているのか?、前の分野で使ったことは使えないのか?という錯覚に陥ってしまいます。なぜならば、学校で習う数学の順番というのは特に意味がなく、昔からこの順番で習うと決まっているから、現在の順番で学んでいるのです。それぞれの数学を学ぶ順番の意味合い、他の分野との関係性を理解していくことが大事です。

    特に理系の場合は、数3の微分積分が速く正確にできるようになるということが絶対条件としてあります。この分野までにいかに効率的に行っていくかどうかというのが高速理解のための必須条件となります。数学3の微分積分というのは計算自体は複雑で難しいですが、問題自体のパターンは少なく問題数さえこなせれば得意になることが可能です。得意になるためには問題数をこなしておくという前提条件があります。問題数をこなすためには、いかにして早い段階で数学3まで到達することができるのか?という点がポイントになります。

    当塾では、効率的に効率的に指導を行っていくために順番を改変して指導を行っています。数学1A→2B→3という順番に勉強をしていっては数学ができない人にとっては様々な分野が入り交じるため成績を効率的に上げるためにはよくない順番です。

    また、各分野についての関係のイメージを持っておくことも大切です。
    例えば複素平面で考えてみましょう。下記の図を見てください。
    回転と拡大縮小という考え方はイメージがつきづらいですが、三角関数との関係やベクトル的なイメージを持っていると随分考えやすくなります。複素平面

    数学の勉強というのは、正しく勉強すれば誰でも成績を上げることが可能です。

    <二次関数>
    二次関数単体の問題は少ないのですが、最終的に最大最小の議論を二次関数で行うなど道具としての面が強いです。
    軸や範囲による場合分け、解の配置の二つが主にできれば差支えないので、完璧に使えるように演習しておきましょう。

    <不等式>
    単体で不等式が出題されるのは阪大など一部に限られますが、相加相乗平均の不等式、再配列不等式、シュバルツの不等式、チェビシェフの不等式くらいは当たっておいてほしいところです。
    もともと不等式の議論というのは、不等式の変形で同値性が崩れやすく、必要十分に気を配りながら解いていく必要があり、極めて難しいです。
    不等式は正負も大事になってくるのでよく理解しておきましょう。
    また数Ⅲ絡みの出題も多いので、しっかりと演習量を積んでおきましょう。

    <場合の数>
    この分野は問題によっては小学生でも解けますし、これまでの蓄積の面が強いのですが、勉強のしかた次第で難しい問題でも解けないわけではありません。
    樹形図、表を駆使して漏れや重複なく数え上げられるように訓練しましょう。
    1000通り前後、例えばさいころ四つ投げた36×36=1296通りくらいは手計算で数え上げられるように鍛えましょう。

    また有名な対応づけは十分理解し、それを応用できるようにしておくと強いですし、センスが身に付きます。
    巧妙な解法は思いつかないから無駄という人がいますが、本番でエレガントな解法を思いつくには普段から巧妙な解法に触れていなければ、無理な話です。
    短時間で習得できる分野ではないので長いスパンを設けてじっくりと向き合ってあげてください。

    <確率>
    場合の数とやることは大差ないですが、場合の数と致命的に違うのは、同様に確からしいに気を配る必要があるということです。
    あとは条件付き確率ですが、ベン図を使うと理解しやすいので参考にしてみてください。期待値は範囲外ですが面白いので触れてみることをおススメします。
    確率漸化式が早慶をはじめ、難関大では多く出題されるので対策が必要です。
    すべての確率の和は1になることは忘れやすいのですが、これが鍵になる問題も多いので、頭の片隅にとどめておきましょう。

    <整数>
    この分野は好き嫌いが分かれますが、大学受験レベルだと、因数に注目する、不等式などで範囲を絞る、余り(mod)を考える、の三本柱を組み合わせて解けるので自分の頭でじっくり考えるのが大事です。
    ガウス記号やペル方程式、不定方程式など頻出問題には当たっておきましょう。
    大学ごとで問題の傾向が分かれるので過去問を見て、似たような問題に当たって鍛えておきましょう。

    <代数、方程式>
    東大、京大などの難関大になると、時々難問で出るのですが、この分野は余裕があればやるくらいで良いと思います。
    結構知識の面も強いので、数学でやることなくなった人は趣味程度にやると楽しいです。
    チェビシェフの多項式、ラグランジュの補間公式、プラーマグプタの恒等式などは知っていれば便利なので、余裕があれば触れておくと面白いと思います。

    <三角関数>
    ラジアンの理解が甘いひとがときどきいて、sin1がどういうことを意味しているのか分からないというのは困るので定義をちゃんと理解しておきましょう。
    またこの分野も他の問題と融合で出るので、加法定理、和積は自由自在に行き来できるようにしましょう。倍角は3倍角くらいまで暗記しておくと便利です。
    また最大最小や領域などで最終的に三角関数の処理になることがしばしばあるので計算で間違えることのないように反復練習しておきましょう。

    <対数>
    理系でlogというと底がeのことがおおいのですが、何桁か問われたりすることもたまにあるので底が何でもしっかりと扱えるようにしましょう。

    また対数の四則演算は計算演習が甘いと間違えことも多いので無意識でもできるレベルまで計算演習をしておきましょう。

    <数列>
    等差数列、等比数列の一般項や和を理解しているのはもちろんのこと、添え字にその都度気を配ることは大事です。また和をとる=差を作るということは極めて大事なので、ここでは詳しく説明しませんが、よく考えておきましょう。
    難関大では、偶奇で一般項が違かったり、ガウス記号がついていたりと面白い数列が出題されますが数列として特殊な知識を使うことはありません。
    整数の見方も大事にしながら理解を深めていきましょう。

    <ベクトル>
    平面、空間上の状態を表現するための新たな道具がベクトルです。
    慣れるまではなかなか掴みづらいのですが、大事になるのは一次独立、内積、単位ベクトルくらいなので、そこの概念はしっかりと確認しておきましょう。
    平面は解けるけど、空間は解けなくなる人がいますがやることは変わらないので怯えないでください。
    座標を置けば頑張れば解けますが、 計算量が大変になることが多いのでベクトルは大事です。

    <座標>
    座標の知識としては、点と直線の距離の公式、傾きはtanでとらえる、束の考え方、順手流・逆手流(通過範囲)が抑えられていれば十分でしょう。
    円の考察が絡む問題も少なくないので接線や距離関係などにも一通り当たっておきましょう。
    あとは軌跡を求めたり、最大最小の問題ができれば基本は大丈夫でしょう。
    また図形的考察やベクトルを駆使して計算量を抑えるなど上手に考えていけるとよいですね。
    逆に幾何やベクトルを座標で解くこともできるので計算力の増強は課題となるでしょう。

    <極限>
    定義はもちろんのこと教科書に載っているような極限の公式は理解したうえで、覚えてしまいましょう。
    また極限という新しい概念に置いていかれるひとも多いのですが、大雑把に考えることが極めて大事なので問題を解く前に極限の予想ができることも多く、極限の感覚を掴みながら演習していきましょう。
    n試行の確率もn→∞にして答えの検算を行うこともできますし、使えるようになると便利なので慣れておきたいところです。
    また微積を重視するあまり極限を後回しにする人がいるのですが、微分、積分の基礎は極限なので極限→微積という順番で学習しましょう。

    <微分>
    数Ⅲの微分はlog、e、sin、cos,…など微分で扱うものの幅が広くなるので、一気にバラエティーが増えます。
    しかし、一つ一つ定義に立ち返って微分を理解したうえで、積の微分も含めて高速で微分できる処理能力を身につけましょう。
    また定数分離というのは重要な定石の一つでこれを使えば、ほとんどの問題が微分で解決できます。高速処理能力が身につくようにガンガン微分しよう。

    <積分>
    これも微分同様に一気に扱う積分が増え、これに堪え切れず、文転する人が後を絶ちません。
    微分と違って、部分積分、置換積分、ペアとなる積分を持ち出す、etc…などテクニックを駆使して積分できる形に変形するのが積分の難しさです。
    こればかりは卓球の来た球を瞬時に打ち返す練習と同じで、ガンガン反射的に積分するしかないです。
    本番まで毎日15分は積分計算タイムを設けて下さい。
    理系は積分が満足にできないような人は大学に必要とされません。それくらい大事です。
    また漸化式絡みの積分も頻出ですが、これは部分積分すればほとんど解決します。
    ウォリス積分の問題には触れておいて損はないでしょう。

    <複素平面>
    実軸、虚軸に複素数を対応させた文字通りの内容で、課程が変わった年を境に、旧帝大、早慶、上位医学部での出題頻度が非常に高く、出題者お気に入りの分野です。
    極形式などか確実に抑えたうえで、直線、円の方程式は複素数で表せるようにしておきましょう。
    また複素数の式変形にはしっかりと慣れておきましょう。
    一文字で状態を表せる複素平面の方が座標より使いやすいと感じてくればokです。

    <二次曲線・楕円>
    これはそれぞれの関数ごと定義が大事で、焦点と絡めて基礎を押さえておけば十分だと思います。
    あとは巷に出回っている問題集をやって入試問題の雰囲気を知っておきましょう。
    円と楕円の位置関係などときどき出題されますが、方程式や含有条件に帰着されることがほとんどなのでまずは定義をしっかりと整理して、自分の中に落とし込んでください。

    Q&A

    ここでは基礎的な数学部分について当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom3.gif" name="質問1"]学校で皆がチャート式を使って勉強しています。僕も真似して使っているのですが、正直答えを見ても理解できず、ただ暗記しているような気がします。これでも大丈夫ですか[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]暗記をしているだけでは、数学をその場しのぎの問題に対処することはできますが、圧倒的に得意にすることはできません。得意にするためには、概念を理解して上述したように数学を理解していく必要があります。特にチャート式は網羅系といわれるくらい問題数が多く、日本語での説明は皆無です。ある程度理解した段階で抜け漏れがないかの確認、問題数を稼ぐという意味合いで使用するのであればチャート式でも使いこなすことができます。ですが、数学が苦手でかつよく理解できてない段階でチャート式を使用するのはよくないです。情報量が多すぎます。[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom2.gif" name="質問2"]数学ができません。私は文系脳なのでしょうか? また数学的センスが無いのでしょうか?どれだけ学校でもらったワークを覚えてもテストの最中に忘れてしまったり、全然できません。このまえはテストの点数は一桁でした。現代文や社会は学年でもトップクラスでできるのですが、、、どうしたら良いのでしょうか?[/speech_bubble]
    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]まずは落ち着いてください。数学にセンスは必要ありません。現在数学ができてないというのは様々な原因が考えられますが、ワークをやってもできてないということはワークの内容が自身の言葉で噛み砕けてない可能性があります。数学は数を扱う科目ですが、根幹は日本語で理解ができるかどうかという点に絞られてきます。数式を見て、数式で理解をするのではなくて、日本語でどういう意味でいっているのか?、座標でイメージするとどういう意味になるのか?という点を理解していきましょう。またそれができないというのであれば現在行っていることの前提条件が抜けている可能性があります。特に、中学は数学ができたけど高校になったら数学ができなくなった・・という子は、中学は覚えるだけで対応していたという場合が多いです。これでは数学はできるようにはなりません。中学レベルの内容から日本語で噛み砕けるように勉強してみてください。数学は正しく勉強すれば誰でもできる科目です。がんばって下さいね。[/speech_bubble]

早慶への数学勉強法|最速最強数学理解|その1 数学の基礎概念の掴み方

2019.06.21

基礎 数学ができるようになるためには、ただ単に問題のパターンを覚えるというだけではできるようにはなりません。上記で見てもらったように、多くの数学ができてない学生というのは、表面上の数値のみを暗記しているために数学ができなくなってしまっています。 上記のようなことが発生しないようにするために、当塾では

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  • 基礎

    数学ができるようになるためには、ただ単に問題のパターンを覚えるというだけではできるようにはなりません。上記で見てもらったように、多くの数学ができてない学生というのは、表面上の数値のみを暗記しているために数学ができなくなってしまっています。

    上記のようなことが発生しないようにするために、当塾では、
    基礎概念を把握→高速化→運用というプロセスを行っております。
    下記ではそのプロセスを詳しく説明していきます。

    基礎の基礎<中学数学について>

    高校数学を行う前に中学数学が理解できているかどうかを確認しましょう。特にこれまでの指導の中だと帰国子女で数学を全く勉強してないのに、帰国子女枠でレベルの高い進学校に入ってしまった学生、医学部志望など社会人になって学生時代数学は得意ではなかったけれど、勉強しなくてはならなくなった人の場合は中学数学から確認する必要があるでしょう。
    中学数学の段階で公式の意味を理解していないで計算練習ばかり繰り返していてはできるようになりません。

    概念把握

    数学における概念把握とは、「座標軸上での状態」と「四則演算の行い方」があたります。それぞれの分野において、何も考えずにいきなり公式を覚えるのではいけません。新しい分野には入った場合には常に「座標軸上での状態」と「四則演算の行い方」を確認しながら理解していきましょう。
    その上で、各分野で出てくる公式の証明が行えるようになることがあるでしょう。公式の証明をできるようにしておくというのは、その公式をなぜその部分で使用するのか?の意味が理解できません。ですから、全ての公式についてすぐに導出できるようにしておくべきでしょう。ただし、勉強の初期段階で公式が出てきたら、毎回導出ができるようにしていくということを行っていくと進みも悪いため、やる気がおこならない可能性があります。そのため、勉強の初期段階では、この公式はどのように成り立っているのか?ということを考える癖はつけつつ、公式を使って問題を解いてみるというのが先で良いでしょう。

    下記では実際に公式の証明を使用して、公式をどのように覚えていったらよいのかをお伝えしていきます。

    積の微分公式  証明をしてみる

    f(x)とg(x)はそれぞれ微分可能であるとする。f(x)g(x)は導関数の定義より

    \big\{f(x)g(x)\big\} '=\displaystyle\lim_{h\to 0}\frac{f(x+h)g(x+h)-f(x)g(x)}{h}~~~~(1)

    ここで(1)は2つの関数が変化しているので1つの関数の微分を求めたように出来ません。
    そのため一つの関数の微分のように強引に以下の様に変形します。

    f(x+h)g(x+h)f(x+h)g(x)+f(x+h)g(x)f(x)g(x)   (2)

    下線部が強引に付け加えたところです。
    今回のように対称性が高い式をあえて崩すすことで証明しやすくするという方法はしばしば出てくるので覚えておいても損はありません。     以上

    \big(1\big)=\displaystyle\lim_{h\to 0}\frac{f \big(x +h\big)g(x+h)-f(x+h)g(x)+f(x+h)g(x)-f(x)g(x) }{h}

    =\displaystyle\lim_{h\to 0}\big\{\frac{g(x+h)-g(x)}{h}f(x+h) + \frac{f(x+h)-f(x)}{h}g(x+h)\} ~~~~(3)

    =g' \big(x\big) f \big(x\big) + f' \big(x\big) g(x)

    =f' \big(x\big) g(x)+g' \big(x\big) f \big(x\big)

    以上より証明ができました。

    ベクトル 内積の公式を図形的に考える

    以下の様な図を考えたとき、

    ベクトルの証明

    △OABにおいて余弦定理より

     AB^{2}=OA^{2}+OB^{2}-2OAOB \theta

    = \big( x_{b} - x_{a} \big) ^{2} \big( y_{b} - y_{a} \big) ^{2}= \big( x_{a} ^{2} +y_{a} ^{2}\big) + \big(x_{b} ^{2} +y_{b} ^{2}\big) -2 \sqrt{x_{a} ^{2} +y_{a} ^{2}} \sqrt{x_{b} ^{2} +y_{b} ^{2}} cos \theta

     x _{b} ^{2} -2 x_{b}x_{a} + x _{a} ^{2} + y _{b} ^{2} -2 y_{b}y_{a} + y _{a} ^{2}=x _{a} ^{2} + y _{a} ^{2} + x _{b} ^{2}+ y _{b} ^{2}-2 \mid OA \mid \mid OB \mid cos \theta

    = x_{a} x_{b}+ y_{a} y_{b}= \mid \overrightarrow{a} \mid \mid \overrightarrow{b} \mid cos \theta

     \overrightarrow{a} \bullet \overrightarrow{b} = \mid \overrightarrow{a} \mid \mid \overrightarrow{b} \mid cos \theta

    記号を日本語で噛み砕く

    公式の意味を数学特有の記号Σ、∫、lim、fの操作の意味を日本語で理解しておくことは重要です。この辺りは英語の単語を覚えるのと同じです。単語の意味がわからないと英語の文章を読むことも書くこともできないのと同様に、記号の意味をわかっていなければ使うことはできません。私たちはdogと見た瞬間に、実際に人それぞれどのような犬を想像するかは違いますが「犬」を頭の中で想像します。数学の場合は、記号に対しての動作が決まっていますので、数学特有の記号を見た瞬間に皆同じことを考えることができるのです。
    ですが、数学ができない人は記号を見た瞬間に思考が停止してしまっています。

    たとえば、

    \sum_{k=1}^{n} k=\frac{n(n+1)}{2}

    この数式の意味はkに1からnまでいれて、それぞれ足しなさいという意味です。

    つまり

    \sum_{k=1}^{n} k=1+2+3+4+5+6+ \cdots +n=\frac{n(n+1)}{2}

    ということをΣを用いて書いているだけなのです。このような理解を記号を見た際にすぐにできているかどうか?というのが大事です。

    坂田アキラ先生のシリーズではそうした記号の使い方を様々な例を活用してわかりやすく説明しています。数学が苦手な方はまずはこちらのシリーズを読んでみると良いでしょう。

    ▶『坂田アキラの面白いほどわかる数学シリーズの使い方』の詳しい使い方こちら

    池田洋介先生のシリーズもイラストを使ってあるのでまったくの初学者でもわかりやすく解説してあります。数学2Bは苦手な学生が増える分野なので、苦手だ!と感じた瞬間に取り組むと良いでしょう。

    『数学ⅡBが面白いほどわかる』の詳しい使い方はこちら

    学校で一度勉強をした範囲だけど公式が丸暗記になっていたり、問題は一度覚えてやってみたけど何かできないな。。という方は『元気が出る数学1A2B』を勉強すると良いでしょう。上記2冊はわかりやすさでも随一の教材ですが、

    『元気が出る数学1A2B』の詳しい使い方はこちらから

     

早慶への数学勉強法|最速最強数学理解|その2 アウトプットの高速化

2019.06.21

計算練習で高速化 概念をつかみ、公式を理解できたら高速でその概念、公式を正確にかつ高速で使えるようにしていきます。このレベルまで来て役に立つのが計算練習になります。公式を実際に使って、四則演算、座標平面上の動きを理解していきながら、計算練習を積んでいきましょう。 ▶『合格る計算ⅠAⅡB

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  • 計算練習で高速化

    概念をつかみ、公式を理解できたら高速でその概念、公式を正確にかつ高速で使えるようにしていきます。このレベルまで来て役に立つのが計算練習になります。公式を実際に使って、四則演算、座標平面上の動きを理解していきながら、計算練習を積んでいきましょう。

    『合格る計算ⅠAⅡB/Ⅲ』の詳しい使い方はこちらから

    運用力×高速化

    各分野での計算練習を積んで四則演算、座標平面上での動きの意味がわかったのであれば、実際に問題を解いていきましょう。このレベルで大事なのは、問題文の内容を読んでいる際に思考停止せず、数学的な理解ができているかどうか?ということです。

    上記概念理解や計算練習ができてない段階で問題を解くことを行ってもあまり意味がありません。標準問題精講シリーズは他のシリーズは難しいですが、数学1Aに関してはレベル感も偏差値50~55程度の学生でも理解できかつ、解説もわかりやすく、どのように問題を解いたらよいのか?の着眼点も用意されています。

    『標準問題精講』の詳しい使い方はこちら

    『マセマ合格数学シリーズ』は着眼点、式の展開が丁寧なので独学でも問題なく勧めることができるでしょう。標準問題精講の2B3は難し目なので、合格シリーズがその代用になっていきます。入試レベルの典型的な問題が多いので、全ての問題に対して解法を自身の手で実際に最後まで導けるかどうか?という点が大事になってきます。

    『マセマ合格数学』の詳しい使い方はこちらから

    入試準備のレベルの基礎レベルとしては、『1対1対応の数学』までできていれば、基本的な数学の入試問題は対応できます。1対1対応の数学はこれまでの教材と比べると、式の展開もわかりづらい可能性があります。また、1対1対応の数学独特の表現があったりもするので、その理解をするのが初学者にとっては難しいです。ですが、これまでの『マセマシリーズ』や『標準問題精講』がただの暗記でなく理解ができている上での運用ができているのであれば、問題なく理解ができてきます。このレベルをクリアできれば入試問題の理解ができるようになるのも後もう少しです! 頑張りましょう!

    『1対1対応の数学』の詳しい使い方はこちらから

    問題を解くときのできる人とできない人の差とは?

    問題を理解している時に数学ができる人はどのように理解しているのか?、数学ができてない人はどのように理解しているのか?という差をご説明します。勉強している最中にできない思考に陥らないようにしましょう。

    [su_box title=" 早稲田大学2016年度 理工学部 数学 大問Ⅱ(1)" style="glass"]

    sokei

    [/su_box]

    できない人はこう考える!

    図を書かない(イメージできない)

    数学ができない人ほど、図を書かない人が多いです。図形問題の時は必ず図を書いて考えましょう。実際に図を書いていくことで、直感的にこの図形はこの硬式を使えばいいんだなというのが見えてきます。

    できる人はこう考える!

    ■図を書く

    図を書くのは当然として、立体の問題を解くときに、断面図まで書けるかが1つの差をつけるポイントです。

    立体図断面図

    図1:全体図、図2:断面図

    このような断面図にすると、内接する球の半径は、二等辺三角形△PMNに内接する円の半径と同じであることがわかります(Nは線分CDの中点)。ここで、直線と円の接点において、接点と円の中心を結ぶ線分は直線に垂直になります。よって、球の半径をrとすると、△PMNの面積は

    \frac{1}{2} \times 2a \times r + \frac{1}{2} \times b \times r = \big(a+b\big) \times r

    で表されます。また、△PMNはMNを底辺とする二等辺三角形であるので、MNを底辺とした時、高さは

    \sqrt{a ^{2}+ b^{2}}

    になります。よって、△PMNの面積は

    \frac{1}{2} \times 2a \times \sqrt{a ^{2}+ b^{2}} = a \sqrt{a ^{2}+ b^{2}}

    のようになります。この二通りで表された△PMNの面積は等しいので、

     \big(a+b\big) r = a \sqrt{b^{2} - a^{2}}

    の式が成り立ちます。よって、球の半径は

    r = \frac{{a \sqrt{b^{2} - a^{2}} }}{a+b}  』で表されます。』

早稲田文学部の完全対策と入試傾向 日本一早大文に詳しい塾が徹底解説

2019.06.18

ページ目次早稲田大学文学部入試傾向と対策早稲田文学部に合格するには?早稲田文学部の入試傾向早稲田文学部は穴場の学部ですか?早稲田文学部の科目別対策早稲田文学部に独学で合格することは可能か早稲田文学部を受験する生徒からよくある質問早稲田文学部に圧倒的な実力で合格できる専門対策 早稲田大学文学部入試傾向

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  • 早稲田大学文学部入試傾向と対策

    本記事では早稲田大学文学部に合格するために、
    日本一早稲田大学文学部の対策に詳しいヒロアカが徹底解説していきます。

    [toc]

    偏差値30台から早稲田文学部に合格!

    早稲田専門塾のヒロアカが入試傾向を徹底解説!

    早稲田大学の各学部や学科では、入試で問われる内容が大きく異なる傾向にあります。
    そのため、早稲田文学部に合格するためには、それぞれの科目でどのような問題が出されやすいのかを詳しく調べ上げ、特有の対策を練ることが不可欠となります。
    従って、早稲田大学文学部への合格を目指す場合、科目ごとの出題傾向をしっかり分析し、その上で適切な受験準備をすることが重要です。
    文学部に圧倒的な力で合格するためには、文学部専用の試験対策、つまり合格への道筋が存在します。

    この記事では、早稲田大学文学部に臨むためのいくつかの重要な対策ポイントをお伝えします。
    ぜひとも、早慶専門塾ヒロアカのこの情報をお役立てください。

    早稲田文学部に合格するには?

    早稲田大学文学部に合格するためには、適切な準備効果的な学習方法が必要です。

    その過程で、入試の形式や選択可能な科目、
    合格に必要な最低得点や基準、倍率、さらには過去の入試の特徴や対策など、理解しておくべき多くの情報が存在します。

    早稲田文学部で偏差値30台から合格するためには、
    どのような内容をどのような方法で学ぶべきかを具体的にイメージしながら計画を立てていくことが大切です。

    早稲田文学部に合格するためには万全の対策と計画立てが必要不可欠です。

    早稲田大学文学部への合格には、戦略的な学習計画と効率の良い勉強法が極めて重要です。

    早稲田文学部の入試傾向

    • 募集人数と倍率
    • 他学部の偏差値
    • 合格最低点
    • 英語の重要性

    早稲田文学部の募集人数と倍率

    年度 一般 4技能 倍率(合計)
    2023年度 340名 50名 6.8倍
    2022年度 340名 50名 7.6倍
    2021年度 390名 50名 7.7倍
    2020年度 390名 50名 8.2倍
    2019年度 390名 50名 7.6倍

    2022年度より一般入試の枠が50名少なくなり、さらに厳しい枠を争うようになりました。
    人気は一時低迷していましたが、現在では回復して8倍程度で安定しています。
    早稲田大学の中でも人気のある学部の一つです。

    早稲田文学部の外部利用入試は?

    2017年度より早稲田文学部では外部試験を使った入試が採用されています。

    出願基準は早稲田としてはかなり簡単な部類で、かつ一般入試と併願もできるので

    国語と歴史科目が得意な人は出願をしてみると良いでしょう。

    英検をまだ習得していない人はこちらの記事で確認してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade2/eiken2-1month/"]

    早稲田の他学部の偏差値と比較

    学部 偏差値
    国際教養学部 70.0
    文学部 67.5~70.0
    文化構想学部 65.0~70.0
    政治経済学部 67.5~70.0
    法学部 67.5
    商学部 67.5
    社会科学部 67.5
    理工学部 65.0~67.5
    教育学部 62.5~65.0
    人間科学部 62.5~65.0
    スポーツ科学部 62.5

    偏差値を見てもらうとわかりますが、
    難関の早稲田の中でもトップクラスで難関な学部だと言うことがわかります。

    万全の対策をしない限りは合格することはできません。

    早稲田文学部の受験科目と配点

    受験科目 配点 試験時間
    外国語 75点 90分
    歴史 50点 60分
    国語 75点 90分

    受験科目と配点は、英語75点、日本史・世界史(うち1つ)50点、国語75点の計200点となっています。
    英語と国語の配点が同じ比率なので、国語も非常に重要になっています。

    早稲田文学部の合格最低点

    [waseda-bun-gokakusaitei]

    得点調整(標準化)について

    早稲田大学文学部の一般入試では、得点標準化が行われます。
    具体的には、各科目の受験者平均点に基づいて得点調整が行われます。
    得点調整の方法は、式は明らかにされてないのでわからないのですが、
    得点開示から合格した平均点のプラス1.1倍は取れてないと合格は難しいと考えておいた方が良いでしょう。

    得点標準化を考慮するとものすごく早稲田文学部は合格するのが難しいということがわかります。

    なぜ得点調整がおこなれるのか

    早稲田大学の一般入試で得点調整が行われる理由は、各科目の平均点や問題の難易度を考慮した上での得点計算がなされます。
    そのため各年度によって問題の難易度がでないように得点計算がされています。

    早稲田文学部に合格するためには英語が重要!

    早稲田大学文学部に合格するためには、英語が重要になってきます。

    文学部志望で国語ができない人はいないのですが、英語が苦手な人は多いのです。。

    英語で差がつくことが多いので、点差をつけらないように英語は鍛えてく必要があります!

    早稲田文学部は穴場の学部ですか?

    結論から言うと、穴場でも受かりやすい学部でもありません。

    合格するためにはかなりの努力が必要な学部で、
    どの科目でも苦手な科目があった場合は合格がかなり難しくなります。

    英語が鍵を握っているので、英語で点数を取り切ることができるかがポイントです。

    その他、大学の穴場学部についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/ukariyasui-waseda-ranking/"]

    早稲田文学部の科目別対策

    英語 入試傾向と対策

    全体を通して、この試験では語彙力、読解力、論理的な文章構成能力が求められており、特に大問1と3の難易度が高いとされています。効果的な勉強法としては、細かな意味の違いを意識することや、読んだ文をすぐに理解する力をつけること、さらには英文を書く練習を積むことが推奨されています。

    大問1, 3, 4では穴埋め問題が出されており、大問1では語彙力が求められる選択肢から単語や熟語を選びます。同じ接頭語を持つ単語の選択や綴りが似た単語の勉強が有効です。大問3では長文の中から一文を選ぶ問題で、指示語や時系列、時制などに注意し、文脈を理解することが得点につながります。大問4は文脈から品詞を絞り、選択肢を分類して解答します。

    大問2は標準的な長文読解問題で、段落ごとに設問があり、本文と内容が一致する選択肢を選びます。
    読解力を活かし、返り読みをしないようにしながらしっかりと得点を獲得することが大切です。

    最後に、英文要約の問題では、本文の表現を使用せずに、内容を簡潔にまとめる技術が求められます。
    また、論理的な文章構成の能力も重要です。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-english/"]

    早稲田文学部は文挿入と要約が鍵

    早稲田大学の文学部における英語の入試では、特に大問3の文挿入問題と大問5の要約問題が大切なポイントとなります。
    これらの問題は形式に慣れることが必要ですが、十分対策を行うことで得点のチャンスが広がりますので、確実に押さえておきたいポイントですね。

    大問3の文挿入問題対策

    文挿入問題では、文章全体の流れや構造を読み取る力と、
    文章を形で構造を掴むことが問われています。
    日常の学習で文の前後関係や文章の全体構造を意識しながら読む訓練を行い、
    どの文がどのような役割を担っているかを理解することが大切です。

    文挿入問題については、こちらの記事で詳しくどのように対策をしたら良いのかを記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bunko/wasedabunko-bunsonyu/"]
    大問5の要約問題対策

    要約問題では、文中の重要な情報を見極める力が必要になります。
    最初の部分は大学側から与えられているので、それをヒントに探していくのが良いでしょう。
    文章の中で抽象的な内容と具体的な情報を述べている部分を区別し、それぞれの文の重要度を判断する訓練をしましょう。
    全体の内容を把握し、キーポイントを抜き出す力をつけましょう。

    世界史 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部の世界史入試では、60分の試験時間内に9題を解答する形式です。問題はマークシート方式の選択式と記述式が混在しており、特に選択式問題は正誤を見極めるものが多いです。記述問題では、指定用語を使った短文の要約が求められます。試験範囲は先史時代から第二次世界大戦後までと幅広く、東洋史、特に中国史への傾斜が見られます。西洋史も出題されますが、主に西ヨーロッパ中心です。

    対策としては、先史時代や美術史に特に注意し、幅広い時代と地域の知識を身につけることが重要です。美術史では、絵画や写真を題材にした問題が頻出するため、ビジュアル資料の学習も欠かせません。史料集の活用や地理的知識も大切で、特に地図問題では、時代によって変わる領土状況を理解しておく必要があります。基本的には、教科書レベルの知識が問われるため、教科書の徹底した学習が基盤となります。選択式問題の演習や、用語記述と短文論述の練習を通じて、試験形式に慣れることも大切です。

    早稲田大学文学部の世界史は、総合的な知識と正確な理解が要求される科目です。古代から近現代までの広範な時代、そして文化史や美術史など多岐にわたる分野からの出題に対応するためには、教科書の学習に加えて、過去問題の分析や演習を重ね、史料や地図などのビジュアル資料にも目を向けることが欠かせません。また、出題傾向を踏まえた上で、特に強調されている東洋史や文化史の学習にも力を入れることが攻略の鍵となります。

    早稲田大学文学部の世界史の対策について詳しくはこちらの記事で記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-worldhistory/"]

    日本史 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部日本史の出題傾向と特徴を理解し、効果的な対策を立てることが合格への近道です。

    まず、出題範囲は原始時代から現代までの全時代をカバーしています。他学部に比べて前近代史の出題比率が高く、古代史や江戸時代の知識が特に要求されます。大問1には考古学、大問6には美術史に関する問題が毎年のように出題されるのが特徴です。これら文学部ならではの分野はしっかり対策しておきたいポイントです。

    基本的な問題のレベルは教科書程度ですが、細かい知識も必要不可欠。正誤問題が多いので、複数選択や正答の組み合わせを求める難しいパターンにも対応できなければ高得点は望めません。

    対策の基本は教科書の丁寧な理解です。基礎知識に抜け漏れがないよう、全時代を網羅的に学習しましょう。
    文化史や美術史の分野は、視覚的に資料を使って学習することをおすすめします。また過去問題を利用して、正誤問題に多く触れることで実戦に近い感覚が身につきます。文学部日本史に合格するには、基礎から念入りに学習し、特徴的な出題分野についても対応力を高める必要があります。

    さらに詳しい早稲田文学部の日本史の対策についてはこちらの記事で記載をしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-japanesehistory/"]

    国語 入試傾向と対策

    早稲田大学文学部の国語は、大問4題から構成され、現代文2題、古文・漢文が各1題出題されます。

    特に現代文の分量が多いです。内容も抽象的な評論文が中心で、難解な文章が多いのが特徴です。

    次に古文ですが、私家集や擬古物語からの出題が多く、記述式の設問もあります。
    和歌の解釈など文学的知識が求められるほか、文法・文学史の知識も必要不可欠です。

    漢文も長文が出題され、書き下し文など基礎的な文法力が問われます。白文訓読に慣れておくことも重要なポイントです。

    対策としてはまず、高度な語彙力と論理的な読解力が必要です。全体の論理構成を把握しながら効率的に正確に読み取る訓練が欠かせません。併せて文法・文学史などの基礎知識をしっかり身につけることが合格への近道です。過去問を繰り返し解き、典型的な出題パターンに対応できる実戦力を養うことが肝心です。

    さらに詳しく早稲田大学文学部の国語の対策についてはこちらの記事で記載をしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/bun/wbun-japanese/"]

    早稲田文学部に独学で合格することは可能か

    早稲田大学文学部に独学でも合格はもちろん可能ですが、、

    早稲田文学部に最短で予備校や塾を利用したほうが合格するためには近道です。

    予備校や塾を利用する受験勉強の利点について

    独学では、疑問が生じた際に即座に相談できる人が不在であることがネックです。自力で難問に立ち向かうことで学びは深まりますが、受験に向けた時間は限られています。質問が迅速に解答できる環境にあれば、学習時間を効果的に活用できます。

    個々の自己管理能力も、多様な誘惑に晒される中で実践するのは難しいものです。成功的な受験勉強を行うためには、集中できる学習環境を整えることが欠かせません。対策を施した通いやすい塾を選ぶことが、受験を有利に進めることにつながります。

    集団塾と個別指導塾の違い

    一般的な集団授業塾では、全ての生徒にとっての最適な授業ペースや難易度というものは、稀です。
    集団形式での学習が各々に合った方法とは限らず、必ずしも効率的な学習方法だとは言えないでしょう。
    多くの生徒が在籍するクラスでは、質問を投げかけにくい環境もあり、消極的な生徒ほど学習進度についていけなくなる危険性があります。

    個別指導塾を選ぶことは、生徒一人ひとりのペースに応じて授業が進むため推奨されます。
    わからない点や疑問点を直接質問できる点が大きな利点であり、より効率的な学習が可能になります。

    早稲田文学部専門の対策ができるかどうか

    もちろん、個別指導ならばなんでも良いわけではありません。

    早稲田大学文学部に合格するためには、早稲田大学文学部専門の対策が必要になってきます。

    この対策ができる個別指導の塾はかなり数が少ないので、

    個別指導なら大丈夫!と思ってはいけません。

    早稲田文学部の対策はかなり難しく、完璧に対策ができる講師はなかなかいないので早稲田文学部にどうしても合格したいのであれば検討が必要です。

    もちろん、当塾では対応ができますが、現在個別指導を検討されている場合も早稲田文学部の対策、

    特に英語ができるかどうかを確認した方が良いでしょう。

    早稲田文学部を受験する生徒からよくある質問

    日本史と世界史どちらが有利なのか?

    結論から言えば早稲田大学文学部に合格したいのであれば、日本史世界史はどちらでも構いません。

    ご自身が好きな方を選択すると良いでしょう。

    早慶全般でどちらが有利なのかについてはこちらの記事で掲載しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/nihonshi-sekaishidochi/"]

    高1から早稲田文学の対策ための勉強をした方が良いですか?

    高校1年生から早稲田大学文学部への受験勉強をスタートすると、合格の見込みをぐんと高めることができます。
    この時期から計画的に勉強を進めることで、中学からの基本的な学力を補強し、早稲田文学部合格に必須の英語力をしっかりと構築することが可能です。
    そうすることで、英検などの資格試験に向けた準備も万全にすることができるため、
    早稲田大学文学部合格に向けた効率的な学習を実施することができます。

    高3の8月からでも早稲田文学部の対策をできますか?

    合格する可能性は充分にあると考えられます。特に夏休みを有効に使うことは大きなアドバンテージになります。
    当塾では現在の学力を踏まえて、早稲田大学文学部への合格に必要な「何を」「どれだけ」「どのように」勉強すべきか、
    個々の状況に応じたカスタマイズされた指導・学習計画を実施しております。まずはお気軽にご相談ください。

    高3の12月からでも早稲田文の対策をできますか?

    状況によっては可能な場合もありますが、当塾では原則は浪人を見据えての指導となります。

    E判定でも早稲田文の対策をすることはできますか?

    E判定だとしても、早稲田大学文学部への合格は十分に可能です。
    偏差値や競争倍率を見てすぐに第一志望校を諦めることは不要です。

    早慶専門塾ヒロアカでは、専門対策をすることでE判定やD判定、
    偏差値30台からでも早慶をはじめとした難関私立大学へ合格するための効果的な勉強方法と学習計画をご提案いたします。

    浪人生、社会人でも早稲田文学部の対策はできますか?

    高校生だけでなく、浪人生や社会人を含む、早稲田大学文学部への合格を志望している方々に対しても、
    個々の状況に合わせたカスタマイズされた受験対策プログラムを提供し、入試に向けた効果的な勉強方法のサポートを行います。

    早稲田文学部に合格するための勉強時間は?

    早稲田大学文学部合格のためには約3000時間以上の勉強が見込まれ、高校1年生から始めることが望ましいです。
    もしいまできてないのであれば、今すぐにでも少しずつ勉強を始めることが大切です。

    感覚としては高1では平日1時間、週末2〜3時間、休暇中は1日1〜2時間を目標にし、これを維持すれば8ヶ月で約350時間の勉強ができます。
    高2では平日3時間、週末4〜5時間、休暇中は3〜5時間勉強し、年間約1200時間を目指します。
    高3では平日4時間、週末7時間、休暇中は5〜7時間の学習を心がけると、試験日までに約1400時間を確保できます。

    高2から始める場合は、より多くの時間を学習に充てる必要があります。
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