「はpを限りなくqに近づけるということで、p=qではありません。」
が収束するとき、f(x)はx=aで微分可能であるといいます。ここで、と書きます。
また、関数f(x)がx=aで連続であるというのはが成り立つことです。
なんか難しくて、よくわかんね?と思う方も少なくないでしょうが、イメージ的には
(ⅰ)微分可能→接線がひける
(ⅱ)連続である→つながっている
ということです。
(ⅰ)を少し考えてみましょう。
これなんか見覚えありませんか?そう。”直線の傾き”です。
とは、hをどんどん小さくしていくということですから、図のようにx=aでのf(x)の接線の傾きを求めることに対応します。
つまり、とは、x=aでのf(x)の接線を求める行為というわけです。
のとき、となるのはみなさんご存知でしょう。これを微分の定義にしたがって求めてみます。
となり、確かに一致しますね。
- 連続出ない例:y=tanx
- 連続だが、微分可能でない例:y=|x|
y=|x-a|はx=aで微分可能ではありません。
x<0で、y=-xなので、
x>0で、y=xなので、
で両者は一致しません。
つまり、x=0で、(傾き)=±1で2つ存在するので微分不可能です。
先ほどのf(x)でなめらかというのは、このように尖点が存在しないということです。
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