【神書】古文ポラリス(1,2,3)
古文ポラリスは、基礎から上級まで段階的にレベル分けされた実戦的な演習問題集です。
解説では、正解に至る考え方が丁寧に解説されているので、解答の手順を確実に理解できます。
基礎から上級まで着実に学習していけば、早稲田大学を目指す人でも十分対応可能なレベルになります。
早稲田に合格するために、具体的にどのように使ったら良いのかを本ブログで丁寧に解説していきます。
ページ目次
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
古文ポラリスの特徴
古文ポラリスとは、スタディプラスの岡本梨奈先生が監修する大学入試向けの古文の演習問題集のシリーズです。
古文の長文読解力を鍛えるために、過去の入試問題をベースに作成された実戦的な問題が数多く収録されています。
また、各設問の詳細な解説が特徴で、なぜその解答になるのか、解答までの思考プロセスが丁寧に解説されています。
このシリーズには、
基礎レベルから上級レベルまで3種類のレベルが用意されており、
古文初心者から上級者まで段階的に実力をつけることができます。
一冊一冊を着実にこなすことで、古文の読解力が確実に向上するのが魅力的な問題集です。
古文ポラリスのそれぞれの難易度
古文ポラリスには、基礎レベルの「古文ポラリス1」、標準レベルの「古文ポラリス2」、上級レベルの「古文ポラリス3」の3種類があります。
出題校 | 〜共通テスト | 共通テスト〜 GMARCH |
GMARCH〜 早慶上智 |
初期段階 | 共通テスト4割 | 共通テスト6、7割 | 共通テスト7、8割 |
到達段階 | 共通テスト6割 | 日東駒専〜GMARCH | GMARCH・早稲田 |
理想の開始時期 | 高校3年春 | 高校3年夏 | 高校3年秋 |
古文ポラリス1(基礎レベル)
「古文ポラリス1」は、長文読解の入門編として位置づけられる問題集です。
収録問題数は全14題で、日本大学や東洋大学の過去入試問題を使用しています。
このあたりは、古文の出題校としては比較的易しい部類に入ります。
したがって、この「古文ポラリス1」は、古文初心者や基礎的な長文読解能力を身につけたい人に適したレベル感の問題集となっています。
文法事項の理解が十分でなくても、丁寧な解説を読めば基本的な読解力は養えるよう配慮された問題構成になっています。
古文が初めての人や基礎力強化を目指す人におすすめの入門編問題集といえます。
古文ポラリス2(標準レベル)
古文ポラリス2は、同シリーズの「標準レベル」に位置づけられています。
レベル的には、基礎レベルの次のステップとして、日東駒専やMARCHレベルを対象とした中級者向けの問題集です。
収録されている駒澤大学や成蹊大学の過去問は、日本大学や東洋大学といった基礎レベルの出題大学よりもやや難易度が上がっています。
文法事項の理解や読解技術が必要とされ、内容的にも少し凝った文章が含まれます。
したがって、この標準レベルは、古文の基礎的な学習を終え、中級者として実力を高めたい人に対して適切なレベル感の問題集といえます。
難易度も、基礎レベルに比べると高いですが、最難関レベルではないので段階を踏んで取り組みやすいのが特徴です。
古文ポラリス3(発展レベル)
この最上級レベルは、早稲田大学を目指す人向けの内容となっています。
収録されているのは、MARCH・関関同立・早稲田大学の文学部の過去入試問題です。
文章の種類は物語や日記の他、論説文なども含まれており、記述問題への対応力も養成することができます。
難易度は古文ポラリスのシリーズの中で最も高く、文法力と読解力のみならず作品理解が求められる最難関レベルの問題が揃っています。
古文ポラリスで早稲田は目指せる?
古文ポラリスは、基礎レベルから標準レベル、最上級レベルと段階的に難易度が設定された問題集です。
古文ポラリスの中では、
最上級のレベル3が早稲田大学の文学部の過去入試問題を取り上げているため、
このレベル3を突破すれば早稲田大学の古文を克服できる実力がつくと言えます。
ただし、早稲田大学に合格するためには、古文ポラリスの演習だけでなく、早稲田大学の過去問にも十分に取り組む必要があります。
古文ポラリスのメリット
古文ポラリスの最大のメリットは、各設問の解説が非常に詳細で、解答の導き方が丁寧に解説されている点です。
正解にたどり着くまでの思考のプロセスが具体的に示されているため、古文初心者でも解説を追えば確実に実力がつくことができます。
また、文法事項や語彙に関する解説もあり、
知識の定着が図れるのも大きなメリットです。文学作品の背景知識を記したイントロダクションもあり、文学史的知見も深められます。
加えて、基礎から上級までレベル別の問題集が揃っているので、自分の実力に合わせて購入することができます。
演習を重ねることで確実に実力が向上するのが魅力的なシリーズといえます。
古文ポラリスの使い方
古文ポラリスの使い方のポイントは、まず制限時間内に自力で問題を解き、解説を見て解答プロセスを理解することです。
制限時間内に解けなかった問題は、無制限で解き直しをして、自力で正解に導けるようにします。
解説を読む際は、単に正解を確認するのではなく、
なぜその選択肢が正解なのか、解答の考え方をしっかり把握することが重要です。
また、文法事項や語彙の解説ページは、単なる知識の確認にとどまらず、その知識をどのように活用して正解にたどり着いたのかを関連付けて学習しましょう。
そして、学んだことを活かして初見の文章も解けるよう、繰り返し演習を重ねて実践的読解力を高めることが大切です。
古文ポラリスの1週間の勉強プラン例
- 月曜日 – 1回分の問題を制限時間内に解く
- 火曜日 – 解説を読み、理解を深める。わからない点はメモしておく
- 水曜日 – 間違えた問題や理解不足だった点を復習
- 木曜日 – 別の1回分を解き、解説を読む
- 土曜日 – 木曜日に解いた問題の解説を読む
- 日曜日 – 1週間の復習として、苦手分野や弱点を意識しながら丁寧に問題を解く
このように、新しい問題にチャレンジし、解説で理解を深め、
復習を入れることで、確実に実力が付くバランスの取れた勉強ができると良いでしょう。
古文ポラリスが難しい場合の対策
古文ポラリスが難しく感じる場合の対策は以下の通りです。
- 基礎レベルの「古文ポラリス1」から始める。上のレベルに進むのは基礎が確実にできてから。
- 文法や語彙の理解が不十分な場合は、関連する参考書で知識をしっかり身に付ける。
- 本文の内容理解が難しい場合は、現代語訳や要約を参考にしながら読み進める。
- 設問の解き方が分からない場合は、解説の「正解へのプロセス」を丁寧に読み、手本とする。
- 分からない点はメモに留め、後で参考書等で調べ理解を深める。
このように、自分の弱点を補強しながら継続的にトレーニングを重ねることで、確実に実力は付いていきます。
解説を読んで調べてもよくわからない場合は、
基本的な文法的な知識が足りない可能性があります。
古文ポラリス終了後のステップ
古文ポラリスが3まで終了したら、関関同立、GMARCH、早稲田大学レベルの学力はついています。
何度も復習をして思考プロセスをマスターしたら、
まとめ
古文ポラリスは、基礎から上級まで段階的にレベル分けされた問題集です。
詳細な解説が特徴で、解答の導き方を丁寧に学ぶことができます。
解説は正解だけでなく、なぜその解答に至るかの過程を大切にしてください。
繰り返し演習して読解力を高めることがポイントです。
難しいと感じる場合は、自分の弱点を補う勉強を並行しながらゆっくり取り組みましょう。
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