2018年慶應義塾大学総合政策|数学過去問徹底研究 大問6
方針の立て方
(1)
解答欄の形式から,を用いてはいけないため,とについての等式を立てれば良いと分かる.この内,についての等式は,立てるまでもなく(座標)であるため,本解では省略した.
(2)
特筆事項なし.
(3)
実際にぐらいまで考えてみれば,解答が予測できる上に,何故そうなるのかの理由も分かる.
(4)
前問同様,最初の数回を具体的に考えれば解法を得られる.前問の試行で得られた知見を用いれば,比較的簡単に,期待値の評価ができる.
解答例
(63)(64)……01
(65)(66)……02
(67)(68)……01
(69)(70)……00
(71)(72)……06
(73)(74)……02
(75)(76)……06
(77)(78)……06
(79)(80)……12
解説
(1)
座標はである.座標をとする.点と直線の距離の公式より,直線PR()と点との距離について,
となる.点は,直線PRよりも下側にあるため,である.
……(答)
(2)
となる.
……(答)
(3)
となる.
第3ラウンド以降ははかのどちらかとなる.
となる確率について考えると,第3ラウンド以降の14回の対戦全てが「R対Rが2組,S対Sが1組」という当たり方をせねばならない.これが起こる確率は,である.よって,となる確率はとなり,明らかに,となる確率の方が大きい.
よって,求める座標はから求められる点で,……(答)
(4)
第1ラウンドが,
(ⅰ)R対P,R対S,R対Sの場合(場合の数は6通り)
→→となる.
(ⅱ)R対P,R対R,S対Sの場合(場合の数は3通り)
→→となる.
(ⅲ)S対P,R対R,R対Sの場合(場合の数は6通り)
→→となる.
よって,となる.
(12)……(答)
続きはこちらから
大問1
大問2
大問3
大問4
大問5
早慶の過去問を解いてみてまったくわからない・・どのように勉強をしたら良いのか知りたい方はお気軽にこちらからご連絡ください。
Published by