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理工学部

早稲田大学基幹・先進・創造理工学部【化学】| 本番で圧勝の徹底対策シリーズ

早稲田大学基幹・先進・創造理工学部

早稲田大学理工学部の化学は全分野の学習(*近年は問1が総合問題となっている)が求められています。計算量が多いため、時間的に厳しく、受験者のレベルを考えればやや難しい問題に対しても解答する必要があるでしょう。そのため、過去問研究をしっかりする必要があるでしょう。(先進理工志望の場合は点数に傾斜があるので、自身の選択する学科によってどの部分をとって、どの部分を捨てていくか?という判断をしていく必要があるでしょう。)


全体概観:配点60点 時間120分(二科目合計)

例年大問は3題で、マーク式の大問1と記述式(記号や答えの数字のみ解答が大半)の大問2,3の大問三問構成となっています。化学部分の配点は基本的に60点ですが、出願した学科によって理科二科目の比率が異なる場合があります。理科二科目の問題量に対して時間が短く、時間配分を考える必要があります。

出題範囲・頻出分野

先述の通り広範囲からバランスよく出題がされ、問題形式や記述量などは毎年変化しています。全体を通して基礎的な理解を問おうとする意図がはっきりしています。
近年は記号よりも反応式や構造式を受験生自身に書かせる問題が増えていましたが、2016年度はやや計算問題に重点が置かれていました。また実験や試薬について問われることが多いのも特徴です

▶理論では、物質の性質や化学結合を題材にし、原子構造などミクロな理解を問う問題が目立ちます。また化学平衡や反応速度、電離定数を扱った計算問題が多く出題され、酸化還元反応、気体の法則、熱化学も頻繁に出題されています。
▶無機では、各論の出題が明らかに多いです。具体的には、単体や化合物の性質、製法とそれに関係した化学反応が問われやすく、無機範囲で触れる反応について理論的な内容を問うのが頻出です。
▶有機でも、各論的な内容の比重は重く、官能基についてや脂肪酸、タンパク質についてもよく出題されています。また2016年度はDNAに関する理解が問われました。(この問題に関しては生物選択が有利でした。)
他には元素分析や構造式、異性体に関する問題がよく出題されています。

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日頃からどのように対策をしていくか

基本事項を広く、深く理解する

傾向や頻出分野はあるものの、全範囲から広く出題されています。大学のレベルを考えれば簡単な問題を落とす訳にはいかないので、分野ごとに穴を作らないように気をつけましょう。また有機、無機で定番の反応について理論的な背景を問うこともあり、教科書レベルの反応については根本的な理解をする必要があります。

早く正確に解く計算力をつける

計算問題は出題が多く、またやや難しく差がつく問題が出題されます。問題集等には類題が掲載されているので、しっかり練習しておく必要があります。また計算過程を求められることもあるので、短時間で簡潔に答えられるようにしておきましょう。

戦略をしっかりたてる

基本的な内容が頭に入ったら、実際に過去問を解いてみましょう。理科二科目で120分という制限時間は、問題の難易度と量を考えると大変厳しいと言えます。テンポよく解答することは勿論、解けない問題を飛ばして解ける問題を解く必要があるでしょう。本番で解答する順番や時間配分、時間のかかる問題を飛ばすタイミングなど、しっかりと戦略を練った上で試験に望む必要があります。試行錯誤しながら過去問を解き、100%の力が発揮できるように準備しましょう。

圧勝する人はこう考える!

実際に問題を見て、問題を解くことができる人はどのように考えているのかを確認してください。できない人は上記の法則を利用することができていません。実際に過去問を用意して考えてみましょう。2016年度からの出題です。

大問1

小問集合です。
(1)〜(5)は典型的な問題ですので完答を目指しましょう。
(3)ではタンパク質の呈色反応について反応名を試薬の名前から答える出題がありました。基本的な反応について、どこを隠されても答えられるようにしましょう。
(4)(5)は少し難易度があがりますが、例年この分野ではもっと難しい問題も出題されているので問題ないでしょう。
(6)は塩素について詳細な知識を問われ、やや難しい内容でした。
(7)は冷静に、使える式が電離定数K1K2についての二式であり、未知数はグリシンの各イオンの濃度で3つだと考え、それぞれの比までは数学的手順で求められると判断出来れば解答出来るはずです。
(8)(9)(10)については参考書等でもよく見る問題ですので、苦労しないかと思います。

大問2

理論の問題です。全体として見慣れない反応を誘導付きで解く問題がありますが、難易度はそれほど高くありません。
問1は典型的な計算問題ですのでスピード勝負となります。問2、問3も基本的な内容です。
問4問5問6は、誘導に乗れば解答できます。鉛蓄電池の反応式より正極のPd、負極のPdO2共に1mol反応すると問4で求めたエネルギーが流れるので、これをPdとPdO2の分子量で割れば答えが出ます。
問7、問8ではリン酸型燃料電池の知識が問われました。必須事項をきちんと覚えていれば、問4〜問6と同様に解答できます。リン酸型燃料電池は2013年にも出題がありました。

大問3

有機から高分子の出題でした。
(1)問1はアミロペクチンに関する理解が問われました。枝分かれの起点となるグルコースでは1,4,6位のOHはグリコシド結合しているので、メチル化されるのは残った2.3位のOHのみです。よって2つメチル化された生成物の分子数が枝分かれの数と一致します。
問2問3は酵素により加水分解で生成された直鎖の多糖が加水分解の際に水を付加されていることを考慮しなくとも正答にたどりつけます。
問4は多糖64.8gをグルコースの分子量162で割って含まれるグルコースの数(mol)を求め、その16分の1が枝分かれしたグルコースであり、メチル化後の分子量をかければ求める質量になります。
(2)はタンパク質を扱っていますが実際はよくある元素分析であり、速度面での勝負でしょう。
(3)問1は不斉炭素を数えるだけです。グルコースの光学異性体などの典型題をきちんと理解していれば簡単な問題でした。

問2問3はDNAの塩基対についてですが、アデニンとチミン、シトシンとグアニンが塩基対をなすことが分かっていれば解答できたと思います。DNAに含まれるデオキシアデノシンとデオキシチミジン、デオキシグアノシンとデオキシチジンは常に同数になります。
難易度は高くありませんが、DNAまで手がまわらなかった受験生も少なからず居たようです。

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