早稲田法学部
<2019年3月9日更新>
今年,2019年の受験においての早稲田大学法学部の入試振り返りを行なっていきます。
悔しい思いをした学生も、
これから入試を迎える学生も効率的に学習するためには何をしたら良いのを学んでいただければと思います。
一般入試の倍率
2019年 募集定員350人 最終志願者数5288人 (2/5日時点)
2018年 募集定員350人 最終志願者数5190人 受験者数4625人
合格者数692人 補欠合格者63人 実質倍率6.1倍
志願者は去年より100人程度増加しているが、最終的な倍率は去年とほとんど変わらないだろう。
各科目の講評
英語
全体の難易度は昨年とほぼ変わらず。一時的に姿を消していた文法正誤問題が復活した。限られた時間で相当量の英語を読まなければいけないのは相変わらずであり、自由英作文を含め総合的な英語力を試されている。高得点を取るためには、過去問等を中心に日頃から丁寧な学習をすることが必要不可欠であり、付け焼き刃の対策でどうこうするのは難しい。本学部を志望する生徒はなるべく早いうちに問題を確認し、計画的な学習を開始してほしい。
国語
全体的にやや難化。特に古文の問題の傾向が変わり、文章自体も難しくここでの出来が合否を分けるかもしれない。大問2・3は例年並み。大問4の記述問題は相変わらず京大の記述問題並みの字数である。ここでしっかり得点するためには並みの国公立以上に記述の練習をしなければならず、当然だが直前に付け焼き刃の対策をしたところでどうにもならない。本学部を受験するならとにかく早めに対策を始めてほしい。センター終わってから対策を始めるのではまず間に合わない。
日本史
全体としては概ね標準的な難易度。基本的な問題が多いものの、用語を漢字で書かせる問題が多いので漢字が書けないということが無いようにしっかりと練習しておこう。また過去問等で訓練して資料問題には慣れておいてほしい。
世界史
難問も含まれるが用語集を中心にしっかり学習していれば合格点を割るようなことはないはず。
論述問題は難関国立並みの語数であるが、比較的書きやすいテーマからの出題が多い。今年度の叙任権闘争の問題も標準問題である。
数学
編集中
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