慶應義塾大学文学部の英語和訳問題の対策
このブログでは、慶應義塾大学文学部の英語の和文英訳問題に特化した対策を紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
本ブログ記事は慶應文学部の英語の和文英訳特化のブログになります。
慶應文学部の配点や合格最低点他の科目や、慶應文学部の英語全体的な勉強については下記よりご覧ください。
慶應義塾大学文学部徹底対策 | 偏差値30から本番で圧勝する勉強方法
【慶應義塾大学文学部|英語】各設問の徹底対策とおすすめ参考書
ページ目次
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志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
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そもそも慶應文学部の問題を解くためのプロセスとは?
慶應文学部で問題を解くためのプロセスを考えると下記のようになります。
設問文読む→本文読む→特定する→記述する
どこかしらでつまづいているため、答えが出ないのですが、、、
本記事では、
『設問文を読む』のと、
『場所の特定をする』部分の確認をしていきます。
絶対出題される設問文のパターン
まずは、毎年絶対に出題する問題の設問文についてみていきましょう。
この部分だけで全体の半分以上の点数を占めているので、
点数を落とさないようにしましょう。
日本語に訳しなさい。
英語を文構造通りに日本語で訳す。
100%出題される問題形式です。
そのため慶應文学部を受ける生徒は、
当日まで日本語訳の練習を絶やさないようにしてください。
英語を見てなんとなく単語を並べて、
それっぽい日本語を作る・・・
という黒魔術で日本語を訳している人が結構な数います。
もちろん、
それでは合格点を取ることはできません。
辞書持ち込み可なので、
重要なのは単語を覚えているかどうかではないです。
まずは文構造通りに
日本語を記述できるようにしてください。
具体的な対策についてはこちらで記載しているので、
読んでみてください。
次の日本語を英語に訳しなさい。
本文から使える場合は本文の表現を使用、もちろん使わなくてもOK
英訳問題は、
英作文力を見るというよりは、
多くの場合本文の表現を使ってそのまま訳すことが多いです。
とはいえ、時間がなくて見つからない・・・という場合も
結構あります。
運任せにするのではなく、
日頃から英作文の勉強をして
英作文力を高めておくことをお勧めします。
慶應経済の作文の対策が多少役に立つので、
両方受ける人はコチラで対策をしておきましょう。
対策記事はこちら
要約問題
パターン化してどこをみたら良いのかを考える
慶應文学部の要約問題は120字程度記載する問題です
なかなか取り組みがしづらい問題になりますが、
パターン化してそれぞれの場合どのようなことをしたら良いのかを
考えて、過去問に取り組むことで手が動くようになります。
具体的な対策についてはコチラに記載してるのでご確認ください。
典型的な問題の設問文のパターン
続いて、絶対出題問題ほどではないけれど、
よく出る問題について考えていきましょう。
□に入る適切な語を下から選び、記号で答えなさい。
早慶一般的な空欄補充の解き方でOK
まずは空欄補充問題です。
この問題は慶應文学部典型ではなく、通常の空欄補充問題です。
パラグラフ内での言い換えを聞かれる場合が多いので、
言い換え表現を待って解くようにしましょう。
また英文法を聞かれる場合もあります。
入試前に文法の復習を怠らないようにしてくださいね。
下線部が示す内容を●●字以内の日本語で説明しなさい
聞かれていることをパターン化して本文内の言い換え表現を探す練習を積んでいく
説明しなさい。問題もかなり高い確率で出題されます。
説明しなさいと言われても結局何をどうしたら良いのかが、
わからなく
和訳をしてしまって終わる人が多い問題です。
ですが、わざわざ説明をせよと書いてある問題なので、
ただ和訳をしているだけでは答えは出ません。
下記が頻出の3パターンになるので、
使いこなせるように過去問で練習を積んでおきましょう。
多くの場合が下記3パターンに絞られます。
□比喩表現に対してつまりどういうことなのかを文章から読み取るパターン
比喩表現が下線部内に入っていて、
その比喩を本文内で当てはめると、
「つまりどういうことなのか」を考えるパターン。
比喩をそのまま訳出するだけでは点数が入らないので、
本文内での言い換えから、
何をさしているのかを探してみましょう。
□抽象名詞を具体化して説明するパターン
抽象名詞が本文内でどのような意味合いになるのかを
具体化するパターンの問題です。
比喩問題と考え方は変わりません。
本文内での言い換えを考えることで
何を指すのかを考えてみましょう。
英語を日本語の訳という表面だけで理解するのではなく、
日本語の意味を立体的に捉えられるようになると良いでしょう。
例えば、sadnessという名詞があった場合、
単に『かなしみ』と考えるのではなく、
かなしみがどのように起こるのかを本文で読む前に表してみる。
出来事→悲しみという感情
通常であれば、上記のような因果のプロセスになるはず。
ではその原因として何があったのかを考えるのが具体化を
考える第一歩になるでしょう。
□代名詞が何を指しているのかを読みとり、具体化して説明するパターン
代名詞が何を指しているのかを考える問題です。
情報構造を考えてその代名詞が何を指しているのかを考えましょう。
多くが抽象名詞とセットになっていることが多く、
先ほどまでの問題と考え方は変わりません。
この問題を解く上で必要な考え方は、
具体抽象をパラグラフ内で理解することです。
パラグラフ構造の理解が薄い人は、この記事をご覧ください。
たまに出る問題の設問文のパターン
これまでにみてきた問題ほどではないけれど、
よく出る問題のパターンを見ていきます。
●●の例として最適なものをひとつ選び、記号で答えなさい
具体化問題ですね。
本文内でのキーワードの例示を見ていく問題です。
これまで見てきた問題と本質的に変わりません。
まとめ
さて、ここまで見てきた慶應文学部の問題は
単に和訳をしたら良いというわけではなく、
そもそもの説明文を読むというところから始まっています。
このような点を踏まえて過去問演習を積んでいってください。
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