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早稲田理工2016

2016年早稲田大学理工|過去問徹底研究 大問1

2016年早稲田大学理工|過去問徹底研究 大問1

方針の立て方

(1)
実際にf\left(2,1\right)f\left(3,1\right)f\left(1,2\right)f\left(3,1\right)等を求めることで方針及び解答が得られる.f\left(m,1\right)について考えるときには,f\left(m,1\right)の形を作るために与えられた式にn=1を代入することも見抜きたい.

(2)
前問での考察から,f\left(m,n\right)を数列と見做すと都合がいいことが分かる.そこで,f\left(m,1\right)f\left(1,n\right)がどういう種類の数列なのかを考える.すると方針が得られる.本問はmnの二変数であるが,f\left(1,n\right)からf\left(m,n\right)を考えるという解法は,「nを固定してmを動かす」という考え方であり,一文字固定法の考え方を応用したものである.

(3)
f\left(m,n\right)の具体的な表式が得られているので,\left(2n-1\right)\cdot2^{m-1}が任意の正の整数を取れることを示せばよい.奇数が2n-1で表されること,2^{m-1}が偶数となることから,偶奇で別個に考えると良いという方針が立つ.

解答例

ronin
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(1)
m\geqq2のとき,n=1とすることで,
f\left(m,1\right)=2f\left(m-1,1\right)
\therefore f\left(m,1\right)=2^{m-1}f\left(1,1\right)=2^{m-1}
f\left(1,1\right)=1=2^{1-1}より,f\left(m,1\right)=2^{m-1}m=1のときも成立.
\therefore f\left(m,1\right)=2^{m-1}……(答)
続いて,f\left(1,n\right)=2n-1を数学的帰納法により示す.
n=1のとき,f\left(1,1\right)=12n-1=1より,成立.
n=2のとき,f\left(1,2\right)=\frac{1}{2}f\left(2,2\right)=32n-1=3より,成立.
n=3のとき,f\left(1,3\right)=\frac{1}{2}f\left(2,3\right)=\frac{1}{2^2}f\left(3,3\right)=52n-1=5より,成立.
次に,n=k,k+1,k+2のときf\left(1,n\right)=2n-1が成り立つことを仮定する.
すると,
f\left(1,k+3\right)=3f\left(1,k+2\right)-3f\left(1,k+1\right)+f\left(1,k\right)\bigm=3\left\{2\left(k+2\right)-1\right\}-3\left\{2\left(k+1\right)-1\right\}+\left(2k+1\right)\bigm=2k+5\bigm=2\left(k+3\right)-1
これは,n=k+3のときの成立を表す.
よって,f\left(1,n\right)=2n-1……(答)

(2)
f\left(1,n\right)=2n-1f\left(m,n\right)=2f\left(m-1,n\right)より,f\left(m,n\right)mについて初項2n-1,公比2の等比数列とみなせるから,
f\left(m,n\right)=\left(2n-1\right)\cdot2^{m-1}
\therefore f\left(6,32\right)=\left(2\cdot32-1\right)\cdot2^{6-1}=2016……(答)

(3)
f\left(m,n\right)=\left(2n-1\right)\cdot2^{m-1}で,m=1とすれば,nを任意に設定することで,任意の奇数を取ることができる.
一方,任意の偶数については,全ての偶数は素因数分解によって,2^x\times(奇数)とすることできるから,m-1=x\Leftrightarrow m=x+1として,nを任意に設定することで,任意の偶数を取ることができる.
証明終了.

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