慶應FIT入試からの一般入試!?
慶應法学部のFIT入試の結果が例年11月頭に出ます。
もし落ちてしまっていた場合は、
そこから一般入試まで3ヶ月ちょっと対策をどうしたら良いのか。
第一志望として出願している人が多く、受からないと焦ってしまいますよね。。
ですが当塾ではこれまでに、
自己推薦からの転換して、
何人も慶應法学部(慶應大学)に合格している人がいます。
本ブログではどのようにしたら良いのかをお伝えしていきます。
まずは具体的にどれくらいの点数を取ると合格できるのかをみていきましょう。
- まだ5ヶ月近くも入試にあるので、基礎学力の状況にもよりますが、対策を取ることが可能です。
- 学力状況によっては、SFCを目指した方が良い場合も。
ページ目次
- 【何からはじめたらいい?という人向け】
【まず始めることをお伝えします】 - 早慶に合格するための戦略とは?
1,2年生から合格するための戦略を立てるには? - 【高1】早慶現役合格の勉強法を徹底解説
志望校に合格するためにやるべきこと紹介 - 【高2】現役で早慶GMARCHに合格
必要な勉強法(勉強時間、参考書)を紹介 - 【高2】早慶絶対合格!!のためにすること
勉強時間、スケジュール、参考書、勉強法の紹介
慶應法学部に0から合格する戦略
現状から慶應法学部に合格するための戦略は、
下記3ステップになっています。
- ステップ1:目標得点を知る
- ステップ2:どの科目が重要なのかを知る
- ステップ3:各科目ごとの対策を知る
それでは、一つずつ見ていきましょう。
ステップ1:目標得点を知る
まずはどのくらいの点数を取ったら良いのか?を理解するために、
慶應法学部一般入試の合格最低点をみていきましょう。
法律学科の合格最低点
年度 | 配点 | 合格最低点 | 得点率 |
---|---|---|---|
2023 | 400 | 247 | 61.8% |
2022 | 400 | 239 | 59.8% |
2021 | 400 | 234 | 58.5% |
2020 | 400 | 252 | 63.0% |
政治学科の合格最低点
年度 | 配点 | 合格最低点 | 得点率 |
---|---|---|---|
2023 | 400 | 252 | 63.0% |
2022 | 400 | 236 | 59.0% |
2021 | 400 | 235 | 58.8% |
2020 | 400 | 258 | 64.5% |
このように考えると、
法律学科、政治学科両方ともだいたい260点(65%程度)取ることができれば、
合格が可能であることがわかります。
- FIT入試で小論文がある程度できていると仮定して、100点中60点(平均点は50点程度)は取れると仮定。
- そう考えると、残り必要な点数は200点です。
- この200点をどのように稼ぐかがポイントになります。
ステップ2:どの科目が重要なのかを知る
慶應法学部一般入試の配点は、下記のようになっています。
- 英語→200
- 日本史・歴史→100
- 小論文→100
英語が全体の半分を占めているので、
英語でいかに高得点を取ることができるかが合格への鍵になります。
必要な200点のうちほとんどが英語によって閉められているのがわかります。
- 英語と歴史科目の平均点はそれぞれ、約115点、55点程度となっています。
- 慶應法学部に合格したいのであれば、追加で30点を取る必要があります。
ステップ3:各科目ごとの対策を知る
ここまででどのような点数を取る必要があるのかはわかったかと思います。
その上で慶應法学部に合格するための、各科目の対策を確認していきましょう。
- 英語
- 歴史科目
- 小論文
1,【英語】長文必須+独自問題対策
一般入試で慶應法学部に合格する上で重要なのは英語です。
英語で合格点を取る上で重要視しなくてはいけないことは、
その独特な問題傾向です。
大問 | 種類 | 語数 |
---|---|---|
I | 文法問題(?) | |
II | 難単語類推 | 約300words |
III | 英会話(独特) | 約400words |
IV | インタビュー(独特) | 約500~600words |
V | 長文問題 | 約1000words |
慶應法学部には例年出題されている独自形式の問題として、
インタビュー問題、会話問題があります。
この二つで得点が200点中100点近くはあります。
慶應法学部に一般入試で合格するために必要なのが、
140点と当塾では設定しているので、
大体60%が、この二つの形式の問題でしめられています。
ですが、この二つの問題は、
慶應法学部特有の問題で何度か解いていないと合格点を取ることは不可能です。
会話問題の対策・おすすめの参考書
慶應法学部の会話問題は特有ですが、問題自体は過去問で解くしかないのですが、、、
選択肢の問題がわからないと意味がありません。
会話問題特有の表現をまだ覚えきれてない人は、
「英会話問題のトレーニング 」、
「入試によく出る! 「英会話・口語表現」の徹底トレーニング」が会話専門の表現集としては良いでしょう。
■時間のない人は・・
ヴィンテージ、ネクステなどの文法問題集に掲載されている会話問題集でも良いでしょう。
慶應法学部の会話問題で気をつける点
会話問題で難しくなるのは、
会話独自の表現が出てきている場合です。
慶應法学部の問題はネイティブの自然な会話をするのが、
再現されているので、なかなか読み慣れていないと難しいです。
英語の学力が偏差値70以上あって、
会話問題が苦手な人は、、ややオーバーワークですが下記のような教材を使うのもありでしょう。
うちの塾でも本当にできる子にしか、
こちらはやってもらってないので、
無理して実施する必要はありません。
インタビュー問題のおすすめの参考書
英会話問題よりもさらに対策の教材が少ないです。
おすすめの参考書は特にないのですが、情報構造の考え方を使うと解きやすいです。
情報構造って何??という人はこちらで、参照していますのでご覧ください。
基本的には過去問で解いていくしかないので、
過去問を使って解いてみましょう。
近年のは簡単なので、練習としては不適当です。
2010年程度からの過去問を
使って練習をしてみると良いでしょう。
さらに詳しく慶應法学部の英語の対策についてはこちらで記載しています。
2,歴史は基礎事項に絞って受験しよう!
慶應法学部の歴史は、全問マークシートのため一見簡単なのですが、、
文化史や細かなテーマ史が出た場合難しいです。。。
一問一答を中心にしつつ、有名な事項については詳しく掘り下げて読んでいく必要があるでしょう。
さらに詳しく知りたい人はこちらのブログ記事をどうぞ
【慶應義塾大学法学部|日本史】各設問の徹底対策|早慶専門塾が解説
【慶應義塾大学法学部|世界史】各設問の徹底対策|早慶専門塾が解説
日本史と世界史どっちが良いのか?
このような質問をよく受けるのですが、
学部によって問題傾向が違うので、どちらが有利不利か?というのは、
自身の志望学部に合わせて考えてみましょう。
- 慶應法学部は日本史、世界史もどちらも細かい部分まで問われます。
- 科目ごとの差は年によって違う程度で、どちらが有利、不利というのはありません。
- 自身が授業で受けていた方を選択するのが良いでしょう。
その他の慶應大学については、日本史、世界史によって難易度が異なったりするので確認してください。
3, 小論文は、過去問のみでOK
FIT入試で小論文は勉強でしていたはずなので、
過去問のみで大丈夫なはずです。
あれもこれも完璧にするのではなく、
合格するために必要なことに絞って勉強をするのが志望校合格には必要です。
優先的にするべきことを決めてやっていきましょう。
さらに詳しく小論文対策を知りたい人はこちらのブログ記事をどうぞ
慶應法学部を0から短期間で目指すのであれば・・・
正直、短期間で成果を出したいのであれば、プロの手を借りるのが一番早いです。
当塾は10年以上早慶を専門にして、指導をしてきました。
これまでに色々な生徒の例がありましたが、合格に導いてきました。
お気軽にご相談ください。
【高校2年】これから慶應法学部を目指すには?
FIT入試のみで目指すのは危険です。。
基本的にはAOや推薦の制度は一般入試とセットで考えて、
受かったらラッキーぐらいの気持ちで捉えるようにしましょう。
11月ごろに結果が出るがもし受かってなかった場合は、そこから0から早慶を目指すのは難しいでしょう。
慶應法学部に行きたいのであれば、
FIT入試と一般入試の両方を踏まえて学習を進めていくのが良いです。
もちろん当塾での指導であれば、
双方の対策をおこなっていく形で実施していきます。
慶應法学部に合格するためにどのようにしたら良いのか、
具体的なカウンセリングはこちらから行っています。
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